年賀状の謹賀新年と恭賀新年の違いや使い方を詳しく紹介します!

年賀状の謹賀新年と恭賀新年の違いや使い方を詳しく紹介します!

年賀状を出したことがある人なら、謹賀新年や恭賀新年の文字を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?実はこの二つの賀詞には違いがあることをご存知ですか?今回はそんな年賀状の謹賀新年と恭賀新年の違いや使い方を詳しく紹介していきます。

最終更新日: 2020年12月14日

年賀状の謹賀新年について

年賀状

年賀状には、必ずと言っていいほど何かしらの賀詞が書かれていますよね?

年賀状で目にすることが多いのが謹賀新年ですが、賀詞の意味や使い方を知らないままとりあえず選んでいるという方も多いのではないでしょうか。

今回「終活ねっと」では、そんな年賀状の謹賀新年と恭賀新年の違いや使い方について解説していきます。

  • 謹賀新年と恭賀新年の違いや意味は?

  • 年賀状で賀詞を使うときの注意点は何かあるの?

  • 謹賀新年や恭賀新年を使った文例は?

以上の項目に沿って解説していきます。

謹賀新年や恭賀新年に違いがあるのか知りたいという方や、今まで賀詞の使い方や意味を知らずに、何となく年賀状に使っていたという方は、ぜひ最後までご覧いただき今後の参考にしてみてはいかがでしょうか。

謹賀新年と恭賀新年の違いや意味

年賀状

年末年始になると年賀状でよく謹賀新年や恭賀新年を見ますが、それぞれの意味の違いを知っていますか?
ここでは、謹賀新年と恭賀新年の賀詞の意味と違いについて解説していきます。

賀詞とは

そもそも賀詞(がし)とは、お祝いの気持ちを表す言葉のことです。
ですから年賀状で使われる賀詞には、「新年をお祝いします」「あけましておめでとうございます」といった意味があるのです。

年賀状の賀詞には色々なものがあり、それぞれ違った意味もありますが、どれも新年を祝っていることを表しているのです。

違いや意味

色々ある年賀状の賀詞はどれも全く一緒というわけではなく、それぞれに違いや意味があります。
そのため、新年を祝っているという意味に変わりはなくても、年賀状を出す相手と自分との関係性によって使う賀詞を変えていく必要があるのです。

ここでは、謹賀新年と恭賀新年の二つの賀詞の意味や違いについて解説していきます。

謹賀新年

謹賀新年(きんがしんねん)とは、謹んで新年のお祝いを申し上げますという意味です。
文字通り丁寧な表現となっているので、目上の人への年賀状に使うことができる賀詞です。
「謹んで」という言葉は相手に敬意を払いながら行動、言動することを指しています。

もちろん親しい友人への年賀状にも使うことができるので、困ったときは謹賀新年を使っておけば大丈夫です。
謹賀新年は、万能な賀詞ので見かけることが多いのかもしれませんね。

恭賀新年

恭賀新年(きょうがしんねん)とは、恭(うやうや)しく新年をお祝い申し上げますという意味です。

「恭しく」とは、相手を敬い、礼儀正しく丁寧であるさまを表しているので、こちらも丁寧な言い回しとされていて目上の人に対する年賀状に使える賀詞とされています。

恭賀新年は、謹賀新年よりも若干丁寧な言い回しとなっていると感じたかもしれませんが、どちらを使ってもあまり差はないので会社の上司など目上の人に対してはこのどちらかを使っておけば、マナー違反になることはありません。

しかし、親しい間柄で使うと少し距離を感じてしまうかもしれません。
もちろん友人などに、恭賀新年を使ったとしてもマナーの点からは何も問題はありません。

年賀状で賀詞を使うときの注意点

年賀状

毎年毎年、正月に大量の年賀状を書かなくてはいけないという方もいるのではないでしょうか?
そんな方の中には、ただでさえ忙しい年末年始にいちいち賀詞なんか気にしてられないという方や、これまで意識せずに年賀状を出してきたという方がいるかもしれませんね。

そんな年賀状には、もしかしたらマナー違反だと思われてしまった年賀状もあったかもしれません。
何気なく使った賀詞にはちゃんとした使い分けが必要だからです。

年賀状で賀詞を使うときの注意点をしっかりチェックしておきましょう。

目上の人に迎春は失礼?

年賀状のデザインを決めるときに、迎春の賀詞を使ったことがあるという方や、またはよく目にするという方も多くいるのではないでしょうか?

この短くて一見便利な、迎春ですが、実は目上の人への年賀状を書くときに使ってしまうとマナー違反になってしまい、失礼だと思われてしまうことがあるんです。
二文字の賀詞は基本的に親しい間柄や、自分が目上の場合にだけ使うものであるとされています。

一文字や二文字の賀詞は略語なので、これらを使うと目上の人に対して略語で大切な挨拶をしていることになってしまいます。

したがって他にも、賀正や新春などがありますが、一文字や二文字の賀詞はいずれも会社の上司や取引先の相手方など、目上の人に対して失礼にあたるということになってしまうんです。

以下の記事では、年賀状に使う迎春についてさらに詳しく紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。

目上の人に使える賀詞

それでは、目上の人への年賀状にはどのような賀詞を使えばよいのでしょうか。
会社の上司や取引先の相手などの目上の人への年賀状に使える賀詞は、一般的に四文字以上の賀詞とされています。

ですから、目上の人への年賀状に使える賀詞は謹賀新年や恭賀新年、他にも謹賀新春・恭賀新春などの賀詞ということになります。

もちろん、四文字以上の「初春のおよろこびを申し上げます」や、「新春を寿き謹んでお喜びを申し上げます」などの賀詞も目上の人への年賀状に使うことができます。

「新年あけましておめでとうございます」と書く方もいますが、「新年」と「あけまして」が同じ新しい年を意味するので重複するために使うことができません。

また、「謹賀新年」などの賀詞の下に「あけましておめでとうございます」と書くのも同様におかしな日本語となってしまうので使えません。

賀詞の位置

賀詞は年賀状が縦書きの場合には一番右側、つまり一番最初に書きます
横書きの年賀状の場合には一番上に書きます。
どちらの場合にも、賀詞を一番大きく書くと全体のバランスが整います。

会社の上司や取引先の相手などビジネス関係の相手には、縦書きの年賀状が一般的とされています。
年賀状のデザイン一覧などを見ても横書きのものはポップなものが多いので、あらたまった関係の相手に年賀状を出す場合には、念のため縦書きにしておきましょう。

逆に友人などには横書きで英字の賀詞など、少しカジュアルな年賀状を送ってみると、ほっこりするかもしれませんね。

年賀状の文例

困った人々

では、賀詞を使った年賀状の文はどのように書けばよいのでしょうか?
年賀状を受け取る側に失礼がないように、具体的な文を参考にしたいという方もいるのではないでしょうか。
賀詞は、特に第一印象として大切なあいさつ文となります。

そんな方のためにここでは、謹賀新年・恭賀新年を使ったそれぞれの場合について、具体的な文例を紹介していきます。

謹賀新年を使う場合

謹賀新年を使った場合の文例です。
新年のあいさつや結婚式などのおめでたいことは、「終わらせない」「区切らない」ということから句読点はつけないのがマナーとされています。

謹賀新年
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします
旧年中は大変お世話になりました
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

恭賀新年を使う場合

恭賀新年を使った場合の文例です。
こちらも、謹賀新年と同じ理由で句読点はつけないのがマナーとなっています。

恭賀新年
皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます
旧年は格別のご厚情を賜り誠にありがとうございました
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

どのような賀詞を使う場合であっても、「枯れる」「衰える」「失う」「去る」など忌み言葉とされているものはマナー違反なので、これらの縁起が悪い言葉は年賀状を書くときには使わないように気をつけましょう。

特に、「去年」はやってしまいがちな失敗なので、年賀状を書くときには意識した方が良さそうです。

以下の記事では、年賀状の正しい書き方や立場別の文例についてさらに詳しく紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。

謹賀新年のイラスト素材がある

年賀状

お世話になった方や会社の上司など、目上の人への年賀状に、パソコンなどで自分で謹賀新年などのあいさつ文をデザインするのは、少しハードルが高いなと感じる方もいるのではないでしょうか?

最近では謹賀新年のイラスト素材を無料でダウンロードできるサイトもありますので、あいさつ文のデザインや書き方に困ったときはそちらを利用してみると良いかもしれません。

年賀状の謹賀新年まとめ

年賀状

今回「終活ねっと」では、年賀状の謹賀新年や恭賀新年の意味や使い方について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

記事の内容をまとめると以下のようになります。

  • 賀詞にはそれぞれ違った意味や使い方がある。

  • 一文字や二文字の賀詞は目上の人へは使えない

  • 謹賀新年や恭賀新年などの四文字以上の賀詞は目上の人に使える

  • 賀詞は年賀状の一番最初に書き、文字を大きくすると良い

  • 謹賀新年などの賀詞のイラストが無料でダウンロードできるサイトもある

普段年賀状を書くときに、謹賀新年や迎春などの賀詞を、何の気なしに使っていたので賀詞の意味や使い方を知って驚いたという方もいたかもしれません。

これまで意識してこなかったという方は、次に年賀状を出すときに意識して年賀状を書いてみると良いかもしれません。
一枚一枚年賀状のデザインを変える余裕がないという人は謹賀新年を使えば大丈夫です。

最近は年賀状なんか出さないという人が増えてきているかもしれませんが、年賀状は日本の伝統的な文化なので、もし出すのであればしっかりと気持ちを込めて書き、受け取った相手が良い気持ちになれるように失礼のない年賀状にしたいですね。

正月は何かと忙しいかもしれませんが、一年に一度の年賀状にひと手間かけてみてはいかがでしょうか。

また、「終活ねっと」では年賀状に関する記事を多数記載しています。
以下の記事では、年賀状の期間について詳しく紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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