神社の参道の歩き方を知っていますか?参道の意味についても解説!

神社の参道の歩き方を知っていますか?参道の意味についても解説!

神社の参道は、初詣や観光などで日本人なら歩いたことのない人はいないのではないでしょうか。けれども、どのように参道を歩いたら良いのか、正式なやり方をご存知の方は少数でしょう。今回は、そんな神社の参道の歩き方について、参道の意味も含めて解説していきます。

最終更新日: 2018年09月14日

神社の参道について

神社

神社の参道とは、最も外側の鳥居から本殿に繋がる道のことです。
神社によっては参道が複数ある場合や、鳥居の外のにぎやかな横丁も参道の一部とする場合もあります。
初詣や観光できっと一度は通ったことのある、神社の参道の歩き方についてこれから説明していきたいと思います。

  • 参道とはどういう意味があるの?

  • 参道の歩き方って正解があるもの?

  • 参道がまっすぐではない理由って何?

  • 参道が長い神社を教えて

以上の4点を軸に話を進めていきたいと思います。

この記事を読んだら、今後神社を訪れる楽しみが増えるはずです。
ぜひ最後までご拝読くださいませ。

参道とは

神社

参道とは、神社の鳥居から本殿を繋ぐ道のことだと、先ほど説明しました。
参道が複数ある神社もありますが、その場合には神社の正面にある参道が「表参道」と呼ばれています。
一方、神社の裏側にある参道は「裏参道」と言います。

そんな参道ですが、あなたは神社の参道を思い浮かべるとき、どんな道をイメージしますか?
小さな石が敷き詰められていて、歩きにくいと感じたことはありませんか?

石が敷き詰められている意味

実は、参道に石が敷き詰められているのには、大切な意味があるのです。

神社の参道に敷き詰められている石のことを「玉砂利」と呼びます。
玉砂利の「玉」とは、「御霊(みたま)」という意味と、「珠」という漢字をあてて「宝石」や「美しいもの」といった2つの意味を持っています。
神様に繋がる参道を、御霊のこもった美しいものでいっぱいにするというのが、参道に玉砂利が敷かれている理由になっているのです。

参道の歩き方

神社

それでは、そんな神聖な参道はどのように歩くのが正式なのでしょうか
参道を歩くときのルールを解説したいと思います。

真ん中は神様の通り道

参道の真ん中は正中(せいちゅう)と呼ばれ、神様が通る道だとされています
このため、参道を歩く際は中央を避けて歩くのが良いでしょう。
これは参道に限らず、鳥居から本殿までは中央はなるべく通らないようにするのが正式な歩き方です。
神社の宮司さんであっても、中央を通らないようにしています。

もし、参道を横切るような場合には、中央を横切る際に頭を軽く下げたり、本殿に向き直って一礼してから通るのが正式なやり方です。

右側・左側きまりはあるの?

先ほど、参道の中央は神様の通り道なので、私たちが通る際は中央を避けて歩くようにお伝えしました。
それでは、参道を通る場合には右側通行なのか左側通行なのか、どちらが正式な歩き方なのでしょうか。

神社によって異なりますが、中央を避けていれば右側でも左側でもどちらを通っていも構わないというのが一般的な見解です。
好きなほうを歩いて良いのです。
けれども、初詣などで参拝客がたくさんいる場合には、混雑緩和のために予め参拝ルートが決められていることもあります。
その場合には、参拝ルートにしたがって参道を歩くようにしましょう。

参道がまっすぐでない理由

神社

参道を歩いていると、多くの神社では参道は鳥居から本殿に向かってまっすぐ伸びているわけではないことに気づきます。
緩やかなカーブを描いていたり、「く」の字に曲がっていることもあります。
なぜ、参道はまっすぐではないのでしょうか。

これには諸説ありますが、1つには鳥居の外から本殿が見えないようにするためというものがあります。
もし参道がまっすぐであったら、鳥居の外から大切な本殿が丸見えになってしまいます。
そういったことを避けるために、意図的に参道を曲げ、鳥居と本殿を配置しているということです。

参道が長い神社

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ここまで参道の話をしてきましたので、参道をゆっくり散歩してみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、参道が長いことで知られる神社をご紹介したいと思います。

氷川神社(埼玉)

まずは、埼玉県さいたま市大宮区にある氷川神社です。
「大宮」という地名はこの神社に由来していて、関東一円の氷川神社の総本山とされている神社です。
この氷川神社の参道は、中山道から南北2キロに伸びるケヤキ並木です。
ケヤキの他にも、シイやサクラなど37種類の木々が整然と並んでいます。

戸隠神社奥社(長野)

長野県長野市にある戸隠神社奥社もまた、参道が長いことで知られています。
戸隠神社は戸隠山の麓にある、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社からなる神社です。
そのうちの奥社へは、一般車両の通行できない道を通って参拝することになります。
奥社参道は約2キロですが、中盤からは勾配がきつくなるため、健脚な方向けの参道といえます。

神社の参道まとめ

神社

ここまで、神社の参道の歩き方や参道の意味などをご紹介してきました。

  • 参道とは?

    参道とは、神社の鳥居から本殿を繋ぐ道のことです。
    参道が複数ある場合には、正面にある参道を「表参道」と呼び、裏側にある参道を「裏参道」と呼ぶことがあります。
    参道にはたいてい石が敷き詰められていますが、この石のことを「玉砂利」といいます。
    玉砂利には、「御霊」や「美しいもの」という意味が込められていて、魂のこもった美しいものを神様のために敷き詰めているという意味があります。

  • 参道の歩き方とは?

    参道を歩く際には、真ん中の正中(せいちゅう)と呼ばれる場所を避けて歩くのがマナーです。
    正中は神様の通り道とされていて、もし横切る場合には、頭を下げて通るか、本殿に向き直って一礼してから通るようにしましょう。
    正中を避けていれば、右側・左側のいずれを通っても構いません。
    ただし、参拝ルートが決められている場合には、それに従って歩くようにしましょう。

  • 参道がまっすぐでない理由は?

    参道がまっすぐでない理由には諸説ありますが、鳥居の外から大切な本殿が丸見えにならないように、配置されているというのが1つの理由です。

  • 参道が長い神社は?

    参道が長い神社としては、埼玉県の氷川神社と長野県の戸隠神社奥社があります。
    氷川神社は関東一円の氷川神社の総本山で、中山道から2キロほど南北に平坦なケヤキ並木が続きます。
    一方の戸隠神社奥社は、戸隠山の麓にあり、2キロほどある奥社参道は一般車両は通行できない山道です。
    中盤からは特に勾配がきつくなるため、健脚向けの参拝道といえます。

以上が、神社の参道についてのまとめになります。

神社の参道を歩いていると、なんとなく神聖な空気を感じて身が引き締まる感覚になることがあります。
神様にご挨拶するために通る場所なので、参道を歩くと特別な感じがするのかもしれません。
この記事で参道を歩くときのルールをご理解いただけたかと思います。
今後ぜひ観光や散歩などの折りに、神社の参道を歩いてみてくださいね。

「終活ねっと」では、他にも神社のマナーや豆知識について、さまざまな記事を掲載しています。
神社を訪れる予定がある方はもちろんのこと、長らく神社を訪れていない方にとっても興味深い内容になっています。
きっとあなたも神社に行ってみたくなるはずです。
ぜひまた「終活ねっと」を活用して、あなたの知識を広げてみてくださいませ。

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