葬儀のお返しの方法とは?送る相手や品物からマナーについても解説

お通夜や葬儀の際にいただく香典。お返しってどのようなものを送ればよいのでしょうか?誰にどのような方法でお返しをするのか、どんなものを送ればよいのかについて解説します。葬儀のお返しに悩む前に、まずは一読してみてくださいね。

目次

  1. 葬儀のお返しについて
  2. 葬儀のお返しは誰にするの?
  3. 葬儀のお返しの方法について
  4. 葬儀のお返しに送る品物は?
  5. 葬儀のお返しのマナーについて
  6. 葬儀のお返しについてまとめ

葬儀のお返しについて

葬儀

通夜や葬儀の際、参列者から香典をいただく場合が多いと思います。
香典返しをしなければ、と思うのですが、どのタイミングでどのようなものを送ればよいのか…。
誰もが一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?

葬儀のお返しは、参列していただいたことに対する感謝の気持ちはもちろん、すべての弔事が無事に終わったことを報告する意味もあります。

今回終活ねっとでは、そんな葬儀のお返しについて

  • 葬儀のお返しは誰にするの?
  • 葬儀のお返しの方法について
  • 葬儀のお返しに送る品物は?
  • 葬儀のお返しのマナーについて

以上の4項目を中心に見ていきたいと思います。

そもそもお葬式のお返しは必ず行わなければならないのでしょうか?
お返しをしないこともあるのでしょうか?
気になるお葬式のお返しについて知っていきましょう。

最近では終活の一環として自分のお葬式の準備をしておく人も増えています。
終活にもきっと役に立つはずです。

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葬儀のお返しは誰にするの?

葬儀

まず、葬儀のお返しは誰に対してするのでしょうか?

葬儀の際にお渡しする香典には、故人を弔うという意味の他に、葬儀などの弔事を行う費用に使ってほしいという意味が込められています。
そのような思いに対して、感謝の気持ちを表すのがお返しです。

なので、葬儀のお返しは基本的に参列者に対して行います
お返しをする時期は一般的に四十九日明けだと言われています。
挨拶状に品物を添えて、後から郵送するという方法が多く取られてきました。

しかし近年、「即日返し」と呼ばれるお返し方法が増えてきています。
本来であれば当日に参列者へお渡しする「会葬御礼」と「香典返し」は別物です。

ですが後々の手間を考えて、当日に行ってしまおうと考える場合もあるのです。
後から帳簿を整理した際に送り忘れてしまう、という事態も防ぐことができます。

葬儀のお返しの方法について

葬儀

ここでは、具体的に葬儀のお返しの方法について解説していきます。
お礼状についてや熨斗の書き方、相場などを見てみましょう。

品物に手紙・お礼状は添えるの?

品物には手紙・お礼状を添えたほうがよいでしょう。
いきなり品物だけ送られてきても、何のことだか分かりません。

本来は直筆で思いをしっかりと伝えるのがよいのだと思います。
しかし実際にはやることがたくさんあり、1人1人に直筆メッセージを送るのは大変ですよね。

そこで最近では葬儀屋さんがお礼状を用意してくれるパターンが多いです。
あらかじめいくつかの見本があり、その中から選ぶという形です。
形式に従ったお礼状ですので、名前の部分を変えるだけで簡単に作成してくれます。

しかし、それでは味気ないという人もいます。
自分の言葉で用意したいという人は、それも可能です。
終活に含め、自分の死後のお礼状を事前に書いておくこともできます。

お礼状の言葉の例文

実際に、お礼状にはどのようなことを書けばよいのか見ていきましょう。

まずは亡くなった方の名前です。
例えば祖母が亡くなった場合は「亡祖母 ○○○○」または「故 ○○○○儀」のように書きます。
喪主から見てどのような関係に当たるかで続柄を決めてください。

次にお礼の言葉を書きます。
忙しい中通夜や葬儀に駆けつけてくれた人に、お礼を言いましょう。
「ご多忙中、わざわざ会葬を賜り、誠にありがとうございました」のような内容でよいと思います。

次に、本来は直接お礼を申し上げたいが、お礼状でのご挨拶になってしまったということを伝えます。
「本来はお伺いしてお礼を申し上げるべきところ、略儀ながら書中にてお礼申し上げます」のようなことを書きましょう。
最後に書いた日付と喪主の住所、名前を書けばOKです。

前述したように葬儀場でも作成してもらえますし、インターネットでテンプレートを入手することもできます。
自分で考えるのは言葉遣いなどが不安、という人はそのようなものをうまく利用するのもよいですね。

葬儀のお返しをする時期は?

お返しをする時期は一般的に四十九日法要の後です。

仏教では死後49日間で次の行き先が決まると言われています。
そして49日目までに様々な死後の手続きを行っておくのです。
そのため、諸手続きや法要が全て終わった49日目以降にお返しをするのがよいとされています。

ただし、前項でも触れたように、近年は様々な事情から即日返しも頻繁に行われています。
家庭の状況などを考えると、仕方がないのかもしれませんね。

お返しの熨斗(のし)の表書きは?

熨斗はお祝い事の時につけるというイメージが強いかもしれません。
実際のところ、もともとのは慶事の際に使用するものなのです。
なので弔辞の場合は正式には「熨斗」と言わず、掛け紙と言います。

表書きは宗派を問わず使用できるので、がよいと思います。
「志」の文字は結び目の上に書きましょう。
結び目の下には喪主の名前、または○○家と書きます。

西日本では「満中陰志」と書いたり、仏教以外では「偲び草」と書いたりもするようです。
また、蓮の花の入った熨斗紙は仏教の場合に使われますので、仏教以外の場合は無地のものを使うのがよいと思います。

お返しの相場は?

葬儀のお返しの相場は、一般的にいただいた額の半分くらいとされています。
きちんとした決まりはありませんので、あくまで気持ちの範囲ということになります。
いただいた香典の金額に対して、個々に品物を選ぶのが一般的です。

一方で当日返しの場合は、どなたがどれだけ持ってきていただけるか分かりません。
なので全員に2,000円~3,000円程度の品物を準備しましょう。
もし高額な香典をいただいたのであれば、後日改めて別の品物も送るのがよいでしょう。

葬儀のお返しに送る品物は?

葬儀

ここでは葬儀のお返しに送る品物は何がよいのかについて考えてみましょう。
お菓子や日用品が多いようですが、商品券はどうなのでしょうか?

お菓子

葬儀のお返しにお菓子を選ぶというのは、よくあることだと思います。

お菓子が選ばれる理由としては、誰に送っても喜ばれることが多い、食べてしまえばなくなるので、いつまでも不祝儀を残しておかないという意味があることなどです。

以前は和菓子を送ることが多かったようですが、最近では洋菓子も増えてきています。
また、予算がいくらでも、予算に合わせて選びやすいのがメリットです。

お菓子を送るときにいくつか注意したいことがあります。
まずはできるだけ賞味期限が長く、日持ちするものを選ぶことです。
特に長距離を配送する場合は注意が必要です。
手持ちで伺う場合は生菓子などでもよいですが、日持ちしないことを伝えておくとよいですね。

食べる側のことも考えて、お菓子は個包装されているものがよいでしょう。
また、お菓子も包装紙もあまり明るい色は使用しないようにしましょう。

日用品

食べ物以外の日用品もよく葬儀のお返しとして使用されます。

先述した「不祝儀を残さないほうがよい」と言った点から、消耗品が選ばれることが多いです。
主にはタオル、石鹸などです。

近年増えているのがカタログギフトです。
一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

一番のメリットは、受け取る側が好きなものを選ぶことができるということです。
タオルや石鹸などの日用品は、もらって嬉しい場合とたくさんあって処理に困る場合が出てきます。
カタログギフトはそれを一気に解決してくれるので、人気となっています。

お返しに商品券はNG?

自分の好きなものを購入できるという点では、お返しとして商品券を選ぶのはどうなのでしょう?

一見便利なようですが、NGだと考える人もいます。
特に、目上の人に商品券を贈るのはマナー違反と思われることがありますので、注意したほうがよいです。

また、現金をいただいたのにそのまま現金と同じようなもので返すというのも、選ぶ手間をかけていないという点で嫌う人もいます。

しかし、商品券を贈るのは必ずしもNGと言うわけではありません。
贈る相手や状況に応じて、うまく使い分けられるとよいですね。

葬儀のお返しのマナーについて

人々

次は葬儀のお返しのマナーについて見ていきましょう
職場の人から香典をいただいた場合はどうするのか、お返しに適さない品物は何かについて解説していきます。

職場の人へのお返しはどうする?

まず、職場の方へのお返しはどうすれば良いのでしょうか。

職場の人に「一同から」と香典を頂く場合があります。
大きな会社であれば、職務規定などに「香典返しはしない」と定められていることもあります。
もしそうでない場合は、職場のみなさんで食べていただける数のお菓子などを贈るのがよいでしょう。

親しい人の場合、一同ではなく個人で頂くこともあります。
その時は個別にお返しをするのがよいと思います。

お返しに適さない品物は?

続いて、お返しに適さない品物について解説します。

宗教によって適さないものは違いますが、一般的に四足のもの(豚や牛などの肉)、生物(魚や貝など)はNGとされています。
カタログの中に選択肢として入っている場合は、受け取る側の自由ですので構いません。

お酒も適さない品物です。
お酒は神様にお供えするものとされており、基本的に慶事の際に贈るからです。
そのような意味では、昆布や鰹節なども避けたほうがよいでしょう。

葬儀のお返しについてまとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、葬儀のお返しについてさまざまな視点からご紹介してきました。
この記事から分かったことをまとめてみると

  • お返しは葬儀や通夜の参列者(香典を頂いた方)にお渡しする。
  • 品物にはお礼状を添えるのがよい。
  • 自分で書くことに不安がある場合は、葬儀屋やインターネットのテンプレートから用意できる。
  • 多くの場合四十九日明けにお返しをするが、近年即日返しも増加している。
  • 熨斗には「志」と書くと宗教を問わず使えるのでよい。
  • いただいた香典の額の半分くらいを返すのが一般的。
  • お返しにはお菓子や日用品がよく選ばれているが、最近ではカタログギフトも人気。
  • 商品券はNGだと考えている人もいるので、相手や状況を見て判断するとよい。
  • 職場の人へのお返しは、全員に配れるお菓子などを選ぶのがよい。
  • 四足のものや生物、慶事に贈られるものなどはお返しに適さない。

ということが分かってきましたね。

誰でもいつかは直面する可能性のあるお葬式。
しっかりとマナー意識を身に着け、参列者に感謝の気持ちを伝えたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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