神社とは一体どんな所?起源や神社の組織、お寺との違いを解説!

初詣にお宮参りや七五三参り、普段のお参りにと気が付けば神社は身近に存在しています。しかし、改めて考えると神社とは一体どんな場所なのでしょうか。今回終活ねっとでは身近な神社を掘り下げて、その起源や種類、さらには参拝方法など神社とは何かについてを解説していきます。

目次

  1. 神社とは?
  2. 神社とは一体どんな所?
  3. 神社の社号・社格とは
  4. 神社の主な祭祀対象とご利益とは
  5. 神社の組織とは
  6. 神社参拝の方法とは
  7. 神社参拝時の服装マナー
  8. 神社参拝に適した時間帯って?
  9. 神社のお礼参りとは
  10. 神社で頂く御朱印って?
  11. 神社とお寺の違いとは
  12. 神社とはについてのまとめ

神社とは?

神社

神社の存在を知らないという方は、日本全国でみてもほとんどいらっしゃらないと思います。
しかし、改めて思えば神社とは一体なんなのでしょうか。
見渡してみれば身近に存在し、誰かが立ち寄って参拝していますね。

神様が居ると知っていても、どんな神様でどんな名前であるのかをあまり気にしたことはないのではないでしょうか。
しかし、神社とは遥か昔から日本の人々が作り上げてきたものであり、知れば知るほど興味深い場所です。

今回、終活ねっとでは身近な神社とは何なのかについて基本的なことを解説していきます。

  • 神社とはどういう場所?
  • 神社の格式について
  • 神社は何を祀っているの?
  • 神社でご利益が違うのはなぜ?
  • 神社の組織について
  • 神社のお参り方法とは
  • 参拝時の服装のマナーとは
  • 参拝に適した時間とは
  • 神社のお礼参りについて
  • 神社でいただける御朱印帳とは
  • 神社とお寺は何が違うの?

以上の項目を軸に解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。

神社とは一体どんな所?

神社

神社は、大きい小さいを省いてみてみると全国津々浦々に存在しています。
登録されているだけでも約8万5千社、登録のされていない小さな神社も合わせると日本には10万社以上の神社があるとされているのです。

この全国各地にある神社とは改めて考えると一体どんな場所なのでしょう。
ここでは神社とはどんな場所なのかについて詳しく解説していきます。

神社は神道の神々を祀るための施設

神社は日本固有の宗教である神道の神々を祀る宗教施設のことです。
全国に10万社以上あるということは、人々は昔からそれほど身近に神を感じながら生活をしてきたということです。

神社に祀られている神道の神々とは、八百万と言われるように非常に多彩で、主に次の通りです。

  • 天神地祇(てんじんちぎ)

    高天原に住むとされる天津神と土着の神である国津神のことです。
    天津神の筆頭は天照大神(あまてらすおおみかみ)であり、国津神の代表は大国主命(おおくにぬしのみこと)で、この二柱だけではなく、数えきれない神が日本におられます。
    日本各地の神が神社には祀られているのです。

  • 皇室や氏族の祖神

    皇室の祖神は天照大神や瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)であり伊勢神宮始め、主要な神社に祀られています。
    他にも古来より、有名な藤原氏の祖神である天児屋命(あめのこやねのみこと)なども祀られています。

  • 偉人や義士の霊

    東郷平八郎や佐久間象山などの偉人がそのまま東郷神社や象山神社の祭神となって祀られています。
    神として祀られている偉人と祀られていない偉人がいますが、神として祀られる正確なルールや規定ははっきりとされていません。
    神社を作った時代や人によるようです。

  • 自然や動物

    富士山や三輪山の山を始め、岩、滝や森なども神格化されて祀られています。
    また動物で有名なのは山の神としての狼や猿、想像上の動物で縁起が良いとされている龍でしょう。

  • 陰陽道や道教など異国の神

    日本は、海外から渡ってきた神も懐広く受け入れて神社に祀っています。
    異国からきた神としては、方位神や牛頭天王などがよく知られているでしょう。
    インドのダキニ天もまた稲荷信仰と混同されて祀られています。

    また陰陽師として有名な安倍晴明も各所の神社で祀られています。

  • 怨霊

    祟りなす怨霊を神社に祀ることを御霊(ごりょう)信仰といいます。
    人々を脅かすような天変地異の発生を非業の死を遂げた人間の祟りとみなし、その御霊を神社に祀り、鎮めて祟りを逃れようとした日本の信仰の一つです。

    怨霊は神社で祀られることで鎮められ、逆に平穏を与える神となると考えられてきたのです。
    有名なのは不慮の死を遂げた太宰府の菅原道真と、無実の罪を着せられ憤死した早良親王です。
    菅原道真は天満宮に、早良親王は祟道神社に祀られています。

他にも子孫繁栄として男根を祀る神社や鉄道のレールを祀る神社などもあり、とにもかくも神社に崇拝されている神々は多岐に及びます。

神社の起源

神社の起源は神がおりるとされた磐座(いわくら)や神が棲むという場所などに対して、神事を行う際に臨時に建てた神籬(ひもろぎ)だとされています。
神籬とは建物ではなく祭壇であり、その神事の際だけに設けられたものです。
創建が古い神社には本殿がない場合が多く、その名残だと言われています。

何のために神社に行くの?

神社には願い事をするために行くと思っている方が多いのではないでしょうか。
もちろんそれも神社に行く一つの理由ですが、それよりも大事なことがあります。

神社に行く大切な理由は日々の感謝を神に伝えに行くことです。

古来日本は自然とともに生きて、ありとあらゆる自然の中に神様がいると信仰してきました。
自然は容赦なく干ばつや大雨で苦しめてくる反面、豊かな実りをもたらし、人を生かしてくれてきたのです。
人も自然の一部だということを認識し、生きていられることはすべての自然の恵み(神)のおかげであると、その感謝を神に伝えに神社に行くのです。

その感謝を伝えてから、自分の決意や想い、願いを神に伝えるのが良いでしょう。
神に祈り願い、誓いを立てるということは自分を鼓舞するきっかけにもなります。
神はその姿を見て加護やご利益を授けてくれるのではないでしょうか。

神社の社号・社格とは

困った人々

神社の社号や社格という言葉をきいたことがあるでしょうか。
なかなか聞き慣れない言葉だと思いますので、ここで詳しく説明していきます。

社号とは

神社の社号とは神社の称号のことです。
祀っている神や規模の大小などによっていくつか種類があります。

社号の種類

社号の種類は昔に国によって定められました。
これは神社が、国の管理下にあったことを示しています。
しかし終戦後、神社は国の管理下から外れたため、原則としてどの社号を名乗るかも自由につけられることになっています。

ただし、現在でも神社本庁に属する神社は神社庁の許可を得て社号を得ます
また神社本庁は「庁」とつきますが国の機関ではありませんので、靖国神社など属していない神社も多くあります。

神社の社号の種類は次の通りです。

大神宮

今では東京大神宮のみ許されている格式高い社号です。
伊勢神宮から皇祖である天照大神を勧請したためにこの社号がつけられました。

神宮

かつては神宮は伊勢神宮のことを表していましたが、明治以降に皇室の祖先とされる神々(皇祖神)や天皇自身を神として祀る神社、大和平定の功績がある神を祭神とする神社が神宮と呼ばれるようになりました。

現在では、伊勢神宮を筆頭に、明治天皇を祭神とする明治神宮や神武天皇を祀る橿原神宮など25社余りがあります。

宮という社号は基本的に、皇族を祭神として祀る神社につけられている社号です。
ただし歴史上の重要な人物などを、祭神としている場合も宮とつけられます。

皇族の護良親王を祀った鎌倉宮、徳川家康を祀った東照宮、菅原道真公を祀った天満宮などが代表的です。

大社

大社という社号は昔は出雲大社のみに使われていました。
出雲大社は国津神の筆頭である大国主命を祀った非常に規模の大きい神社です。

出雲大社の力が大きかったことから、終戦後に自由に社号を名乗れるようになると、日本各地の規模が大きな神社が次々と大社という社号を使うようになりました
それだけ格式高い社号と考えられたのです。

現在では24社の神社が大社を名乗っています。
出雲大社を筆頭に、熊野大社、三島大社、諏訪大社、多度大社などが有名です。

神社

神社という社号は、最も一般的な社号で多くの神社に使われていて、最も数が多い社号です。
神社を名乗るにあたっての特別な基準は存在せず、現在では8万以上存在しています。

また、前述の通り神社という単語には神道の神々を祀る宗教施設という意味もあります。
そのため、神宮も大社も神社の一部であるということができます。

社格とは

神社には、社号とは別に社格という格式があります。
ここでは、全国の神社をランク分けする社格について説明していきます。

社格の種類

社格は、時代によって国が何度も制定してきました。
現在ではこの社格制度は廃止されていますが、昔の名残として未だなお受け継がれています。
では、時代ごとに誕生してきた社格の種類について説明していきます。

国が定めた社格

社格は古代、中世、近代とそれぞれに制度があり、古代と中世では朝廷、近代では明治維新後終戦までの国家によって確立されていました

古代社格制度では朝廷には庇護下の天津社とそれ以外の国津社の二つのみでした。
皇室関係の神かそうではない神か、という違いだけで分けていたのです。
そこから少しずつ国が定めていきました。

中世社格制度でもそこまではっきりと社格は作られませんでした。
ここでは朝廷が奉幣した二十二の神社や地方の有力な神社が一宮、二宮と呼ばれるようになったぐらいです。
これは下記で詳しく説明します。

式内社

式内社とは「延喜式神名帳」に記載されている神社で、朝廷より祈年祭班幣を受ける神社のことをいいます。
式内社は2861社の記載があり、当時に朝廷から非常に重要視された神社であることを示し、国から保護を受けていた神社とも言えます。
式内社以外の神社は延喜式に記載されておらず、式外社と呼ばれました。

式内社の中でも官幣社と国幣社に分かれており、官幣大社、官幣小社、国幣大社、国幣小社の4つに分類されています。

近代社格制度

近代社格制度とは明治維新後、延喜式の社格制度に倣って新しく作られた制度のことです。
宗教が政治と切り離された終戦後に廃止されましたが、現在でも神社の格を表す目安とされています。

近代社格制度では社格を官社と諸社、無格社とに分類しました。

ただしその中でも伊勢神宮だけには「すべての神社の上にあり、社格のない特別な存在」としての位置が与えられています。

  • 官社

    官社とは祈年祭・新嘗祭の時に国から奉幣を受ける神社のことです。
    奉幣とは天皇より神社に与えられる供え物の総称であり、天皇から奉幣をいただくという名誉と格式高い神社という意味合いがありました。

  • 諸社

    諸社はさらに府県社、郷社、村社に分類されます。
    天皇からではなくそれぞれ、府県社は府県から、郷社は郡や市から、村社は市町村から奉幣を受けることで社格として区別されています。

  • 無格社

    社格のない神社のことを上記を区別するために無格社と呼んでいましたが、そのうちに社格の一つとされました。
    法的に認められた神社の中で奉幣をどこからもうけない神社の社格をさします。

それ以外の社格

近代社格制度の社格については、下記のようなものもあります。
詳しく見ていきましょう。

一宮・二宮・三宮

一宮とは平安後期から、まだ日本がいくつかの国(旧国名)にわかれていた頃、その国の一番の神社を一宮、二番の神社を二宮、三番の神社を三宮と定めた社格です。
その順位は参拝者や氏子の数による神社の規模でした。

また、朝廷から派遣された国司が、初めて赴任した時に任国内の神社を順番に参拝しなければいけないという決まりごとがあり、その際に有力な神社の順番を定めるために制定された社格であるとも言われています。

尾張国の一宮、二宮や肥後の国の一宮、二宮、といったようにつけられたため、旧国名におおよそ一つずつ存在しています。
ただ二宮はまだしも三宮まで定められることは少なかったようです。
逆に四宮、五宮まである国も稀にありました。

二十二社

二十二社は正式名称を明神二十二社といい、平安時代に国家の一大事に調停が奉幣した有力な22社の神社のことです。
大雨の時や、飢饉の時などに重要視されて祈祷などを国から頼まれた神社となります。

当初は十六社でしたが1081年に二十二社となりました。
主に京都、奈良、滋賀の近畿地方の神社で、この二十二社の中でも社格が決められています。

  • 上社

    上社は二十二社の中でも高い社格を表します。
    伊勢神宮(内宮・下宮)、石清水八幡宮、上賀茂神社(下鴨神社)、松尾大社、平野神社、伏見稲荷大社、春日大社の7社です。

  • 中社

    中社は二十二社の真ん中の社格です。
    大原野神社、大神神社、石上神宮、大和神社、廣瀬大社、龍田大社、住吉大社の7社を指します。

  • 下社

    下社は二十二社の下位の社格です。
    日吉大社、梅宮大社、吉田神社、廣田神社、八坂神社、北野天満宮、丹生川上神社(中社・上社・下社)、貴船神社の7社を指します。

勅祭社

勅祭社とは、祭祀が行われる際に天皇から使者(勅使)が使わされる神社のことです。
使者は天皇の意を受けて派遣されます。
これを勅祭と呼び、この勅祭を行う神社が勅祭社と呼ばれています。

ここでは伊勢神宮は別格扱いとされ、勅祭社には含まれていません。

現在、勅祭社とよばれる神社は下記の16社のみとなっています。

  • 宇佐神宮・香椎神宮

    宇佐神宮と香椎神宮には10年毎に勅使が使わされ祭が開かれます。

  • 鹿島神宮・香取神宮

    鹿島神宮と香取神宮には6年毎に勅使が使わされ祭が開かれます。

  • 靖国神社

    毎年2回、春と秋の大祭に勅使が派遣されています。

  • 賀茂神社・石清水八幡宮・春日大社・熱田神宮・出雲大社・氷川神社・橿原神宮・近江神宮・平安神宮・明治神宮

    毎年、それぞれの神社の規模の大きな祭りに勅使が派遣されます。

明神大社(みょうじんたいしゃ)

名神大社とも書きます。
古代における社格の一つですが、明神(名神)とは古来より特に力の強い神に対する称号であり、その証拠に明神大社とされた神の祀る神社のすべてが大社の社号を持っていました
その明神を祀る神社で明神祭が行われ、明神祭を行う神社の社格を表していたのです。

明神と称されるようになったのは仏教用語が混ざったともいわれていますが、その理由ははっきりわかっていません。
この明神大社はのちに二十二社へ集約されたため、現在では意味を持っていません。

一代一度大神宝奉献

一大一度大神神宝奉献とは新たな天皇が即位したときに神社に宝物を奉納することを言い、奉納される神社のその数は50社とされています。
その50の神社に一大一度大神神宝奉献という言葉がそのまま社格として与えられました。

神社の主な祭祀対象とご利益とは

社

ここで日本各地に点在する神社の主な祭祀対象とご利益について詳しく見ていきます。
人々が何を祈り願って神社を建て、神を祀ってきたかの理由がわかることでしょう。

稲荷社

稲荷社の祭祀対象は稲荷神であり、稲を象徴する農耕神です。
農耕は昔の人々にとっての糧そのものです。
日照りや大雨などが続けば、作物は十分に育たず飢えに苦しむことになりかねません。
昔の人々にとって農耕によって作物が実ることは非常に重要なことだったのです。

稲荷社には主に下記の神が祀られています。
また、京都にある伏見稲荷大社が総本社となっています。

  • 宇迦之御魂神(うかのみたま)
  • 豊宇気毘売命(とようけびめ)
  • 保食神(うけもち)
  • 大宣都比売神(おおげつひめ)

これらの神はすべて農耕・穀物・食物を司る神々です。

稲荷神社では穀物や食物の神を主な祭神としているため、古来から五穀豊穣を願って祀られました。
時代が下るにつれ工業や商業が発展すると、稲荷神は工業や商業に対しての福徳開運の万能の神とされたため日本各地にこれほどまで広まったのです。

特に人口が多く発展が早かった江戸での流行はすさまじかったようです。
稲荷社はその信仰心の厚さから、個人の屋敷の中や企業の敷地内の社や山すそ、路地の祠などにも勧請され、現代でも広く祀られています。
全国で32000社以上あり、最も身近な神社といっても過言ではありません。

稲荷社に詣でると五穀豊穣、商売繁盛、良縁、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達のご利益があるとされています。

ちなみに、稲荷社のイメージでお狐様を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、稲荷社で祀られているのは日本神道の神様であり、狐ではありません。
そして狐といっても祀られた神の眷属である白い狐をさし、これも動物の狐とは全く違います。
神の使者、神使(しんし)としての狐なのです。

昔に稲荷と狐を同じとしていた時代があったことで、稲荷=狐のイメージが現代にも残り、やや稲荷社に勘違いを与えているようです。

ただ中には稲荷社が愛着を込めてお稲荷さん、と呼ばれるのがそのまま眷属の狐を指すことになってしまい、場所によっては眷属の狐をそのまま祭神としてしまった神社も存在しています。

八幡社

八幡社の祭詞対象は八幡神です。
八幡神は応神天皇と同一とされる誉田別命(ほんだわけのみこと)を指します。
この神は清和源氏や桓武平氏など全国の武家から武運の神、武神として崇敬を集めました。

また、早くから神仏習合がなされたことで八幡大菩薩とも称されています。
日本各地に数万社があり、総本社は大分県の宇佐神宮です。

武家に信仰されたことから、八幡社に詣でると武勇長久(武人としての命運が長く続くこと)、勝利祈願、出世家運のご利益があります。
祭神である応神天皇が戦いを勝利で彩り、功績を上げ続けたご利益といえるでしょう。

また八幡社では、八幡神以外にも比売大神や、応神天皇の母である神功皇后も祀られている場合があります。
比売大神は縁結びのご利益が、神功皇后では子孫繁栄と子育てのご利益があるとされています。

天神社

天神社の祭詞対象は天神です。
天神とは天そのものを、神として人格化されたものを指し、広くは天津神のことをいいます。

天津神は天にある高天原に住む神です。
筆頭は太陽神の天照大神なのですが、高天原には数えきれないほどの神がおり、その天津神すべてを称して天神といいます。
ですので、天神社は天津神である様々な神が祀られています。

しかし、天神社の中で祀られている数が最も多いのは菅原道真を祀る神社です。
菅原道真は天津神ではなく、人から神となり祀られるようになった人物です。

菅原道真が天神と呼ばれるようになった理由は次の通りです。
平安時代に朝廷から追いやられた菅原道真の死後、都では雷、大火、疫病などの天変地異が相次ぎました。
この天変地異を起こし、朝廷を苦しめている怨霊こそ菅原道真と考えられて恐れられたのです。
特に落雷で多数の死者がでたことから菅原道真は怨霊であり、雷神でもあるとして扱われました。

雷は天の怒りとされていた時代ということと、雷は空から降るものだということで天の神、天神とも言われるようになったのです。
ここから菅原道真は天神と称されることになり、当初は天変地異で都を脅かす怨霊として神社に祀られました。

しかし、時代が下るにつれ人々の怨霊の記憶が薄れたため、道真が生前優れた人物であったとのことから学問の神として崇められはじめたのです。
学問の神にあやかりたいとする人々が各所に勧請し八幡神社はあっという間に全国に広まったといわされています。

菅原道真は平安きっての秀才であり、詩歌に優れ、漢文のみならず神代文字や陰陽道にも通じ、武芸の腕も達者であったと言われています。
人々がご利益にあやかりたいと思うのも無理はありません。

天神社に詣でると学問上達、農業守護、病気平癒、受験合格、詩歌上達などのご利益があります。

諏訪社

諏訪社は長野県にある諏訪大社の祭神である建御名方神(たけみなかた)とその妻、八坂刀売神(やさかとめのかみ)を勧請した、全国に2万5千社余り存在する神社です。

諏訪社の特徴として、諏訪大社より勧請する際に薙鎌を譲り受け、それを御神体として祀っているという点があります。
また、6年に一度行われる大祭の御柱祭の日には、全国の諏訪社でも小規模ながら同じ神事が行われます。

建御名方神の諏訪地方における山と水の神の性格から、詣でれば農耕生産、開運招福、交通安全などのご利益があります。

神明社

神明社は天照大神を主祭神として祀っている神社であり、総本社は伊勢神宮内宮です。
伊勢神宮内宮にいらっしゃる天照大神を勧請した神社であり、日本各地に存在します。
つまり神明とは天照大神そのものを指すのです。

天照大神は皇室の祖先神であり日本国民の総氏神、そして最高峰の太陽神であり、農耕に太陽が欠かせないことから農耕神として敬われてきました。
天照大神は神々の筆頭であるにもかかわらず、庶民の身近なところで見守り続けてくださっている懐の深い神様だということがわかります。

神明社を詣でれば厄払い、病気平癒、開運招福、国土繁栄などのご利益が得られます。
祭神である天照大神の神々の最高峰の力が様々なご利益につながるのでしょう。

春日大社

春日大社は建御雷神(たけみかづち)、経津主神(ふつぬしのかみ)、天児屋命(あめのこやねのみこと)、天美津玉照比売命(あめのみつたまてるひめのみこと)の4柱を祀っています。
この4柱の神は、中臣氏(のちの藤原氏)の氏神で、総称して春日神と称されます。

春日大社は、藤原不比等が奈良平城京に遷都された年に、まず鹿島の神(建御雷神)を春日の御蓋山に遷して祀り春日神としたことに起源を持ちます。
春日社は式内社であり、二十二社の神社のうちの一つです。

  • 建御雷神

    雷神であり、剣の神です。
    元は鹿島神宮の主神であり、春日社には勧請されて祀られました。
    鹿島神宮で要石に住まう、大地震を起こす大鯰を御する武神としても有名です。
    建御雷神が白い鹿に乗ってやってきてくださったということから、春日大社では鹿を神使としています。

  • 経津主神

    建御雷神と縁の深い、対であるといわれている神です。
    別名、斎主神(いわいぬしのかみ)とも呼ばれています。
    元は鹿島神宮の利根川をはさんで対岸にある香取神宮に祀られており、建御雷神とともに春日大社へ勧請されました。

  • 天児屋命

    中臣家の祖神とされている神です。
    天孫降臨の際に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)とに随伴し、地上に降り中臣家となったとされています。

  • 天美津玉照比売命

    天児屋命の妻神です。
    天児屋命と共に地上におり、子孫を残したとされています。
    神道では女性の神を総じて比売神(ひめがみ)といいますので、比売神とだけ記載されている資料も多数見受けられます。

春日大社に詣でると勝負運向上、武芸工業、国家鎮護、交通安全、災難避け、子孫繁栄、出世のご利益があるとされています。
4柱の神様がいらっしゃるのでその分、広くご利益がありますね。

神社の組織とは

神社

宮司や神主、巫女さんなどの呼称はよく知られていることでしょう。
しかし、神社で働く人の呼称は、そればかりではなく細かに定められています。

また神社には神に仕える人だけではなく、宗教法人として神社を支える人たちも存在しています。
神社が維持・発展していくには確かな組織が必要であり、組織があるからこそ神社が安定して存在することができるのです。

様々な人々のおかげで、神社が正しく存在していてくれるからこそ、私達は安心して神社に参拝することができると言えます。

ここでは神社の組織についてみていきます。

神社で働く人は神職・神主と呼ぶ

神社で働く人を総称して神職・神主と呼び、特に祭祀などに従事します。

ここで注意したいのは巫女は神職に含まれないということです。
「神社に居るのに何故?」と思われる方も当然いらっしゃるでしょう。
巫女は神職の補助をする役目の職であり、神職の資格はもっていないのです。

神職・神主には階級がある

神職や神主という呼び名は総称です。
神社の祭祀に従事して、その事務を担う神社に勤めている神職の資格を持った人を、まとめてそう呼ぶのです。

古来、女性の神職も存在していましたが、明治政府の宗教政策において女性神職は無くなりました。
しかし、第二次世界大戦後にその考えは撤廃され、現在では再び女性の神職が認められるようになっています。

神職や神主はいくつかの階級にわかれていますので詳しく見ていきましょう。

宮司(ぐうじ・みやづかさ)

宮司とは、元国弊社の最高位の神職であり、現在の一般神社における神職や巫女をまとめる長のことです。
簡単に言ってしまうと神社で一番偉い人ということになりますね。
祭祀の最高責任者でもあります。

神社本庁の決まりでは、宮司は一つの神社に必ず一人置かなければいけないとされていることから、小さな神社では宮司を兼任している場合が多くなっています。

そのため、階級が一番高くとも、最も人数が多い階級とされています。

権宮司(ごんぐうじ)

権宮司は宮司を補佐する階級です。
宮司が会社の社長なら、権宮司は副社長といえるでしょう。
権宮司が置かれるのは、明治神宮などの一部の大神社だけとされています。

禰宜(ねぎ)

禰宜は宮司又は権宮司の次につく階級です。
権宮司と同じく宮司を補佐をし、祭祀などの現場を取り仕切る代表です。
会社でいうならば現場のトップ、部長あたりでしょう。

禰宜の語源は和ませるの古語「ねぐ」からきています。
神の心を和ませてその加護を願う役目が、名前の由来となっています。

宮司の補佐のため、宮司が一人で司る神社以外には、必ず置かれることになっています。
年長の者が務めることが多く、祭祀においても重要な位置を占める階級です。

権禰宜(ごんねぎ)

権禰宜の階級は、禰宜の下位にあたります。
宮司や禰宜から指示を受けて、社務や祭詞に従事する神職です。
宮司や禰宜は一つの神社に一人までとされているのに対し、権禰宜の人数には制限がありません。

宮掌(くじょう・みやじょう)

宮掌とは、伊勢神宮や熱田神宮などの特別な神社にのみ置かれる階級で、権禰宜の下に位置します。
伊勢神宮では定員40名と定められており、他の神職と同じように宮司や禰宜の指示の下で祭祀に従事します

神職・神主の仕事内容

神職・神主の仕事内容は人々と神をつなぐことです。

神は身近にいるとは考えられていますけれども、簡単に意思が通じる相手ではないと人々は考えてきました。
その為に、神職という、神に言葉や祈りなどを届ける専門的な人々が必要とされたのです。
神職は神の近くに仕え、神に言葉を届ける専門家と言えるでしょう。

神職の仕事は主に下記のとおりです。

  • 神社の清掃

    神社は古来から人々を守り続け、崇拝を集めてきた神が鎮座している場所です。
    その神に仕えるものとして神社を常に清潔に保つため、朝の掃除から始まり夕方の清掃まで常に神社を綺麗にしています。

    神は穢れや不浄を嫌いますので、神の機嫌を損ねないようにという意味もあります。
    そのため、清掃は神職にとってとても大切なのです。

    また参拝者がすがすがしく参拝できるように、との心遣いもその清掃には含まれています。

  • 祭祀の準備や祭祀を執り行う

    日中には神社での祭祀の準備や、祭祀を執り行います。
    春夏秋冬に行われる年中行事も大切な祭祀ですし、祭祀の準備には何日もかかることもあります。
    また地鎮祭などにも依頼があれば、出向いて執り行います。

  • 社務所での仕事

    祈祷の受付やお守りの販売、御朱印帳の受付や御朱印帳を書くこと、参拝者の話に耳を傾けることなど、一つ一つは小さくてもおろそかにできない仕事があります。
    神社も会社と同じように、会計をつけたりしなければなりませんので、そういった事務も行う必要があります。

  • 地域社会とのつながり

    神社は地域と密接なつながりを持っています。
    その繋がりを保ち、なお強固にしていくために神職の人は地域ボランティアに積極的に参加したり、神職主導のもとで、書道教室や雅楽教室などを行ったりしています。

神に祈りを捧げ、人との間を取り持つのは神職でなくてはできないのです。

責任役員

責任役員とは神社の運営を支える代表的な人々のことです。
氏子の中から3人以上選ばれ、任命されます。

責任役員の役割

責任役員の役割は神社の運営を滞りなく運営することです。
神社も宗教法人として、適切に運営されなくてはいけません。

また神社が持つ土地を含む財産なども、的確に維持管理されなければいけません。
祭祀とは違った方面から神社を支えるのが責任役員といえます。

責任役員はどう決まる?

責任役員は氏子の中から総代会で選出されるのが一般的となっています。
神社の運営を任せられると判断された人が任命されることになっているのです。

役員会とは

役員会とは、責任役員によって構成される、役員の事務処理について議論する合議体(意思決定する組織体)のことです。
役員会は、全役員の投票によって各決定事項が決まっていきます。
役員会で決定すべき事項として、主に下記の事があります。

  • 総代選任の方法
  • 宮司や宮司代務者の進退
  • 不動産などの基本財産や宝物などの取得、設定、変更、処分など
  • 土地などの借入、保証
  • 境内建物の新築や改装
  • 予算及び決算
  • 特別会計の設定

このように、役員会における任務は、事務処理全般となっています。
また役員会は、代表役員(宮司)によって召集することと定められています。

総代

次に責任役員と対をなす総代について説明していきます。

「氏子総代」とは

氏子総代とは、氏子の中から選ばれた代表の世話人のことです。

まず氏子とは、神社の祭祀圏を構成する人々を指します。
氏子になるには神社の定めた一定区域に住んでいることと祭りに参与するという2つの条件が必要です。
つまり、氏子総代とはその神社を支える氏子の中の代表者として、宮司から選任された人物ということになります。

氏子総代は、1人ではなく複数人が選任されることがほとんどであり、戦前では3人以上と定められていました。
複数人である理由としては、意見の多様性が生まれ神社の運営が上手くいくという点が挙げられます。
また、氏子総代は試験を通過した神職とは違い一般人であるという点も、選任する際の障害にならないという観点から複数人である理由の一つであると考えられます。

氏子総代の役割

氏子総代の役割は神社の維持のための活動をすることです。

神社本庁では、「神社の祭祀、信仰、伝統の保持振興について宮司に協力する者」、「神社の運営について役員を助け、宮司に協力する者」という定めがあります。

つまり、氏子総代は神社の祭祀活動の補助者として運営に協力していく人たちであり、逆に責任役員が事務的な決議を行う際には、全く関わることはできません。

総代会とは

総代会とは氏子総代の合議体です。
つまり祭祀上の各議決を決定する場ともいえます。
総代会を召集する権限は特に定められてはいませんが、宮司が召集することがほとんどです。

神社はこのように役員会と総代会、そして宮司という関係と組織とで正常に維持・運営されており、人々の心の拠り所として機能しているのです。

神社参拝の方法とは

鳥居

ここでは神社の参拝方法について簡単に説明していきます。

鳥居をくぐる

神社にきたらまず鳥居があります。
鳥居から先は神がおられる神聖な場所です。

鳥居をくぐる前に一礼をしましょう。
一礼をしてから鳥居をくぐります。
その際、道の左側を歩く人は左足から、右側から歩く人は右足から鳥居に入りましょう。
つまり鳥居に向かって遠いほうの足から入るということになります。

後にも先にも、鳥居と参道の中央を通るのは避けましょう。
中央である正中は神の通る場所であり、左右のどちらかに寄って歩くようにしましょう。

そして、一番大切なことは真摯な気持ちで鳥居をくぐることです。

手水舎で手を清める

手水舎は身を清める場所です。
元々は神社に行く前に、近くの川や湧き水で身を清めていた風習の名残です。
神は穢れをよくないものとみなしますので、きちんと清めてから先に進みましょう。

以下が手水の手順となります。

  • 右手で柄杓を持ち、左手を洗います。
  • 左手に柄杓を持ち替えて、右手を洗います。
  • 右手に柄杓を持ち替え、左手に水をため口をそそぎます。
  • 口を清めたら、再度左手を洗います。
  • 柄杓に残った水を、柄杓を立てにして柄と両手を清めます。

この一連の動作は、柄杓一杯の水で行うのがマナーとされているので注意が必要です。
また、柄杓に直接口をつけるのは厳禁ですので、必ず左手に水をためてから口を清めるようにしましょう。

礼拝を行う

手水舎で手と口を清めたら、拝殿にて礼拝を行います。
その際、拝殿の真ん中での参拝は避け、左右どちらかに少しずれましょう。
ここでも中央は正中とよばれ、神が通る場所ですので避けたほうがよいでしょう。

一般的な参拝方法は二礼二拍手一礼です。

  • お賽銭をいれます。

    お賽銭は投げず、そっと置くようにして入れるようにしましょう。

  • 鈴を鳴らしたあと、二度深くお辞儀をします。

    鈴を鳴らすことで神様をお招きします。お辞儀は90度で行うようにしましょう。

  • 二回手を打ち鳴らしたあと手を合わせて祈ります。

    自分の名前と住んでいる場所などを最初に伝えます。それから日頃の感謝を述べ、最後に自分の願いや決意など伝えたいことを告げましょう。

  • 祈りが終わったら、一度深くおじぎをします。

    ここでもお辞儀は90度で行うようにしましょう。

地域や神社によっては参拝方法が異なることもありますので、不安な場合は事前に確認するようにしましょう。

鳥居をくぐる

行きと同じく、参道は左右のどちらかに寄って歩くようにしましょう。

また、帰り際に鳥居をくぐる際も、忘れず一礼をしましょう。
その際は鳥居をくぐってから、拝殿のほうに向かって体を向きを変えて一礼することが望ましいといえます。

ここでは簡単に参拝方法を紹介しました。
下記の記事ではもっと深く詳しく解説していますので、よろしければぜひご覧ください。

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神社参拝時の服装マナー

困った人々

神社に参拝する時の服装マナーをご存知でしょうか?
あまり意識したことはないかもしれませんが、神聖な場所である以上好ましいとされる服装があります。
ここでは、通常の参拝と昇殿参拝の場合に分けて、参拝時の服装マナーについて解説していきます。

通常の参拝

通常の参拝であれば、特に定められた服装はありません。
ただし、神に敬意を表すという最低限のマナーは求められます。

まず、肌の露出はなるべく避けるようにします。
夏のノースリーブなども一般的には良くないとされており、なるべく袖のある服を着用するようにしましょう。
サンダルも可能な限り避け、覆われた靴を履くようにしましょう。

また、派手な色の服装も避けましょう。
カジュアルすぎる服装は着用せず、洋装の場合は原色ではないものを選ぶようにしましょう。

昇殿参拝

昇殿参拝とは、神職の案内のもと、拝殿の内部で参拝することです。

通常、私たちは拝殿の外から参拝をしています。
これは自由参拝、もしくは準参拝と呼ばれ、略式の参拝方法なのです。
伊勢神宮などでは、限られた方々しか拝殿の中に入ることは許されません。
それほど拝殿の中に入って参拝するというのは格式が高いことなのです。

昇殿参拝を行う際の服装は最低限でも男性はスーツ、和服ならば紋付き袴、女性はスーツやフォーマルウェア、ワンピースを着用するのが好ましいです。

色合いは濃紺か黒が無難で、女性であれば高すぎるハイヒールは避けた方がよいでしょう。
短すぎるスカートや素足なども、歓迎されませんので注意が必要です。

神社参拝の服装マナーについては下記の記事で詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。

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神社参拝に適した時間帯って?

空

神社を参拝するのに適した時間というのはあるのでしょうか。
ここでは、参拝に適した時間について簡単に解説していきます。

神社参拝に適した時間帯

神社に参拝するのに適した時間は、一般的には朝から午後4時ごろまでとされています。

理由としては様々なものがあります。
その中でも、太陽の出ている時間は気持ちが晴れ、自分の祈りとまっすぐ向き合うことができるといったものや、その日のお願い事がまだ少ない時間であれば、自分の願いがより早く神様に届くといったものが有力です。

夕方や夜の参拝は大丈夫?

「神様がいない時間である」「神様のための時間である」といった言い伝えから、夕方や夜の参拝は避けた方が良いとされていますが、果たして本当なのでしょうか?

結論から言えば、夕方や夜に神社参拝をすることは可能です。
上記の言い伝えはあくまで言い伝えであり、神社側が定めたルールではありません。
実際に、24時間立ち入りが可能である神社は多く存在しています。

しかし、可能であるとは言え、夜に神社参拝をする際には注意が必要です。
まず、境内への立ち入りが可能とはいえ、十分な照明設備を擁していない場合があります。
暗い中を歩き回ることで、転倒などの事故につながる恐れがあります。

また、社務所が閉まってしまう事も考えられます。
参拝のみを行う場合であれば問題はありませんが、御朱印やお守りを頂きたいと考えている場合は事前の確認が必要となります。

以上の注意点が存在することから、夕方や夜に神社参拝をすることは可能ではあるが、やはり午前中の参拝がベターであると言えます。

参拝に適した時間については、下記の記事で詳しく紹介しています。
気になった方はぜひご覧ください。

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神社のお礼参りとは

神社

ここでは神社のお礼参りについて説明していきます。

お礼参りとは

お礼参りとは神社に願をかけ、その願いが成就した時にお礼として神社を訪れ、礼拝や布施を行うことをいいます。

祈り願った神様に助力をいただいたので、きちんとお礼を伝えに行くために行います。
正式には、願いが叶わなかったときにも神に力添えをいただいたのは確かなので、お礼参りはするべきであるとされています。

お礼参りの方法

お礼参りの方法は、願いをかけた神社にもう一度足を運んで参拝するのが一般的です。
その際、感謝の気持ちとして初穂料を納めたり、絵馬や酒を奉納したりするのはご自身の判断でかまいません。

願掛けをした時にお守りを頂いた場合には、お礼参りの際に神社に返すようにしましょう。
このお守りは神職の方がお焚き上げをして、神に感謝の気持ちを届けてくれます。

神社で頂く御朱印って?

おみくじ

御朱印とは、参拝をしたという証として神社から頂くものです。

元々は自分で書き写したお経を神社仏閣へ納め、その証として頂く印だったようです。
時代が下って、それが参拝した証の印となりました。
神社では神職の方に書いていただきます。

最近では「御朱印ガール」という言葉もあるように、老若男女の間で御朱印を集めるのがブームとなっています。
各神社でも特色ある御朱印が作られており、見ているだけでも楽しめるものとなっています。

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神社とお寺の違いとは

寺

神社は日本古来の神道の神を祀る宗教施設です。
それに対しお寺は仏教の宗教施設で仏像が祀られ、仏教の出家者がおり修行をおこなっています

日本では神仏習合が起こり明治維新前の1000年以上、神道と仏教が一体化されてきました。
元々の日本土着の神道は懐が深く、何でも受け入れる形で仏教と融合してきたのです。
神仏判然令で分離されるまでの融合時代が長く、今でもお寺の中に神社があったり、神社の中にお寺があったりしているのはその名残なのです。

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神社とはについてのまとめ

神社

いかがでしたでしょうか。
今回終活ねっとでは神社とは何なのかについて詳しく解説してきました。
神社が少しでも身近に感じられたらなら嬉しく思います。

以下に今回の記事の内容をまとめます。

  • 神社とは神道の神々を祀る宗教施設である。
  • 神社に祀られている神々は非常に多岐に渡る。
  • 神社の筆頭は伊勢神宮で社格や社号の枠外とされている。
  • 社号は現代では自由につけることができる。
  • 社格は時代の中で必要に応じて振り分けられ、現在では廃止されている。
  • 神社はそれぞれの祭祀対象を持ち、それによってご利益が違う。
  • 神社で働く人を神職と総称する。
  • 神職は階級があり、その中の宮司は神社庁の定めで任免されている。
  • 神職の仕事は神と人をつなぐことである。
  • 責任役員と氏子総代で宮司を補佐し、神社を助けている。
  • 責任役員と氏子総代は宮司から選任される決まりである。
  • 神社の参拝方法には決まりとマナーがある。
  • 神社の参拝時の服装は神に失礼にならないように心がける。
  • 神社は朝から夕方の4時までに参拝することが望ましい。
  • 神社に願掛けを行ったら結果にかかわらずお礼参りをするのがマナーである。
  • 御朱印帳は神社に参拝したという証である。
  • 神社とお寺はどちらも宗教施設だが、神社は神道、お寺は仏教である。

神社は知れば知るほど奥深い場所です。
場所によって色も建物の大きさも、祀っている神もそのご利益も違ってきます。

以下の記事では、多数ある神社の魅力について詳しく解説していますので、神社になお一層の興味を持たれた方はぜひご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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