終活で行政書士は力になってくれるの?終活と行政書士の関係まとめ!

終活で行政書士は力になってくれるの?終活と行政書士の関係まとめ!

終活では相続・遺言書・お葬式・エンディングノートなど考えることは多岐に及びます。これらの中には法律が深く関わり、専門的な知識が必要になる時があります。そんな時に行政書士はどんなふうに力になってくれるのでしょうか?今回は終活と行政書士の関連についてご紹介します。

2019-06-19

終活と行政書士の関係について

人々

終活では、相続や遺言書などについても考える必要があります。
相続や遺言書は法律と深い関わりを持つため、専門的な知識が無い方がひとりで行うのは非常に困難でしょう。

そんな時、お役に立つ専門家が行政書士です。

今回終活ねっとでは終活と行政書士の関係について

  • そもそも行政書士とは何なのか?

  • 行政書士が終活で力になってくれること

  • 終活で行政書士にお世話になる例

以上の点を中心にご紹介します。

この記事を読んで頂ければ、終活の中で悩んでいることに対して行政書士がどういう関わりをしてくれるのかが理解してもらえると思います。

最後までお読み頂ければ幸いです。

行政書士とは?

困った人々

行政書士とは一言で言うと、書類関連のプロフェッショナルです。
中でも役所関連に提出する書類作成などに長けています。

行政書士は国家資格のひとつで、弁護士などと同じく法律に関する知識を豊富に持っています。

法律が関連する書類作成であればその業務は多岐に及びます。
行政書士の業務内容を挙げればきりがありませんが、その一部としてご紹介すると下記のようなことを行います。

  • 会社設立に関連する文書の作成

  • 内容証明郵便の作成

  • 遺言書作成

役所関連に提出する書類は専門用語が多かったりして一般の人には理解が難しいところがあります。
また、手続きが煩雑で分かりづらいといった問題もあります。
素人の人が自ら書類を作成しようとしても中々前に進まず、結局作っても効力のもたないものになってしまうことも少なくありません。

そんな時に書類作成のプロフェッショナルである行政書士に依頼すれば、正しくスピーディーに書類作成および手続きが進みます。

行政書士が終活に関してできること

人々

ここまで、行政書士とはどういう職業かについてみてきました。

そんな行政書士が終活に関してできることにはどのようなものがあるのでしょうか。

終活のなかでは、公的な書類作成が必要になる場合や、法律的な知識が必要になる場合があります。
そういった時には、行政書士に仕事を依頼したほうがスムーズに事が進むこともあります。

ここでは具体的に、行政書士に終活に関連してお願いできることをまとめます。

相続・遺言書などの手続き代行

終活関連のことで行政書士にお願いすることの代名詞として、相続・遺言などの手続き代行があります。
具体的に行政書士が相続・遺言関連でどのような手続きを代行してくれるのか見てみましょう。

相続のために事前に準備しなければいけないものに以下のような書類が必要になります。

  • 戸籍謄本

  • 除籍謄本

  • 改正原戸籍

  • 住民票

行政書士は依頼人に代わってこれらの書類を取り寄せることが職務上許されています。
聞き慣れない書類が何を表しているのか調べるのも手間ですし、何より混み合う役所に並び、申請書を提出し、謄本などを請求するのは大変です。
こういった面倒なことを行政書士が代わりにやってくれるのです。

また、遺産分割協議書という書類の作成も行政書士が行ってくれます。
遺産分割協議書とは遺産をどの配分で分けるかについて触れる書類です。
この書類では相続人全ての捺印、印鑑証明などを集めないといけませんが、そのようなことも代理で行ってくれます。

この他にも、遺言書作成などにも力を貸してくれます。
遺言書もれっきとした公的な書類のひとつですので、行政書士の業務範囲内です。
むしろ遺言書は民法に定められた規定に沿って書かれていないと遺言書としての効力を持ちません。

遺言書については、以下の記事でも詳しくご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

講座・セミナーの開催

行政書士の数はかなり多く、全国的には飽和状態にあると言われています。
そのため、行政書士も営業活動を積極的に行わなければ潰れるとも言われています。
その行政書士の営業活動の一環として講座・セミナーを開催している場合があります。

実際にその講座・セミナーでは法律的な観点を踏まえた終活に関する話を聞くことができます。
相続・遺言のこと、葬儀やお墓のこと、成年後見制度など終活の中で考えることは多くあります。
それらを自分一人で情報収集しても理解が浅かったり、酷い場合だと認識が違っていたりということもあります。

こういうことを防ぐためにも、行政書士が開催する講座・セミナーに足を運ぶことは有効です。
正確で分かりやすい専門家の話を聞くことで理解も進むはずです。
また、分からないこと・不安なこと・悩みなどもその場で質問し、回答を得られることもメリットの一つです。

講座・セミナーの種類も豊富で、自分自身だけでなく高齢の親の終活を考えるためのセミナーや相続・遺言に関するセミナー、エンディングノートの書き方を教えてくれる講座などもあります。

時間は1~2時間程度のものが多く、大幅に時間を取られるということもないですし、何より無料であることが大半であるため、気になるテーマの講座・セミナーがあれば積極的に参加してみることをオススメします。

カウンセリング

カウンセリングと言うと精神科医のようなものを想像してしまいますが、行政書士も終活に関するカウンセリングを行ってくれます。

行政書士の業務は多岐に渡るため、それぞれの行政書士によって、離婚問題や建設業に関連する書類作成、自動車に関連する書類作成など分野は様々です。

多種多様な分野の中で、終活関連の分野を専門とする行政書士もいます。
実際にカウンセリングを依頼するのはこういった行政書士になります。
終活関連を専門とする行政書士には終活カウンセラーという資格を取得している人もいます。

「自分の葬儀について何か準備をしておくことはあるのだろうか。

「自分が死んでしまった後、お金のことで子どもに迷惑をかけないだろうか。

「相続について1から相談したい。

こういった不安・悩みを行政書士に聞いてもらえれば、行政書士が業務の範囲内で行えることはアドバイスをしてくれます。

もし行政書士の範囲外のことでも、広いネットワークを活かして、解決してくれる弁護士や税理士を紹介してくれる時もあります。

一人で悩んでモヤモヤするよりは、法律の専門家に相談でき、解決策を提示してくれるのは安心ですね。

終活で行政書士にお世話になる例

人々

ここまで行政書士がどういった形で手助けとなるか紹介してきました。

ここからは、より具体的にどのようなことをサポートしてくれるのか、終活で行政書士にお世話になる例を二つご紹介したいと思います。

エンディングノートの作成サポート

終活で行政書士にお世話になることの例として、エンディングノートの作成サポートが挙げられます。

エンディングノートとは、自分の終末期、死後に自分自身が希望する医療行為や埋葬方法、残された物の所在などを遺族に伝えるためのメモのようなものです。

もっと具体的にどのようなことを記すのかというと、もし何かの病気で喋れなくなった時に延命治療をどこまで希望するのか、遺骨は散骨してほしいという希望やどういう保険に加入しているかといった情報を取りまとめておきます。

エンディングノートには、自分の希望などを書き込みますが遺言書のような法的な効力は持ちません。
しかし、遺族が何かを判断する際に自分の考えを考慮してくれるというところにメリットがあります。

行政書士は、このエンディングノートの作成に関してサポートをしてくれます。
自分の身の回りをいざ整理しようとしても意外にどこから手を付けて良いのかわからないものです。
そういった時に行政書士がやるべきことの優先順位や、何をエンディングノートにまとめればいいのかなどの相談に乗ってくれます。

終活ねっとでは、終活に関する記事を多数紹介しています。
エンディングノートについてはもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

相続手帳の作成サポート

次に、行政書士が終活でお世話になる例として挙げられるのが相続手帳の作成サポートです。

相続手帳とは、遺言書を作成する前に、自分の財産には何があり、それらをどういう思いで、誰にどれだけ相続するのかといったことをまとめるものです。
いわば遺言書の叩き台です。

行政書士は、遺言書作成も業務で行っているため、最終的にどういった項目をまとめあげるのかといった完成形を知っています。

その完成形から逆算して、どういう情報を整理しておけばいいのかということも理解しています。
そのため相続手帳の作成の段階から行政書士にサポートをお願いすることで今後の遺言書作成がスムーズになります。

終活と行政書士の関係まとめ

人々

今回終活ねっとでは終活と行政書士の関係についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

この記事の内容をまとめると以下になります。

  • 行政書士とは法律関連の書類作成におけるプロフェッショナル

  • 行政書士は相続・遺言などの専門的知識が必要になる手続きを代行してくれ、終活に関する講座・セミナーなども開催してくれる。また終活に関する悩みなどもカウンセリングしてくれる。

  • エンディングノート作成サポートや相続手帳作成サポートなども行政書士が行ってくれることがある。

終活では、どうしても素人知識だけでは難しいことも多くあります。
行政書士などの専門家の手助けを借りることで、終活をスムーズに正しく行うことができます。

また、まだ終活を始めたばかりで不安が多い方は、行政書士が開催している終活セミナーなどに参加してみるのも良いかもしれません。

力になるものを有効に活用していく、ということもより満足した終活を行う上では大きなポイントとなります。
中でも行政書士という職業は国家資格を持つ、信頼のおける職業です。
積極的に有効活用していくのも良いかもしれません。

このほかにも、満足のいく終活を行う上ではいくつかのポイントがあります。
終活のポイントについては、こちらの記事で詳しくご紹介していますので是非ご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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