家族葬での弔電について送り方やマナー、断り方などを解説します

近年増えている家族葬。弔電はどのように送ればよいのでしょうか?また、どのようにお断りをすればよいのでしょうか?家族葬での弔電について、送り方やマナー、断り方などを解説していきます。弔電のマナーを学び、いざという時に困らないようにしておきましょう。

目次

  1. 家族葬の弔電について
  2. 弔電の送り方
  3. 家族葬での弔電に関するマナー
  4. 家族葬に供花・生花や香典は送る?
  5. 家族葬での弔電についてまとめ

家族葬の弔電について

葬儀

家族葬とは、家族や親しい友人のみに参列していただく、小さい規模の葬儀です。
最近では、様々な事情から家族葬儀を選ぶ家庭が増えています。

家族葬のメリットとして、費用を抑えることができること、親しい人とゆっくりお別れができること、葬儀の形式を自由にできることなどがあります。
2015年の意識調査によると、自分の葬儀は簡単に行えばよいと考えている人が86.3%だと言います。

また高齢化に伴い、知り合いの少ない人も増えています。
こうした背景が、家族葬の増加に繋がっているのかもしれませんね。

そんな時にどうしたらよいのか分からないのが弔電です。
家族葬で自分は葬儀に参列しない場合、弔電は送ったほうがよいのでしょうか?
それとも家族葬なので何もしないのがよいのでしょうか?

そこで今回終活ねっとでは、家族葬の弔電について以下のことを解説していきます。

  • 弔電の送り方
  • 家族葬での弔電に関するマナー
  • 家族葬に供花・生花や香典は送る?

弔電にはどんなことを書けばよいのか、いつ送るのがよいのかなど気になる点を見ていきましょう。
急にやってくるのが訃報連絡です。
その時になって慌てることのないよう、事前に知っておきたいことがたくさんありますね。

ぜひ最後までお読みください。

弔電の送り方

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弔電は訃報を聞いたらすぐに手配しなければなりません。
よって、迅速な対応が大切なのです。

ここでは、弔電の送り方を見ていきましょう。

届ける日時

弔電を届ける日時はいつが良いのでしょう。

まず、訃報を聞いたらその際に通夜・葬儀の日程を確認しましょう。
その日に確認できなかった場合は、後から葬儀場などに電話で確認を取ってもよいと思います。
基本的に葬儀は通夜→葬儀→告別式と進んでいきますから、弔電は遅くても告別式には間に合うようにしましょう

式によっては告別式で喪主が弔電を読み上げる場合もあります。
段取りのことから言っても、告別式の3時間くらい前には届くように手配するのがよいと思います。
電話で弔電を依頼するサービスもあり、依頼してから3時間ぐらいで届くこともあるようです。
このようなサービスもうまく利用できるといいですね。

宛先の書き方

最近は、葬儀場で葬儀の流れを全て行う場合が多いです。
弔電の宛先は実際に葬儀が行われる斎場にしましょう。
宛名は喪主の名前を書きます。
訃報を受けた際に斎場の場所と電話番号を確認しておくとよいでしょう。

葬儀を行う場所が不明な場合には、喪主を宛先とします。

また、配達ミスや受取ミスがないよう弔電を送ったことを事前に知らせておくことをおすすめします。

家族葬での弔電に関するマナー

人々

次に、家族葬での弔電のマナーを見てみましょう。

弔電を送る場合と受け取る場合にそれぞれマナーがあります。
どういったことに気をつければいいのかみていきましょう。

弔電を送るとき

家族葬の場合、香典や供花を受け取らないことにする場合が多いです。
では、弔電の場合はどうなのでしょうか?
もし受け取りを辞退されたら、どのように対応したらよいのでしょうか?

弔電を送るときのマナーをご紹介します。

弔電の文例

弔電はどう書いたらいいのかわからない方も多いかと思います。
具体的に、弔電の文例もあげていきますのでどのような文章が好ましいのかみていきましょう。

弔電の文章の流れとして、まずは亡くなったこと悼み、哀悼の気持ちを表します。
次に伺うことができないため、遠方より冥福をお祈りしますという内容の文章を加えます。
そして、ご遺族の方々のお気持ちをお察しし、激励いたしますと締め括るのが一般的な文章です。

それでは例を見てみましょう。
「○○様の突然の訃報に、大変驚いております。すぐにでも駆け付けたい気持ちですが、遠方よりご冥福をお祈りいたします。ご遺族様の悲しみはいかほどかと存じますが、どうかご自愛ください。心より哀悼の意を表します。」

「○○様のご逝去を慎み、お悔み申し上げます。すぐにでもお別れに参りたい次第ではありますが、遠方より失礼させていただきます。ご遺族の皆様もどうかお力を落とされませんよう、ご自愛ください。故人様が安らかに永眠されますよう、お祈りいたします。」

この他にも生前のエピソードや仕事の様子などを書くこともあるようです。
しかし、読み手のことも考え、あまり長々と書かず簡潔にしましょう。
落ち着いたら改めて弔問に伺えるとよいですね。

弔電の受け取りを辞退されたら

家族葬であっても、弔電を送ること自体がマナー違反となることはありません。
しかし、訃報を受けた際に弔電の受けたりを辞退している方には送らないほうがよいでしょう。

もし、遺族以外から訃報を聞いた場合も、送らないほうがよいです。
家族葬と言う少ない人数での葬儀ですので、あえて訃報連絡を入れていない可能性もあるからです。
四十九日開けくらいを目途に改めて気持ちを込めたお手紙を送るか、弔問してはいかがでしょうか。

弔電を受け取るとき

次に、、弔電を受け取るときのマナーです。
家族葬の際に弔電を受け取った方へのお礼、お断りする際のマナーを見てみましょう。

弔電をいただいた方へのお礼のマナー

弔電を頂いた方へのお礼としては手紙を出すのが一般的です。
これは通夜や葬儀に参列していただいた人への会葬礼状とは別物です。
いつまでに出さなければならないという期限はありませんが、できるだけ早めにお礼をするのがよいと思います。

ハガキか手紙で送りますが、手紙を選ぶことが多いようです。
手紙にする場合は白やグレーなどの便箋を選びましょう。

弔電のお礼は本来であれば直接お会いして口頭で伝えるのがよいのですが、お互い忙しい中ですからそう簡単にもいきません。
本来は直接お伝えしたいのですが、という文章を加えると相手に気持ちが伝わると思います。

弔電をお断りする際のマナー

続いて、弔電をお断りする際のマナーについてです。

家族葬を行う=弔問も弔電もお断りすると解釈するのが一般的なマナーです。
しかし、まれに家族葬を行うこと自体を職場や友人に知らせない場合もあります。
これは後の付き合いにも影響しますから、避けたほうがよいです。
必ず、家族葬で行いますという連絡を入れましょう。

もしそれでも弔電が送られてきた場合は、感謝の気持ちを持って受け取ります。
辞退したからと言って受け取らないのはマナー違反となります。
後日お礼状を送るようにしましょう。

会社からの弔電への対応

最後に、会社からの弔電への対応について見て行きましょう。
故会社から弔電をいただいた場合は口頭でのお礼でよいかと思います。
葬儀後の初出社日に時間を頂けるようなら、全体に向けて弔電を頂いたお礼を言いましょう。

「この度○○(故人の名)の葬儀ではご丁寧に弔電を頂き、誠にありがとうございました。皆様のお心遣いのおかげで、滞りなく葬儀を終えることができました。長い間会社を留守にしてしまい申し訳ありませんでした。ありがとうございました。」というような内容のことを伝えましょう。

しかし、大規模な会社の場合、弔電は社長の名前であっても違う人が発注している場合もあります。
実際に、誰にお礼を言ったらよいか分からない場合は、直属の上司などに相談するのが一番です。
会社によって様々な規定がありますので、詳しくは会社の上司や総務に聞いてみましょう。
今後もお世話になる会社ですから、しっかりとマナーを守ってお礼をしたいですね。

家族葬に供花・生花や香典は送る?

葬儀

家族葬の場合、供花や香典は送るべきなのでしょうか。

家族葬の場合、ご家族が香典や供花を辞退していなくても送らないのがマナーです
でも本当に何もしないでよいのか、と悩むことはありませんか?

まず、香典を辞退された場合、現金では送らないことがマナーです。
ご家族の思いを大切にしましょう。

故人にお世話になったという場合など、香典以外にどうして何か、と思うのであれば、供花や供物を送るのがよいでしょう。
お花を送るのであれば百合や菊などで白っぽいものにしましょう。
供物にする場合はお菓子、線香、ロウソクなどです。
5千円~1万5千円程度の籠盛を用意する場合もあります。

その際には、ご家族の負担にならないよう、お返しは不要であるという旨を手紙等で伝えるようにしましょう。

現在は家族葬で行う=香典や供花、弔電も辞退するという意味合いが強いです。
辞退と明示していなかったとしても、ご家族の気持ちを考えて何もしない方が好ましいかもしれません。
また、特に香典も供花も全て辞退されているという場合は、何もしないのが良いでしょう。
辞退されている以上、何もしなくても失礼には当たりません。

葬儀が終わり、落ち着いた頃に改めて弔問するとよいですね。
その際にお菓子などを持っていきましょう。

家族葬での弔電についてまとめ

葬儀

今回の終活ねっとでは家族葬での弔電についてのマナー、断り方などを中心に見てきましたが、いかがでしたか?

記事の内容をまとめると以下のようになります。

  • 訃報を聞いたら、その際に通夜と葬儀の日程を確認する。
  • 遅くても告別式には間に合うよう、弔電を送る。
  • 告別式で弔電を読み上げることもあるので、開式の3時間くらい前には届いているのがよい。
  • 宛先は葬儀が行われる斎場にし、宛名は喪主にする。
  • もし斎場が分からない場合は喪主の住所を宛先とする。
  • 弔電を送った旨をあらかじめ伝えておくと、受け取りミスがない。
  • 弔電の受け取り辞退があった場合は送らない方がよい。
  • 弔電をいただいたら手紙でお礼をするのが一般的。
  • お断りしたが弔電が送られてきた場合は受け取り、後日お礼の手紙をお返しする。
  • 会社から弔電を頂いた場合には、葬儀後の出社日に全体へ口頭でお礼を言う。
  • 会社によって様々な規定があるので、誰にお礼を言ってよいか分からない場合は直属の上司や総務に相談するのがよい。
  • 香典を辞退されたら供花や供物を送るが、それも辞退された場合は何もしないのがよい。
  • 何もしない場合、葬儀が終わって落ち着いたあたりに弔問し、お悔やみの言葉を伝える。

家族葬で行う=弔電や香典、供花を辞退するという意味合いが強い現代。
お悔やみを伝えたいという気持ちはわかりますが、辞退したいという家族の思いを優先するのがよいのです。
どうしても何かしたいという場合には、落ち着いた頃に弔問を贈り物をしましょう。

また、家族葬を行う側も注意しなければなりません。
身近な人だけで、周りに迷惑をかけたくない、という理由で職場や友人に訃報連絡を入れないのはマナー違反です。
後で誰かから聞いた、という方法で伝わるのが最もよくない伝わり方です。
今後の付き合いもありますから、きちんと訃報連絡を入れた上で、弔電などの辞退を申し入れましょう。

いつ来るか分からないのが訃報連絡です。
いざというときに困らないよう、家族葬の際の弔電についてしっかり理解しておきましょう。
今後も周囲とよい関係を築いていくために、双方がきちんとマナーを守って対応していきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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