葬儀後の香典返しの金額は?挨拶状の書き方や当日に渡す場合も解説!

葬儀後の香典返しの時期や品物、金額などをすぐにイメージできる人は少ないのではないでしょうか?特に突然の葬儀となれば雑務に追われ、香典返しどころではなくなります。今回は香典返しの意味やマナー、金額などについて詳しくご紹介します。

目次

  1. 葬儀の際の香典返しに関して
  2. 香典返しとは
  3. 香典返しの送り方
  4. 香典返しに関するマナー
  5. 葬儀の際の香典返しのまとめ

葬儀の際の香典返しに関して

葬儀

葬儀に参列する際に、香典を遺族に渡すことは皆さんご存知かと思います。
しかし逆の立場になると、香典返しを送るわけですが、香典返しの金額や時期、品物についてはあまり知られていないかもしれません。

今回終活ねっとでは、葬儀での香典返しについてご紹介したいと思います。

  • そもそも香典返しって?
  • 香典返しはどうやって送るの?
  • 香典返しのマナーあれこれ

以上を中心にご紹介したいと思いますので、香典返しについて是非ご参考にしてみてください。

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香典返しとは

葬儀

香典返しとは、通夜や葬儀で故人にいただいた香典に対する遺族からのお礼の意味と、四十九日の後に無事法要を済ませることができたという報告も兼ねて、お返しをすることをいいます。

香典返しはその時期や有無などで、その形式が異なる場合があります。

香典返しの送り方

葬儀

ここでは香典返しの送り方についてみていきたいと思います。
香典返しはその地方や宗教、送る相手によって慣習が異なります

香典返しの金額やお品物、送るタイミングなどをご紹介していますので是非ご参考になさってください。

金額はいくら?

香典返しの金額については気になるところです。
一般的にはいただいた香典の額の「3分の1」から「半額」程度と言われています。

香典の半額を返す「半返し」の由来については、昔は葬儀を終えると香典の半分程度が余ったために、その半分をお世話になった方々にお返ししたことが始まりとされています。

関東では半返し、関西では3分の1など、地域によって異なっていた時代もあったようです。
今では全国各地から参列者が訪れることもありますので、基本的には「半返し」で考えておけば問題ないようです。

ただ、例外として親族や身内などから5万円、10万円といった高額な香典をいただいた場合や、一家の働き手が亡くなった場合の香典返しの額は3分の1、もしくは香典返しをしなくてもよいとされています。

もちろん香典返しをしない場合は、お礼状や挨拶状をお送りするなどしてお礼の気持ちを伝えることは必要です。

香典返しのお品物の選び方は?

香典返しについて悩むのが、どんな品物を選べばよいかというところだと思います。
香典返しの品物について基本的な考え方として「不幸を後に残さない」という意味を込めて、「消えてなくなるもの」を選ぶのがよいとされています。

言われてみれば納得する考え方ですが、例えばどんなものが香典返しの品物として選ばれているのでしょうか?

定番としては日本茶やコーヒー、紅茶、お菓子の他、乾麺、石鹸や潜在など食品や消耗品があります。
香典返しのもう一つの考え方として「白いもの」も定番のようです。
白装束で旅立つという意味からタオルやハンカチ、シーツなども多く送られているようです。

気をつけなければいけないのは「知らなかった」では済まされない香典返しのタブーです。

お祝い事に贈られることが多いお酒や昆布などの他、「四つ足生臭もの(よつあしなまぐさもの)」と呼ばれる精肉・魚類は一部の宗教ではタブーとされていますので避けましょう。

では、どんな品物が喜ばれるのでしょうか?
香典返しの定番で人気のある品物は「こだわり」や「高級感」のあるものだそうです。

やはり品質が高くて有名なブランドの品物は喜ばれます。
タオルでいえば「今治タオル」などがそれに当たるでしょう。

これはもらう側に置き換えても、「自分では買わないけどもらったら嬉しい」ものと考えれば分かりやすいです。

いつ香典返しをすればいいの?

そもそも香典返しは、四十九日の法要が無事に終わったことを報告するという意味もありますので、四十九日を過ぎた後の「忌明け(きあけ)」に送るのが一般的とされています。

香典返しは四十九日当日から1ヶ月以内に送るのが望ましいとされています。
ですが、様々な雑事に追われることもありますので、不必要に焦ることはありません。

ちなみに「忌明け」とは忌(故人が亡くなったあと、近親者が家につつしみこもる期間)を終えることを指します。

仏教では49日間がこの期間に当たりますが、近年では35日(五七日)に早めて忌明けとするケースもあるようです。
神式の場合は、50日になり、忌明けのタイミングは宗教によって異なりますので注意が必要です。

お礼の挨拶状を添えて送りましょう

香典返しにぜひ添えていただきたいのがお礼状や挨拶状です。

香典の感謝の気持ちを伝える礼状ですが、お礼といってもどんなことを書けばよいのでしょうか?
まずはお礼状の内容を押さえていきましょう。

お礼状の冒頭はやはり香典をいただいたことへのお礼です。
次に戒名(あれば)を添えて、四十九日の法要が無事終わったことを報告、生前に故人とお付き合いいただいたことへの感謝とお礼、最後に香典返しの品物をお送りする旨を加えます。

香典返しのお礼状・挨拶状を書く際には、以下のような注意点がありますので是非ご参考になさってください。

  • 句読点を打たない
  • 頭語・結語、正確な敬語を使用する
  • 宗教・宗派・地域に準じた言葉を使用する

今では香典返しの通販サービスも登場しています。
購入した品物にお礼状を添付してくれるお店もありますので、不安な方は利用してみるのもいいでしょう。

香典返しに関するマナー

葬儀

葬儀の機会はそう何度もあるものではありませんので、香典返しに関するマナーなどはよく知らないという方も多いのではないでしょうか?

ここでは、香典返しのマナーについてご紹介したいと思います。

香典を辞退する場合

葬儀では参列者が遺族に香典を渡すのが一般的ではありますが、昨今の傾向として家族葬など参列者の少ない葬儀が増えています。

そんな傾向から香典を辞退するケースもあるようですが、弔意を表す香典を辞退するのは、相手に不快な思いをさせてしまうのではないかと思う方も多いでしょう。

もしも香典を辞退するのであれば、その意志を間違いなく伝えることが必要です。
その方法の1つとしては、訃報の連絡(電話やメール、FAXなど)で香典を辞退する旨を伝える方法です。

次に、香典辞退の旨は、葬儀場の入り口や受付でも分かるようにしておくことです。
香典辞退を伝える看板は、葬儀業者が備品として保有していますので相談してみるといいでしょう。

葬儀の当日に香典返しをする

香典返しは四十九日の法要が済んだ忌明けの後に、香典をいただいた方全員に送るというのが一般的ですが、葬儀の当日に香典返しをする方も増えてきました。

文字通り「即日返し」といいますが、まれに用意しておいた香典返しといただいた香典と釣り合わないケースが出てきます。

その場合は忌明け後に改めてお礼の品をお届けするのが一般的のようです。
即日返しは別名でその場返しや当日返しとも呼ばれており、関東や東北地方での慣習でしたが、現在では全国的に普及しているようです。

香典返しをしなくても礼状は送る

一家の働き手が亡くなった場合や、お子さんがまだ小さい場合などはまれに香典返しをしないケースもあります。

その場合はもちろん忌明けに挨拶状を送るのがマナーです。
礼状には遺児の養育費にあてるもしくは寄付をするといった使途を明らかにして報告をしましょう。

寄付をする場合は、どこにどのような趣旨でなど詳しく明記することも必要です。
故人の遺志であるならば、その点についても加えて伝えましょう。

生花をいただいた場合は?

葬儀の際、祭壇の両側に飾る生花をいただく場合があります。
一般的に親しくお付き合いをしていた方からであることが多いのですが、この場合の香典返しはどうすればよいのでしょうか?

「返礼不要」の旨明記がなければ、通常の香典返しと同じ対応でよいでしょう。
香典と生花をいただいた場合も同様に、香典返しはいただいた額の半額もしくは3分の1程度にするのがよいでしょう。

会社から香典をいただいた場合

悩んでしまうのは、葬儀の際に会社から香典をいただいた場合です。
会社の名義によって香典返しが異なる(3パターン)ので、注意が必要です。

まず、会社の慶弔規定でいただいた場合は、社内の慶弔規定により「福利厚生」である場合がほとんどですので、この場合香典返しは不要です。


また、「社員一同」など、所属する部署から連盟で香典をいただく場合があります。
この場合は同僚や上司が自発的に働きかけてくれたケースが多いですので、お礼をするのがマナーです。

ただ、通常の香典返しというものではなく、菓子折りなどが適切でしょう。

最後に、会社の上司や取引先など個人の名義でいただいた場合は、故人や遺族とのお付き合いから香典をいただいたことになります。

そのため、香典の半額相当の香典返しを用意しましょう。

葬儀の際の香典返しのまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか?
今回の終活ねっとでは、葬儀でいただいた香典のお礼をする香典返しについてお伝えしてきました。

  • 香典返しとは、故人にいただいた香典に対するお礼と四十九日の後に無事法要が済んだという報告を兼ねて送るもの
  • 香典返しは四十九日の後の忌明けに、香典の半額もしくは3分の1程度の金額のものを送る
  • 香典返しに送る品物は「消えてなくなるもの」を選び、必ず礼状を添える

香典返しの金額や送るタイミング、品物を選ぶコツや香典返しをしなくてもよいケースなど、意外と知られていないことについてまとめてみました。

いざという時に恥ずかしい思いをしないように、ぜひ覚えておいてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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