火葬後のペットのご遺骨の安置方法や費用を注意点とともに解説!

人間とは違って、ペットを火葬した後にご遺骨を供養する方法にはどのような種類があるのでしょうか?費用はどれくらいなのか、注意するべきことなど気になることは多くあります。今回は、火葬後のペットのご遺骨の扱いなどについて詳細な情報をまとめました。

目次

  1. 火葬後のペットのご遺骨について
  2. 火葬後のペットのご遺骨の保管はどうする?
  3. 火葬したペットのご遺骨の供養方法
  4. ペットのご遺骨を供養する際の注意点
  5. ペットと人は一緒のお墓に入れるの?
  6. 火葬後のペットのご遺骨についてまとめ

火葬後のペットのご遺骨について

犬

死というものは、誰にでも平等に訪れるものです。
それはペットでも同じことが言えます。
今は元気に遊んでいるペットも、やがては人間と同様に天国に旅立つ日が来ます。

人間だけでなくペットが死後に火葬され、残されたご遺骨をどのように供養するか考えることもペットのための終活として重要なことです。

ただ人間とは違い、ご遺骨の供養方法にどのような種類があるのか、費用はどれくらいなのかなど気になることはたくさんありますよね。

今回終活ねっとでは、火葬後のペットのご遺骨の供養に関して以下のことをご説明します。

  • 火葬後に残されるペットのご遺骨はどのように保管するのが良いのか
  • ペットのご遺骨の供養方法の紹介
  • ペットのご遺骨を供養する際に注意するべきこと
  • ペットと同じお墓に入ることはできるのか

飼い主として大好きなペットのためにどのような供養ができるのかを知っておくべきです。
今のうちに飼い主ができるベストな供養方法をしっかり学んでおきましょう。

火葬後のペットのご遺骨の保管はどうする?

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ペットのご遺骨の保管には、特に法律や慣習で決まりはありません。
決まりがないため、飼い主がペットに対してできる最善の供養を行えば問題ありません。

最も大切なのは、ペットが死後の世界で安らかに眠ることを願う供養の気持ちです。

人間の宗教や習慣と照らし合わせると、ペットのご遺骨はお墓に入れなければならないというイメージがあるかもしれません。
しかし、必ずしもお墓に入れる必要はありません。

仏教的にも、ご遺骨をお墓に入れなければいけないという決まりはありません。
宗教的面から見ても、ご遺骨をどのように保管するのかは完全に飼い主の自由なのです。

ペットのご遺骨はさまざまな保管方法がある

ペットのご遺骨の保管方法に関して決まりがないため、さまざまな保管方法があります。

ペットは家族同然と考えている人は、人間と同じように供養されたほうがいいというお考えの下でお墓や納骨堂にご遺骨を納めます。

公園や川といった自然で遊ぶのが大好きだったペットの場合は、自然の中に散骨して供養する場合もあります。

飼い主と過ごす日々を愛していたペットのことを思ったり、いつまでも近くにいてほしいと願う飼い主には手元供養という方法もあります。

以上のように様々なご遺骨の保管や供養の方法はあります。
しかし、ペットの供養を願う気持ちの部分ではそれぞれ共通しているはずです。

ご遺骨の保管方法などに迷う時は、ペットが好きだったものを取り入れると良いでしょう。
また、家族で話し合ってベストな方法を模索してみるといいでしょう。

火葬したペットのご遺骨の供養方法

犬

火葬したペットのご遺骨の保管・供養方法には決まりはない、ということをお伝えしました。
決まりがない以上、保管方法には様々なものがあるということもわかりました。

次は、複数あるご遺骨の保管・供養方法について一つひとつ詳細にご紹介します。

様々なご遺骨の保管方法をご覧になり、自分の住んでいる環境や経済状況、ペットの生前の嗜好などから考えてピンとくるものを検討するといいでしょう。

手元供養をする

散歩や外で遊ぶことはもちろん大好きだったけど、何より飼い主と家の中で過ごす日常や飼い主と触れ合うことが最も大好きだったというペットには手元供養という方法があります。

手元供養とは、ペットのご遺骨を飼い主のすぐそばに置いておく供養のことを言います。
手も徳陽では、火葬後にご遺骨を自宅に保管したりアクセサリーにしたりします。

手元供養の特徴からも、ペットとずっと一緒にいたいという飼い主に選ばれる供養でもあります。

以下では、手元供養の代表としてミニ骨壷とアクセサリーを使った手元供養の例をご紹介します。

ミニ骨壺

骨壷と言うと、人間のご遺骨を入れるシンプルな陶器をイメージすると思います。
しかし、ペット用のミニ骨壷は色や柄のバリエーションが豊かです。

ペット用のミニ骨壺は、人間の骨壷と同じような陶器製のものもあります。
また色鮮やかなガラス製のものや動物を模したもの、シンプルなデザインのものまで多種多様です。

ミニ骨壷は、専門のお店で購入できます。
ネット通販だと、色々な種類の中から比較検討することができるためオススメです。

値段も比較的お求めやすく、5千円~2万円ほどで購入することができます。

アクセサリー

ペットのご遺骨を肌身離さず身に付けて供養したいという飼い主にはアクセサリーがオススメです。

アクセサリーは、ケースの中にペットのご遺骨を入れたりするものが一般的です。
ミニ骨壷と同じように、色柄の種類は豊富です。

例えば、以下のようなアクセサリーが市販されています。

  • ペンダント
  • ネックレス
  • 巾着袋
  • キーホルダー
  • 指輪

アクセサリーも、専門の店舗で実際に手にとって購入することができます。
ネット通販だと、非常に数多くの商品と比較検討することができるためオススメです。

金額は高価なものもありますが、多くの場合は5千円~4万円ほどの幅に収まります。

自宅の庭に埋める

自宅の庭で飼っていたワンちゃんなど、庭に愛着を持ったペットのご遺骨であれば自宅の庭に埋めてもいいでしょう。

自宅の庭に埋める場合は、役所に届け出る必要もないため飼い主の意思で行っても問題ありません。

庭にご遺骨を埋める場合には、2つの方法があります。
30センチほどの深さまで土を掘り骨壷に入れた状態で埋める方法と、ご遺骨と骨壷を別々の状態で埋める方法です。
決まりはないため、どちらの方法で埋めても構いません。

ご遺骨をそのまま土に埋めるのは気が引けてしまうという方もいらっしゃいます。
抵抗がある場合は、自然に還る素材でできた布や紙でご遺骨を包んだり、お経が書かれた紙に包んだ状態で埋めるといいでしょう。

ご遺骨を埋めて土を被せる場合には、少し盛った状態で埋めるのがいいです。
雨が降った場合、穴を掘ったところは少し下がってしまいます。
そういった時に、地面が凹むのを防止するためです。

穴を埋めた後はお花やお線香をお供えし、ペットの供養を行います。
お花やお線香のお供えはなくても問題ありません。
最後には手を合わせて、無事に死後の世界にペットが旅立てるようにお祈りをしてあげましょう。

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霊園や納骨堂に安置する

火葬から納骨までの全てを、ペット霊園や納骨堂に依頼することもできます。

家族の一員であったペットを人間と同じように供養してあげたいという場合、ペット専用の霊園や納骨堂にご遺骨を納めると良いでしょう。

広大な土地にお墓を建てたり、ご遺骨を設備の整った納骨堂に納骨し供養することが最善の供養だと考える飼い主には、支持されている供養方法のひとつです。

霊園を利用する場合には、永代使用料として20万~60万円ほどかかります。
また管理費用として、年間で数千円かかります。

納骨堂の場合は、年間2万~4万円かかるところが多いです。

費用は他の供養方法よりも高くなってしまいます。
しかし、定期的に僧侶による読経など手厚い供養を行ってくれる点では安心できます。

散骨する

散骨とは、火葬後のご遺骨を粉砕し海や川、山などに撒く供養方法のことです。

自然にご遺骨を撒くため、ご遺骨はやがて自然に還ります。
自然の摂理に従って供養をしたいという飼い主にはオススメの供養だと言えます。

散骨の専門会社もあり、例えば海に散骨をしたい場合は船をチャーターしてくれる会社もあります。

自分の近くに散骨したいという場合であれば、自宅の花壇に散骨するというパターンもあります。

散骨をする際の注意点は、節度を持って行うということです。

ご遺骨が想起させるものは良いものばかりではありません。
散骨されて人の気分を害してしまう場所はやはり避けるべきです。
勝手に私有地に散骨することも避けましょう。

ペットのご遺骨を供養する際の注意点

困った人々

上記では具体的なペットのご遺骨の供養方法についてご紹介しました。

しかし、これらの供養方法の中には注意しなければならないこともあります。
後になって後悔しないよう、下記もぜひ一読してみてください。

ご遺骨にカビが生えないようにしましょう

ミニ骨壷で手元供養する場合には、ご遺骨にカビが生えないように注意しましょう。

骨壷は完全に密閉できる容器ではないため、カビの菌がご遺骨に付着し繁殖する場合もあります。

また、火葬した後のご遺骨は乾燥しています。
水分を非常に吸いやすくなっているため、カビが生えやすい状態でもあります。

カビが生えないように以下の防止策を打っておきましょう。

  • 風通しが良く、涼しい場所に骨壷を保管
  • 骨壷の蓋の隙間はテープなどを使って完全に密閉する
  • 骨壷の中に吸湿剤を入れる

骨壷を変えようと蓋を開けた時、ご遺骨にカビが生えてると非常にショックが大きいです。
しかし、上記のような対策を打っておけば、カビが生える確率もぐっと抑えることができます。

引っ越しをする時には注意

先ほど、自宅の庭にご遺骨を埋める供養方法についてご紹介しました。
自宅の庭に埋める際には、今後引っ越しをする可能性についても考慮しておいた方が良いです。

庭にご遺骨を埋めてしまった場合、ご遺骨をどのようにするかという問題が出てきます。
ペットが愛着を持っていた庭にそのまま埋めておくか、もしくは新居に連れて行くかという選択をしなければなりません。

また骨壷を埋めたままご遺骨の存在を忘れて土地を売ってしまった場合は、後々トラブルになる可能性もあります。

庭にご遺骨を埋めた場合、骨壷で埋めたのであれば場所を覚えていれば掘り返すことは容易です。
しかし、土にご遺骨をそのまま埋めてしまった場合には掘り起こすことは難しいです。

今後引っ越す可能性がある場合には、庭にご遺骨を埋める供養方法とは別の方法をおすすめします。
上記のような注意点も考慮した上で、ご遺骨の保管方法を検討したほうが良いでしょう。

ペットと人は一緒のお墓に入れるの?

困った人々

ペットに非常に強い愛着を持っていた飼い主であれば、ペットと同じお墓に入ることを望む人もいらっしゃるかと思います。

基本的には人間のお墓にペットのご遺骨を納めることはできません。
しかし数は多くないものの、ペットと同じお墓に入ることができる霊園もあります。

また全く同じお墓には入ることはできませんが、人間の霊園とペット霊園を併設している場所もあります。
同じ土地に眠ることができれば良いという方には、ペット霊園が併設している霊園もオススメです。

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火葬後のペットのご遺骨についてまとめ

ペット

いかがでしたでしょうか?

今回、終活ねっとでは火葬後のペットのご遺骨についてご紹介しました。

  • 火葬後のペットのご遺骨の保管について法律上の決まりはない。
  • ペットのご遺骨の供養方法には、アクセサリーなどを作る手元供養、自宅の庭に埋める供養、霊園や納骨堂で供養する方法などがある。また、散骨することもできる。
  • 骨壷でご遺骨を保管する場合には、カビが生えないように注意する。
  • 引っ越しをする予定がある場は、庭にご遺骨を埋めない方が良い。
  • 基本的にペットと一緒のお墓に入ることはできないが、霊園によっては可能なところもある。

飼い主は、悲しい時や楽しい時をペットと過ごします。
もはやペットも家族の一人と言っても過言ではありません。

家族の誰かが亡くなれば供養の方法を真剣に考えるのと同じように、ペットに関しても考えるのは当たり前です。

ペットが元気なうちに、亡くなった時にペットが一番喜びそうな供養方法についてじっくりと考えておくのも忘れてはいけない飼い主の責任のひとつです。

今回の記事が、大切なペットの供養方法を決める際の参考になれば幸いです。

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