四十九日までの過ごし方はどうする?忌中に避けるべきことも紹介

故人の葬儀が終わった後は気持ちを落ち着けるのが理想ですが、やるべきことも少なくありません。特に葬儀の次の四十九日までも引き続き慌ただしいですが、過ごし方について知ることで落ち着いて行動することができます。今回は四十九日までの過ごし方について見ていきましょう。

目次

  1. 四十九日までの過ごし方はどうしたらいい?
  2. 四十九日までの期間は何というの?
  3. 四十九日までの過ごし方
  4. 四十九日まで避けた方が良いこと
  5. 四十九日までの過ごし方まとめ

四十九日までの過ごし方はどうしたらいい?

葬儀

突然の愛する身内の方の最期や葬儀を経た後、残されたご遺族の気持ちは非常に疲れ切っていることが非常に多いです。
愛する身内の方を失った悲しみの気持ちと向き合う時間をあまり持てないままに、葬儀の準備や参列者の方への対応に追われてしまいます。

そこから考えると、葬儀が終わった後はひと段落つく時間を持つために、気持ちの整理をつけることもできます。
ただし、一方で遺産相続の問題や遺品の整理の問題、さらにこの次に控える重要な法要である四十九日法要の準備などやるべきことは少なくありません。

やるべき課題のことを考えると、せっかく気持ちを落ち着けようとしていた矢先に非常に暗い気分にもなりかねません。
そこで今回終活ねっとでは、以下のポイントに沿って四十九日までの時間の過ごし方に着目することで、慌ただしい時期を乗り越える術をご紹介していきます。

  • 四十九日までの期間について

    故人が亡くなってから四十九日までの期間を指す忌中の意味や、忌中と喪中の違いについて見ていきます。

  • 四十九日までの過ごし方にどのようなものがあるのか?

    四十九日が明けるまでの一般的な過ごし方について具体的に見ていきます。

  • 四十九日が明けるまで避けた方が良いこととは?

    四十九日法要が終わるまでやらない方が良いことについてご紹介します。

気ぜわしい四十九日までの時期の過ごし方についていろいろとまとめましたので、特に故人の葬儀が終わった後で落ち着かないという方は、ぜひともこの記事を読んでいただければ幸いです。

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四十九日までの期間は何というの?

お墓

最初に四十九日までの時期について簡潔に見ておきましょう。

忌中の意味

故人が亡くなった日から四十九日までの期間のことを、「忌中」といいます。
忌中とは、亡くなった身内の方のことを悼んで、なるべく派手なことを慎む期間のことです。
人によっては「忌引き」ということで学校や職場を休むという方もいます。

さらに忌中の間は原則としておめでたい行事の開催や参加は避けるようにするのが習わしです。
例えば、結婚式の開催や参加も四十九日が明けるまでは極力避けられることとされています。

喪中と忌中の違い

ちなみに、忌中と似たような言葉に「喪中」というものもあります。
一見すると非常によく似ていますが、喪中の場合は期間が四十九日が明けてから一周忌までとされているうえ、忌中に比べると避けられるべきことが比較的少なくなっているのが特徴です。

例えば忌中の間は避けられていた結婚式への参加は喪中であれば比較的大丈夫とされています。

四十九日までの過ごし方

葬儀

故人が亡くなってから四十九日までの期間である忌中の意味について見てきたところで、本題である忌中の時期の過ごし方について詳しく見ていきましょう。

七日毎に法要を行う

まず、四十九日までに七日毎に忌日(きじつ、きにち)法要をとり行うのが古くからの慣習です。
7日ごとに行われる忌日法要について列挙すると以下のようになります。

  • 初七日(しょなのか)法要(最初の忌日法要)
  • 二七日(ふたなのか)法要
  • 三七日(みなのか)法要
  • 四七日(よなのか)法要
  • 五七日(ごなのか)法要
  • 六七日(むなのか)法要
  • 七七日(なななのか)法要=四十九日法要

忌日法要では故人のご遺骨やご遺影、お位牌を安置した簡単な祭壇(中陰檀)にご遺族がそろってお参りと供養を行います。
具体的にはお供え物をお供えしお線香をあげて供養します。

なお、初七日法要では僧侶の方にお経をあげてもらって、ややきちんとした法要をとり行います。

祭壇に毎日水と線香を供える

次に四十九日までの過ごし方として、葬儀が終わってから四十九日まで設けられている故人を祀る祭壇(中陰壇)を飾ることも重要です。
7日ごとの法要もこの祭壇の前で行われますが、法要のとき以外でも故人のためになるべく供養をすることが望ましいとされています。

これは亡くなった故人の霊は四十九日までこの世とあの世との間をさまよっているとされているためです。
だからこそ、四十九日までの期間は故人が極楽浄土に生まれ変わることを祈るためになるべく毎日のように供養を行うのが日常的な過ごし方といえます。

四十九日法要の準備

四十九日までの過ごし方の中で最も重要といえるのが四十九日法要の準備です。
四十九日法要を行うことではじめて忌中の期間が明けることになるため、四十九日法要を無事に行えるようにきちんと準備しておくことはとても大切といえます。

なお、四十九日法要の準備の具体的な項目は以下に示す通りです。

  • 具体的な日程の調整
  • 四十九日法要のための会場の決定
  • 僧侶の方への相談と手配
  • 案内状の作成と送付
  • 本位牌や仏壇の手配
  • 会食や香典返しの準備
  • お布施の用意

遺品整理や相続に関する相談

故人が亡くなった後に残る頭の痛い問題といえるのが、故人の遺品の整理や故人が残した遺産の相続にまつわることです。

遺品があまりにも多いと、整理をするために肉体的にも精神的にも大きな負担を強いられることにもなりかねません。
また遺産相続に関しても、故人の残した遺言や法律に基づいて問題なく分配することが大切です。

このため、あまりにも問題が複雑な場合は遺品整理の専門業者や弁護士など専門家に相談しながら進めていくことがおすすめです。
ただ、故人の側が元気なうちに残されるご家族の負担がなるべく軽くなるように、終活の中で遺品の整理や遺産相続についての取り決めを進めておくとよいでしょう。

四十九日まで避けた方が良いこと

困った人々

四十九日までの期間である忌中の過ごし方で、心掛けるべきことの中に忌中の間に避けた方が良いものもあるというのは注意すべき点です。
ここでは、忌中の間に避けるべきもののうち、代表的な項目についてご紹介します。

お正月のお祝い

もしも忌中の間に年末年始を迎える場合は、お正月の際のお祝いは避けるようにしましょう。
まず、お正月そのものが新年を迎えるおめでたい行事である一方、忌中は故人を悼むための時期であるためにとてもおめでたい行事どころではないとされているためです。

また、門松や注連縄といったお正月の飾りも忌中の間は出さないようにします。
神社への参拝の項目でも触れるようにお正月飾りが神道由来のものであり、神道では死を穢れ他ものとして避ける傾向にあるためです。
なお、喪中の時期も極力お正月飾りは近所づきあいを考えて避けた方が良いでしょう。

さらに年賀状も避け、代わりに年賀欠礼状と忌中はがきを発送するのが慣習とされています。
年賀状に関しても喪中の時期になっても、引き続き喪中はがきを発送するのがマナーです。

神社への参拝

忌中の間の過ごし方としては神社への参拝についても避けられるべきこととされています。
先ほども少し触れましたが、神社で信じられている神道では人の死のことを穢れているものとして考えられています。

このため、身内の方が亡くなったばかりの方が神様の祀られている聖域である神社に参拝することを非常に避けようとします。
もし、忌中の間にどうしても神社に参拝したりお守りを買ったりしたいということであれば、事前に出かける先の神社に連絡して境内の外でお祓いをしてもらうようにしましょう。

忌明けした後の喪中の期間であれば神社へのお参りが可能となってきます。
ただし、神社によって考え方が異なることもありますので、事前に問い合わせた方が良いでしょう。

お歳暮・お中元を贈ること

お歳暮やお中元をお世話になっている人に送るという行為も忌中の間は避けられるべきことといえます。

厳密にはおめでたいことではないのですが、故人を悼むという時期の真っただ中にあってとてもお歳暮やお中元を贈る心情になれない状態であるということから忌中の間は避けられがちです。

ただし、喪中の時期であれば特に問題はありません
その際には贈り物に紅白の水引の代わりに奉書紙か無地の短冊を掛けるようにしましょう。

旅行

故人が亡くなってからは葬儀の準備や遺品の整理などご遺族の方にとって心身両面で負担の大きい日々が続くため、少し落ち着いたところで旅に出かけたいと考える方もいるでしょう。
しかし、旅行についても四十九日まで待った方が良いといえます。

旅行はおめでたいことには含まれるわけではありませんが、遊興の部類に含まれると考えられます。
そのため、忌中に旅行に行くことは故人を悼むべき時期にきちんと供養していないということとも考えられることです。

もちろん四十九日が明けて喪中の時期になれば、気持ちを落ち着けたり癒したりするために旅行に出かけても問題はありません。

四十九日までの過ごし方まとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、四十九日までの過ごし方についていろいろと見てきました。
今回の記事の内容をまとめますと、以下のようになります。

  • 四十九日までの期間は忌中と呼ばれ、故人の死を悼み喪に服す時期のことを指す。
    また、喪に服すのが主な過ごし方となるため、おめでたい行事への参加なども控えられる。
    なお、四十九日が過ぎた後は故人の一周忌まで喪中という期間になり、忌中に避けられたことも可能になる。
  • 四十九日までの過ごし方として、七日ごとに法要を行うことや毎日故人を祀った祭壇にお水とお線香を供えて供養すること、四十九日法要の準備、故人の遺品の整理や遺産相続の関する相談が挙げられる。
    特に四十九日法要の準備は忌中が明けるための重要な法要であることから念入りに準備することが大切である。
  • 四十九日までの間に避けた方が良いこととして、お正月のお祝いや神社への参拝、お中元やお歳暮を贈ることが挙げられる。
    お正月のお祝いについては年賀状の代わりに年賀欠礼状や忌中はがきもしくは喪中はがきの送付が行われる。

今回見てきたように四十九日までの過ごし方の主なものとして、あの世とこの世の間をさまよっている故人のために供養することや四十九日法要を行うこと、さらに故人の残した遺品の整理や遺産の相続について相談することが重要といえます。

故人の死という悲しい出来事を乗り越え四十九日後を前向きに過ごすためにも、四十九日までの過ごし方についてきちんと理解しておくと良いでしょう。

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