退職した会社にも年賀状は出すべき?正しい対応の仕方や文例も紹介!

退職した会社にも年賀状は出すべき?正しい対応の仕方や文例も紹介!

お正月にビジネス上のお付き合いがある方に年賀状を出しているでしょうか?在職中は、上司や同僚の方々に年賀状を出していたけれど、退職後はどうすればいいのか迷われる方も多いのではないでしょうか。本記事では、退職後に年賀状を出すときの疑問にお答えしていきます。

最終更新日: 2020年12月14日

退職後の年賀状について

人々

在職中は、会社の付き合いの中で年賀状を出している、という方も多いと思います。
取引先やお客様だけではなく、上司・同僚・部下・後輩など、送り先はさまざまですよね。

今回「終活ねっと」では退職後の年賀状について以下の点を中心に解説します。

  • 退職した会社にも年賀状を出すべきなのか?

  • 退職した会社の人に年賀状を書く場合の文例

  • 退職者宛の年賀状は返送したほうがいい?

  • 退職の予定がある場合の年賀状はどうすればいいのか?

以上のポイントを中心に解説していきます。

すでに会社を退職された方やこれから退職予定の方、また、退職された方が周囲にいらっしゃる場合など、状況別に対応の仕方を紹介しています。

ぜひ最後までご覧になり、参考にしてみてください。

退職した会社にも年賀状は出すべき?

年賀状

在職中に会社にお世話になった方は特に、退職後も年賀状を出すべきか迷うと思います。

元々、上司や同僚に年賀状を出す習慣が無かった方や、「社内で年賀状は送り合わない」などのルールがあった方もいらっしゃると思います。

ただ退職後も年に一度、年賀状だけでもやり取りを続けておくことで、せっかくのご縁を大事にしたい、という気持ちもありますよね。

ここでは、退職後に年賀状を出したいときの注意点を詳しくご紹介します。

お世話になった方には個人宛で送るべき

会社を辞めたからといって、ご縁が無くなってしまうのは寂しいですよね。
特にお世話になった方とは、これからも良いお付き合いを続けていきたいものです。

今後のためにも、年に一度の年賀状のやりとりは有効ではないかと思います。
では、お世話になった方に引き続き年賀状を出したいときには、どうすればいいのでしょうか?

ここで重要なポイントは、会社ではなく個人宛に送ることです。
退職後は、個人と会社のお付き合いではなく、個人と個人でのお付き合いに変わります。

また、個別に年賀状を送りたい場合は、退職前に住所を確認しておきましょう。

会社宛には送らないのが基本

お世話になった方への年賀状は「基本的には個人宛に送るべき」と紹介しました。
どうして会社宛に送ってはいけないのでしょうか?

年賀状には近況報告なども含めて書くと思います。
会社宛に送るとなると、新しい職場のことやプライベートのことなどは少し書きづらいですよね。

受け取る側としても、会社に届いた年賀状はその会社の社員という立場で読むと思います。
あまりプライベートなことを書かれていると、反応に困ってしまうかもしれません。

個人宛に送ることで、相手もその会社の社員としてではなく、一個人として読んでくれるのではないでしょうか。

会社宛に送ったほうがいい理由がある場合を除き、原則は個人宛に送るようにしましょう。

退職した会社の人に書く年賀状の文例

年賀状

それでは、退職後も個人宛に年賀状を送るときには、どういった文を書けばいいのでしょうか?
元上司・後輩・同僚など、年賀状を送る相手別にポイントを見ていきましょう。

まず、送る相手に関わらず、年賀状の共通の基本構成について説明しておきます。

  • 新年を祝うご挨拶の賀詞を使う

  • 在職中にお世話になったことへの感謝と自身の近況報告

  • 締めくくりの言葉(相手を気遣う、相手の幸せを願う一文)

上記のような順番にすると、まとまりが良くなり読みやすいと思います。
この基本構成をもとに、それぞれ文例を紹介します。

元上司の場合

元上司の方への年賀状で注意すべきは、失礼の無いようにすることです。
特に賀詞については、謙譲の意味が含まれない「迎春」などの2文字以下の賀詞は避けましょう。
「謹賀新年」などの4文字の賀詞、または「あけましておめでとうございます」などの文章の賀詞が好ましいです。

~例文~
謹んで新春のお慶びを申し上げます
在職中は大変お世話になり ありがとうございました
日々ご指導いただいたことが 今の仕事でも役立っています
〇〇部長とご家族のご健康とご多幸を 心よりお祈り申し上げます

文章の硬さや言い回しは、上司との関係性によって変えると良いと思います。
なお、文末などにに句読点を使っていないのは、おめでたいことに区切りをつけない、という意味があります。

元後輩の場合

元後輩に年賀状を出す場合は、上司宛とは違って2文字の賀詞でも問題ありません。

~例文~
迎春
在職中は日々一緒に頑張ってくれてありがとう
そのときの経験を活かし 新たな職場で奮闘しています
〇〇くんの今後さらなる飛躍を期待しているよ
また一緒に飲みに行こう!

親しい後輩にあてた場合など、会社ではなく個人宛に出している分、多少くだけた表現になっても良いかと思います。
上記はあくまで例文ですが、気持ちが伝わる文章であれば喜んでいただけるはずです。

元同僚や親しい人の場合

元同僚や親しい人に年賀状を書く場合も、そこまでかしこまる必要は無いかと思います。
自身の近況報告や相手を気遣う一文を入れると良いでしょう。

~例文~
新年おめでとうございます
在職中は公私ともに色々とお世話になり ありがとうございました
こちらはようやく新たな職場にも慣れ 少しでも早く活躍できるよう尽力しています
〇〇さんはいかがお過ごしでしょうか?
寒い日が続きますが 体調にお気を付けて 素敵な1年をお過ごしください

1文目について、「新年あけましておめでとうございます」と表記しないよう注意しましょう。
「新年」と「明けまして」は重複表現となるためです。
また、相手との関係性によって、文末表現や言い回しを変えると良いでしょう。

以下の記事では年賀状の正しい書き方について詳しく紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。

退職者宛の年賀状は返送してもよい?

困った人々

すでに退職された方宛に年賀状が届いた場合、どうすればいいのでしょうか?
そのままにしておくと、差出人に退職したことが伝わらず、今後も連絡があるかもしれません。

差出人が今後もお付き合いが続く相手で、後任担当者が決まっている場合は、その後任担当者からお返事を出すと良いでしょう。
前任の退職を知らせる旨と、今後の対応を引き継ぐ旨を知らせる文を添えると親切です。

また、ずいぶん前に退職された方宛や後任がいない場合など、対処に困る場合もあるかもしれません。
そんなときは郵便物の受け取り拒絶という方法もあります。

紙に「受け取り拒絶」と書き、対応者の署名または印鑑を押して年賀状に貼って、郵便局に持参するか、担当の配達員に渡します。
そうすると、「あて所に尋ねあたりません」と記載され、年賀状が差出人に戻ります。

とはいえ、会社によって対応が異なります。
明らかに退職された個人に向けて伝えたい内容が書いてあるときなど、退職した本人に連絡あるいは転送したほうが良いこともあるでしょう。

いくつか対応方法はありますが、どうすべきか迷ったときは、上司など周囲の方にも相談しましょう。

退職予定の場合の年賀状はどうしたらいい?

年賀状

年賀状に退職することを書いて出してもいいのか、迷いますよね。
年賀状を出す時期と、退職する時期が近い場合の対応について、確認していきましょう。
大切なことは「年賀状と退職の挨拶は別物」と捉えることです。

退職挨拶と年賀状を兼ねるのはNG

まず、年賀状を送ったあとに退職する予定がある場合、近日中に退職予定であることを年賀状で知らせるのはマナー違反です。

年賀状を送るついでに、退職することを知らせたと受け取られかねません。
年賀状は年始のおめでたい挨拶ですので、退職のご報告はあまりふさわしくないですよね。
自身が受け取った場合にどう感じるかを考え、相手に失礼のないように心掛けましょう。

退職によって、相手の会社や個人とのビジネス上のお付き合いはないかもしれません。
ただ、会社同士のお付き合いは、後任の方を通じてその後も続くこともあります。
退職後も会社の印象が悪くならないように、配慮しましょう。

退職挨拶は直接するようにしましょう

退職の挨拶をする相手の方は、少なからずお世話になった方だと思います。
これまでの感謝や今後のことなど、きちんと会って伝えるのが一番良いでしょう。

年賀状を出した後に退職する場合は、いつも通り年賀状を送りましょう。
その後、お会いすることが難しい場合は、電話などで直接ご本人に報告することが望ましいです。

年末までに退職予定の場合も、同様に誠意をもって直接ご報告をします。
年賀状は退職後に出すことになるため、個人宛に送るかどうかは、今後のお付き合いを考えて決めると良いでしょう。

ご挨拶のタイミングで、後任担当者を同席させたり、紹介できれば一番スムーズかと思います。
もしスケジュールの都合などで叶わないときは、後任担当者から挨拶を兼ねて先方に年賀状を出してもらうのも、一つの方法かもしれません。

会社退職後の年賀状に関するまとめ

年賀状

今回「終活ねっと」では、退職にともなう年賀状の扱いについて、いくつかの状況別に対応の仕方を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

退職後の年賀状について解説した内容をまとめると以下のようになります。

  • 退職した会社の方に年賀状を出すときは個人宛に送る

  • 退職後に年賀状を出すときは原則会社宛には送らない

  • 退職した会社の方に出す年賀状は、基本構成をおさえ、相手との関係性によって書く内容を工夫する

  • 退職者宛の年賀状への対応はさまざまなパターンがあるため、その時々や今後の状況によって適宜判断する

  • 年賀状に退職の挨拶を合わせるのはマナー違反

  • 退職の挨拶は基本的に直接会って伝え、後任も紹介するのが好ましい

会社を辞めても、人と人との付き合い・繋がりはそう簡単には無くなりません。
一度繋がったせっかくのご縁を、今後も大切にしていきたいですね。
そのためにも、退職後の年賀状は有効に活用できると思います。

「終活ねっと」では、ほかにも年賀状に関連した記事をたくさん掲載しています。
年賀状準備に、お役立ていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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