お墓を安く建てるにはどうしたらいい?費用の抑え方をご紹介します!

近年お墓の値段はかなり高額になっています。大切な方の供養の場ですから、心のこもったお墓にしたいと思うのは当然です。ですが、費用はできるだけ安く抑えたいですよね。お墓もいろいろありますが、安く建てるにはどうしたらよいのでしょうか。費用の抑え方を紹介します。

目次

  1. お墓を安く建てることについて
  2. お墓を建てる際に必要な費用と相場
  3. お墓を安く建てるには?
  4. お墓を安く建てる際の注意点
  5. お墓を建てる以外の選択肢で費用を安く
  6. お墓を安く建てるまとめ

お墓を安く建てることについて

お墓

先祖代々のお墓があっても場所が不便な場合もあり、お墓をもっと便利な場所に移したいとか、新しいお墓を求めたい、と考え始める方も多いと思います。

ですが、お墓の費用はどのくらいかかるか考えたことがありますか?
お墓といってもいろいろな形があり、東京など地価が高い都市部ではお墓の適地も少なく、必然的にお墓の値段もかなり高額になっています。

先々のことを考えますと、お墓に大きなお金をかけるのは避けたいところですね。
できればお墓を安く建てたいと思うのは、終活の設計の中で当然のことです。

でも、お墓は大切な方の人生の集大成ともいうべき場所ですから、安くできればありがたいとはいっても、やはりきちんとした心のこもった供養の場にしたいと思うのも当然の気持ちです。
どんなお墓にしたらよいのか、悩ましいところですね。

そこで今回終活ねっとでは、お墓を安く建てることについて

  • お墓を建てる際に必要な費用はどんなものがあり、相場はどうなっているか?
  • お墓を安く建てる方法としては、どんなことが考えられるか?
  • お墓を安く建てるとしたら、注意すべきことは何か?
  • お墓を建てること以外に安く供養できる方法はないか?

などの点を中心に、費用を抑えるためにはどのような方法が考えられるのか、注意点も含めて分かりやすく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

お墓を建てる際に必要な費用と相場

お墓

まず、費用を安くする方法を見る前に、お墓を建てる際に必要な費用と相場はどのくらいなのか確認しておきましょう。

お墓を建てるのにかかる費用

お墓を建てるのにかかる費用としては、基本的な費用として、最初に必要な永代供養料と墓石代・工事費用、それに毎年の管理費があります。

永代使用料

永代使用料は、墓地のある土地の永代使用権を取得するために墓地の経営者であるお寺や霊園に支払う費用です。
永代使用料は、霊園・墓地の立地条件・お墓の規模などの違い、そして経営主体が公営か民営かなどの違いによってかなり違いがあります。

一般に東京など地価が高い大都市部では永代使用料も高く、また公営墓地は寺院墓地や民営霊園に比べて安い設定になっている例が多くなっています。
民営霊園の永代使用料は、50万円~100万円位のところが多いのですが、東京周辺では150万円近くになります。
因みに都立多摩霊園の一般墓所は159万円で民営霊園とあまり変わりないように見えますが、広さは1.8㎡と民営霊園の倍近くあります。

墓石代

墓石代は、お墓を建てるときに必要な石塔や台石、それに墓誌・外柵に使う石などの費用です。
墓石代は使う石の産地や種類で異なりますが、墓石を選ぶ際に大切なのは材質です。
墓石は長い間雨露にさらされますから、劣化したり風化したりし難い、吸水性が低く耐久性があるしっかりしたものを選びましょう。

お墓の大きさやデザインももちろん価格に影響します。
変化に富んだ独特のデザインにしますと原石も大きなものが必要になり、費用は高くなります。

墓石代は、100万円以下の場合もあれば、300万円近い高価なものもあり、一概には言えませんが、一般的なお墓ですと100万円~200万円前後でしょう。

工事費用

墓石の工事費用は、墓石の加工代、彫刻費、それに外柵などを含めた設置工事費一式になります。
工事費は、石の加工等の直接的な技術費だけでなく、墓地の工事を行う場所の立地によっても工事の難易度や運送費が変わり、費用が高くなることもあります。

ごく平均的な工事の場合であれば、工事費が10万円~20万円位で、彫刻費は3万円~10万円位の例が多いでしょう。

なお、霊園・墓地から石材店を指定される例も多いので、どうしたらよいか専門家の意見などを聞いて決めるとよいでしょう。

管理費

管理費は、霊園や墓地の水汲み場や駐車場などの共同利用施設の清掃や修繕などの維持管理の費用です。
管理費は、最初に一括払いする霊園・墓地もありますが、毎年数千円~1万円くらいを払うケースも多いようです。

民営墓地の管理費は、規模・格式による違いはありますが、およそ5000円~1万5000円です。
公営霊園の管理費は5000円位のところが多いようですが、都立霊園の一般墓所の管理費は立地に関わらず単価が610円/㎡と決まっており、2㎡近い大きさでも1000円台とかなり低額です。

お墓を建てる際の相場

お墓を建てる際にかかる費用としては、他にもお布施代や法要の会食費用などもあります。
お墓を建てるのに直接関係する上記の永代使用料・墓石代・工事費用・管理料の総額で見ると、お墓を建てる際の相場は地域や条件によりかなり違いはありますが、150万円~250万円くらいが多く、平均的な目安としては200万円前後でしょう。

お墓を安く建てるには?

お墓

それでは、お墓を安く建てるにはどうしたらいいのか、その方法について説明しましょう。

墓地の区画面積を小さくする

墓地の永代使用料は区画面積によって変わるため、一般に墓地の区画面積が大きければ大きいほど高くなります。
地価が低い郊外部なら別ですが、特に地価が高い大都市中心や周辺部では墓地の区画自体を必要以上に大きくせずに小さくすることです。

使用する墓石も墓地の区画の大きさに相応しい大きさの墓石を使うことになりますので、墓地の区画面積を小さくすることで使う石の量も少なくすることができます。
そうすれば石の費用を抑えられます。

区画面積が大きければ良い、小さければ良くないという訳ではなく、心のこもったお墓であることが大事なので、お墓自体の大きさは格別問題にするようなことではありません。

石材の種類にこだわる

お墓の石材は見た目が美しいに越したことはありませんが、大切なのは石材の種類にこだわることです。
特に、石の耐久性を重視する必要があります。
一見高級な石であっても、吸水性が高くて墓石としては不適当なものもあります。

国産の石は品質が良いものが多いですが、外国産の石の中にも耐久性がしっかりした安価で良質な石はあります。

お墓の費用の中で墓石代はかなり大きなウエイトがありますので、見た目のイメージよりも石材の品質・種類にこだわって安くする工夫をしましょう。
石材店の専門家の意見もよく聞いてみるとよいでしょう。

お墓周りの石材の種類を変える

墓石は、家名・家紋などを彫る石塔・台石だけでなく、外構・外柵などにも多くの石が使われます。
それぞれ石代も加工費も結構かかります。

お墓周りの石材の種類も考えることで、費用を抑えることができます。
用途に応じて支障なければ、できるだけ安い種類の石材を使ったり、不要な装飾などを少なくして加工費も抑えましょう。

デザインをシンプルなものにする

どうしても個性的な独特のデザインを好まれる方もおられますが、デザインはシンプルで加工の必要が少ないほど、墓石自体の大きさも小さくでき費用が抑えられ、加工費も抑えることができます。

アウトレット品を購入する

墓石にもアウトレット品があります。
多少傷があるものもありますが、販売のタイミングなどの都合で安くなっているものもあります。
傷がなければそれに越したことはありませんが、多少の傷なら目立たず墓石として十分使えるものも少なくありません。

アウトレット品を購入することでお墓の費用を抑えることができます。
形や色などがお好みの条件に合うようでしたら、ご購入を検討されても問題ないと思います。

公営霊園にお墓を建てる

公営霊園にお墓を建てることで、全国どの地域においても民営霊園や寺院墓地にお墓を建てるよりも大幅に費用を抑えることができます。
管理面でも民営の霊園・墓地とそれほど遜色ないところが増えています。

人気のある公営霊園は、応募時期も限られており、倍率が高く抽選になったりしますが、それだけ検討対象にする価値があるものと思います。

お墓を安く建てる際の注意点

お墓

お墓を安く建てる方法を見てきましたが、もちろん安ければ良いというものではありません。
お墓は長い間にわたって大切な方を供養する場所ですから、費用を抑える上においても、きちんと管理をしていただき、手抜き工事などがなく安全性と耐久性がしっかりしたお墓であることは必要不可欠です。

お墓を建てる上での注意点は、安さだけにとらわれず、安心して任せられる霊園・墓地や石材店選びにこだわることです。
値段の安さだけにとらわれると、頼んだのとは違う石が使われていたり、きちんとした施工がなされずに、後々大きなトラブルになることもあります。

専門家や経験者の意見も聞いて、現地や実績も見て信頼できるところを選ぶようにしましょう。
施工中も現場を確認できればなお良いでしょう。

霊園・墓地の管理者や石材店とは長いお付き合いをすることになりますので、お互いに納得できる良好な関係を築くことが重要です。

お墓を建てる以外の選択肢で費用を安く

お墓

ここでは、お墓を建てること以外で安い費用で供養できる方法の選択肢の例をまとめておきます。

永代供養墓

永代供養墓とは、寺院や霊園の墓地などでご遺骨を預かり、永代にわたり供養や管理をしていただけるお墓です。
永代供養墓は、お墓の後継ぎがいない方や、子供たちにお墓の費用や管理の心配をかけたくない方、それにお墓は必要ないとお考えの方などにおすすめです。

永代供養墓には、最初から他の方のご遺骨と一緒に合祀される合祀墓や集合墓・個別墓など、いくつかのタイプがあります。
ただし、個別の永代供養墓であっても、ずっと個別に供養されるわけではなく、通常は33回忌や50回忌などの決められた期間後は合祀されるのが一般的なことです。

永代供養墓で最初から合祀される場合は、墓石代が必要ありませんので、費用も一般のお墓よりは安くなります。

樹木葬

樹木葬は、里山の山林や都市近郊の霊園・墓地のシンボルとなる木の下にご遺骨を埋葬する方法です。
ご遺骨を自然に還しますので、故人が自然の中で安らかな眠りを迎えられると、近年関心が高くなっています。

初期の樹木葬は、ご遺骨を別々に埋葬するものでしたが、最近は複数の方のご遺骨を一緒に埋葬する形が多くなっています。

樹木葬では、一般のお墓とは違い、墓石や工事費が不要で、費用を安く抑えらえます。
管理費も不要な場合が多いのでご遺族が管理を心配する必要もありません。
また一般に樹木葬では、宗教や宗派にとらわれることなく、どなたでも埋葬できます。

散骨

散骨とは、火葬したご遺骨を粉末状にして、海や山などに撒き、弔う方法です。
散骨もご遺骨を自然に還すことができる埋葬方法として、希望される方が増えてきています。

しかしここで注意点として、他人の土地に勝手に散骨することはできません。
ですから、山林での散骨は場所が限られ、海に散骨される方が多いようです。
その場合も、海岸に近いところや公共の場所は避けるなど、マナーを守り、節度を持って行う必要があります。

散骨は自分でもできますが、代行業者に頼むこともできます。
散骨の費用は、遺族だけで現地に行き個別に散骨するか、他の方と合同で散骨するか、あるいは代行業者に任せるかなど、やり方により大きく異なります。

ご遺族が散骨に参加しないのであれば、交通費などもかからず、費用は大幅に安くできます。

お墓を安く建てるまとめ

お墓

いかがでしたか。
今回終活ねっとでは、お墓を安く建てる方法について、費用の抑え方や注意点も含めて解説してきましたが、以下のようなことが分かりましたね。

  • お墓を建てるのにかかる費用としては、基本的な費用として、最初に必要な永代供養料と墓石代・工事費、それに毎年の管理費がある。
  • お墓を建てる際の費用は、条件により違いもあるが総額でおよそ150万円~250万円くらいが多く、平均的には200万円前後である。
  • お墓を安く建てる方法としては、お墓の面積を小さくすることや、石材の種類の選択・デザインの簡素化、公営霊園にするなど、いくつかの方法がある。
  • 注意すべきことは、管理や安全性・耐久性に問題のないお墓を建てることで、そのため信頼できる霊園・墓地と石材店を選ぶことが重要である。
  • お墓を建てること以外の選択肢としては、永代供養墓・樹木葬・散骨などもある。

大切な方を供養する場所なのでできるだけ立派なお墓にしたい、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そのようなお気持ちは、もちろん大切です。
しかし先々のことも考えると、お墓を安く建てる工夫をすることは何の問題もありませんし、むしろ理に適うことです。
費用を安く抑えることとお墓を立派にすることは決して矛盾することではないのです。

どんな方法が亡くなられた方のご希望に沿うのか、その思いも尊重しつつ、ご家族の方で納得できる方法をよく相談してみるとよいですね。

終活ねっとでは、他にも皆さんの関心が深いと思われる記事を多数掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

永代供養をお探しの方は「終活ねっと」で

終活ねっとでは永代供養を値段(見積り)やアクセス・特徴などで比較して納得のいくお墓を建てられるよう、情報をまとめています。いざという時の為に資料請求や電話対応も無料で承っていますので、是非ご利用ください。

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