
年賀状の余りはどうする?交換や懸賞など色々な使い道を紹介します!
宛名を書き損じて使えなくなった年賀状がお家で眠っていることはありませんか?せっかく買った年賀状の余りを捨てるのもそのまま放置するのももったいないことです。余った年賀状の活用方法はあるのでしょうか?今回終活ねっとでは、年賀状の余りについてご説明します。
最終更新日: 2020年12月10日
年賀状の余りについて

新年の幸せを願って送る年賀状ですが、近年では郵便局以外でも大手スーパーなどの特設コーナーで気軽に買うことができます。
3枚・5枚・10枚セットで売られている年賀状をお買い物のついでに見かけて、つい多めに買ってしまうこともあるでしょう。
宛名を書き損じて使えなくなった年賀状がお家で眠っていることはありませんか?
そのように余ったり書き損じたりした年賀状は、どうしたらよいのでしょうか?
せっかく買った年賀状の余りを捨てるのもそのまま放置するのももったいないことです。
余った年賀状の活用方法はあるのでしょうか?
今回「終活ねっと」では、年賀状の余りについてご説明します。
年賀状の余りは交換できる?
年賀状を交換できない場合って?
年賀状の余りの使い道って?
以上の項目を中心に解説していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、余った年賀状がある際の参考になさってください。
年賀状の余りを交換してもらう

書き損じや多めの購入などで余ってしまった年賀状は、どうすればよいのでしょうか。
年賀状の交換についてご説明します。
通常はがきや切手と交換してもらう
去年の余った年賀状は今年の年賀はがきや現金には交換できませんが、郵便局へ持っていくと以下のものに交換することができます。
往復はがきや胡蝶蘭タイプを含む通常のはがき(くじ付きはがきは含まない)
弔事用切手を含む通常の切手(特殊切手は含まない)
特定封筒(レターパック封筒・スマートレター封筒)
郵便書簡(ミニレター)
年賀状(販売期間内のみ)
上記の交換には、手数料が1枚につき5円かかります。
手数料は、現金で支払うか手数料分を引いた料金分の上記の交換対象物に交換が可能です。
今年の書き損じ年賀状を新しい年賀状と交換する場合は、その年の年賀状の販売期間内に限って交換することができますので、期限に注意が必要です。
年賀状以外の切手などに交換する場合には期限はありませんのでご安心ください。
例えば、10年以上経った未使用の年賀状でも切手などに交換することができます。
毎年1月中旬頃に年賀はがきのお年玉抽選会が行われます。
書き損じや年賀状の余りがそのお年玉抽選で当たっている場合は、景品がもらえるのでお得です。
景品引き換え後でも書き損じや年賀状の余りを普通はがきや切手などに交換することができます。
年賀状の余りを交換するなら、そのお年玉抽選が外れていることを確認してから行うとよいでしょう。
無料で交換できることもある
近親者のご不幸で購入しておいた年賀状が使えなくなる場合もあると思います。
このような場合には、その年の年賀状の販売期間内であれば、簡易局以外の郵便局で亡くなった方との続柄を証明することにより、無料で使えなくなった年賀状を通常はがき・通常の切手・特定封筒・郵便書簡のいずれかと交換することができます。
通常はがきとして交換すれば喪中はがきとして使えますので、ぜひご活用ください。
また、誤って別の種類の年賀はがきを買ってしまう場合もあると思います。
このような場合は、未使用でその年の年賀状の販売期間内であれば誤って買ってしまった年賀はがきを無料で他の種類の年賀はがきと交換することができます。
書き損じや印刷済みでも交換できる
通常はがきや切手などと交換ができるのは、未使用の年賀状のみなのでしょうか?
年賀状の宛名を手書きで書き間違えたり印刷するときにミスをしたりする場合もあるでしょう。
そのような場合でも、未使用の年賀状と同じように手数料を支払って通常はがき・通常の切手・特定封筒・郵便書簡のいずれかと交換することができます。
書き損じや印刷済みの年賀状でも交換の期限はありません。
しかし、年賀状を交換できない場合もありますので、そのことについては以下でご説明します。
年賀状を交換できない場合は?

これまで年賀状の余りは通常はがきや切手などと交換できることをご説明してきましたが、交換できない場合もあるのでしょうか?
以下のような状態の年賀状は交換できませんので注意してください。
切手の部分が汚れている、または破れている年賀状
宛先不明などで戻ってきた投函済みの年賀状
年賀はがきの切手部分の汚れがひどい場合は交換できませんので、書き損じや年賀状の余りは切手部分が汚れないように保存を行うとよいでしょう。
投函済みの年賀状には目に見えない印が付けれており未使用の年賀状とは異なります。
このような投函済みの年賀状は交換できませんので、宛先不明で戻ってきた場合は新しい年賀はがきで出し直すようにしましょう。
年賀状の余りの色々な使い道

年賀状の余りについて、通常はがきや切手などへの交換以外の使い道をご紹介します。
書き損じた年賀状などを集めている国際協力団体がたくさんありますので、活動内容に共感できる団体へ寄余った年賀はがきを寄付するのも社会貢献ができてよいでしょう。
普通はがきとして使える
郵便局へ出向いたり手数料を用意したりと、書き損じや余った年賀はがきを交換するのが手間と感じる場合があります。
そのような場合、余った未使用の年賀はがきは「年賀」と書いてありますが、普通はがきとして使うこともできます。
普通はがきとして年賀はがきを使う場合は、「年賀」の文字を二重線で消すことを忘れないようにしてください。
懸賞に使う
上記でご紹介したとおり、年賀はがきは「年賀」の文字を消すことで普通はがきとして使うことができます。
しかし、知り合いなどに送るには消した「年賀」の部分が気になる場合があります。
受け取る相手に年賀はがきを流用したという印象を与えてしまうかもしれません。
そこで、余った年賀はがきは懸賞などの応募に使うことをおすすめします。
懸賞で使うのであれば、「年賀」の文字を消したはがきを受け取るのは知らない人ですし無作為に選ばれますので、気にならないのではないでしょうか。
買取してもらう
郵便局では年賀状の余りを現金に換金することはできませんが、金券ショップで未使用の年賀状を買取してもらうことができます。
金券ショップで買取してもらう場合、未使用の年賀状の裏面の印刷や期間などによって買取価格は変動します。
年賀状の余りを郵便局で切手に変えてから、金券ショップで切手を換金することも可能です。
年賀状の余りまとめ

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、年賀状の余りについて以下のことをご説明してきました。
年賀状の余りは郵便局で手数料を支払うことで通常はがきや切手などに交換できる
未使用や書き損じでも切手部分が汚れている年賀状や投函済みの年賀状は交換ができない
年賀状の余りは換金や懸賞など使うことができる
未使用の余った年賀状や書き損じの年賀状は、郵便局で手数料を払えば期限なく通常はがき・通常の切手・特定封筒・郵便書簡のいずれかと交換できることがわかりましたね。
今年の書き損じの年賀状は同年度の年賀状の販売期間内であれば手数料は必要ですが新しい今年の年賀状に交換できますので、書き間違えても安心です。
身内の喪中や誤って別の種類の年賀はがきを購入した場合には、条件を満たせば無料交換が可能です。
切手の部分が汚れている年賀状や投函済みの年賀状は交換ができないので、注意しましょう。
余った未使用の年賀状は普通はがきとして使える他、換金や懸賞に使うことができます。
書き間違えた・使わないからといって捨ててしまわずに、本ページを参考にして余った年賀状の使い道を考えてみてくださると幸いです。
最後までお読みくださって、ありがとうございました。