葬儀の日程と六曜の関係とは?詳しく説明します!

カレンダーで「仏滅」や「大安」の文字を見たことはありませんか。これらは六曜と言われており、中国が起源とされています。六曜は葬儀にも深く関係します。六曜を知れば、葬儀の際に役立つこと間違いなしです。今回は六曜と葬儀の関係について解説します。

目次

  1. 葬儀の日程と六曜の関係について
  2. 六曜とは
  3. カレンダーに書かれる六曜の種類
  4. 葬儀の日程に六曜は関係あるの?
  5. 神式葬儀は六曜に関係ある?
  6. キリスト教は六曜と関係あるの?
  7. 葬儀の日程と六曜の関係についてまとめ

葬儀の日程と六曜の関係について

葬儀

カレンダーに「仏滅」や「大安」、「先勝」などの文字を見かけることはありませんか。
「その日は仏滅だから結婚式はしないほうがいい」と親に言われたことがある人もいるのではないでしょうか。

六曜は、仏滅や友引など、仏教に関係しているように使われていますが、仏教とは関係なく、当て字であるとされています。

仏教では、占いを盲信しては本質が見えなくなり、かえって悪い結果になるとして、占いを否定しているところが多いため、この六曜も関係ないとされています。

今回終活ねっとでは、そんな葬儀の日程と六曜の関係について

  • 葬儀の日程と六曜の関係について
  • カレンダーに書かれる六曜の種類
  • 葬儀の日程に六曜は関係あるの?
  • 神式葬儀は六曜に関係ある?
  • キリスト教は六曜と関係あるの?

以上のことを中心に解説します。

仏教行事と混同されがちなため、何となく「今日は仏滅だから日が悪い」「今日は友引だから」などと考えていた人も六曜について、考えが変わるかもしれません。

ぜひ、最後までご覧ください。

六曜とは

困った人々

六曜とは中国が起源とされており、暦の日を6種類の吉凶日に分けたものと言われています。

旧暦の元旦を「先勝」とし、「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」を順番に並べ、繰り返して日に当てます。

旧暦の1月と7月は「先勝」、2月と8月は「友引」、3月と9月は「先負」、4月と10月は「仏滅」、5月と11月は「大安」、6月と12月は「赤口」が1日になります。
それぞれの意味については後述します。

古くから六曜は歴注で固有の吉凶や運勢が意味付けられており、勝負事の内容が多かったので縁起を担ぐ勝負師などが使用していたものと言われています。
実際に今でも公営競技の予想紙には日付と共に六曜が書かれています。

六曜が普及した歴史は浅く、一般的に広く使われるようになったのは第二次世界大戦以降でした。

現代でも中高年の人を中心として、縁起を担ぐために用いられていますが、詳しく知っている人は少なく、何となく「仏滅」は悪い日、「大安」は良い日、「先勝」は先にやった方が良い程度の縁起担ぎとなっています。
また最近では、六曜自体を知らない人も増えています。

カレンダーに書かれる六曜の種類

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カレンダーに書かれている六曜には、先述した通り「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの種類があります。

では、一つ一つにどのような意味があるのでしょうか。
ここで詳しくカレンダーの六曜の意味を見ていきましょう。

先勝(せんしょう・せんかち・さきかち)

先勝とは「先んずれば即ち勝つ」と言う意味です。
かつては「速喜」「即吉」とも言われていました。
急げば良いことがあるとされ、「午前中に行うことは吉で午後2時から6時までに行うと凶」とされています。
葬儀などにおいて、先勝は関係ありません。

友引(ともびき)

友引はかつては「共引」とされて勝負が引き分けになる日と言う意味がありました。
しかし、陰陽道の「ある日あるところでことを行うと災いが友達に向かう「友引日」と混同され、今の友引になったと言われています。

友引に葬儀を行うと友達を連れて行ってしまうとのジンクスがあり、友引の日は火葬場を休業するのが基本でしたが、近年は友引休業を廃止する自治体も増えてきています。
逆に「幸せのおすそ分け」として、友引の日を選んで結婚式の引き出物を送る人もいます。

先負(せんぶ・せんぷ・さきまけ)

先負は「先んずれば即ち負ける」と言われている日です。
以前は、「周吉」「小吉」とも言われて、万事に平静が良いので、勝負事や急用は避けたほうが良いとされています。
「午前中は凶、午後は吉」とされていますが、葬儀などの仏教行事とは関係ありません。

仏滅(ぶつめつ)

他の六曜を知らなくても仏滅は知っているという人も多いでしょう。
仏滅と聞くと縁起が悪いというイメージがあり、その日は大人しくしていようと考える人もいるのではないしょうか。

確かに六曜でも仏滅は最も凶の日とされており、結婚式など慶事は避ける人が多い日です。
もとは「空亡」「虚亡」とされていたのが「物滅」となり、近年に「仏滅」の字を当てられるようになりました。

「何事もやらないほうが良い。病気は長引く、仏事は良い」とされていますが、「物滅」という文字をあて「物が一度滅び、あらたに生まれる」として、「大安」よりも物事を始めるのには良い日ともされているので、どのように解釈するかによって意味が違ってくる日でもあります。

大安(たいあん)

仏滅と同じく、大安も知っている方は多いでしょう。

大安は何をしても、とても良い日と言うイメージがあります。
六曜の中で一番吉の日とされており、結婚式や建物の着工日などを、この日にすることが多いのはご存知でしょう。

しかし、この日には何も行うべきではないという説もあります。

赤口(しゃっこう・しゃっく・せきぐち)

六曜の中で、唯一読み方が変わっていないのが赤口です。

赤口は午前11時ごろから午後1時ごろのみが吉で、それ以外の時間は凶とされています。
また、赤から血や火を連想するので、火事や刃物に気をつけるようにとも言われています。

葬儀の日程に六曜は関係あるの?

葬儀

六曜は仏事に関係ないということがわかりましたが、葬儀の日程に六曜は関係あるのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは葬儀の日程と六曜の意味を照らしあわせて解説していきます。

葬式・告別式は友引を避けたほうが良い?

まず、友引に葬式・告別式は避けるべきかについてお話しします。
友引は「友を引く」と言う意味から葬式や告別式を行わないという人は多くいます。

元来、友引は「共引」と書き、引き分けと言う意味だったので、葬式や告別式を友引の日に行っても問題はありません

しかし、従来、友引の日は避けていた風習があり、火葬場が休みのところもあるので、ご家族や親族と相談する必要があるでしょう。

どうしても気になるようであれば、友人形と言う身代わりの人形を棺に入れる風習もあります。

また、友引の翌日は友引明けと言って火葬場が混雑するので注意が必要です。

通夜は先勝を避けたほうが良い?

次に、先勝にお通夜は避けるべきかどうかについてです。
先勝に通夜を行ってしまうと、翌日の友引に葬儀をすることになるので、先勝を避ける人が多いとされています。

しかし、葬儀が友引の日でも構わないのであれば、通夜が先勝になっても問題はありません。

六曜と葬儀費用の関係

結婚式は大安に行う人が圧倒的に多く仏滅に行う人は少ないとされています。
仏滅に結婚式を行う場合は費用が安くなる式場もありますが、六曜と葬儀費用の関係はどうなっているのでしょうか。

結論として本来、仏教は占いを否定しているので、六曜と葬儀費用は関係ありません

仏滅や大安に葬儀を行っても、費用が抑えられることはありませんが、葬儀や法事は仏滅に行う方が良いとされています。
また、仏事の中の法事は赤口に行うのが良いとされており、実際にその日に行うことがあります。

神式葬儀は六曜に関係ある?

神社

では、神式葬儀は六曜に関係あるのかどうかについてお話しします。

神道の行事にも六曜を気にして「仏滅」だからお参りに行かないと考える人もいます。
しかし、仏教と同じように神道も六曜とは何の関係もありません。
よって、仏教の葬儀に当たる神葬祭を友引に行っても問題はありませんが、火葬場が休みのことが多いので、神職と火葬場のスケジュール次第ということになります。

キリスト教は六曜と関係あるの?

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ここでは、キリスト教と六曜が関係あるのかについてお話しします。

キリスト教の場合は、臨終の看取りから葬儀が始まります。
その後、仏教でいう通夜にあたる前夜式を行い、翌日が葬儀、火葬という日程になるのが一般的です。

キリスト教は六曜とは関係ないので、どの日に前夜式、葬儀を行っても構いませんが、火葬場が友引の日は休みの場合が多いので注意が必要となります。

葬儀の日程と六曜の関係についてまとめ

葬儀

今回、終活ねっとでは葬儀の日程と六曜の関係について解説しましたが、いかがでしたか?
この記事では、以下のことを中心に解説しました。

  • 六曜は「先勝」「先負」「友引」「仏滅」「大安」「赤口」の6つから成り立っている
  • 六曜は中国から伝わったが、本来は日の吉兆を六種類に分けたものである
  • もとは縁起担ぎすることが多い勝負師などが使用していたが、第二次世界大戦後、一般的に広く普及した
  • 仏教用語のように見えるが、実際は仏教とは関係ない
  • 本来、仏教は占いを否定しており、六曜によって物事を左右されることはない
  • 火葬場が友引の日は休業していることが多いため、葬儀は友引を避けることが多い
  • 同じことが神式とキリスト教にも言える
  • 仏滅は結婚式の費用が安くなることもあるが、葬儀の費用は六曜と関係がない

ということが、わかりました。

六曜は仏教とは関係なく、仏教行事にも左右されないものですが、火葬場は友引を休みにしているところも多く、六曜の影響はあります。
また、今でも「仏滅」に結婚式を避けたりする風習があるのも事実です。

しかし、六曜は何の根拠もなく、字も当て字のことが多いので、葬儀や通夜を六曜に縛られる必要はありません。
ただ、日柄を気にする人が多いことも事実です。
葬儀の日程などについては、ご家族や親族とよく話し合うことが大切でしょう。

終活ねっとでは、他にも葬儀についての記事がたくさんあります。
ぜひ、そちらも併せてご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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