
不要になった年賀状は交換できる?手数料や交換方法など詳しく解説
年賀状を余らせてしまったり書き損じたことがあるという人も多いのではないでしょうか。不要になった年賀状は交換する事ができます。どのようにしたら、年賀状を交換する事ができるのか、交換できる場所や交換期限、交換方法などについてわかりやすく解説します。
最終更新日: 2019年09月28日
年賀状の交換について

年賀状を用意した後で喪中になったり、間違えて年賀状を購入してしまったりする事ありますよね。
また、念のためにと余分に年賀状を購入しておいたら、結局余ってしまったり、宛名などを書き間違えてしまったりすることもありますよね。
そのようなとき、その不要になった年賀状どうしていますか?
実は、その年賀状は交換する事ができるのです。
今回「終活ねっと」では、どんな時に年賀状を交換する事ができるのかや交換するための注意することなどを中心に、年賀状の交換に関するさまざまな疑問について解説していきます。
どんな時に、無料で年賀状を交換する事ができるのか?
書き損じはがきや古い年賀状を交換するために必要な手数料
交換できない年賀状もある?
年賀状を交換できる場所や交換期限
年賀状と交換できるもの
以上のことについて、解説していきます。
ぜひ、こちらの記事を参考にしていただいて、不要になってしまった年賀状を無駄にすることなく、必要なものと交換してください。
年賀状は交換してもらえるの?

さまざまな理由から使うことができなくなってしまった年賀状は、交換する事ができます。
年賀状が不要になってしまった理由によっては、無料で交換してもらえることもあります。
どのようなときに無料で交換してもらえるのか、それ以外の交換に必要な手数料はどのくらいなのか、また交換できない年賀状についてなど紹介していきます。
無料で交換できる場合
年賀状を用意した後に喪中になってしまったとき、年賀状の種類を間違えて購入してしまったときなど、どうしたらよいか困ってしまいますよね。
仕方のないことだからとそのままにしたり、使いたかった年賀状ではないけど、もったいないから今回は間違えて購入した年賀状を、そのまま使う事もあるのではないでしょうか。
実は、喪中になってしまった場合と年賀状の種類を間違えて購入してしまった場合に限り、無料で交換してもらうことができるのです。
では、喪中になってしまった場合と年賀状の種類を間違えて購入してしまった場合の年賀状交換方法について、詳しく紹介します。
喪中になってしまったとき
喪中になってしまうと、年賀状を出すことができません。
年賀状を用意した後で、喪中になってしまった場合に出せなくなった年賀状は無料で交換してもらうことができます。
年賀状に宛名などを記入してしまった後の年賀状でも、喪中の場合に限り、無料で交換してもらうことができるのです。
年賀状を交換したい理由が喪中によるものだと伝え、交換に来た人の住所や氏名、亡くなった方との続柄などを書類に記載するだけで、年賀状を無料で交換してくれます。
喪中になってしまったことを理由に年賀状を交換してもらうときは、簡易郵便局以外の郵便局でしたら、どこの郵便局でも対応してもらえます。
以下の記事では喪中の年賀状について詳しく紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。
年賀状の種類を間違えたとき
インクジェット紙の年賀状を購入する予定だったのに、間違えて無地の年賀状を購入してしまったというように、年賀状の種類を間違えて購入してしまったときは無料で交換することができます。
ただし、同じ年の年賀状販売期間であること、記入前のきれいな状態の年賀状であることが条件です。
また、広告付きの年賀状と四面連刷年賀状は交換できません。
年賀状の中には絵柄のついたものがあり、全国版と地方版が販売されています。
そのため、地方版の絵入り年賀状を交換するときは、その絵入り年賀状を販売している地域の郵便局でなければ交換できませんので注意が必要です。
手数料がかかる場合
年賀状を作成していると住所を間違えてしまったり、裏面のプリントミスをしてしまったり、多めに用意したために余ってしまい、そのまま保管してあったりすることありませんか。
そのような書き損じはがきや年賀状の場合でも、決まった手数料を支払うことで新しいはがきと交換する事ができるようになります。
書き損じはがき
住所を間違えてしまったり、裏面のプリントミスをしてしまったりして、出せなくなってしまった書き損じはがきは、はがき1枚に付き5円の手数料で交換してもらうことができます。
手数料についてですが、はがきを1枚持って行っても、何枚かまとめて持って行っても、持ち込んだはがき1枚に付き5円必要です。
この手数料の払い方ですが、現金かその金額分の未使用の切手でも支払いすることができます。
2018年以前の古い年賀状を交換するとき
2018年以前の年賀状も交換する事ができます。
未記入でも書き損じがあっても問題ありません。
この場合も、手数料は5円です。
ただ、2018年以前の年賀状は52円で2019年用の年賀状や通常はがきは62円となっているため、62円はがきと交換する場合は差額の10円を支払う必要があります。
2018年以前の年賀状を通常はがきに交換する場合、1枚に付き手数料5円と差額の10円が必要になるということになります。
また、持ち込む年賀状の枚数よりも交換する通常はがきの枚数を少なくすることで、支払う手数料+差額の金額を減らすことができます。
どういうことかといいますと、例えば2018年以前の年賀状10枚を通常はがき10枚に交換場合は、150円必要なりますが、交換する通常はがきを9枚にすることで支払う金額は88円(手数料50円+差額分38円)に抑えることができるということです。
これは、交換する通常はがきを9枚にすると通常はがき9枚分の金額が558円、持ち込んだ2018年以前の年賀状10枚分の金額520円となり、2018年以前の年賀状と通常はがきの金額の差額は38円なので手数料50円(はがき1枚5円×10枚)と合わせて88円で済むという事になるのです。
交換できない場合
書き損じはがきや2018年以前の年賀状も手数料を支払うことで、交換する事が出来ると言うことをお伝えしてきました。
しかし、中には交換できないはがきもあります。
それは、料額印面に著しい汚れがあった場合です。
料額印面とは、はがきの表面に書かれている切手のような絵柄のことです。
この部分が汚れている場合は、未使用の年賀状でも交換できませんので、注意が必要です。
年賀状の交換方法

年賀状を交換したいときは、どこに行けば良いのでしょうか。
コンビニや簡易郵便局など、年賀状の取り扱いがあるところなら交換してもらえるのでしょうか。
また、年賀状を交換できる期間が決められているのかということも、気になりますよね。
ここでは、年賀状を交換できる場所や交換期間などについて、詳しく紹介します。
交換できる場所
年賀状の交換ができる場所は郵便局となっています。
コンビニなど年賀状を販売しているところは、たくさんありますが、交換できる場所となると郵便局に限定されてしまいます。
郵便局といっても、郵便窓口へ行くようにしてください。
地域によっては、ゆうゆう窓口といって、平日の郵便局が開く前の時間や終わった後の時間・土曜・日曜にもあいているところがありますが、ここでは年賀状の交換はしてくれません。
そのため、郵便局の郵便窓口が開いている時間に、年賀状の交換に行くようにしましょう。
交換期限っていつまで?
年賀状の交換期限についてです。
年賀状の交換期限は設けられていませんので、ご安心ください。
ただし、喪中による無料の年賀状の交換は販売期間に限られているのでご注意ください。
さきほど、年賀状の交換は郵便局の郵便窓口が開いている時間に行くようにしましょうとお伝えしましたが、平日お仕事をされている方や昼間忙しい方などは、なかなか年賀状の交換に行くことができないのではないでしょうか。
そのような状態で、年賀状の交換期限が設けられていたとしたら、年賀状を交換することができなくなってしまいます。
ですが、年賀状の交換期限は設けられていませんので、慌てて年賀状の交換に行く必要もありません。
まとまった休みがあるときなど、いつでも交換しに行くことができるのです。
年賀状と交換できるもの

では、次に年賀状と交換できるものは、切手・はがき・レターパックがあります。
切手やはがき、レターパックの値段や交換するときに注意することなどについて、みていくことにしましょう。
切手
年賀状は、持ち込んだ年賀状の金額相当分の切手と交換する事ができます。
年賀状から切手に交換する際も、持ち込んだ年賀状の枚数分の手数料が必要です。
切手は、封書用の82円・はがき用の62円意外にも、1円・2円・5円・10円といった金額の切手から1000円の切手まで、さまざまあります。
切手の種類も普通切手や慶事用・弔事用などもありますので、良く使用する切手と交換しておくと良いのではないでしょうか。
通常はがき
年賀状は、1枚あたり5円の手数料を支払い、通常はがきと交換する事が可能です。
古い年賀状も、1枚あたり5円の手数料とはがきとの差額を合わせた金額を支払うことで、通常のはがきと交換する事ができます。
古い年賀状を新しい年賀状と交換したいと考える方もいらっしゃる方もしれません。
しかし、残念ながら古い年賀状は新しい年賀状と交換できませんので注意が必要です。
レターパック
年賀状はレターパックに交換する事ができます。
レターパックは、A4ファイルサイズ・4kg以内のものを入れて送ることのできます。
また、追跡サービスが付いているので、送ったものの配達状況を確認することができ安心です。
レターパックの料金は、2種類で360円と510円となっています。
年賀状のお年玉が当選していたら?

年賀状のお年玉が当選していると、交通費や宿泊費に充てられる旅行券付き東京2020オリンピック・ペアで招待や、現金30万円または同額相当のプレミアム賞品・ふるさと小包・お年玉切手シートと交換する事になります。
また、4月には2回目の抽選が行われ、賞品は特別な切手シートです。
当選した場合は郵便局で交換する事ができます。
交換する際には、当選した年賀状、本人と証明できる免許証や健康保険証などを持参するようにしてください。
年賀状の交換まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回「終活ねっと」では、年賀状の交換について以下のことについて紹介してきました。
年賀はがきを用意した後に喪中になってしまったときや、年賀状の種類を間違えて購入してしまったときは、無料で交換することができる。
書き損じはがきや2018年以前の年賀状を交換する際には、1枚当たり手数料が5円必要である。
料額印面に著しい汚れのあるはがきの場合は交換する事ができない。
年賀状の交換は、郵便局の郵便窓口で行っており、交換期限はないということ。
年賀状は、切手、通常はがき、レターパックと交換する事ができる
これまで、年賀状は交換できないと思っていたために購入間違いをしてしまっても我慢して、そのまま使用したり、書き損じてしまったからと処分してしまったりという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年賀状は、簡単に交換することができます。
これからは、必要に合わせて、年賀状を切手やはがきなどに交換してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。