初盆にはどんな服装をしていく?女性の服装やマナーについても紹介

初盆は、故人が亡くなって初めて迎えるお盆です。初盆の法要では、自宅に僧侶を招き、大勢の方が参列して盛大に行われます。正式な法要の場ですので、きちんとした服装で参加したいですよね。今回は初盆に着ていく服装について、女性の服装やマナーについても紹介していきます。

目次

  1. 初盆にどんな服装をしていく?
  2. 夏に行う初盆とは
  3. 初盆におけるご遺族の服装マナー
  4. 初盆における参列者の服装マナー
  5. 初盆の参列の際に必要な持ち物
  6. 初盆の際の服装に関するまとめ

初盆にどんな服装をしていく?

困った人々

故人が亡くなり、49日法要を終えて迎える初盆は、一般的に遠方の親戚などもお呼びして盛大に行われます。

久しぶりに会う親族の方々の前で、マナーに反した服装で参加したくはないですよね。

今回終活ねっとでは、以下のようなポイントを中心に初盆の服装についてまとめました。

  • 夏に行う初盆はいつどのような流れで行うのか?
  • 初盆に参列する際のご遺族の服装に関するマナーについて
  • 初盆に参列する際の参列者の服装のマナーについて
  • 初盆に参列する際にはどのような持ち物が必要か?

今回の記事を参考に、初盆における服装やマナーについてしっかりと学んでください。

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夏に行う初盆とは

お墓

もともと初盆は7月に行われていました。
現在では地域や風習、宗派などによって7月に行われるところと8月に行われるところに分かれています。

最近では、遠方の親族が集まりやすいように、会社の夏休みに合わせて8月に行われるのが一般的となっています。

初盆の流れ

初盆の流れは地域によって色々ありますが、一般的な流れとしては以下のようになります。

  • 迎え火

    自宅の前で迎え火を焚き、先祖の霊を迎えます。7月に実施する場合は7月13日、8月に実施する場合には8月13日の夕方に行います。

  • お墓参り

    7月の場合は7月14日~7月15日、8月の場合は8月14日~8月15日に行います。

  • 読経

    自宅に僧侶を招きお経を読んでもらいます。

  • 会食

    親戚のみならず、故人の友人や知人などを招いて、故人を偲びながら会食を行います。

  • 送り火

    7月の場合は7月15日、8月の場合は8月15日の夕方、ご先祖の霊を送る送り火を焚きます。

浄土真宗の場合は?

浄土真宗における初盆では、送り火や迎え火は行いません

浄土真宗の教えでは、故人の霊が年に1回、我々の下に帰ってくるという考え方がありません。
そのため、送り火や迎え火のみならず、精霊馬を作ったりすることもありません。

しかし、お盆という考えが存在しないわけではありません。
浄土真宗における初盆では、僧侶を読んで読経をして頂いたり、故人とゆかりのある方と故人を偲んで会食をしたりします。

初盆におけるご遺族の服装マナー

お墓

TPOに合わせた服装は、着ている方のマナーや常識を顕著に現します。

特に、法事などの葬祭における服装には、マナーや常識を知っているかどうかが如実に現れます。
そのため、どのような服装で参加すれば良いのか悩んでしまうという方もいらっしゃいますよね。

では、初盆に参列する場合にはどのような服装で参列するのが良いのでしょうか。
初盆は盛大に行われますので、遺族として参列するのであれば、恥ずかしくない服装で参加したいですよね。

ここでは、初盆におけるご遺族の服装のマナーについて詳しく解説していきます。

基本的に喪服を着用する

初盆に参列する場合は、喪服で参列することが基本となります。

この場合、法要と同じようなしきたりで迎えることが基本となります。
他の参列者よりも軽い服装で参列することは失礼にあたります。

したがって、ご遺族として参列する場合の喪服としては正式な喪服で参列することが好ましいです。
ただし、正式喪服は用意や着用するのに手間がかかってしまいます。

正式喪服が用意できない場合、略式喪服でも問題ないとされています。

以下に、男性・女性・子供に分けて、具体的にどのような服装をしていけば良いのかを解説していきます。

男性の場合

男性の場合、正式喪服を着用して参列するのであれば、和装の場合は五つ紋付きの羽織袴、洋装の場合は黒のモーニングコートとなります。

すでに準備されているのであれば、正式喪服を着用していけば問題ないでしょう。

しかし、正式喪服の用意がない方もいらっしゃると思います。

正式喪服がない場合や着用するのに手間だと感じる場合には、略式喪服でも問題ありません。
具体的には、ブラックスーツに黒のネクタイ、黒の靴が略式喪服となります。

女性の場合

女性の場合、正式喪服で参列するのであれば、和装の場合は黒無地の染め抜き五つ紋付の着物、洋装の場合は黒無地のアフタヌーンドレスとなります。

略式喪服で参列する場合には、黒で無地のワンピースやアンサンブルに黒のストッキング、黒の靴に黒いハンドバックという服装が良いでしょう。

アクセサリーはなるべく着けないようにし、パールのネックレス程度にとどめるのが良いです。

子供の場合

子どもを参列させる場合、就学中の子どもであれば制服を着ていけば問題ないでしょう。

子どもが未就学の場合や制服がない場合、男の子であれば白いシャツに黒のズボン、カーディガンなどをはおって行ってもよいでしょう。
女の子の場合は、黒や紺などダーク系の色のワンピースや白いシャツに黒っぽいスカートなどの服装で参列すれば問題ありません。

ご家族だけで執り行う場合は?

家族だけで執り行う場合であれば、略礼服でも問題はありません。

具体的には、男性の場合は黒やグレー、ネイビーのスーツに白いシャツ、ダーク系の色合いのネクタイに黒の靴という服装です。

女性の場合は、黒などのダーク系の色合いのワンピースやアンサンブル、黒のストッキングに黒の靴、アクセサリーは真珠のネックレスなどにとどめておけば良いでしょう。

初盆における参列者の服装マナー

お墓

ご遺族以外で初盆に参列する場合には、どのような服装が良いでしょうか?

初盆にはご遺族だけでなく、故人に縁のある知人の方なども多く参列されます。

盛大に行われる初盆ですので、初めて法事に参列する方などであれば、どのような服装がマナーのある服装なのか迷ってしまうのではないでしょうか。

基本的には喪服を着用すれば問題はありません。
しかし喪服を着用する場合、施主より格上とならないように注意が必要です。

また、地域や家柄によっては平服でも良い場合もありますが、平服といってもカジュアルな服装はその場に相応しくありません。

では、法事に参列する場合、具体的にどのような服装が相応しいのでしょうか。
男性・女性・子どもの場合に分けて、それぞれ解説します。

男性の場合

初盆に参列する場合、男性であればダーク系のスーツに白いシャツ、黒のネクタイに黒の靴という服装が良いでしょう。

男性の場合は、靴を選ぶときに注意が必要です。
一般的には黒い革靴を選択しますが、光沢のあるものは法事の場に相応しくありませんので、光沢のない靴を選ぶようにしてください。

また、へびやワニの皮など、生き物の皮とわかるようなものは「殺生」を想起させることから、法事の場に相応しくありませんので、革靴を選ぶ場合に注意が必要です。

女性の場合

女性の場合は、黒やグレーなどダーク系のワンピースまたはアンサンブルに黒のストッキングに黒の靴という服装が良いでしょう。

光沢のあるものや肌の露出が多いものは避けるようにしましょう。
靴も光沢のないものを選ぶようにし、あまりヒールの高いものは相応しくありません。

アクセサリーなどの小物を選ぶ際にも、あまり派手なものは避けるようにしてください。
アクセサリーは真珠のネックレスていどにとどめ、バックなどの小物も、光沢のない黒いバックを選んでください。

男性の場合でも記載したとおり、生き物の皮とわかるようなものは「殺生」を想起させるため、バックなどを選択するときには注意が必要です。

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子供の場合

子どもも参列させる場合には、就学している子どもであれば制服を着せていけば問題ありません。

未就学の子供や制服がない場合には、あまり派手な服装にならないように選択すれば問題はないでしょう。

具体的に、男の子であれば、黒やグレーのブレザーに白いシャツ、黒いズボンという服装が良いでしょう。
女の子であれば、黒やグレーのワンピースに白いブラウス、グレーや紺などの色合いのスカートという服装が良いです。

初盆の参列の際に必要な持ち物

葬儀

初盆に参列する際の持ち物としては、香典とお供え物が必要となります。

では、香典はいくらくらいを用意しどのように記載すれば良いのでしょうか。
また、お供え物としてはどのような品物が相応しいのか、不明な点が多いでしょう。

以下では、香典とお供え物について紹介していきます。

香典

香典の相場としては、3千円~1万円程度が相場となっています。
しかし、食事が用意される場合もありますので、会食分を考慮して用意すると良いです。

表書きは、「御供物料」や「御仏前」となります。

初盆は仏式の法事になりますので、仏式の香典を用意すれば問題ありません。

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お供え物

初盆のお供え物は、一般的に盆棚に飾る物が良いでしょう。
初盆にお供えする物は五供と呼ばれ、香(線香)、提燭(ロウソク)、花、浄水、飲食を供えるとされています。

しかし、実際に初盆に参列する際に持参するお供え物としては、以下のようなものが多く選ばれていますので参考にしてみてください。

  • お線香

    お供え物としては定番の品物ですが、定番のためたくさんの方が持参し、施主もたくさんありすぎて困る場合がありますので注意が必要です。

  • お菓子

    時期も考えて冷たいお菓子の詰め合わせなどが喜ばれます。
    お菓子を送る際には、故人が生前好きだったものは、遺族の心情にも配慮して避けた方が無難です。

  • 果物

    箱入りの果物などが喜ばれますが、果物は日持ちしないので、その点は注意が必要です。

  • お葬式などと違い、初盆に送る花に決まりはありません。
    ただし、バラなどトゲのある花などは避けるようにしましょう。

初盆の際の服装に関するまとめ

お墓

いかがでしたでしょうか。
今回終活ねっとでは、初盆の際の服装に関してまとめてきました。

今回の記事のポイントは以下のとおりです。

  • 初盆は地域によって7月に実施するところと、8月に実施するところがある。初盆は、迎え火、お墓参り、読経、会食、送り火の流れで実施することが一般的。浄土真宗の場合には、迎え火や送り火などは実施しない。
  • 初盆に参列する遺族は、基本的に喪服を着用する。ただし、正式喪服でなく略式喪服で参列して問題ない。男性であればダーク系のスーツを、女性であればダーク系のワンピースやアンサンブルを着用する。子どもは制服を着用する。
  • 参列者の服装は、男性であれば黒やネイビーのスーツ、女性であればダーク系の色合いのワンピースを着用する。革製品を選ぶ場合には、生き物の皮とわかるようなものは避ける。子供を参列させる場合、基本的には制服で参列すれば問題ない。
  • 初盆に参列する際には、香典とお供え物を持参する。香典の相場としては3千円~1万円程度である。お供え物としては、線香やお菓子、果物、花などが定番となっている。

初盆は、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆です。
一般的には盛大に行われる法事ですので、恥ずかしくない服装で参列したいですね。

今回の記事を参考に、初盆に着用していく服装について理解を深めてみてください。

終活ねっとでは、他にも法事に関する様々な記事を掲載しています。
ぜひ他の記事も合わせてご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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