年賀状の連名の書き方は?差出人が連名の時の書き方や様の位置も解説

年賀状の連名の書き方は?差出人が連名の時の書き方や様の位置も解説

最近結婚した友人に年賀状を出す場合、そのご家族を宛名書きに加えますか?年賀状の宛名書きを連名で出すときに気を付けるべき3つのポイント、年賀状を連名で出すべきか迷ったときの判断基準、ビジネスの相手には年賀状に連名を用いてはいけない理由を解説します。

最終更新日: 2020年12月10日

年賀状の連名について

年賀状

年賀状の用意は楽しいものです。
ですが、敬語の使い方から住所、宛名の書き方まで、結構神経を使うものでもあります。

「終活ねっと」では今回、中でも特にわかりにくいマナーの一つである複数人宛の宛名書き、すなわち年賀状の連名での宛名書きについて、やさしく解説します。

  • 家族、夫婦宛ての連名の書き方

  • 会社宛ての場合、連名はNG?

  • 注意!連名の順番は?数が多いときは?

  • 年賀状の宛名書きの注意点

  • お早めに!年賀状を元日に確実に届けるには?

新年早々、先方に失礼にならないよう、ここできちんとした宛名書き・連名の書き方についておさえましょう!

年賀状の連名の書き方

困った人々

独身だった友人が結婚した際、連名で出すべきかどうか、宛名書きに迷った経験はありませんか?
お子さんがいる場合は、お子さんのお名前も書きますか?
懇意にしている取引先の担当者が2人いらっしゃるとき、連名でお出しして良いのでしょうか?

ここではそんな基本中の基本となる連名の使い方について解説しています。

家族・夫婦宛ての場合

家族や夫婦宛てに連名で宛名を書くとき、世帯主を一番右に書きます。
続いて配偶者、そして子供の順番に、左に書いていきます。

苗字は世帯主の方にのみ付け、その後の奥様、子供には省略します
ただし、敬称は省略せず、全員に付けましょう。

女性の友人が結婚した場合、連名で旦那様のお名前を書くか迷った場合でも、基本的には書くほうが無難です。
書かれていないと場合によっては「世帯主なのに」と面白く思われないかもしれません。

ただし、世帯主の方に面識が全くなく、お名前もうろ覚え程度でしたら連名で出さずに個人宛で書いても良いでしょう。
ただその場合でも、以下のような一言を添えてご夫婦お二人への配慮を加えられると良いです。

「ぜひご夫婦で遊びにいらしてください」

「お二人にとりまして良い一年でありますよう、お祈り申し上げます」

「旦那様にもよろしくお伝えください」

お子さんがいる場合、特に面識が無ければ書かなくても良いと思われるかもしれません。
そこまで気を遣う必要は無いですが、できればお子さんの名前も書いてあげてください。
お子さんも喜びますし、ご両親としては「子供にも気遣ってくれた」と好印象のはずです。

敬称は9歳くらいまでは「くん、ちゃん」でも良いでしょう。
それ以外は「様」で統一してください。

会社宛て・ビジネスの場合

連名は家族・夫婦宛だけに用いるようにし、会社宛や仕事の関係の方にお出しする場合、連名での宛名書きは使わないようにしましょう
先方に担当者が2人以上いる場合はそれぞれに宛てて年賀状を用意します。

その場合は会社名、部署名の順番で右から書き、ハガキの真ん中に肩書き、名前を順に書きます。
敬称は名前の下に「様」とだけ書き、部署名や会社名の下にいちいち「御中」は付けません。

株式会社 終活ねっと
年賀状広報部
部長 終活太郎 様

それぞれに宛てて出すのがそぐわないようであれば、担当部署に宛てて出しましょう。
その場合でも、部署の下のみに「御中」と書くようにします。

家と家とのお付き合いということで、家族宛てには連名を用いますが、仕事上の付き合いの場合は社会人として一対一のお付き合いをしているのに、「セット」で出されると相手は戸惑います。
また、誰宛として扱えば良いのか、先方の会社での処理・保管にも困らせてしまいます。

ビジネス年賀状については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

横書きの場合

住所や宛名は基本的に縦書きで書きますが、裏面(「謹賀新年」など本文を書く面)が横書きの場合は表も横書きに揃えます。
いずれにしても、横書きは親しい間柄の相手のみにすると良いでしょう

横書きでも世帯主の方から一番上に書き、ご家族を下に順に並べて書きましょう。
書いてみるとわかるのですが、縦書き以上に横書きは行間・字間のバランスや配置が気になるものなので、連名で宛名を書く場合は事前にメモ用紙等で下書きを行うと良いです。

差出人を連名で書きたい場合は?

差出人も連名で書いて出すことができますが、ここでも相手に応じて注意が必要です。

まず、ビジネス上のお付き合いしかないお相手に連名で出すのはNGです。
会社の顧客である方に連名で家族の名前を書いて出した場合、先方としては、こちらの宛先を連名で書かざるを得ませんが、それは互いにお門違いというものです。

ご家族・夫婦宛てに出す場合は基本的に連名で書けば良いです。
しかし、これも相手からの宛先に連名が用いられない、つまり家族ぐるみの付き合いを前提としないのであれば、家族全員の名前を無理に書く必要はないでしょう。

年賀状を出す相手がこちらに返事を書くとき、連名で出すのかそうでないのかを想像しながら、差出人を連名にすべきか否かを考えましょう。

連名で書くときの注意点

年賀状

連名で書くときの注意点を解説します。
少々細かいことように思われるかもしれませんが、大げさに言えば相手からしたら「自分の名前」を大切に扱ってくれているかどうかが悟られる部分です。

社会人として、日本人としての常識を疑われないためにも、書き方をしっかりマスターしましょう。

連名の順番は?

連名でお出しするのは基本的に家族・夫婦宛ての場合に限る、ということを上で述べました。
連名の順番は、これも上で述べたとおり、世帯主→配偶者→子供で書くのが基本です。

例えば学生時代からの友人である女性、A子さんが結婚され、世帯主であるその旦那様との連名で年賀状をお出しする場合は「友達のA子に出すのだから、A子を先頭に書こう」と思われるかもしれませんが、それは日本の昔ながらの風習に慣れている人には不自然に見えてしまいます。

もしご家族ではなく「A子さんに出す」ということに強いこだわりをお持ちであれば、連名を用いずに「〇〇A子様」とだけ書いて年賀状を出す方がむしろ良いでしょう。

4人など人数が多い場合の様の書き方

家族の人数が多く、連名で全員の名前を書かなければならない場合でも、一人一人にきちんと敬称をつけましょう
目下の人相手でも「様」が無いと、その人だけ粗末に扱われているようで印象が悪くなります。

しかしながら人数が多すぎると宛名がごちゃごちゃしてしまいます。
「子どものお名前、なんでしたっけ?」と忘れてしまうケースもあるでしょう。

その場合は無理に全員の名前を書かず、世帯主の名前のみ書いて、左に「ご一同様」「ご家族様」と添えましょう。

文字数が違うときはどこにそろえる?

文字数が異なる名前を何の気なしに書くと、書き出しは揃っていても最後の敬称が揃いません。
これでは見栄えがよくないので、出来れば名前の書き始めと様の位置は揃え、名前の字間を調節しましょう。

中央揃えが基本ですので、先方のお名前が「誠」「花」など一字であれば中央に一文字、配置されていることとなります。

以下のリンクは横書きの例ですが、見栄えの良い宛名書きについて書かれています。
画像付きでわかりやすく解説されているので、ぜひ参考にしてみたください。

年賀状の宛名の書き方

介護

連名の書き方だけでなく、住所の書き方なども含めて宛名書きには裏面のメッセージ以上の気を使うもの
慣れるまでは大変ですし、とんでもない失礼を知らず知らずのうちにしてしまうかもしれません。

こんなことを思ったことはありませんか?

  • 住所が長くて大変!何行まで書いていいの?

  • 建物の名前は省略していいの?都道府県は書くべき?

  • 普段「先生」と呼んでいる人は、「〇〇様」だと不自然?

  • 今年からパソコンで書きたい!

以下の記事では年賀状を書くときのマナーについても詳しく紹介しています。
上記のような疑問にもお答えしていますので、こちらもあわせてご覧ください。

年賀状を元旦に届けるには?

年賀状

年賀状はできるだけ、12月25日までに出しましょう

1月7日までは年賀状として扱ってもらえるものの、やはり元日一番の配達で届けられた年賀状は心地好いもの。
年賀状を元日に確実にお届けするには、やはり早めに準備したいところです。

実は、「確実」な期間は郵便局も公表していません。
ですが、受付開始の12月15日から12月25日までを推奨しているようです。

筆者の経験から、27日くらいまでは元旦に間に合うようですが、中には住所変更して遠方に引っ越した方もおられるかもしれませんし、時期的に雪に阻まれて配達が遅れる、なんてことも万一あるかもしれません。

すでに郵便局の年賀状用ハガキの予約販売も始まっています。
師走の暮れに夜を徹して作業されている郵便局員の皆様のためにも、早め早めの準備、投函を心がけましょう。

以下の記事ではに年賀状の販売期間ついても詳しく紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。

年賀状の連名まとめ

介護

内容はもちろん、体裁もきれいに整った年賀状は受け取る側にとって快いものです。
今回「終活ねっと」ではそんなきれいな年賀状をお出しするために必要な年賀状の連名で宛名書きをする際の、以下のような注意事項を解説しました。

  • 家族・夫婦宛の年賀状の宛名書きは、世帯主から順に書く。

  • 仕事の付き合いである相手には連名での宛名書きを用いない。

  • 年賀状を出す相手によって、縦書き横書き、こちらを連名にすべきか否かを考える。

  • 連名で書く人数によって体裁を整え、多いときには「ご一同様」などでまとめる。

  • その他宛名書きについての注意点は多いので、年賀状を書く前にまず確認する。

  • 元日に年賀状を届けるには、12月25日までに投函するのが良い。

年賀状は行く年の礼を述べ、来る年の祝いを伝える日本の文化です。
相手への当然の礼儀として、宛名をきちんと整えて美しい年賀状を出しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「終活ねっと」では他にも年賀状に関するあれこれをわかりやすく解説しています。
「賀正」と「謹賀新年」の使い分けがわからない方は、以下の記事もお読みください。

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