初七日のお布施の金額相場をご紹介!お布施の渡し方についても解説

初七日とは故人の方の命日から7日目に迎える法要です。現在では火葬の後に行う場合も増えてきていますが、僧侶の方にお経をあげてもらう以上お布施が必要です。しかし、初七日のお布施の相場をいわれてもわからない方は多いでしょう。はたして初七日のお布施の相場は?

目次

  1. 初七日のお布施の相場について
  2. お布施とは
  3. 初七日のお布施の相場
  4. お布施の相場を聞いてもいいの?
  5. お布施の表書きと渡し方
  6. お布施の他にお渡しするもの
  7. 初七日のお布施の相場についてまとめ

初七日のお布施の相場について

お金

初七日の法要は故人の方の命日から数えて7日目に行われる法要のことを指します。
本来であれば、文字通り7日目に行われますが、最近では葬儀や法要の簡略化の影響を受けて火葬の後に行うというご家庭も少なくありません。

いずれにしても初七日の法要は葬儀の後に持たれる最初の法要であるとともに、四十九日までの期間で7日ごとに行われる法要で最初のものとされています。

そのため、他の7日ごとの法要は省略することはあっても初七日法要は僧侶の方を呼んで行うという方も多いでしょう。

ここで気になるのは、僧侶の方にお経をあげてもらった謝礼であるお布施の相場です。
葬儀や四十九日法要に比べると小規模になりがちであるため、どのくらいの金額を包むべきか考える方も多いでしょう。

そこで今回終活ねっとでは、以下のポイントに沿って初七日でのお布施の相場について見ていきます。

  • お布施とはどのような金銭なのか?

    葬儀や法要の際に僧侶の方に手渡すお布施について手短にご説明します。

  • 初七日のお布施の相場はどのくらいなのか?

    初七日の際のお布施の相場を宗派別と、葬儀と合わせて行う場合とを挙げて見ていきます。

  • お布施の相場を僧侶の方に尋ねてもよいのか?

    厳密に決まっていないお布施の相場について、僧侶の方に尋ねてもよいのかどうかについてご説明します。

  • お布施の表書きや渡し方はどうすればいいのか?

    お布施を包む際に使う封筒の表書きやお布施の渡し方のマナーについてご紹介します。

  • お布施以外に場合によって渡す必要のある金銭とは?

    場合によってお布施以外に必要となる金銭について簡単にご紹介します。

葬儀と並行して初七日の準備をする方や予備知識として初七日のお布施の相場に知っておきたいという方向けにまとめました。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

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お布施とは

葬儀

はじめにお布施についてごく簡単に説明しておきましょう。
お布施とは、葬儀や法要など法事の際に僧侶の方にお経をあげていただいた謝礼に手渡す金銭のことです。

ただし、謝礼とはいえ世間一般の考え方でいうお経をあげてもらったことに対する労働対価という扱いではないため、心からの感謝の気持ちを表すのにふさわしい金額を包むことが大切です。

初七日のお布施の相場

お金

それでは、初七日の際に包むお布施の一般的な相場はいくらなのでしょうか?
ここでは初七日のお布施の相場について、仏教の各宗派や葬儀の日に初七日法要を一緒に行う場合を挙げて見ていきましょう。

なお、仏教全体での初七日法要のお布施の相場は3万円から5万円が平均的なところです。

浄土真宗

浄土真宗の場合、初七日のお布施の相場は3万円から5万円とされています。
この点では仏教全体での相場と同じような額といってもよいでしょう。

しかし、浄土真宗の場合はお布施についての考え方が非常に特徴的であるという点に注意が必要です。
浄土真宗ではお布施のことを、お経をあげたことへの謝礼としてではなく、故人やそのご遺族を救ってくれている阿弥陀如来への感謝の気持ちを示すものと考えられています。

このため、お布施を渡す対象も実際にお経をあげた僧侶の方や、その僧侶の方が所属する寺院に対してではなく、あくまでも仏様であるという点は非常に重要です。
だからこそ、浄土真宗でお布施を渡す際には、本当に仏様に渡すようにしましょう。

ただし、地域や寺院によってはあらかじめ相場が決まっている場合もありますので、金額について聞いているのであればその金額を包むと良いでしょう。

浄土宗

浄土真宗と同じような浄土信仰に基づいた浄土宗でも、初七日のお布施の相場は3万円から5万円です。

このため、浄土宗でも仏教全体の一般的な相場と同じようなお布施になりますが、浄土真宗に比べるとお布施に対する考え方は特徴的ではありません。

浄土宗についても地域や寺院によってあらかじめお布施の金額が決まっている場合もありますので、事前に聞いておいても良いでしょう。

曹洞宗

禅宗の一派である曹洞宗でも、初七日のお布施は3万円程度と、こちらも他の仏教宗派と同じくらいの相場となっております。

曹洞宗についても地域や寺院によってあらかじめお布施の金額が決まっている場合もありますので、事前に聞いておいても良いでしょう。

日蓮宗

法華経を信じる日蓮宗でも、初七日のお布施の相場は5万円程度と、仏教全体での相場の枠に当てはまるものの比較的高めの傾向にあります。

ただ、日蓮宗についても地域や寺院によってお布施の額が左右するため、事前に聞くことができるのなら確認しておくと良いでしょう。

真言宗

弘法大師空海が日本に伝えた真言宗の場合でも、3万円から5万円と仏教全体の相場と同じくらいです。

もちろん、真言宗においても地域や寺院によって金額が変化してきますので、事前に近所の方などに確認しておくと良いでしょう。

葬儀と初七日を同時に行う場合

最初にも触れたように、近年では葬儀や法要の省略化の傾向もあって、初七日を葬儀と一緒の日(正確には火葬の後)に行うというご家庭も増えてきています。

このような場合、大抵は葬儀に対するお布施と一緒に包んで僧侶の方にお渡しすることとなります。
基本的に葬儀と初七日の法要を一緒の日に行うのは、同じ菩提寺の僧侶の方であるためです。

なお、その際に用意する封筒は1枚で問題ありません

お布施の相場を聞いてもいいの?

お墓

お布施の相場は実のところ、厳密に決まっているわけではありませんので、葬儀や法要関係の情報でも一般的な相場はおおよそのものが提示される場合がほとんどです。

加えて、僧侶の方に軽く聞いても「お気持ちで十分です」と返ってくる場合も少なくありません。

ただ、おおよそのものしか提示されない以上、具体的な金額について決める際に困る場合もあるでしょう。

もし、お布施の金額のことで不安だったりする場合はお寺の僧侶の方に、他の人がどれくらい出しているのか直接聞いても大丈夫です。

特にお布施を出すというのが初めての場合であれば、僧侶の方も親切に教えてくれます。

お布施の表書きと渡し方

葬儀

お布施を包む際には、金銭をそのまま裸で渡すというのは大変失礼なことです。
だからこそ、お布施は基本的に封筒に包んで渡しますが、同時に封筒に表書きと施主などの名前を記すことが一般的です。

表書きとしては「お布施」や「御布施」と記します。
また、実際に僧侶の方にお布施を渡す際にもご挨拶の一言を添えつつ、手渡しではなく切手盆や袱紗(ふくさ)などに載せた状態で渡すのがマナーです。

お布施の書き方についてもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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お布施の他にお渡しするもの

葬儀

お布施は場合によってほかにも渡すものが必要です。
ここでは、お布施以外に僧侶の方に渡す金銭について簡潔に見ていきましょう。

お車代

お車代とは、法事の会場が故人の自宅や霊園の法要室などのように遠方から来ていただいた僧侶の方に渡す交通費のことです。

お車代の相場は5千円から1万円であるのが一般的です。

御膳料

御膳料とは、法要の後にご遺族側で用意した会食に僧侶の方が出席できない場合に、会食を提供する代わりに渡す金銭のことです。

一般的な相場はお車代の場合と同じく5千円から1万円とされています。

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戒名料

戒名料とは、故人の来世での名前である戒名を付けていただいた謝礼のことです。
大体の相場は20万円から50万円とされており、特に浄土真宗の場合は他の宗派に比べると幾分か安い傾向にあります。

また、戒名に「〇〇院」という院号がつく場合は、100万円以上が相場となります。

なお、戒名料の表書きについては「お布施」もしくは「御布施」、「戒名料」とするのが一般的です。
ただし、浄土真宗の場合や、あるいは葬儀のお布施とともに渡す場合は「お布施」か「御布施」としておくのが無難といえます。

初七日のお布施の相場についてまとめ

お金

今回終活ねっとでは、故人の命日から7日目に行われる初七日の際のお布施の相場について見てきました。
記事の内容をまとめますと、次のようになります。

  • お布施とは、法事の際にお経をあげていただいたことに対して僧侶の方に渡す謝礼のことである。
    ただし、世間一般でいう労働対価とは意味が異なるので注意が必要である。
  • 初七日のお布施の相場は仏教各宗派全体で3万円から5万円というのが相場だが、宗派によって若干の違いが見られる。
    加えて、各宗派の中でも地域や寺院によっても金額が異なるうえ、あらかじめ決まっている場合もあるので事前に相談しておくと準備がしやすい。
    なお、葬儀と初七日を同時に行う場合は、葬儀の分のお布施とまとめて渡すのが一般的である。
  • お布施の金額の相場についてわからなかったり不安だったりする場合は、僧侶の方に聞いても特に問題はない。
    とりわけ、初めてお布施を渡すような場合であれば、なおさら親切に教えてもらえる。
  • お布施を包んだ封筒の表書きには、「お布施」や「御布施」と記すのが一般的である。
    さらに渡す際にはご挨拶の一言を添えつつ、切手盆や袱紗に載せた状態で渡すのがマナーとされている。
  • お布施のほかに渡すものとして、遠方から来た僧侶の方の交通費としてのお車代や、法要後の会食がわりに渡す御膳料があり、それぞれ5千円から1万円が相場である。
    また、故人に戒名を付けてもらった際に渡す戒名料もあり、こちらは20万円から50万円が一般的な相場である。
    なお、戒名料については宗派や場合によっては表書きに注意した方が良い。

初七日は本来であれば故人の命日から数えて7日目に行うものとされており、葬儀と別に行う場合は3万円から5万円の金額を包むということで問題はありません。

ただし、葬儀と同時に行う場合はくれぐれも葬儀の分と一緒に包むよう心がけましょう。

また、初七日の場合も含めてお布施の相場は宗派や地域、寺院によって異なります。
だからこそ、事前に菩提寺の僧侶の方やご近所の方などに聞いておくと、いざという時に準備しやすいでしょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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