家族葬で受付を任された時はどうする?準備や挨拶の仕方もご紹介!

最近では葬儀の形態も多様化しており、家族葬や自然葬などが増えてきています。 家族葬での受付を任された場合、すぐに対応できる方は多くはないのではないでしょうか。 今回は家族葬における受付を任された場合について、準備や挨拶の仕方などに触れつつご紹介します。

目次

  1. 家族葬の受付役について
  2. 家族葬では誰が受付役をするの?
  3. 受付役の仕事とやり方
  4. 受付役の挨拶について
  5. 受付の際に準備しておくもの
  6. 受付役が気を付けるポイント
  7. 受付役への謝礼はどれくらい?
  8. 家族葬の受付役についてまとめ

家族葬の受付役について

葬儀

葬儀の受付役を任されることは、皆様の人生においても1度あるか無いかという経験ではないでしょうか。
どんな仕事があり、マナーとして知っておきたい挨拶や準備しておくもの等、受付役としてご遺族の助けになるために知っておかなければならない項目があります。

また、最近では、家族葬を執り行う方も増えてきています。
家族葬における受付役にどんな仕事があるのか、事前に何を準備すべきかご存じない方も多いと思います。

今回、終活ねっとでは、家族葬の受付役について、以下のポイントを中心に解説していきます。

  • 家族葬では誰が受付役をするの?
  • 受付役の仕事とやり方
  • 受付役の挨拶について
  • 受付の際に準備しておくもの
  • 受付役が気を付けるポイント
  • 受付役への謝礼はどれくらい?

一生に一度あるか無いかという役目ですので、今回の記事を参考に、いざという時のために整理してみてください。

家族葬では誰が受付役をするの?

困った人々

家族葬は、ご親族や親しい友人のみで執り行う葬儀ですが、参列者が10名~15名程度見込まれる場合は受付役を置くべきです。
受付役はお香典の管理など非常に重要な役割ですので、受付役を置く場合、慎重に選ばなければなりません。

受付役は、基本的には誰が担当しても特にマナー違反にはなりませんが、ご親族は遺族席に座るため物理的に受付として仕事をこなすことは難しいでしょう。
一般的な葬儀の場ではご友人や知人に頼む場合もあり、また、地域によっては地域の組合の方が担当することもあります。

では、家族葬における受付役も同様に、誰かに依頼するのが良いのでしょうか?
この点、家族葬の場合でもどのような方が参列されるかによって異なってきます。

参列者が喪主の方のご兄弟やお子様、ご家族様だけであれば受付自体、設けないという場合もありますが、家族葬の場合でも友人・知人も含めて呼ばれる場合には受付を設置した方が良いでしょう。

この場合、故人からみて一番遠縁のご親戚に頼むことが理想的です。
血縁の方などに頼んでしまうと、参列者へのご挨拶などに追われてしまったり、ご焼香がすぐに回ってきたりと忙しいので、お香典の管理までなかなか気が回らないからです。

受付役の仕事とやり方

葬儀

いざ受付役を任された場合、どのような仕事があり、どのようなことをこなさなければならないのか、知識として前もって知っておくことで慌てなくて済むこともあります。

では、家族葬の受付役には具体的にどのような仕事があるのでしょうか?

葬儀での受付は、3時間程度の長丁場の仕事となります。
何も知らない状態で引き受けてしまうと、何もできずにただ立っているだけなんてことにもなり兼ねません。

また、受付はご遺族の代理として、参列者の方が困ることなくスムーズに受付を行えるように振る舞わなければなりません。
そのためにもしっかりと仕事内容を整理して把握しておくことが重要です。

家族葬の受付役の仕事は、具体的には以下のような内容の仕事があります。

  • 香典を受け取り、金額を記帳に記入する
  • 参列客に芳名録に記入してもらう
  • 返礼品を渡す
  • 参列客への挨拶と会場への案内

以下では、それぞれの仕事について詳しく解説していきます。

香典を受け取り、金額を記帳に記入する

まず大事な仕事として、香典の受け取りがあります。

香典は、お礼の言葉を添えながら両手でしっかり受け取ることが大事です。
香典に書かれた名前が達筆すぎて判別できないような場合もありますが、このような場合には、失礼のないようにお名前のフルネームを確認し、フリガナを振るようにしましょう。

また、中には急いでいらっしゃった方で香典の中にお金を入れ忘れてしまう方もいらっしゃいます。
そのような場合には、小さな声でその旨を伝えてください。

香典をお預かりしたら中を確認後、金額を記帳に記入し、引換券をお渡しします。
この時、参列者の中には他の方から香典を預かっている方もいらっしゃいますので、引換券は香典の数だけお渡しするようにしましょう。

お金が絡む仕事となりますので、後々のトラブルにならないようしっかり対応しなくてはなりません。

参列客に芳名録に記入してもらう

芳名録とは弔問のため参列いただいた人の記録帳の役割を果たすものです。

香典の受取の箇所でもお伝えしましたが、香典を他の方から預かってくる方もいらっしゃいます。
その場合には、香典を預けた方のお名前も含めて、全員分のお名前を記入してもらうようにしてください。

芳名帳に通しの番号をふっておき、香典袋に番号を記入して管理するという工夫をすることで、後々の会計が楽になりますので、管理方法を工夫してみることも必要です。
最近ではカード式の芳名帳もあり、お名前を記入していただくかわりに名刺をいただき、その名刺を芳名帳に挟んで管理するのが主流となってきています。

返礼品を渡す

返礼品は、参列していただいた方への感謝の意を込めてお渡しするものです。

返礼品は芳名帳への記帳が終わったらお渡ししますが、焼香が終わったあとにお渡しする場合もあります。

最近では、受付と同時にお渡しする場合もありますので、その地域の慣習やご遺族の意向などを確認しておく必要があります。
返礼品とは別に香典返しもありますので、混同しないように注意しましょう。

参列客への挨拶と会場への案内

次に葬儀へ参列してくださったお客様への挨拶と会場への案内も仕事のひとつになります。

葬儀が始まる30分前くらいから、少しづつ参列者はいらっしゃいます。
参列者からお悔やみの言葉をいただいたら、弔問にきていただいたことに対する感謝の意を伝えましょう。

また、一般的に受付は会場の近くに設置されますが、場所によっては会場と受付が離れていたり、会場がすぐには分からない場合もあります。

受付とは別に案内係りを設置している場合もありますが、受付でも、口頭で会場を案内するようにすることで、参列者もスムーズにご参加いただけるでしょう。

受付役の挨拶について

葬儀

では、受付役を任されたときの挨拶はどのような点に気をつければ良いのでしょうか。

受付役はご遺族の代理人です。
挨拶時の言葉遣いや立ち居振る舞いはご遺族の立場に立って考えなければなりません。

弔問に来ていただいたことに対する感謝をお伝えする場合には、「ありがとうございます」や「ご苦労様です」といった程度の挨拶でも問題ありません。
「お忙しい中お越しいただきありがとうございます」とお伝えするとより良いでしょう。

また、雨天の場合も考えられますので、雨天時においては「お足元の悪い中」と付け加えると良いでしょう。

受付の際に準備しておくもの

手帳

受付を行うにあたっては、事前に準備しておくものがあります。

何もわからずに受付を引き受けてしまうと、当日必要なものなくて困ってしまいますので、こちらで確認しつつ、把握しておいてください。

受付の際には、以下のようなものを準備しておく必要があります。

  • 芳名録

    上述した、参列者の記録帳です。参列される方の出欠を確認するための記録帳であり、また、お返しなどをお送りする連絡先として利用するものです。

  • 筆記用具

    受付時には、参列者のお名前を記入したり、香典の金額を記入したりしますので、筆記用具としてボールペンを準備しておきましょう。

  • ネームプレート

    参列者のコートをお預かりしたときに、どなたのコートかわかるようにネームプレートを用意しておくと、葬儀が終了したあともスムーズにお渡しできます。

受付役が気を付けるポイント

葬儀

受付役を引き受けた場合、特に気をつけるポイントはあるのでしょうか?

受付役はご遺族の代理人です。
受付役の対応次第では、参列者に対するご遺族の印象が悪いものとなってしまう場合もあります。

ここでご紹介する以下のポイントを押さえながら、受付役をこなすことが重要です。

通夜・葬儀全体の流れを把握する

まずは、当日の流れを把握しておくことが重要です。

通夜や葬儀はどういった手順で進むのか、事前に何を確認しておかなければならないかをしっかり把握しておき、滞りなく受付が済むようにしなければなりません。

焼香は先に済ませておく

焼香は、弔問客が少ないときに先に済ませておきましょう。

通夜や葬儀が開始し、弔問客と同様に焼香の列に並んでしまうと、受付に人がいなくなってしまう場合もあります。

受付では香典をお預かりしていますので、受付に人がいないと盗まれるなどの危険性があります。

受付から人がいなくなる時間を作らないよう、焼香は先に済ませておくことが重要です。

参列客には丁寧な対応を

受付役はご遺族の代理人であると同時に、通夜や葬儀の顔でもあります。
受付役の対応次第では、通夜や葬儀全体の印象に大きな影響を与えることとなります。

受付役を頼まれた場合には、この点をしっかり念頭に置いたうえで、参列客には丁寧な対応を心掛けなければなりません。

香典の受け取り方や挨拶はもちろん、使用したボールペンや芳名帳を乱雑に置かないことなど、細かいところへの気配りも大事になってきます。

受付の服装に決まりはある?

受付を任された場合、その服装は基本的には参列される方と同じで問題ありません。

男性であれば黒のスーツに白シャツ、黒のネクタイ、黒い靴、女性であれば黒いワンピースなどを着用していただければ問題ありません。
その際に、光沢のあるネクタイや靴、アクセサリーなどは控えたほうが良いでしょう。

また、女性の靴であれば、あまり高いヒールの靴も控えた方が良いです。
おめでたい席ではありませんし、受付の仕事となると頻繁に動き回る機会が多いことを考慮すると、5センチくらいのヒールが良いのではないでしょうか。

受付役への謝礼はどれくらい?

お金

受付役をお願いした場合、その謝礼としてお支払する額については3,000円~5,000円程度が相場といわれています。
しかし、地域やその土地の慣習によって金額にも違いが出てくる場合もありますし、現金ではなく品物をお渡しする場合もあります。

受付役への謝礼については、ご親族などとよく相談のうえ、現金をお渡しする場合の金額や、現金にするのか品物にするのか検討するのが良いでしょう。

家族葬の受付役についてまとめ

葬儀

以上、家族葬の受付役についてまとめてきました。
今回の記事のポイントは以下のとおりです。

  • 家族葬でも参列者が10名~15名程度見込まれる場合は受付役を置くべきであり、ご友人や知人に頼む場合や、地域によっては地域の組合の方が担当することもある。
    参列者次第では受付自体、設けないという場合もあるが、基本的には受付を設置した方が良く、故人からみて一番遠縁のご親戚に頼むことが理想的。
  • 受付役の仕事には、「香典を受け取り、金額を記帳に記入する」、「参列客に芳名録に記入してもらう」、「返礼品を渡す」、「参列客への挨拶と会場への案内」がある。
  • 受付役はご遺族の代理人という意識を持ち、言葉遣いや立ち居振る舞いはご遺族の立場に立って考えなければならない。
  • 受付の際には、「芳名録」、「筆記用具」、「ネームプレート」を準備しておく必要がある。
  • 受付役としては、「通夜・葬儀全体の流れを把握する」、「焼香は先に済ませておく」、「参列客には丁寧な対応を心掛ける」、「受付の服装は参列者と同じで問題ない」というポイントに気を付けて、ご遺族の立場に立つことが重要。

葬儀や通夜での受付役は、一生に一度あるかないかの経験です。
だからこそ、依頼された場合には仕事内容やマナーをしっかり把握したうえで仕事を全うしたいですね。

今回の終活ねっとの記事をご参考に、いつ受付役を頼まれても問題ないよう知識として覚えておいてください。

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