お墓を改葬するときの手順とは?墓じまいの手続きや費用について解説

お墓の改葬は、終活の中でも大変神経を使うお仕事の一つです。新たなお墓でご供養を行う改葬においては、多くの手続きや話し合いを行わなければなりません。この記事ではお墓の改葬に伴う手続きや費用について詳しく解説していきます。

目次

  1. お墓の改葬について
  2. お墓を改葬する手順
  3. お墓の改葬に関する疑問
  4. お墓の改葬に必要な費用
  5. お墓の改葬について

お墓の改葬について

お墓

改葬とは、簡単に言うとお墓のお引越しのことを意味します。

現代では、少子高齢化によって承継者がいないというケースが増えてきました。
そのため、ご先祖より代々受け継がれてきた供養を継続していくため、終活の一つとして改葬を行うことが注目されています。

実際に改葬が行われる時、どのような手続きや費用が必要となってくるのでしょうか。

そこで今回終活ねっとでは、改葬に関わる様々な疑問にスポットをあて、お墓の改葬について

  • 改葬を行う手順と流れについて
  • 改葬に関する疑問とその解決方法
  • 改葬に掛かる費用とその内訳

という点を中心に詳しく解説していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

終活ねっとではお墓に関する様々な記事を紹介しています。
以下の記事ではお墓の建立~相続までお墓のあらゆる内容についてご紹介しています。
お墓の費用について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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お墓を改葬する手順

お墓

まずはお墓を改葬する手順とその流れについてみていきましょう。

改葬を行う上でその手順や流れを理解しておくと、実際に行動するときに迷いがなくなり、スムーズに話を進めていくことが出来ます。

ここでは、実際に行われている改葬を例にして、時系列に手続きと流れを詳しくご説明します。

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お墓は、いわば家族の象徴ともいうべき大切な魂の家です。
お墓の引越しである改葬には、多くの手続きや人とのご縁が関わってきます。

親族でよく話し合う

お墓の改葬をお考えになる際、最初に行わなければならないのは親族でよく話し合うことです。

代々受け継がれてきたお墓には、多くのご家族やご親戚も供養されています。
例えご自身が承継者でありお墓に関する責任があるとしても、どなたにも相談されることなく改葬を行うと、後で親族間のトラブルとなることもあるのです。

実際に話し合われている内容としては、以下のような項目が中心となっています。

  • 改葬を行う理由について
  • 改葬により古い遺骨をどのように供養するか
  • どのような場所に改葬したいと思っているのか
  • 檀家を離れることについて

特にこれまで長くお世話になってきた寺院の檀家を離れる場合には、ご親戚の協力が必要なこともあります。

地域との関わりや人とのご縁にも関係してきますので、事前にしっかりと話し合うようにしましょう。

石材店に見積もりをとる

ご親戚との話し合いの後、石材店に出向き改葬に掛かる費用のお見積もりを出して貰います。
石材店に見積もりをお願いする項目は、以下のようなものです。

  • 墓石の撤去・解体と墓地区画の整地
  • 改葬による新たな墓石の購入

古いお墓は必ず撤去し、墓地を整地して管理している団体や寺院に墓地の区画をお返ししなければなりません。

石材店で行うのは、改葬に伴う工事全般です。

理想は、一つの石材店で墓石の解体・撤去から新たな墓石の建立までお願いすることです。
しかし、墓地の規則によっては、石材店が指定されていて自分で選べないこともあります。

複数の石材店でお見積もりを出して貰い、よく比較検討してから石材店を決めましょう。

受入証明書を取得する

次に、受け入れ証明書を取得しましょう。

受入証明書は、改葬先の墓地・霊園から発行して貰う書類です。

書式は契約した墓地・霊園によって違いがありますが、一般的に次のような内容となっています。

  • 墓地使用者(承継者)の住所と署名捺印
  • 埋葬する遺骨の氏名・住所・本籍
  • 改葬元(もともと埋葬していた墓地)の名前・住所
  • 申請書の発行年月日
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埋葬先の墓地・霊園によって、必要な書類も異なってきます。
契約される時や墓地・霊園に出向かれる前に、どのような準備をして置けば良いのか事前に墓地や霊園に尋ねるようにしましょう。

埋葬証明書を取得する

そして、埋葬証明書も取得しましょう。

埋葬証明書は、もともとお墓があった墓地・霊園から発行される書類です。

こちらも形式はそれぞれ異なりますが、一般的には以下のような内容となっています。

  • 墓地使用者(承継者)の署名捺印
  • 墓地管理者(管理団体)の署名捺印
  • 埋葬されていた遺骨の氏名
  • 証明書の発行年月日

これらの項目は、埋葬証明書として最低限必要な内容となっています。
多少の違いはあってもこの項目だけは外せません。
発行された埋葬証明書をよく確認して、記入漏れがないかどうかチェックしましょう。

改葬許可証を取得する

改葬を行うために必要なのが改葬許可証です。
この改葬許可証を取得することが改葬手順の肝です。

改葬許可証はもともとお墓があった各市町村の役場で申請して発行して貰うことになります。

改葬許可証を発行して貰うためには、以下の書類を事前に用意する必要があります。

  • 受入証明書
  • 埋葬証明書
  • 改葬許可申請書
  • 墓地使用者と申請者が違う場合にのみ改葬承諾書

改葬許可申請書とは、改葬許可証を発行して貰うために必要な書類のことです。
改葬許可申請書は埋葬されているご遺骨の人数分の枚数を用意しなければなりません。

また、墓地使用者(現在の承継者)の代わりに違う方が申請書を提出する場合には、墓地使用者が改葬を認めていることを示す改葬承諾書が必要となります。

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わかりにくい場合には、実際に申請する役場に連絡をしてください。
詳しい説明を受けて、間違いのないように注意しましょう。

閉眼供養を行う

実際に改葬の工事を始める前に、大切な法要である閉眼供養を行うということも忘れてはいけません。

墓石には、そのお墓に眠る故人の魂が宿るとされています。
墓石に魂を宿らせたままでご遺骨を移動させたり工事を行うことは、故人の魂だけではなく墓地を守る仏様や自然霊に対して大変失礼な行為になるのです。

そのため、改葬に入る前にはまず閉眼供養の法要を行って墓石に宿る魂に離れて頂き、墓石をただの石材に戻してから改葬作業に取り掛かるようにします。

閉眼供養は寺院のお坊様にお願いして行って頂きます。

お世話になっている寺院がある場合にはそちらのお坊様に、もしお心当たりがない場合には墓地・霊園からご紹介して頂くなどして法要をお願いするようにしましょう。

ご遺骨を取り出す

閉眼供養が終わりましたら、改葬工事に入る前にご遺骨を取り出すという段階に移ります。

ご遺骨はカロートと呼ばれる墓石下部の小さな納骨室に納められています。
ご遺骨を取り出す際には、安全に取り出せるように細心の注意を払ってください。

古い墓石であるほど足場は悪く、また多くのご遺骨が納骨されているのでご遺族で取り出すことが難しい場合があります。

大切なご遺骨だからこそご自身の手で取り出したいと思われる方も多くいらっしゃいます。
しかし場合によっては、ご遺骨の入った骨壺を割ってしまったり、怪我をする可能性もあります。

ご遺骨を取り出す時には無理をせず、石材店にお任せするなどして安全に行うようにしましょう。

墓石の撤去・解体作業

ご遺骨が取り出された後、墓石の撤去・解体作業に入ります。

墓石の撤去作業に必要なのが、小型重機などの機材です。

墓地の形状やお墓の状態によってはクレーンなどで石材を吊るして運び出したり、墓地内の入れるギリギリのところまでトラックを寄せて、人の手で少しずつ墓石を崩していくなどの方法を取ることがあります。

また、墓地の区画内に樹木を植えていた場合には、その樹木も撤去しなければなりません。
そのため、元の綺麗な更地にするまで時間が掛かることもあります。

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墓石の撤去に不可欠なのは、墓地(霊園)の協力です。
石材店に相談された際には、工事の日取りや予定工事時間、使用する機材などをあらかじめ尋ねておき、墓地(霊園)に連絡をしてご協力をお願いするようにしましょう。

ご遺骨を新しいお墓に納める

元のお墓から取り出したご遺骨を新しいお墓に納める作業も必要となります。

ご遺骨を納める際には、墓石に戒名やお名前・没年月日などを彫刻するのが一般的です。
もしご遺骨に合わせてそのようなご予定があるようでしたら、石材店に納骨をお願いされても良いでしょう。

石材店によっては、提携している寺院や納骨堂にご遺骨を一時保管し、ご予定に合わせて納骨まで請け負って貰える業者・事業主もあります。

勿論ご家族で納骨することも可能です。
ただし、古いお墓ほどではありませんが、ご遺骨を納めるためにはカロート部分の状態をよく理解しておかないと石材の重みで思わぬ怪我をすることもあります。

決して無理をすることなく、一番安全で良い方法を取るようにしましょう。

開眼供養を行う

お墓に魂を宿らせる法要のことを、開眼供養と言います。

開眼供養を行う前のお墓には、まだ魂が入っていない状態です。
開眼供養を行うことで納められたご遺骨の魂がお墓に宿り、ようやく本当の意味で「家族のお墓」としての供養が始まるのです。

開眼供養は、閉眼供養と同様に寺院のお坊様にお願いして行われる重要な法要です。
寺院の宗派によっては、法要に際し事前にお供物などを用意しておく必要も出てきます。
開眼供養をお願いする時には、どのようなものを用意すべきか同時に尋ねておき、滞りなく法要の日が迎えられるように準備しましょう。

もしお願いするお坊様に迷われるようでしたら、墓地の管理者に尋ねて寺院をご紹介頂くなどの方法もあります。

墓地によっては予め提携している寺院がある場合もございます。
法要の件で迷われることがあるようでしたら、墓地の管理者に相談してみるのも良いでしょう。

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ここまで説明してきたように、改葬には様々な行政手続きや法要が必要となります。
自分で行うのが難しいと思われる方は、無理せずに代行業者に依頼するようにしましょう。

改葬を代行してもらいたい方はこちら

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お墓の改葬に関する疑問

お墓

ここでは、お墓の改葬に関する疑問の中で、特に多いものについて解説していきます。

改葬は滅多に体験しないことだけに、改葬に関する疑問が尽きることはありません。
細かい部分まで気を配っていると、それだけ疑問が多くなってくるのもまた事実です。

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改葬は、お墓の始まりと終わりをみることが出来る貴重な体験です。
ここでは、実際に改葬を行った方々が迷われた点に重点を置いて、その内容を詳しくみていきましょう。

改葬と墓じまいとの違いとは何?

まずは、改葬と墓じまいの違いを説明していきます。
改葬のご説明をする時には必ず墓じまいについてもお話があるため、改葬と墓じまいを一緒に考えてしまい混乱する方も少なくありません。

しかし、この二つには明確な違いがあります。

  • 改葬

    お墓を引越しすること。ご遺骨を新たなお墓に移して供養を続ける。古いお墓は完全に撤去して墓じまいする。

  • 墓じまい

    お墓を完全に閉じること。
    墓石も撤去して墓地も更地にする。ご遺骨は永代供養などを行い、墓じまいの後には家族のお墓は持たない。

表をご覧頂くとお分かりかと思いますが、使用されなくなったお墓は更地にして墓地にお返しすることになるため、改葬の行程に墓じまいが含まれるのです。

これが改葬をお考えの際に混乱を起こすこともあるのですが、同じ墓じまいの行程でも「その後家族のお墓を持つか持たないか」によって呼び方に違いがございますので、その点をご理解頂くと良いでしょう。

墓石を改葬先でもそのまま使える?

古くからある墓石を改葬先でも使用できるかどうか、という疑問を持たれる方も多くいらっしゃいます。

結論から先に申し上げますと、元々の墓石を改葬先でも使用することは可能です。
しかし、それを行うためにはいくつかの問題点を解決しなければなりません。

  • 古い墓石が再利用に耐えられる状態かどうか
  • 改葬先の墓地が認めてくれるかどうか
  • 改葬先までの移動距離
  • 再利用した場合と新たな墓石購入費用の比較
  • ご親戚との意思のすり合わせ

最高級の墓石ですと、小まめな手入れを行うことで100年はもつと言われています。
大切に守られてきた墓石とともに、ご先祖の魂が受け継がれるという意味合いで、墓石の再利用を希望なさる方もいらっしゃいます。

しかし、費用の関係や墓地との兼ね合い、ご親戚による反対意見などがある中で墓石の再利用を行うことは、あまり得策とは言えません。

これらの問題について確認をした上で、墓石の再利用を検討するようにしましょう。

取り出したご遺骨はどのように保管すべき?

改葬先の準備や墓じまいとの兼ね合いで、遺骨を一時保管する必要性が出てくることがあります。
取り出したご遺骨の保管方法としては何があるでしょうか。

実際に改葬された方が取られた方法としては次のようなものが挙げられます。

  • お世話になっている寺院にお願いする
  • ご自宅で保管する
  • 一時保管を行なって貰える寺院や業者を探す
  • 石材店にお任せする

最近では、ご遺骨の取り出しから一時保管・納骨までを全て行なってくれる石材店も多いです。

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改葬には、想像以上に多くの行程があります。
できるだけご遺族のご負担が減るように、専門家にお任せするのも良い方法です。
自分たちだけではできないと思われた時には、無理をなさらず専門家・事業主に相談するようにしましょう。

ご遺骨はどのように運んだらいい?

ご遺骨はどのように運べばいいのか、疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。
ご遺骨の移動に関しては、皆様大変気を使われることと思います。

特に、飛行機や電車・バスなどの公共交通機関を利用する時ですと、他の乗客に骨壺と分からないような配慮や割れない工夫も必要となってきます。

実際にご経験のある方が取られた方法として、次のような例があります。

  • 風呂敷に包んで手荷物として乗った。
  • 飛行機の搭乗前にカウンターで相談し、預って貰った。
  • 風呂敷で包んだあと緩衝材を詰めた箱に入れた。
  • ご遺骨専用のバッグがあったので利用した。

公共交通機関ではご遺骨は「手荷物」として扱われます。

全体的に見ると、風呂敷に包む・緩衝材を利用する・箱に入れるというのが多いようです。

ご遺骨を移動するための専用バッグも販売されておりますので、移動手段や移動する骨壺の数によって検討してみましょう。

改葬の手続きにかかる期間は?

改葬手続きにかかる期間はどのくらいなのでしょうか。
改葬には多くの手続きが必要となるため、改葬が終了する予定の日付が読めずに悩まれる方もいらっしゃいます。

改葬にかかるそれぞれの手続き期間を項目別にみてみましょう。

  • 改葬許可を得るために必要な事務手続き…数週間
  • 石材店に発注してからお墓が建てられるまで…約2ヶ月
  • 閉眼・開眼供養の調整や話し合い…約2週間

これらを総合して考えた場合、最短でも余裕を持って3ヶ月~4ヶ月はみておかないといけません。

もしアクシデントが起こった場合には、これよりも多くの期間を見積もっておく必要があります。

改葬する際には、慌てず落ち着いて行動することを優先し、それぞれの項目について1ヶ月~2ヶ月という気持ちで取り組まれてみるのも良いでしょう。

法要の時に適した服装は?

開眼供養・閉眼供養は、お坊様により行われる正式な法要です。

そのため、法要にふさわしい服装で供養に望まれる方が多いです。

具体的な服装としては、以下のようなものになります。

  • 黒のフォーマル服
  • 黒系のスーツ
  • 黒系のワンピース
  • 黒系のカバンや靴

実際に供養に参加された方の中には、落ち着いた色で派手な服装でなければ普段着でも良いという人もいらっしゃいます
しかし、これはごく身内の方々で参加なさった場合に多いようです。

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法事の服装については、人によって考え方が様々です。
悩まれた時には、参加されるご親戚と打ち合わせをして服装を合わせたり、実際に法要を行う寺院に尋ねてみるのが良いでしょう。

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お墓の改葬に必要な費用

お墓

最後に、お墓の改葬にかかる費用についてご説明していきたいと思います。

改葬には多くの行程があるのですが、その時々によって必要な費用が出てきます。
そこで、改葬の中でも皆様がよく疑問に思われる項目について、具体的な金額をあげながら詳しくみていきましょう。

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改葬のお値段は、地域や業者・事業主によって差があります。
しかし、ある程度の目安となる金額が分かっていると、今後の見通しも立てやすくなるでしょう。

離檀料

離檀料は、これまで長くお世話になった寺院に対し、これまでのお礼の気持ちをお包みしてお渡しするものです。

離檀料としてお渡しする金額については、次のことを注意する必要があります。

  • 檀家同士でお包みする金額が暗黙の了解で決まっている
  • 同じ檀家の親戚からの意見
  • 寺院で予め金額が決められている

寺院へお包みするお金は、すべて寄付という形になります。
基本的には「お気持ちを包む」ことになり、それだけに金額に悩まれる方も少なくありません。

まずは同じ檀家の方や近所・親戚からの意見を聞いて、金額を合わせることも必要です。
寺院での決まりがある場合には、直接尋ねて決められた金額をお包みするようにしましょう。

参考までに、実際にお包みした方の平均的な金額を見てみますと、約10万円~20万円となっています。

これを基本にして、お付き合いが長い場合にはお気持ちを上乗せする形でお包みするのも良いでしょう。

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閉眼供養のお布施

閉眼供養の時に、法要を行なって頂いたお坊様にお布施をお包みすることになります。
これが開眼供養のお布施代となります。

お布施としてお包みする金額は、「一般的な法要の時にお包みする時と同じ」と考える方が多く、地域性や檀家同士の取り決め、寺院の決まりなどからお布施をお包みするようになっています。

平均した金額としては約3万円から5万円、場合によっては閉眼供養を最後に離檀となることも考慮して、お気持ちを上乗せして10万円前後をお包みする方もいらっしゃいます。

お布施は法要に対するお礼の気持ちですので、これらの平均金額はあくまで目安と捉えて頂き、寺院とのお付き合いや地域との兼ね合いを考慮してお包みする額を決められると良いでしょう。

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墓石の撤去費

墓石の解体・撤去費用は、墓じまいを行う区画の広さと使われている石材の多さ、更に墓地の立地条件によって金額に差が出てきます。

撤去費用に関しては、次のような項目を目安に考えてみましょう。

  • 1㎡あたりの解体・撤去費用の平均金額は約10万円
  • 石材の処分費用が別の場合、石材の多さによって金額が増える
  • 作業をする墓地の立地が複雑で機材などが使用できない場合、人件費や作業費用が上乗せされる可能性がある

墓石の解体・撤去作業を行う石材店のほとんどでは、現在解体から石材の処分費用まですべて込みの金額を提示しています。

上記の項目を元に計算すると、解体予定の区画が3㎡だった場合には単純に計算して30万円、立地条件が悪く人件費や特殊な機材が必要となる場合には、その分の費用が加算されていきます。

実際に解体・撤去をした方の平均的な金額としては、約25万円~50万円前後となっています。

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石材店を探す時には、区画の広さと現場の状況をしっかりとお伝えしましょう。
その上でお見積もりを出して貰い、数社を比較検討してから決めるようにしましょう。

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お墓の改葬について

お墓

今回終活ねっとでは、お墓の改葬について詳しく解説してまいりましたがいかがでしたでしょうか。

最後にもう一度、内容を振り返ってまとめてみましょう。

  • 改葬を行う前にはまず周囲の人としっかり話し合い、手順をよく理解してから取り掛かるようにする
  • 改葬を行っていく中で気になった疑問点は必ず確認するようにし、十分な期間を取って改葬の手続きや行程の予定を立てるようにする
  • 改葬による墓じまいに必要な金額としては、離檀料・閉眼供養・お墓の撤去を合わせて多く見積もって約60万円前後

改葬に関する疑問は、そのまま不安へと繋がることにもなりかねません。

悩んだり困ったことが起きた時には、専門家の方に相談することも視野に入れて無理をせず行うようにしましょう。

終活ねっとでは、今回の記事以外にも終活に役立つ情報を多数ご紹介しております。
是非一度ご覧になってみて下さい。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

お墓を建てたいけどどうすればいいかわからない方へ...

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