知っておくべき日本の文化!盛り塩の作り方とお皿について

盛り塩とは、邪気払いや運気を上げるものとして古くから伝わる日本の伝統です。飲食店や販売店、また個人宅の玄関先でお皿に盛られた塩をご覧になった方も多いのではないでしょうか?今回は、盛り塩を置く意味や作り方、またお塩の受け皿の色や形についてご紹介します。

目次

  1. 盛り塩の意味とは?
  2. 盛り塩の正しい作り方とお皿への盛り方
  3. 盛り塩のお皿の色や大きさとは
  4. 盛り塩の取り換えの頻度と処分方法
  5. 割れてしまった盛り塩のお皿の処分方法
  6. 盛り塩についてのまとめ

盛り塩の意味とは?

塩

盛り塩とは古くから行われてきた日本の風習で、主に厄除けや運気向上を目的に玄関先や各部屋に置くものです。その歴史は奈良・平安時代にまでさかのぼるといわれています。お皿に盛られた塩の形は、一般的には円錐型をしていますが、三角錐型や八角形型といったものもあります。特に八角形型の盛り塩は、末広がりの「八」が入っているので縁起が良いとされ、その形を好む方もいます。
昨今は個人宅ではあまり見かけなくなりましたが、今でもその風習が残る地域は数多くあります。

塩選びも重要!

盛り塩に使用する塩選びをする際には注意が必要です。厄除けや邪気払いといった目的で使う塩なので、味付け塩といった調理用の塩ではなく不純物の入っていない天然塩を使わなければなりません。盛り塩には、塩釜で精製された天日塩や岩塩等が使われることが多いです。それは、塩に不純物が入っていると不浄物霊が入りやすいため、という理由からです。

塩の色は白が最も一般的に使われますが、色のついた塩でも問題はありません。例えば、ピンク色は恋愛や結婚、子宝に恵まれるという意味を持ちますし、黒色は事業運に良いとされることからお店の玄関口に使うこともあります。

盛り塩を置く場所と効果について

盛り塩には、良い気を入れ悪い気を寄せ付けないような効果があることから、玄関や店舗・事務所の入り口の両サイドに置きます。塩を盛る器は、一般的には陶器のお皿を用いますが、竹やガラスを使う方もいるようです。プラスチックのお皿を使う方もいるようですが、見栄えが良くないこと、そして気が乱れるという理由から、玄関に使用する人はあまりいません。

お部屋には、四隅に盛り塩を置くようにします。四隅に置くことで、邪気や厄などから守ってくれる効果があります。また、勉強部屋においては、勉学に集中するパワーを与える働きがあります。寝室では、安眠効果が得られます。

部屋に盛り塩を設置する際には一般的には床に置きますが、小さな子供がいる場合やペットを飼っている場合には、押し入れや窓際(出窓があれば、そちらに置く)を利用して置くという方法でも問題ありません。

勉強や仕事をする机の上に置くことも効果的といわれています。特にパソコンのモニターの近くに置くと、ネガティブな気から身を守ることができます。

盛り塩を置いてはいけない場所もある

家の中心から見て、東西南北の中心線に置くことは良くないといわれています。ただし、鬼門(表鬼門)といわれる「北東」、裏鬼門といわれる「南西」には積極的に盛り塩を置くほうが良いとされています。それは、鬼門や裏鬼門は邪気や鬼が出入りする方角として考えられており、そこを清めることで災いから身を守る、という意味がこめられているのです。

盛り塩の正しい作り方とお皿への盛り方

盛り塩の形は、一般的に円錐型をしていますが八角形型の錐型でも良しとされています。どちらにしても、頂点がとんがっていることが重要となります。これは、とんがった先端部が魔除けや厄払いを果たすとされているからです。他にも、五角形や六角形などの錐型もあります。

盛り塩の量は一皿10~15g程度使います。霧吹きで塩に湿り気を持たせて型に入れ、小皿に盛り付けます。型は、市販されているものもありますし、神社やお寺で手に入れることもできます。お皿に直接塩を盛っても良いですし、お皿の上に専用の紙を敷いてから塩を盛る方法もあります。

「唱え言葉」を唱えて置きましょう

盛り塩を置く際に、「唱え言葉」を唱えて置くと効果的です。唱え言葉はいくつかありますが、そのうちの一つ「とほかみえみため 祓(はら)え給(たま)い 清(きよ)め給(たま)え」を8回唱えると良いとされています。この言葉以外にも、お清めの言葉があればそちらを使ってください。

盛り塩のお皿の色や大きさとは

お皿の形は丸型、四角型、八角型など様々な形がありますが、一般的には丸型の平皿を使います。無地で白色の丸い小皿がよく使われていますが、その年のラッキーカラーを選ぶ方もいます。ピンクや紫、黄色など様々な色が存在します。その年のラッキーカラーを使うことで運気の流れを良くするという考え方もあるので、絶対に白色でなければならないということはありません。

お皿を用意できない場合は、正方形の無地の白い紙を敷いて盛り塩をしても問題ありません。

お皿についている「印」の意味とは?

盛り塩用のお皿を購入したときに、お皿に印のようなものが描かれていることがあります。これは、魔除けの印で、星の形をした印を「セーマン」、そして格子の形をした印を「ドーマン」といいます。これは魔除けの印であり、盛り塩用のお皿に適しているので問題なく使うことができます。

盛り塩の取り換えの頻度と処分方法

盛り塩は毎日取り換えることが良い、と考える方から1週間に1回程度取り換える程度で十分と考える方まで様々です。ただし、放っておくことは絶対にしてはいけません。特に、お皿が陶器ではなく、紙を使用している場合は紙自体も汚れ、塩も汚れてしまいます。最低でも1週間に1回は取り換えましょう。
ただし、毎月1日と15日は神様の日と呼ばれており、神棚に置いた盛り塩はこの日に取り換えるという習慣もあるようです。
取り換える際には、お皿もきれいにしましょう。キッチンペーパーで拭きとるだけでもきれいに取り除けます。

盛り塩の処分方法についてですが、台所のシンクにそのまま流す方法はあまりおすすめできません。それは、塩に含まれた霊が水によって流れ出て部屋に悪い気が溢れる恐れがあります。そのような理由から、塩の取り換え時にお皿を水で洗うこともあまりおすすめできません。不要になった塩は、白い紙に包み、燃えるゴミとして処分しましょう。

割れてしまった盛り塩のお皿の処分方法

盛り塩の取り換え時にお皿を割ってしまったり、子供やペットがお皿をひっくり返してお皿に傷がついたりすることもあります。そのようなときは、盛り塩用のお皿を新しいものに取り換えなければなりません。では、傷ついたり割れてしまったお皿はどのように処分すれば良いのでしょうか。

お清め目的に使っていた盛り塩用のお皿は、他の食器と違い、普通に捨てるのに躊躇する方もいるでしょう。しかし、不燃ごみに出して捨てて問題ありません。その際、塩で清めてから処理すると良いです。また、神社にお返しするという方法もあります。ただし、処分を受けつけてくれるかどうかはあらかじめ確認をとってから伺うようにしましょう。

盛り塩についてのまとめ

盛り塩について、疑問に思っていたこと、どのようにして利用するかなどをご紹介しました。古くから伝わる日本の習慣、そして文化でもある盛り塩。料亭へ行く際や旅行での散策の際に盛り塩を見つけた時に、地域やその家庭によって置き方の違いや色の違いなどを見るのも楽しみの一つとなりそうですね。

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