13回忌のお布施の書き方はどうすればいい?マナーについても紹介!

節目にあたる13回忌の法要は故人の冥福を祈り思い出を語り合う貴重な機会です。今回は13回忌の、特にお布施の書き方について詳しく解説いたします。ご遺族として知っておきたい13回忌のお布施について、いざという時に役立つ書き方のマナーについての情報です。

目次

  1. 13回忌のお布施の書き方について
  2. 13回忌法要とは
  3. 13回忌のお布施の書き方
  4. 13回忌のお布施のマナー
  5. 13回忌のお布施の書き方まとめ

13回忌のお布施の書き方について

仏壇

葬儀とそれに続く法要について考えることは、終活のひとつです。
命日に行う年忌法要は、亡くなったかたの思い出にひたる大切な追善供養となっています。

年忌法要は1周忌、3回忌に始まり、50回忌までで区切りとなります。
法要の当日に忘れてはならないのが、お坊さんにお経をあげていただいたお礼としてお渡しするお布施です。

そこで今回は、年忌法要のなかでも13回忌のお布施の書き方に注目して解説いたします。

今回の記事は次の点がポイントです。

  • 13回忌法要とは?
  • 13回忌のお布施の書き方
  • 13回忌のお布施の表書きと裏書き
  • 13回忌のお布施の書き方の注意点
  • 13回忌のお布施のマナー

お布施はお坊さんに感謝の気持ちをこめてお渡しします。

今回の記事は、マナーとして押さえておきたい、13回忌のお布施についての解説です。
少し長い記事ですが、ぜひ最後まで目を通していただければと思います。

13回忌法要とは

葬儀

回忌法要とは命日に行うご供養です。
親族や親しかったかたたちが集まり、お坊さんにお経をあげてもらって、故人のさらなる冥福を祈ります。

回忌法要は1周忌、3回忌、7回忌、13回忌と、1、3、7の付く年に行ないます。
回忌法要は年忌法要とも呼ばれます。

13回忌は亡くなってから満12年がたった命日に行う法要です。
ですが、参列する方の都合を考えて命日に近い土日などに行うことも多いです。

このように、13回忌は命日の当日でなくてもよいとされています。

13回忌のお布施の書き方

葬儀

13回忌の法要ではお坊さんが読経とご供養をしてくださったお礼として、お寺にお布施をお渡しします。

お布施をお渡しするときは、法要の当日までにしきたりに沿って準備し、法要の終了後にお坊さんにお渡しします。

13回忌のお布施のお金を入れる袋には、書き方のマナーがあります。

正しく書いたお布施を前日までに用意しておくことで、13回忌の法要当日の流れがスムーズになります。
ここでは書き方について、仏式と神式の2通りの書き方を詳しくご説明します。

表書き

お布施に使う袋は、白無地の封筒もしくは「御布施」と印刷された袋を用意します。
白い封筒を使う場合は、次のように表書きを書きましょう。

仏式

13回忌のほとんどの場合は仏式にあたります。
仏式では、「お布施」や「御布施」のいずれかを上半分の中央に書きます。

お布施と似た言葉でお経料という言葉があります。

お経をあげていただくお礼としてのお布施なので、「お経料」または「御経料」と書いても問題はありません。

しかし、「お経料」と表書きをするよりも、「お布施」「御布施」のいずれかの書き方のほうが一般的です。

お布施の袋の表書きの下半分には、〇〇家としてご自分の名字を書き入れます。
または、13回忌の法要の施主のかたのお名前をフルネームで書きます。

「お布施」の文字の下に、バランスよく「〇〇家」またはフルネームでお名前を書き入れましょう。

神式

神式では、仏教での法要のことを霊祭と呼びます。
ほとんどの場合霊祭は、お墓あるいは自宅で行われます。

仏式とご供養のタイミングが異なるため、神式では1年祭、3年祭、5年祭、10年祭というように霊祭を行ないます。
仏式でいう13回忌は、神式の場合では13年祭ということになります。

そこで神式でのお布施の表書きですが、「御礼」「御祈祷料」「御祭祀料」のいずれかを書くようにします。
白無地の封筒の上半分に、やや大きめの文字で配置するのがよい書き方です。

神式の表書きの下半分には、仏式の場合と同じように、〇〇家または施主のお名前をフルネームで書き入れます。

裏書き

お布施に使う封筒の裏側は、何も書く必要はありません。
お布施はすでに檀家である者としてお寺にお渡しするので、お坊さんに改めて住所を知らせる必要はないためです。

ただし、お寺によっては、かなりの数の檀家があって〇〇家の表記だけではわかりにくい場合があるかもしれません。
その場合は、封筒の裏側にお布施の金額・住所・氏名を書いておくと親切です。

封筒の裏側に書くときは、小さめの文字で書き入れます。
金額は、たとえば3千円は参阡圓、5千円は伍阡圓といったように、壱、弐、参、伍といった旧字体の書き方で表記します。

注意点

お布施の袋に書く文字の書き方の注意点は、次の2点があります。

毛筆で書く

お布施の袋の表書きは、毛筆を使って書きます。
13回忌のお布施は、お坊さんとお寺に、読経していただいた感謝の気持ちと今後もご供養をよろしくお願いしますという気持ちを込めてお渡しするものです。

筆で書くのは苦手というかたも、表書きの文字はゆっくりと丁寧に書くようにします。
完璧に整った文字でなくても、丁寧に書いた文字は気持ちが伝わります。

濃い墨で書く

13回忌のお布施の袋は、普通の濃い色の墨で書きます。

お通夜や告別式のご香典のように薄い墨を使う必要はありません
普通の墨を使い、配置に気を配ったバランスよい文字の書き方で、袋の表書きを書くようにしましょう。

13回忌のお布施のマナー

葬儀

13回忌のお布施をお渡しする場合は、必ず知っておきたいマナーがあります。
ここでは封筒、包む金額の相場、お金の包み方についてご説明します。

封筒の選び方

13回忌のお布施の封筒には次の2つがあります。
封筒の選び方にもしきたりがあり、知っておきたいマナーです。

白い封筒

白い無地の封筒に毛筆で表書きをして、13回忌のお布施に使います。
郵便番号を書く枠が印刷されていない、完全な白無地の封筒を選ぶようにします。

このとき気をつけたいのが、二重封筒を使うのはマナー違反ということです。
不幸が重なるを連想することから、紙が二重になった封筒は使わないようにします。

文房具店では、慶弔併用として、白い無地の一重の封筒を袋入りで扱っています。
この封筒は郵便番号欄が印刷されていないため、13回忌のお布施に適しています。

また、はじめから「御布施」の文字が印刷された市販の袋もあります。
名前の表書きをするだけで済むため、毛筆が得意でないかたにもおすすめです。

奉書紙

白い封筒に入れるのでなく、奉書紙(ほうしょかみ)でお金を包む方法です。
本来は、奉書紙の使用が最も丁寧なお布施の渡し方とされています。

まずお金を半紙に包み、その半紙ごと奉書紙で包みます。
奉書紙の使い方は慶事用と弔事用がありますが、お布施の場合は、折り返した上側に下側をかぶせる慶事の折り方を用います。

これは13回忌でお渡しするお布施自体は弔事ではないためです。

奉書紙は文房具店で市販されています。
もし特に高額なお布施をお渡しする場合は、奉書紙をおすすめします。

奉書紙で包むほうがより丁寧で格式が高くなります。

水引き

香典袋には水引が付いていますが、お布施の袋には、水引は付ける必要はありません。
ただし、地域によっては13回忌のお布施の袋に、双銀(そうぎん)または黒と白の水引を付けるようです。
結ぶ方は、あわび結びとなります。

水引を付ける地域は全国のなかでも一部のようですが、水引の有無について気になる場合は、近隣のかたに確認するとよいでしょう。

包む金額の相場

13回忌に限らず、年忌法要におけるお布施の金額は、知っているようで意外と知らないものです。
お寺にお布施をお渡しするのは、ご自分が施主の立場である機会に限られます。

一般に、13回忌のお布施の相場は1万円から5万円と言われます。
お布施の平均的な目安は3万円です。

この金額には、お車代と呼ばれる会場までの交通費やお膳料と呼ばれる会食の費用も含まれています。
ちなみにお膳料は、お坊さんが会食に参加しなかった場合に食事代としてお渡しするものです。

お布施の相場にはかなり幅があるように思えますが、お坊さんやお寺との関係や地域性によって、お布施の金額は決まってきます。

なお地域によっては、お布施のほかにお車料として1万円を別個に包むしきたりもあります。
お布施は、その地域特有のやり方にそって用意する必要があります。
同じお寺の檀家のかたや近隣のかたに、地域特有のしきたりがあるのか?を確かめておくのもよいでしょう。

お金の包み方

奉書紙を使わずに封筒にお布施のお金を入れる場合でも、入れ方の決まりがあります。
お札の顔を表側(上)にして、顔の部分が封筒の上部に来るようにお札を入れるようにします。

お布施としてお渡しするお札は、新札を使ってかまいません
これは、急な知らせできれいなお札を用意できなかったという意味を込めるお通夜と葬儀のご香典と違い、13回忌の法要では前もってお布施を用意しておけるからです。

お布施の表書きを普通の濃い色の墨で書くことも、この理由からきています。
急な知らせで墨をする十分な時間がなかったというお通夜や葬儀と違い、13回忌の法要は日にちが決まっているため、お布施を用意する時間があるためです。

13回忌のお布施の書き方まとめ

葬儀

13回忌の法要でお渡しするお布施について、その書き方をご説明してきました。
いかがでしたでしょうか?

今回の記事は次の点がポイントでした。

  • 13回忌法要とは?

    亡くなってから満12年がたった命日に行う年忌法要である。命日の当日でなく命日に近い土日などに行う場合も多い。

  • 13回忌のお布施の書き方

    仏式の表書きは「御布施」「お布施」、神式では「御礼」「御祈祷料」「御祭祀料」。表書きの下半分には、〇〇家または施主のお名前をフルネームで書く。
    表書きは普通の濃い色の墨を使い、毛筆で丁寧に書く。

  • 13回忌のお布施のマナー

    封筒の選び方は、無地の白い封筒で二重でないもの、または奉書紙のいずれか。お布施の袋には水引は付ける必要はないが、なかには水引を付ける地域もある。その場合の水引はあわび結びで双銀または黒白とする。
    13回忌のお布施の金額相場は1万円から5万円。平均は3万円である。
    お布施の包み方は、奉書紙の場合は慶事用の包み。封筒に入れる場合は、お札の顔を表側にして、顔の部分が封筒の上部に来るようにお札を入れる。

表書きの正しいマナーを知っておくことで、13回忌のお布施の用意がスムーズに進みます。

終活ねっとでは、今回の記事のほかにも13回忌などの年忌法要について解説しています。
それらの記事もぜひ皆様の終活のご参考にしていただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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