7回忌のお布施はいくら包む?金額相場や袋の書き方についてご紹介

亡くなった方の供養をする主な方法の1つに没後の決まった年に年忌法要を行うというものがありますが、6年目に行うのが7回忌です。その際、僧侶の方に来てもらうためお布施を渡す必要があります。今回は7回忌でのお布施の金額の相場や袋の書き方などを見ていきましょう。

目次

  1. 7回忌のお布施について
  2. 7回忌のお布施の金額相場とは?
  3. 7回忌のお布施の書き方
  4. 7回忌のお布施を包む袋は?
  5. 7回忌のお布施の渡し方
  6. お布施以外に僧侶に渡すお金
  7. 7回忌のお布施についてまとめ

7回忌のお布施について

葬儀

私たちは自身の身内の方が亡くなった後、お墓を建てたり、毎日のように仏壇に故人をしのんで手を合わせたりして故人を供養していきます。
そして、故人の供養の方法には、故人が亡くなった後の決まった年に年忌法要を行います。

年忌法要の中でも、故人が亡くなってから6年目に行うのが7回忌です。
7回忌ともなると、四十九日法要や1周忌のときのように盛大には行いませんが、僧侶の方に来てもらったうえでお経をあげてもらうという内容は同じです。

このため、読経などの謝礼としてお布施を手渡す必要が出てきますが、7回忌におけるお布施の金額相場はいくらくらいなのでしょうか?

今回は7回忌のお布施の金額について以下のポイントで見ていくとともに、お布施の書き方についても合わせてご紹介します。

  • 7回忌のお布施の金額の相場はいくらくらいなのか?

    7回忌のお布施で包む金額の相場について見ていきます。

  • 7回忌のお布施の書き方はどのように書けばいいのか?

    7回忌のお布施のお金を包むための袋の書き方について詳しく見ていきます。

  • 7回忌のお布施を包むための袋とは?

    7回忌のお布施を包むために使う袋について見ていきます。

  • 7回忌のお布施の渡し方とは?

    7回忌のお布施を渡すタイミングや実際の渡し方についてご紹介します。

  • お布施以外に僧侶の方に渡すお金とは?

    お布施以外に渡す必要のあるお金について簡潔に見ていきます。

ぜひ最後までご一読ください。

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7回忌のお布施の金額相場とは?

お金

故人が亡くなってから6年目に行う7回忌ですが、この際にお経をあげてもらう僧侶の方にはお布施をいくらほど渡せばいいのでしょうか?

7回忌のお布施の金額相場は、1万円~5万円とされていますが、厳密に決まった金額が存在しません。
このため、この範囲の中でのより詳しい金額については、それぞれの地域や寺院などによって異なることから、近所の方や僧侶の方とあらかじめ相談して決めておくといいでしょう。

仏教の各宗派の中でもお布施について特別なルールのある浄土真宗でも基本的には上記の金額と同じです。
ただし、浄土真宗においてお布施は寺院や僧侶個人に対する謝礼ではなく、仏様に感謝するための気持ちとして渡すものであることは理解しておきましょう。

ただ、お布施の金額そのものはどの宗派でもだいたい同じようなものになっています。

7回忌のお布施の書き方

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7回忌に限らずお布施は包むための袋の書き方も重要です。
ここでは7回忌のお布施袋の書き方について見ていきましょう。

薄墨ではなく普通の墨で書く

まず書く際に使う墨についてですが、基本的にお布施を包む袋に書く場合は葬儀の香典袋に書くように薄墨を使うのではなく、普通の墨を使って書きます。
これはお布施があくまでも僧侶の方やその僧侶の方の所属する寺院に対して手渡すものであるためです。

本来、薄墨は葬儀の際に故人が亡くなったことへの悲しみや火急で駆け付けたことを示すために使われものです。
しかし、お布施を渡す先の寺院の方が亡くなったわけではないので、普通の濃いめの墨を使います。

表書きの書き方

香典袋であれば表書きは「御霊前」などを使いますが、お布施の場合はどう書けばいいのでしょうか?

お布施の場合は、表書きには基本的にそのまま「御布施」や「お布施」と書きます。
あるいは、何も書かないでそのまま僧侶の方に渡しても差し支えはありません。

なお、表書きの下側には、7周忌の施主の氏名をフルネームで書くか、家の名義で渡すという意味合いで「〇〇家」と書くのが一般的です。

中袋の書き方

お布施の金額を実際に包むための袋を中袋といい、表袋のさらに内側に入れます。
中袋にもお布施として包んだ金額や包んだ人の氏名と住所について記載します。

中袋には住所・氏名・金額を書く

中袋には住所や氏名、お布施の金額について書きますが場所は表側ではありません。
中袋の裏側の、右側もしくは真ん中にお布施として包んだ金額を、左側に住所や氏名を書きます。

ちなみに金額については、お布施が僧侶の方の報酬や給料といった労働の対価を意味しないことから、本来は書かなくてもよい性質のものです。
しかし、寺院側の経理面の管理から書いてある方が望ましいということで、書いてあった方が僧侶の方も喜ぶでしょう。

金額の書き方

お布施の金額の書き方ですが、実は特別なルールがあります。
まず、金額は基本的に漢数字でかつ縦書きに書きますが、漢数字の旧字体を用いて「金〇〇圓也」というように書きます。

例えば、お布施の金額が3万円の場合は「金参萬圓也」、25000円であれば「金弐萬伍仟圓也」と書きます。
なお、「也」は「間違いなくこの金額を入れた」ことを意味する語で改ざんなどを防ぐために一番最後につけられます。

7回忌のお布施を包む袋は?

仏壇

香典袋などであればコンビニなどで市販のものが売ってあるため用意がしやすいですが、お布施を包むための袋についてはコンビニなどではなかなか見かけません。

これはお布施を包むための袋は奉書紙で包んだ形のものと、普通の白い封筒を活用した形のものとがあるためです。

ここではこの2つの方法によるお布施の包み方を詳しく見ていきましょう。

奉書紙に包む

お布施を正式に包む方法として挙げられるのが、奉書紙で包むというやり方です。
奉書紙とはもともと公文書などで使われていた和紙のことですが、現在では大切な贈り物を贈る際に使われます。

お布施もまた僧侶の方や寺院に対してお経をあげていただいたことへの感謝の気持ちを示すために渡すため、奉書紙でお金を包むのが丁寧なマナーとされています。

実際に奉書紙でお布施を包む際には、まず半紙でお布施のお金そのものを包んだ中包みとしたものや中袋を奉書紙で包みます。
この際の奉書紙の包み方ですが、おめでたいことがあった場合と同じように上側の折り返しに下側を包むという点がポイントです。

なお、奉書紙は手触りがすべすべしている方が表側です。

白い封筒に入れる

奉書紙を用意できない場合は、白い封筒で代用してもかまいません。
白い封筒の選び方で注意すべき点は、郵便番号欄が印字されていないものを選ぶという点です。

あくまでも僧侶の方への感謝の気持ちとして手渡すため、何も印字されていない白い封筒を使うようにしましょう。

7回忌のお布施の渡し方

葬儀

実際に僧侶の方にお布施を渡すときはどのように渡すのがマナーにかなったものなのでしょうか?
ここではタイミングや実際に渡す際に注意すべき点を軸に、お布施の渡し方について見ていきましょう。

お布施を渡すタイミング

お布施を渡すタイミングですが、大きく分けて法要が始まる前か、法要が終わった後とが挙げられます。

法要が始まる前に、僧侶の方に挨拶できる時間があればその際に渡してかまいません。
ただ、その際には法要のために来ていただいたお礼と、「本日はよろしくお願いいたします」という旨の一言を添えるといいでしょう。

ただ、時と場合によっては法要が始まる前があわただしくなる場合もあります。
その場合は、法要が終わった後、僧侶の方が帰るタイミングで渡すという方法があります。
もちろん、この場合も法要に来ていただいたことやお経をあげていただいたことへの感謝の一言を添えつつ渡すようにしましょう。

手渡しで渡さないようにする

お布施を僧侶の方に渡す際ですが、ただ単に手渡しで渡すのはタブーです。
手渡すのではなく、袱紗に入れた状態やお盆に載せた状態で渡すのが正式な作法です。

袱紗に入れて渡す

袱紗(ふくさ)とは、元来目上の方に進物を渡す際に使われる包みのことで、現在では主に冠婚葬祭の際に祝儀や香典などを包む際に使われます。

もちろん、僧侶の方に感謝の気持ちを伝えるために渡すお布施を袱紗に入れて渡すというやり方も正式なマナーの1つに数えられます。
より具体的には、袱紗からお布施の袋を取り出したうえで、袱紗の上に上下逆の向きに載せた状態(僧侶の方が見やすいように)で渡します。

なお、袱紗にもさまざまな色がありますが、最も無難なのは紫色のものです。
これは結婚式などのおめでたいことにも、葬儀などの弔事の両方にも使うことができます。
また、弔事関係であれば紺やグレーといった寒色系の色のものを使うのがマナーとされています。

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お盆にのせて渡す

僧侶の方にお布施を渡すもう1つの方法として、お盆にお布施の袋を載せて渡すというものがあります。
特に自宅で僧侶の方を招いて法要をとり行う際にはこの方法を使うことができます。

お盆の大きさですが、切手盆と呼ばれる小さめのお盆を使うのが一般的です。
こちらの場合も、僧侶の方が見やすいようにお布施の袋を上下逆の向きに載せて渡します。

お布施以外に僧侶に渡すお金

お金

僧侶の方に渡すお金は場合によりお布施以外にも必要となることがあります。
ここではお布施以外に必要なお金であるお車代と御膳料について簡潔に見ていきましょう。

お車代

お車代とは、僧侶の方に遠方から来ていただいた場合に渡す、いわば僧侶の方の交通費のことです。
特に自宅や霊園の法要室など寺院の本堂以外の場所で7回忌の法要を行う際にはお布施と別に用意する必要があります。

なお、お車代の金額の相場は5000円から1万円が一般的です。

御膳料

御膳料とは、法要の後の会食を僧侶の方が都合が合わないなどの理由で参加を断った場合に、会食を提供する代わりに渡すお金のことです。

御膳料の相場もお車代と同じくらいの5000円から1万円が一般的です。

7回忌のお布施についてまとめ

お金

7回忌の際に僧侶の方に渡すお布施について見てきましたが、いかがでしたか?
今回の内容をまとめますと以下のようになります。

  • 7回忌のお布施の金額相場は、1万円から5万円が一般的である。ただし、具体的な金額は地域や寺院によってによって異なるため、わからない場合はご近所の方や僧侶の方にあらかじめ聞いておくとよい。基本的にはどの宗派とも同じような金額である。
  • 7回忌のお布施の書き方として墨の種類は普通の墨を使う。表書きは「お布施」や「御布施」と書くのが一般的だが、何も書かないままでもよい。お布施のお金を実際に包む中袋には住所や名前、包んだお布施の金額を書く。なお、金額は漢数字の旧字体を用いて「金〇〇圓也」というように書く。
  • 7回忌のお布施を包む袋として奉書紙もしくは白い封筒を使う。
  • 7回忌のお布施を渡すタイミングは法要が始まる前か法要が終わり僧侶の方が帰る頃がよい。なお渡す際には手渡しではなく、袱紗に入れた状態かお盆に載せた状態で渡す。
  • お布施以外に僧侶の方に渡すお金として、交通費にあたるお車代と会食を断った場合に渡す御膳料とがある。

7回忌法要の際のお布施は基本的に1万円から5万円の範囲で、なおかつ中袋に入れた後にお布施の表袋に入れて手渡します。
この際に袋の書き方も前もってチェックしておきましょう。

終活の中でご自身のことを含めてご先祖様の供養のことを考える際には、ご自身で7回忌法要でのお布施のことについて知っておくというのもよいでしょう。
そして、終活を通じて後に残されるご家族に伝えておくというのも1つの手です。

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