一日葬にかかる費用をわかりやすく解説!一日葬を行う方は必見です!

一日葬って聞いたことがありますか?近年葬儀を簡略化する流れがありますが、その中で注目されているのが一日葬です。葬儀を1日で終わらせるため、家族の費用的・精神的な負担が軽減されます。この一日葬の費用について、今回はわかりやすく解説していきます。

目次

  1. 一日葬の費用について
  2. 一日葬費用の平均はいくら?
  3. 一日葬費用の内訳について
  4. 一日葬の支払いについて
  5. 一日葬の注意点
  6. 一日葬にかかる時間は?
  7. 一日葬の費用についてまとめ

一日葬の費用について

葬儀

一日葬という葬儀のスタイルをご存知ですか?

一日葬とは、従来の葬儀から通夜式を除いて、葬儀・告別式を行う葬儀のやり方です。
通夜がないことにより、従来2日間行われていた葬儀が1日で完結します。
このため、家族の負担がかなり軽減されることになります。
身内や特に親しい人だけで見送りたいという方や、スケジュールの都合で1日で葬儀を終えたいという方には、ちょうど良い葬儀の形と言えます。

近年の終活ブームの中で自身の葬儀について検討し、家族の負担の少ない一日葬を希望される方もいらっしゃいます。

そこで今回終活ねっとでは、そんな一日葬の費用について、詳しく解説していきたいと思います。

  • 一日葬の費用の平均はどのくらい?
  • 一日葬の費用の内訳は?
  • 一日葬の支払いはどうするの?
  • 一日葬についての注意点はあるの?
  • 一日葬にかかる時間はどのくらい?

以上の5点を軸に話を進めていきます。
一日葬について検討している方には必見の内容です!

一日葬費用の平均はいくら?

お金

あなたは、葬儀にどのくらいの費用がかかるのかご存知ですか?

もちろん、地域や葬儀の規模によっても違いはあります。
しかしながら、2017年度に行われた日本消費者協会によるアンケートでは、葬儀費用の全国平均は195万円となっています。

想像以上に高額だと感じられる方が多いのではないでしょうか?

この195万円は、以下の3つの費用で構成されています。
(項目ごとの合計金額は、四捨五入計算とため総合計とは合致しないことがあります。)

  • 葬儀社へ支払う費用(約121万円)
  • 飲食接待代(約30万円)
  • 寺院費用(約47万円)

それでは、一日葬になると、どのくらい費用は変わってくるのでしょうか?

一日葬でも、葬儀の内容によってかかる費用には差があります。
けれども、一日葬の平均的な相場は約30万円です。

一日葬とは通夜式を省く葬儀のスタイルですが、一般的な葬儀の平均費用よりもずっと安くなっています。
これは、一日葬を行う人は、葬儀の内容にもあまりお金をかけないからだと推測されます。

一日葬費用の内訳について

お金

先ほど、一日葬の費用の平均が約30万円だとお話しました。
ここでは、この一日葬の費用の内訳について、詳しく見ていきたいと思います。

葬儀施行にかかる基本料金

葬儀施行にかかる費用とは、従来の葬儀では「通夜式」と「告別式」を執り行うための費用です。
この費用の中には以下のものが含まれています。

  • 祭壇の費用(生花やお供え物、水引き幕など)
  • 棺桶の費用
  • 遺影の費用(額装含む)
  • ドライアイスの費用
  • 車両費(病院から安置場所や式場までの車代)
  • 骨壷の費用
  • 受付・焼香代セットの費用
  • 人件費(式の司会進行役など)

上記の費用はどのような葬儀のスタイルであっても、一般的に必要となる費用です。
このため、一日葬であっても従来の葬儀のやり方でも、あまり差が出ない項目と言えます。

式場の費用

次に必要なのが、式場の費用です。
式場の費用と一口に言っても、大きく以下の2つに分けることができます。

斎場利用料

斎場利用料とは、葬儀を行う施設に支払う料金のことです。
民間のセレモニーホールや公営の斎場では、控え室や待合室の利用料金も発生します。

通夜式を行わない一日葬の場合、斎場利用料も1日分で良いと思われがちですが、告別式の準備などが前日から必要なこともあり、斎場によって対応はまちまちです。

火葬場利用料

火葬場利用料は、どんな形式の葬儀を行っても、必ず発生する費用です。
民間の火葬場の場合には、費用は約5万円からとなっています。

公営の火葬場の場合には、地域内の方は無料で利用できるところもあるようです。
有料の場合にも、民間の火葬場よりは安価なことが多いです。

火葬場を利用する際に、控え室などを使用したいときは、別途料金が発生することがあります。

飲食接待費

一般的な葬儀の場合、通夜式のあとには「通夜ぶるまい」、告別式のあとには「精進おとし」といって、参列者の方々と会食を行います。

そのため、飲食接待費にかかる費用も必要となります。
参列者の人数や食事の内容、お酒の量により費用は変わってきますが、1食につき一人あたり2,000円から5,000円程度が相場になっています。

一方で、一日葬の場合には、通夜式がないため「通夜ぶるまい」が必要ありません。
その分の費用はまるまる浮くことになります。

香典返しの費用

香典返しとは、故人の死去に際し、葬儀などでいただいた香典に対して、四十九日が終わったあとに返礼品を送ることです。

これは、いただいた香典の3分の1から2分の1程度の金額で、お返しするのが一般的です。
このため、香典の金額によって香典返しの費用は変わってきます

供花代

供花とは、葬儀の際に飾られるお花のことです。
一般的には、故人と親しかった参列者が故人を偲んで贈られるものです。

最近では、「兄弟一同」や「孫一同」というように、親族からの供花も多くなっています。
供花代にかかる費用は花の種類や大きさにもよりますが、花輪は1基15,000円程度、花篭は1万円程度が相場となっています。

寺院への費用

葬儀に関わる費用の中には、寺院への費用もあります。
どのような費用があるのか、以下で内容を確認していきたいと思います。

お布施

お布施とは、僧侶に読経してもらう際に謝礼としてお渡しするものです。
あくまでも「謝礼」なので、金額は決まっておらず、いくら包むべきなのかを悩まれる方も多くいらっしゃるでしょう。

地域によっても異なりますが、20万円から30万円程度が相場のようです。

もし、菩提寺であれば、親族などにお布施の金額を確認するのが良いでしょう。
特に深い付き合いのない寺院の場合には、直接お布施の相場を聞いても失礼にはなりません。

戒名料

戒名料とはその名の通り、故人の戒名に対する謝礼です。
宗派や寺院によって金額は異なりますが、戒名料に20万円程度支払っている方が多いようです。

戒名料は、どのような戒名にするかによって費用が大きく変わってきます。
「信士・信女」で15~30万円程度、「居士・大姉」で30~50万円程度、「院居士・院大姉」で100万円程度というのが相場になっています。

お車代

お車代は、僧侶に葬儀会場に来てもらうためのお足代のことです。
寺院から葬儀会場までのタクシー代相当の金額を支払うことが一般的です。

御膳料

御膳料とは、法事を行った僧侶が会食に参加されなかった場合に、御膳の代わりとして渡す心づけのことです。

上記のお車代と一緒に、封筒に包んで渡すことが多いものです。

一日葬の支払いについて

葬儀

一日葬の費用について、支払いはどのように行ったら良いのでしょうか?
ここでは、一日葬の支払いについて見ていきましょう。

一日葬の費用は喪主が支払うの?

一日葬の費用は、一般的には喪主が支払うものです。
喪主が高齢だったり負担が大きかったりする場合には、その家族が支払うこともあるでしょう。

一日葬の場合には、参列者の人数が増えても追加料金のかからないプランを葬儀社が用意していることもあり、打ち合わせの段階でクレジットカードで支払いができることもあります。

分割払いはできるの?

葬儀社によっては分割払いに対応しているところもあります。
故人の預金から現金を引き出したり、生命保険などの保険金の受け取ったりするために時間がかかる場合があるためです。

便利な分割払いですが、利用するためには手数料もかかってきます。

一日葬の注意点

葬儀

家族の負担を抑えられる一日葬ですが、注意点はあるのでしょうか?
一日葬の注意点についても押さえておきましょう。

僧侶に一日葬を理解してもらう

一日葬とは、最近行われるようになった葬儀のやり方です。
通夜式を行わないスタイルですが、お通夜にはそれなりの意味があります。

親族が故人の下に集まり、寝ずの番をして故人を過ごすことは、故人によみがえってほしいという願いから始まった儀式だといわれています。

こういったことから、僧侶の中には通夜式のない一日葬に懐疑的な方もいらっしゃるようです。

このため、僧侶に一日葬を理解してもらう必要があります。

通夜がないため参列者が限られる

通夜式がないということは、参列者が限られるということでもあります。
お通夜は夜分に行われるため、日中に仕事がある人も、終業してから参列することができます。

また遠方の方も、2日間行われる一般的な葬儀の場合には、都合をつけて通夜式か告別式のいずれかに参列すること可能かもしれません。

けれども、一日葬の場合には、そういった方たちの参列を結果的に不可能にしてしまうことになるのです。

反対に、参列者があまりなく、家族だけの葬儀になる場合には一日葬でも問題ないでしょう。

会葬礼状は必要?

会葬礼状とは、葬儀に来ていただいた方に渡すお礼状のことです。

一日葬で、なおかつ家族のみで行う葬儀の場合には、会葬礼状を準備する必要はないでしょう。
けれども、家族以外の方が参列される場合には、やはり会葬礼状が必要です。

以前は葬儀のあとに会葬礼状をお渡しするのが通例でしたが、最近では葬儀の受付で返礼品やお清めの塩と一緒に会葬礼状を渡すことが多くなっています。

香典は辞退した方がいいの?

香典とは、葬儀の際に参列者が持参して、喪家に渡すものです。
葬儀の簡素化や香典返しの面倒をなくしたい気持ちから、最近では香典を辞退する方もいらっしゃいます。

けれども、香典を辞退すること自体、特に年配の方にとっては「水くさい」などと、理解しがたいものであることもあります。
また、一日葬だからといって、香典を辞退すべきということはありません。

もし、香典を辞退する場合には、葬儀の受付にわかりやすく案内を掲示しておくと良いでしょう。

一日葬にかかる時間は?

葬儀

ここまで、一日葬とは通夜式のない葬儀のことだとお話してきました。
それでは、一日葬では具体的にどのくらい所要時間がかかるのでしょうか?

最後に、一日葬にかかる時間について見ていきましょう。

まず、どなかたがお亡くなりになった際、法律上臨終から24時間は火葬ができないことになっています。

このため、一日葬であっても、すぐに葬儀や火葬をすることはできません。
葬儀までの間、遺体はどこかで安置することになります。

遺族は葬儀の打ち合わせを行います。

一日葬ではすべての儀式を1日で終わらせられるように、通常は通夜式の前に行う納棺を午前中のうちに行います。

告別式は11時から12時頃から、葬儀社のスタッフの進行によって始まります。
その後、出棺し、火葬場へ移動します。

火葬には通常1時間程度かかります。
火葬のあとはお骨上げをして、葬儀は終了します。

火葬場の空き状況などによって所要時間は変わってきますが、一日葬の場合には納骨からお骨上げまで5~8時間程度はかかると考えて良いでしょう。

一般の葬儀よりも所要時間は短いのですが、その分1日にやるべきことが多くなるので、かなり忙しくなるのです。

一日葬の費用についてまとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、最近申し込む方が多くなってきた、一日葬の費用について解説してきました。

終活の一環として、生前に葬儀の形式を検討される方も多く、その中でも一日葬は注目される新しい葬儀のスタイルだと言えます。

  • 一日葬の費用の平均は約30万円。葬儀全体の平均金額195万円に比べるとかなり費用は小さくなっています。
  • 一日葬の費用の内訳としては、「葬儀施行にかかわる基本料金」・「式場の費用」・「飲食接待費」・「香典返しの費用」・「供花代」・「寺院への費用」が挙げられます。
  • 一日葬の支払いは喪主が行うことが一般的です。葬儀社によっては追加料金の発生しないプランを用意しているところもあり、クレジットカードによる決済や分割払いに応じるところもあります。
  • 一日葬で注意すべきことは、2点あります。1つ目は、新しい葬儀のスタイルなので僧侶に一日葬について理解してもらうこと。2つ目は、通夜式がないため日中仕事や学校のある方は参列できないということ。
  • 一日葬の場合でも会葬礼状や香典については、一般の葬儀と同じで構いません。けれども、一般の参列者がなく家族だけの葬儀の場合には会葬礼状は必要ありません。香典を辞退するときは、参列者にわかりやすく伝えるようにしましょう。
  • 一日葬にかかる時間は、5~8時間程度です。一般の葬儀では2日に分けて行うことを1日で行うため、やるべきことが多くとても忙しくなります。

以上が、一日葬の費用についてのまとめとなります。

一日葬は通夜がないため遺族の負担は軽減ざれますが、僧侶や参列者の理解を得がたいことも予想されます。

一日葬を検討される場合には、一度この記事を読み直していただき、メリットとデメリットについてご家族で話し合うことをおすすめいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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