神社参拝をする時の作法・マナーとは?流れや注意点を解説します!

最近では神社での御朱印集めが趣味だという方も増え、旅先で神社に参拝する機会も増えているのではないでしょうか。しかし、神社の参拝方法やマナーがわからないという疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。今回は神社参拝の作法やマナーについて詳しくご紹介します。

目次

  1. 神社のマナーについて
  2. 神社とは?
  3. 神社の参拝の作法・マナー
  4. 神社参拝をする時の服装のマナー
  5. 神社のマナーについてのまとめ

神社のマナーについて

神社

初詣や合格祈願など、神社へ参拝に行く機会は何かと多いですよね。
実際神社へ訪れた際、礼節やマナーってよくわからないとお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

手水の正しいやり方はどうしたいいの?参拝する時に注意するべきことはあるの?など疑問に思うことは色々ありますよね。

そこで今回終活ねっとでは、一般的な神社の参拝方法やマナーなど注意すべき点をご紹介いたします。

  • 神社とはそもそもどのようなところなのか?

    神社とは何かといことについて紹介しています。

  • 参拝の正しい仕方とマナーってどうしたらいいのか?

    鳥居にくぐり方、手水の正しい仕方、参拝の仕方と注意点について紹介しています。

  • 神社へ参拝する際、どのような服装がいいのか?

    参拝する際の服装について紹介しています。

以上の項目を中心に解説していきます。

神社の参拝マナーを知ることによって、知らず知らずのうちにマナー違反をしてしまったという事態を避けることができます。

ぜひ神様に失礼のないようにお参りしたいものですね。
服装などについても書いてありますので、ぜひ最後までご覧ください。

神社とは?

神社

まず、神社とは何かついて詳しく知っておきましょう。
神社とは、神様を祀るための建物の総称のことです。

祀られている神様には、天神地紙(あまつかみ/日本神話に登場する神の分類)、皇室(こうしつ/天皇および皇室の総称)、産士神(うぶすながみ/生まれた土地の守り神)や偉人などの霊も神様として祀られています。

日本には約8万5千を超える神社が存在しているとされています。
登録されていない数万の小神社を含めると、10万社を超える神社が存在しています。

神道の信仰に基づいているため、神社は神域としてとらえられています。
神社と一口に言っても、成り立ちなどで変わってきます。

神社の社号や成り立ちについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

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神社の参拝の作法・マナー

神社

正しい参拝の方法をよく知らないまま、やり過ごしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、そんな方のために神社の正しい参拝方法をご案内いたします。

神社によっては、参拝方法が書かれているところもあります。
しかし、社殿近くだったりすると、すぐには確認できない場合もあります。
また、参拝の作法といっても明確な決まりがあるわけではありません。

地域や神社によって参拝方法が異なる場合もございます。
また、参拝する際は午前中に行くのが好ましいです。

鳥居をくぐる

神社の鳥居は、何気なく通ってしまいがちですよね。

しかし鳥居とは、いわば神社の玄関のようなものです。
無断で人のお家などに入らないように、鳥居をくぐる際にもマナーがあります。

鳥居には境内(聖域)と俗界(人間の住む場所)を隔てるもの、結界などの役割があります。
そのため、鳥居は邪気や穢れのない神聖な空間を保つ役割をしています。
また、鳥居をくぐることで穢れが祓われるともされています。

喪中は鳥居をくぐってはいけないという話を聞いたこともあるのではないでしょうか。
喪中なのでくぐってはいけないということではありません。

喪中ではなく、忌中(家族がなくなった場合)にはくぐってはいけないのです。
できれば忌中の際には、神社への参拝は避けたほうがよいでしょう。
お寺に関しては忌中でもお参りは可能です。

手順

ここでは、鳥居をくぐる際の手順について簡単にご説明いたします。

  • 一礼をし鳥居をくぐる

    鳥居をくぐる際には、軽く一礼してからくぐります。

  • 参道を通る

    鳥居をくぐると参道となります。参道を通り手水舎へ向かいます。

注意点

鳥居をくぐるとすぐに神聖な領域となります。

帽子などをかぶっている際には、脱いで身なりを整えてから参道へ進みましょう。
ポケットなどからも手は出した状態にします。

また参道を歩く時は、左右のどちらかに寄って歩いていただくことになります。
参道の真ん中は、神様が通る道と考えられているためです。

できれば左側を通るのが好ましいです。
人が多く左側が通れない場合には、中央をさけ、踏み出す足は中央から遠い足から踏み出します。
例えば、右側を通る時には右足から踏み出すなどです。

また、鳥居がたくさん並んでいる神社も多いですよね。
そんな時には、手水舎(御手洗)に一番近い鳥居の前で一礼しましょう。
帰る際も一礼してから帰りましょう。

手水

御手洗(水舎)で手や口を清めます。
こちらは下界の穢れを落とすための所作となります。
神様へ会う前に身も心も清め、清々しい気持ちでお参りいただくためです。

左手から洗い清めることとなりますが、神道では左が神聖なものとされています。
その為、左を重視することが多いです。

手順

ここでは手水の手順について簡単に説明いたします。

  • 手を清めます

    右手で柄杓をとり水を汲み、それをかけて左手を清めます。
    続いて、左手に柄杓を持ち替え、右手に水をかけ清めます。

  • 口を清めます

    また、右手に柄杓をもち、左の手のひらへ水をいれその水を口に
    いれ、口を清めます。

  • 再度手を清める

    口を清めたら、水を再度左手にかけ清めます。

  • 最後に

    使った柄杓を立て、柄杓の柄の部分に水が伝わるように流し
    清め終わったら元の位置に戻します。

注意点

水をすくう時には、すくい直さないように多めにすくいましょう。

また、口を清める際には、直接柄杓に口が触れるのはマナー違反です。
多くの方が使うものの為、気をつけたい部分となります。
また、濡れた手や口などはハンカチなどで拭いておきましょう。

中には、手洗い場がない神社もあります。
そんな時には、参道に敷かれている玉砂利を歩くことで、川に浸かっているような気持になり、進むごとに身が清められるとも言われています。

玉砂利は、みたま(御霊)をあらわしています。
その為、手洗い場が季節によっては利用できない、もしくは手洗い場自体がない場合は玉砂利を歩くことをお勧めいたします。

拝礼

通常、お参りをする所を拝殿または社殿といいます。
神様への感謝やお願い事をお伝えする場所となり、とても神聖な場所になります。

手順

ここでは、拝礼の手順について簡単にご説明いたします。

  • お賽銭

    お賽銭をいれていただいている方が大多数ですよね。

    しかし、お金を投げ入れている方が多く見受けられます。
    お賽銭はお供え物の為、投げ入れてはいけません。
    静かに賽銭箱へ入れましょう。

    また金額は明確にこの金額がいいというものはありません。
    一般的にはご縁がありますようにという意味で五円をお賽銭することが多いです。

    基本的には五円を中心に考えます。
    五円以上の金額を入れる際も五円を使用したほうがよいでしょう。

    例えば、十分ご縁がありますようにという意味を込めて十五円をお賽銭する場合は、五円玉三枚を使用したほうがいいです。
    (地域によっては縁が遠のくと考えられる場合もあるため、一度周りの方に聞いてみたほうが良いでしょう。)

  • 鈴をならす

    続いて鈴を少し強めに鳴らします。
    鈴をならすことにより、神様をお招きする、もしくは自分が来たことを示す意味があると言われています。
    もしくは、鈴を鳴らすことでお祓いすることができるとも考えられています。

  • 二礼二拍手一礼

    神様へ向かい二回、深めにお辞儀をします。
    続いて手のひらを合わせ、拍手を二回します。
    もう一度深くお辞儀をします。
    最後に軽くおじぎをし、退きます。

    地域や、神社によっては違う場合もありますので、あくまで一般の方法と捉えていただければと思います。

注意点

お願い事をする際には、神様への日ごろの感謝を心の中でお伝えしましょう。
バックなどを肩にかけている場合は足元におろしてからお参りします。

また、お辞儀は90度の角度でお辞儀をするのが最も丁寧で深いお辞儀となります。
お願い事をされる際には、心の中で自分の住所や名前をお伝えしてからお願いしたいことをお伝えしましょう。

神社参拝をする時の服装のマナー

神社

基本的には目上の方にお会いする時のような節度を守った服装が好ましいです。

礼拝の前には服装も少し整えたほうがいいです。
例えば、マフラーやコートなどを着用したまま礼拝することは失礼にあたります。

礼拝の際には脱いでから礼拝をしたほうがいいでしょう。
マナーとして覚えておきたいですね。
ただし、初詣などで人が多い場合には着たままで参拝しても大丈夫です。

また、社殿の中や特別な場所で参拝する際には、男女共にスーツなどの相応の服装が必要となります。
その他の服装のマナーについて知りたい方は下記リンクからご確認願います。

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神社のマナーについてのまとめ

神社

いかがでしたでしょうか?

今回終活ねっとでは、神社の参拝方法やマナー、注意するべき点についてご紹介させていただきました。

記事の内容をまとめると以下のようになります。

  • 神社とはなにか

    神社とは神様を祀っているところとなり、神聖なものになります。

  • 鳥居にくぐり方と注意点

    鳥居をくぐる際一礼をし鳥居をくぐる。
    参道は中央を避け左右どちらかを歩く。
    できれば左側が好ましい。

  • 手水の仕方と注意点

    右手で柄杓をとり水を多めにすくい、左手へかける。
    次に左手に柄杓を持ち替え、右手に水をかける。
    再度右手に柄杓をもち、左の手のひらへ水をいれその水を口にいれ、口を清める。
    水を再度左手にかけ、最後に柄杓の柄を持ち元の位置に戻す。

  • 参拝の正しい仕方と注意点

    お賽銭をそっといれ、鈴を少し強めにならし二礼二拍手一礼をする。
    退く際には軽くお辞儀をする。
    礼をする時には90度の角度を意識する。

  • 服装についてのマナー

    基本的には目上の人に会う時に着るような服装がよい。
    礼拝の前には服装も少し整えたほうよい。
    マフラーやコート、帽子はとる。
    社殿の中や特別な場所で参拝する際には男女共にスーツなどの正装が好ましい。

今後神社での参拝をする際に、ぜひ実践していただければと思います。

日本人は人生の節目や毎年の一年の始まりには、神社にお参りをするという文化が根付いています。
その為、丁寧な作法やマナーを知っていれば、参拝する際にさらに神聖な気持ちで過ごすことが出来るでしょう。

終活ねっとでは、その他にも様々な記事を掲載しております。
ぜひそちらの記事もご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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