
年末年始はがっつり稼げる?年賀状の仕分けバイトについて紹介!
「年賀状の仕分けバイト」に興味はあるけど、面接で合格するための要件やお給料はどれくらいもらえるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここでは「年賀状の仕分けバイト」ができる要件や注意事項について、詳しくご紹介いたします。
最終更新日: 2020年12月14日
年賀状仕分けのバイトについて

実際に年賀状仕分けバイトをやってみたいけど必要な資格要件や、お給料はどれくらいになるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回、「終活ねっと」では年賀状仕分けバイトを始めてみようとお考えの方のために、以下について詳しくまとめてみました。
年賀状仕分けバイトの内容について
年賀状仕分けバイトを行うための心構え
年賀状仕分けバイト中のメリット・デメリットについて
年賀状仕分けバイトを行う際の注意点
これらの事項について、重点的にご紹介させていただきます。
実際に「年賀状仕分けのバイト」を始めてみるかどうか参考にしていただけたらと思いますので、最後までお付き合い下さい。
年賀状仕分けバイトの仕事とは

年賀状仕分けバイトはさまざまな短期アルバイトの中でも、特に人気のあるお仕事です。
年末年始限定のアルバイトとして、「年賀状仕分けバイト」が代表的なアルバイトの一つとして挙げられます。
また、この時期は郵便局はとても忙しくなるので多くの人材を必要としています。
年賀状仕分けバイトの内容やメリット・デメリットを次項で詳しく紹介していきます。
年賀状仕分けのバイトを詳しく紹介!

ここでは「年賀状仕分けバイト」をお考えの方のために、押さえておきたい事項について、一つ一つ詳しくご紹介していきたいと思います。
まずはこれからご紹介する内容について、以下にまとめてみました。
年賀状仕分けバイトに応募するのに必要な資格は?
募集時期や時給内容について
お給料の受け渡し方法や、さまざまな支払い方法の種類について
労働時間の決まりごとや、働くうえでのスキルは必要?
面接や作業を行う際には、どのような服装がいいのか
などについて重点的に見ていくことで、ご自身がこれから実際に「年賀状仕分けバイト」を始めるかどうかの判断基準にされてみてはいかがでしょうか。
高校生からできるバイト
年賀状仕分けのバイトは、16歳以上であれば誰でも応募が可能なこともあり、高校生でも親権者の同意があれば働くことができます。
このため多くの学生や主婦の方には、とても人気があります。
人気の理由は初めてバイトをされる方も多く、郵便局側もそれを踏まえて初心者を迎え入れるサポートがしっかりしているので、働きやすいということもあるようです。
また、実際に働いたことのある方の感想については以下のようなことが挙げられました。
良かった点としては、時間帯がはっきりと決められており、残業を強制されることもないことや人間関係のわずらわしさが無かったなどの声が挙げられました。
反対に大変だったことは、基本立ち仕事でなので、足腰が疲れたことや年末年始の仕事のためクリスマスやお正月が楽しめないという声も挙げられました。
募集時期はいつからか
仕分けバイトの募集時期は地域によって異なりますが、早いところでは9月下旬から、通常の場合ですと10月初旬から始まるところが多いようです。
しかし、年賀状の仕分けバイトは人気があるため、毎年募集が殺到している状況なので、募集期間より早い時期に人員が決まってしまう傾向にあります。
仕分けバイトに興味があるのなら、求人情報をこまめにチェックし、お早めに面接を受けることをおすすめします。
補足ですが、年賀状仕分けの「バイト期間」についても知っておきましょう。
地域差はありますが、大体12月15日位から翌年の1月7日までの期間が目安となっているようです。
時給相場はどれくらいか
時給相場につきましては、お住いの地域によって変わってきます。
東京都内の場合、最低でも940円以上の地域が多く、エリアによっては1,000円以上を超えるところもあるようです。
次に仕分けバイト時給が低いといわれている、東北地方や九州地方の時給相場を見ていきましょう。
これらの地域の時給は、700円代前半~800円前半で設定されているので、東京都内と比べると安く感じるかもしれません。
しかし、配達作業がメインの「外勤業務」とくらべると室内作業ということもあり、働きやすい環境で仕事ができることを考えますと、お給料に見合う金額なのではないでしょうか。
お給料の受け渡し方法
年賀状仕分けバイトに限らず、郵便局でお仕事をされる場合、基本的には「月給制」が採用されていますので、決められたお給料日に自分の口座に振り込まれます。
ここで注意しておきたいのは、郵便局でアルバイトをするまえに必ず郵便局で「預金口座」を作らなければならないということです。
なぜかといいますと、他の銀行口座等に給与振込を指定されることで、郵便局側は給与振込と同時に手数料を支払わなければならないという事情があるからです。
また、月給制以外にも「日払い」や「週払い」などのお給料の支払い方法がありますので、それぞれどのようなものなのか見ていきましょう。
このほか企業によっては、日払いや週払いを採用しているところもありますが、実際に郵便局でも月給制以外の支払方法に変更することができるのでしょうか?
月給制
基本的には年賀状仕分けバイトに限らず、郵便局で働いている方がいただくお給料は月給制と決まっており、お手持ちの「ゆうちょ口座への振込」になることが多いようです。
給与の締め日は正社員・契約社員・アルバイトに限らず、月末締めに統一されています。
基本的に正社員の場合、お給料の支払日は毎月24日と決められています。
しかし契約社員やアルバイトの場合、勤め先の局によって支払日が異なりますので事前に確認しておくことをおすすめします。
また、お給料日が土日や祝日に重なった場合、前日の平日に振り込まれますので覚えておきましょう。
日払い
日払いとは給与計算をするための締め日が「1日単位である」という意味で、必ずしもその日に給与がもらえるという意味ではありません。
通常は、締め日の翌日後に振り込まれることが多いようですが、実際は数日後もしくは一週間後に振り込まれる傾向にあります。
郵便局のバイトでも「日払い」が認められているのかというと、原則として「月給制」を採用しており基本的には振り込みになります。
もし「日払い」を希望されるのであれば他のバイトを探すことをおすすめします。
即日払い
即日払いとは、その日のバイトが終了すれば「仕事終わりに給与が支払われる制度」のことをいいます。
上記で説明しました日払いと即日払いの異なる点は、日払いは翌日以降に給与が振り込まれるのに対して、即日払いは仕事終わりに現金支給されるという違いがありますので覚えておきましょう。
それでは郵便局の年賀状仕分けバイトでは、即日払いが認められているのでしょうか?
結論としましては上記と重複しますが、郵便局では月給制が採用されているため、原則として認められていません。
今すぐにでも現金が欲しいのであれば「即日払い バイト」などで検索して、年賀状の仕分けバイトにこだわらず、別の仕事を探したほうがよいかもしれません。
週払い
最後に週払いについてご紹介します。
勤務先によって支払方法はまちまちですが、1週間で働いた分を既定の曜日で締め日を設け、週ごとに給与がもらえる制度のことです。
実際に、年賀状仕分けバイトでは「週払い」を採用している郵便局があるのでしょうか。
「日本郵便 郵便局のアルバイト情報」のホームページから、日払い・週払いの条件を元に確認したところ、東京はもちろん愛知・大阪・福岡などの都市部でも週払いを採用している郵便局は見つかりませんでした。
以上のことにより、月給制以外の選択肢は難しいのではないかと考えられます。
労働時間は決められているのか
基本的に労働時間は3時間から8時間程度が目安となっており、これに加えて比較的融通が利くのも大きな特徴です。
ただし年末年始の時期である12月30日~1月3日くらいまでの期間は、郵便局側も繁忙期のため、たくさんの人手を必要とします。
これらの事情を踏まえて、もしかすると長時間勤務の要請があるかもしれませんので注意しましょう。
また補足ではありますが、勤務場所によっては夜間勤務の募集もされているようです。
夜間勤務は基本的に22時以降の時間帯から「夜間勤務扱い」とされ、時給も平均的に200円ほど上がる傾向にあります。
たくさんのお金を稼ぎたい場合や、夜勤をやってみたい方はお住いのエリアで夜間勤務に応募されてみてはいかがでしょうか。
必要なスキルは?
年賀状仕分けバイトは、慣れればだれでもできる軽作業なので特にスキルを必要としません。
しかし、毎日同じ作業を続けなければならないため「忍耐力」や、誤配などのミスができない点においては「集中力」を必要とします。
また、単純作業が苦手な方には合わないかもしれませんが、指示されたことを淡々とこなすことが得意な方にとっては、とても向いている仕事なのではないかと考えられます。
これらのことを参考にしていただいて、ご自身の性格などを考慮しながら、年賀状仕分けバイトを始めるか否か判断されることをおすすめします。
服装
面接時の服装ですが、スーツで行く必要はなく私服でも全然構いません。
しかし、派手すぎる服装は避けましょう。
アルバイトといいましても、一応は面接ですので、面接官にも失礼のないよう清潔感のある服装で行かれることをおすすめします。
仕分けバイト中の服装は、郵便局によって「エプロン」もしくは「作業着」が貸与されますので、私服の上から着用し作業をすることになります。
また、靴に関しましてはサンダルなど露出の多い物は禁止されています。
作業中は立ち仕事も多いので、足に負担がかかりにくいスニーカーや運動靴を用意しておきましょう。
年賀状仕分けバイトのメリット・デメリット

ここでは年賀状仕分けバイトのメリットやデメリットについて見ていきましょう。
それぞれの実際に働いた人の考えるのメリットやデメリットを、以下にまとめてみました。
メリット
休憩時間がみんな一緒なので、ほかのバイトの方と話す機会が多いため、仲良くなれる
1時間に一度は10分ほどの休憩があるので、無理のないペースで仕事ができる
丁寧に仕事を教えてくれるので安心して働くことができる
以上のことから、人間関係の面としてはとても働きやすく、初めてアルバイトをされる方にとっても安心して働ける環境が整っていることが、ご理解いただけたのではないでしょうか。
デメリット
年末年始などの繁忙期は郵便物が増えるため、すごく忙しい
場合によっては残業についても覚悟しておく必要がある
立ち作業がメインとなるので足に負担がかかる
単純作業なので飽きやすい性格の人は注意が必要
他のアルバイトに比べ、働きやすい環境ではありますが、軽作業ならではの大変さがあるということも知っておきましょう。
年賀状仕分けバイトの注意点

年賀状仕分けバイトに限らず、社内で知り得た情報につきましては守秘義務があるため、絶対に郊外に漏らすことは禁じられています。
ここでは、もし守秘義務に抵触した場合、どのような罰則があるのか見ていきましょう。
郵便物の内容を読んではいけない
郵便局員に限らず、いくら興味があったとしても個人で郵便物の内容を読んではいけません。
また、仕事上郵便物の内容を知り得たとしても守秘義務がありますので、他人に漏洩することは禁止されています。
軽い気持ちでSNSに投稿するのはもちろんのこと、周囲に話すことも法律上、守秘義務違反となり犯罪となる可能性がありますので絶対に止めましょう。
実際に、上記で触れた事柄につきましては「郵便法第8条第2項」に抵触するため、場合によっては「2年以下の懲役または100万円以下の罰金」に処せられるので、注意が必要です。
封筒をあけたりするのも厳禁!
他人宛の封筒をあけるのも、もちろん厳禁なので注意しましょう。
刑法133条では「正当な理由がないのに、封をしてある信書を開けた者は、一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する」と規定されています。
また他人宛の封書等を勝手に開けて、その中身を放置してしまうことにより内容が紛失してしまった場合、民事上不法行為の責任も問われることになり、損害賠償責任も同時に追わなければならなくなる可能性があることを知っておきましょう。
年賀状仕分けバイトのまとめ

今回、「終活ねっと」では年賀状仕分けバイトについて見てきましたがいかがでしたか?
この記事の内容をまとめると以下になります。
郵便局の年賀状仕分けバイトは、16歳以上であればだれでも応募が可能
お給料の受け渡し方法は「月給制」
必要なスキルは特に必要としないけど、性格によって向き不向きがあること
守秘義務があり、場合によっては犯罪になる可能性があること
いかがでしたでしょうか?
「年賀状仕分けバイト」を始めることは決して難しいことではありません。
これまでご紹介させていただいたことを踏まえながら、実際に「年賀状仕分けバイト」を始めてみるかどうか検討されるための指針としてお役立てできればと思います。
最後までお付き合い、いただきましてありがとうございました。