四十九日にお供えする時の熨斗(のし)って?書き方や水引の色を解説

四十九日の法要ではお供えを持参するのがマナーです。お供えにはのし紙をかけてお渡ししますが、四十九日ではご親戚の方も多く参列されてますので、いざというときに恥ずかしい思いをしないためにも、お供えののしの書き方や水引の選び方について覚えておきましょう。

目次

  1. 四十九日にお供えするのしについて
  2. 四十九日とは
  3. のしの書き方
  4. 四十九日におけるのしの水引の色は?
  5. 四十九日にお寺にお供えする果物の種類
  6. お返しの場合ののしについて
  7. 四十九日にお供えするのしについて

四十九日にお供えするのしについて

葬儀

皆さんは四十九日の法要に参列されたことはあるでしょうか。
四十九日の法要に招かれた時、いざを備えを用意しようとしてどんなのしを選べばいいか、表書きの書き方など、その時になってみると意外と分からなくなるものですよね。

そこで終活ねっとでは、四十九日ののしの書き方を中心に次の項目について詳しく解説しています。

  • 四十九日にお供えするのしの書き方について
  • 四十九日のお供えには、どんな水引を選ぶのか
  • お寺にお供えする果物の選び方について
  • お返しする場合には、どんなのしを選べば良いのかについて

お供えは、その他の法事や法要でも必要になりますので、これを機会に覚えておきましょう。
いざという時に困ってしまうことがないよう、ぜひ今後の参考にしていただければ幸いです。

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四十九日とは

葬儀

四十九日とは「中陰」とも呼び、故人が亡くなられてから四十九日目のことをいいます。
故人の魂は、この四十九日の間に七日ごとの裁判を受け、極楽浄土へ渡れるかどうかの裁きを受けることになります。

故人が無事に極楽浄土へ渡れるよう、ご遺族の方は祈りをささげ、花を飾ったり灯篭や線香を焚いて供養をします。
ご遺族の方にとって忌明けにあたり、一つの節目を迎える日でもあります。

のしの書き方

葬儀

「のし」とは、慶事や四十九日などの弔事の際にお供えをする場合に、包装紙の上にかける水引が描かれた紙のことをいいます。
のしには水引が印刷されたものなどさまざまな種類があり、贈る目的やお供え物によって使い分ける必要があります。

いざ四十九日の法要に参列するときになって、表書きを書く場合、香典のように薄墨なのかどうか分からないという方も多いでしょう。
四十九日ののしについて、表書き・名前・墨の色を解説していきます。

表書きの書き方

表書きとは、その贈りものが何のために贈られるものであるか記すために書かれます。
のし紙はすでに水引が印刷されているものもあります。
水引が印刷されているものに表書きを書く場合には、水引を中心に上部分に書き入れましょう。

お店に出向き、お供え物を購入する時にお店の方にお願いすれば包装と一緒にのしと表書きを書いて頂けます。
お店でお願いをするときは、四十九日の法要にお贈りするお供えものであることをお伝えしておきましょう。

それでは次に、ご自分でのしを用意される時のために、表書きの書き方について宗教別にご説明します。

仏式

仏式での四十九日にお供えするのしの場合は、表書きに「御供物料」「御仏前」と書きます。

ただし、関西方面では「御供」と書くのが一般的ですが、これは都市部に限ります。
どうしてもわからない場合は、一緒に参列される方に尋ねてみましょう。

神式

神式では仏教の四十九日にあたる 「50日祭」が行われます。
新式では香典の代わりに「玉串料」が用意されますが、この「玉串料」のお返しとしてのしを書く場合には、表書きに「偲草」または「偲び草」と書き入れるのが一般的です。

キリスト教式

キリスト教には四十九日の法要はありません。
そのため、キリスト教の場合は香典返しの習慣がありません。

ただし、キリスト教ではカトリックの場合であれば30日目に「追悼ミサ」、プロテスタントであれば1カ月目に「昇天記念日」というものが行われます。
その場合の表書きには、のしに「偲草」や「志」と書き入れます。

名前はどこに書く?

香典と同じく、のしにもお供え物の贈り主のお名前を書き入れる必要があります。
のし紙の中央部分にある水引を中心として、その下にお名前をフルネームで書き入れましょう。

施主自身がお供えをする場合には、のしに「○○家」と家名で書きます。

薄墨でいいの?

一般的には四十九日までの法要でののしには薄墨を使います
薄墨を使う理由は、「突然の訃報に硯で墨をする時間もなく駆け付けた」という意味や、「悲しみのあまり涙で墨が薄れてしまった」という意味を持っています。

四十九日以降の法要では濃い墨でのしを書いてもかまいませんが、四十九日までは薄墨を使いましょう。
薄墨で書く方法が分からないという方は、文具店に行けば薄墨の筆ペンも販売されています。

四十九日におけるのしの水引の色は?

葬儀

四十九日ののしの水引の色は、黒白の結びきりのものか双銀のものを選びます。
水引の色は地域によって異なりますので注意しましょう。

水引の色についてもっと詳しくお知りになりたい方は、下の記事をご覧いただければ詳しく解説されています。

四十九日の法要に参列される方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。

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四十九日にお寺にお供えする果物の種類

仏壇

四十九日の法要には、お花のほかにもお菓子や果物などのお供え物します。
特に「この果物でなければいけない」という決まりはありませんが、なるべく旬の果物や日持ちのするものを選ぶと良いでしょう。

日持ちのしない果物を贈られるのであれば、早めに食べて頂けるよう一言述べておくと良いでしょう。

基本的には丸い物

お供えする果物は、個人の好きだったものを選んだりと特に決まりはありません。
もしもお供え物に何を贈るか迷った時は、丸い果物を選ぶと良いでしょう。

日本では、丸いものは昔から「円」つまり「縁」に繋がると考えられていることから丸いものが良いとされています。

丸といってもまん丸である必要はありません。
ナシやリンゴも人気があり、お供え物として大変喜ばれます。

金額相場

お供え物は5000円から1万5千円程度が相場です。

ただし、金額については香典とのバランスを考えましょう。
例えば、香典に高額をお包みしたうえで1万5千円相当の供物では、受け取られた方の負担になってしまいます。

香典を包んだうえで供物も贈るというのであれば、お線香や焼き菓子など、数千円のもので構いません。

お返しの場合ののしについて

葬儀

四十九日の法要では、お供え物のお礼として引き出物が用意されます。
引き出物はお供えを頂いたことへのお礼です。
その場合の水引きは黒白のもの、または双銀のものを選びましょう。

詳しくは次の記事をご覧になっていただければ、選び方や表書きの書き方を詳しくご説明していますので、どうぞ参考になさってください。

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四十九日にお供えするのしについて

葬儀

いかがでしたか?
今回終活ねっとでは、四十九日ののしの選び方や表書きの書き方についてご説明しました。

  • 四十九日の表書きは、仏式では表書きに「御供物料」、または「御仏前」と書き、神式では「玉串料」キリスト教では「偲草」と書き入れるが、関西では「御供」と書く。
  • 四十九日ののしの水引の色は、黒白の結びきりのものか双銀のものを選ぶ。
  • のしにお名前を書く場合には、水引を中心にのし紙の下中心にフルネームで書き入れ、施主がお供えする場合は「○○家」と書く。
  • お供えに果物を選ぶ場合には基本的に丸いものを選ぶ。
  • 四十九日のお供えの相場は5000円から1万5千円が相場ですが、香典をお包みする場合には、お供えは5000円程度のものでかまわない。

四十九日の法要に招かれた場合には、ぜひ参考になさってください。

終活ねっとでは、四十九日のほかにも、その他の年忌法要についてなど、終活についてのさまざまな記事が用意されています。

興味のある方、マナーやルールについて詳しくお知りになりたいという方は、ぜひそちらの記事についても合わせてご覧ください。

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