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お葬式・葬儀にかかる時間と役立つ基本知識

それぞれの時間の目安を知っておくことで、参列者としても遺族としてもスムーズに葬儀を過ごすことができます。

また、葬儀の時間についてのマナーも知っておくことで、葬儀に役立つ基本知識を手に入れることができます。

 この記事では、葬式にかかる時間の目安、お通夜の開始時間と終了時間、葬儀・告別式と初七日法要の開始時間と終了時間、遺族・参列者の葬儀の時間についてのマナーを紹介します。

葬式にかかる時間の目安

葬儀にかかる時間の目安は、一般的に2日間程度となります。ご遺族や参列者の都合に合わせて式次第を変更することもあります。

葬儀のタイムスケジュールは、第一日目の夕刻から夜にかけて行われるお通夜が中心となります。日本では、死亡が確認されてから24時間以内に火葬を行ってはならない、と法律で定められています。これは蘇生の可能性を考慮しているためです。

しかし、現在の医療技術の発達により、仮死状態であったにも関わらず火葬を行ってしまうような状況はまず見られなくなっていますが、法律上では24時間以内の火葬は禁止されたままですそのため、葬儀の日程は最短で2日間となります。

お通夜の開始時間と終了時間

納棺

納棺は、ご自宅や霊安室に安置していたご遺体を棺にお納めする儀式です。

納棺には特に決められた時間帯はありませんが、お通夜までに行われることが一般的です。

納棺は、故人とのお別れのための準備をする儀式です。

遺体を清め、故人の思い出の品と共に棺に入れます。

納棺にかかる時間は30分~2時間程度です。

お通夜が18時に始まる場合は、16時頃に納棺を開始します。

喪主や遺族は、それまでに会場に向かうようにしましょう。

お通夜・通夜振る舞い

お通夜・通夜振る舞いは、通夜の終了後に行われるものです。

喪主から案内があった後、葬儀場の別室に食事やお酒が用意されています。

通夜振る舞いは19:00〜20:00頃から開始するのが一般的で、所要時間は1~2時間程度です。

お開きになるのは20:00〜21:00になります。

喪主からお誘いを受けた場合は基本的に参加するのがマナーですので、所要時間を把握しておくようにしましょう。

お通夜にかかる時間はおおよそ3〜4時間ですが、故人を弔うための時間は2時間程度で、その後は会食の時間となります。

そのため、通夜振る舞いの席に参加しない参列者であれば、2時間程で帰宅する流れとなります。一方、親族は、準備や片付けなどを含めると4時間程かかります。

葬儀・告別式と初七日法要の開始時間と終了時間

遺族集合

葬儀や告別式は、故人との離別と供養を行う儀式ですが、遺族にとっては、最後の故人との時間を過ごすための重要な場でもあります。

そのため、遺族集合は、葬儀や告別式の開始時間の30分前から1時間前を目安に行われます。

参列者も、お葬式の開始30分前には集合し、受付を済ませるようにしましょう。

また、9:00~10:00の間に集合するのが一般的です。

この時間帯には、宗教者による読経や、参列者の焼香などの供養の儀式が行われ、故人の死後の冥福を祈るための準備をすることができます。

葬儀と告別式

葬儀と告別式は、故人との最期の別れを済ませる儀式です。

葬儀は、宗教者による読経や、参列者の焼香によって故人の死後の冥福を祈る宗教儀礼であり、告別式は宗教の別を問わないお別れの場としての役割があります。

一般的に、葬儀・告別式は10時から11時に開始されます。これは、火葬に時間がかかることから、午前中に開始することが多いためです。

参列者には、故人との離別と供養を行うことが求められます。

葬儀は宗教儀礼としての意味合いが強く、告別式は宗教の別を問わないお別れの場としての役割があるので、参加したい方は、儀式の詳細を確認し、参加することが望ましいです。

出棺

火葬場に移動し、故人を見送る出棺の準備を始めます。

11:00頃から11:30頃までの出棺の準備が整います。

出棺は、火葬を近親者で行う場合、一般参列者は出棺を見送って解散することも多いです。

棺には、別れ花を入れたり、故人のお顔を見納める機会もあります。出棺の準備が整ったら6人程度で棺を持ち、霊柩車へ運びます。

火葬

故人を火葬する儀式は、最後の故人との離別と供養を行う重要な場面です。

火葬にかかる時間は1時間から2時間程度です。

その間、親族や参列者は控室で待機します。控室では、精進落としが用意されていれば、いただきましょう。

また、生前の故人に関する思い出話をしながら、思いを馳せるのも供養のひとつです。

斎場に到着したら、火葬炉の前で焼香を行い、棺を荼毘にふします。この儀式は、故人が生きた時とは異なる、新しい世界へと旅立つことを意味しています。

収骨

収骨は、火葬の後に家族や親族が遺骨を収集し、骨壷に納める儀式です。収骨は、一般的に14:00から行われます。前に集合し、遺骨を拾って骨壷に納めます。

長さが合わない竹箸や木製の箸を使い、二人一組で遺骨を骨壷に納めます。これは、日本独自の習慣で、「いまからあの世への橋渡し」を意味すると言われています。

遺骨は、喪主や遺族からはじめ、親族や友人といったように関係のある濃い方から拾っていきます。 足の骨から上に向かって骨壷に納めていき、最後に喉仏を入れます。は、昇格の初七日法要や精進落としの席を設ける事も多いです。

初七日法要と精進落とし

収骨後に行われる初七日法要と精進落としは、遺族や参列者をもてなすことが目的です。

精進落としは、お葬式に参列してくれた方や僧侶を労う意味があり、料理を振ることで遺族が通常の食事の日常生活に戻ることを目的としています。

49日目の忌明けまで魚や肉などの生臭物を絶ち、精進料理を食べていた遺族が、通常の食事を日常生活に戻すことを言いました。

また、会食の席を新たに設けずに、火葬を待つ間控え室で精進落としの料理を用意することもあります。

遺族・参列者の葬儀の時間についてのマナー

遺族・親族は1時間前に集合

葬儀は、遺族や親族にとっても大変な時です。

また、親族や近親者にも、控室が用意されています。

できれば、参列者受付の1時間前には到着しておくと良いでしょう。

一方、親族側は一般参列者を迎えるため、通夜の1時間ほど前までに会場へ到着します。 通夜より前に喪主宅へ到着し、納棺の儀式に立ち会う場合もあります。事前に確認することをお勧めします。

参列者は30分前には到着する

一般の方は、開式時刻までに式場に到着すれば良いですが、受付などで時間がかかること、早く到着しすぎると、まだ準備が整っていない場合があるため、適切なタイミングでの到着が大切です。

お葬式の流れや時間についてよくある質問

葬式にかかる時間の目安について教えてください

葬儀にかかる時間の目安は、一般的に2日間程度となります。ご遺族や参列者の都合に合わせて式次第を変更することもあります。

お通夜かかる時間について教えてください

お通夜にかかる時間はおおよそ3〜4時間ですが、故人を弔うための時間は2時間程度で、その後は会食の時間となります。

遺族・参列者の葬儀の時間のマナーを教えてください

親族や近親者にも、控室が用意されています。参列者受付の1時間前には到着しておくと良いでしょう。一般の方は、開式時刻までに式場に到着すれば良いですが、受付などで時間がかかることを考えて30分前に到着しておきましょう。

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