ピンクの袱紗はNG?葬儀に持っていく袱紗について紹介します!

みなさんは袱紗というものを使ったことがありますか?冠婚葬祭の際に使われる風呂敷のようなものですが、実は葬儀の際にピンク色のものを使うのはご法度とされています。ピンク色の袱紗を使ってはいけない事情や、葬儀に持って行っても無難な色の袱紗について見ていきます。

目次

  1. ピンクの袱紗について
  2. 葬儀にピンクの袱紗はNG
  3. お通夜にもピンクの袱紗はNG
  4. 葬儀に適した袱紗って何?
  5. 袱紗の包み方について
  6. ピンクの袱紗についてまとめ

ピンクの袱紗について

香典

突然ですが、袱紗というものについて聞いたことのある方や、もしくはお使いになったことがある方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

袱紗とは、冠婚葬祭などの改まった場に出席する際にご祝儀やご香典が汚れないように包むための方形の布のことです。
また、冠婚葬祭以外にも、例えば国会で天皇陛下の国会開会の詔書を包むためにも使われています。

袱紗には色の種類もさまざまですが、実は参加する冠婚葬祭によっては袱紗の色に気をつけなければいけないことも少なくありません。
例えば、葬儀の際にピンク色の袱紗に包んでご香典を持参するというのはもってのほかです。

なぜ、葬儀の場ではピンク色の袱紗はご法度とされているのか、今回はこの点について考えていきます。

この記事では

  • なぜ、葬儀の場でピンク色の袱紗を持参することはいけないことなのか?
  • お通夜でもピンク色の袱紗は持参してはいけないのか?
  • 葬儀に適した袱紗の特徴とは?
  • 袱紗の包み方はどのようにすればいいのか?

以上の4点のポイントを中心に、ピンクの袱紗について解説していきます。

終活において直接かかわりがないように見えますが、特に人生の終末期に多くなりがちな親しい方の葬儀に参列する際に役立つ知識ですので、活用していただければ幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

葬儀にピンクの袱紗はNG

袱紗

導入の項でもお話ししたように、葬儀の場にご香典を持参する際にピンク色の袱紗を用いることはご法度とされています。
それでは、なぜ葬儀にピンクの袱紗はNGとされているのでしょうか?

葬儀はいわば亡くなった方の死を悼むための場であるため、会場を飾る幕も白と黒の2色だったり、また参列する方も黒の喪服を着用しているといったように、基本的に寒色系(黒や青などの落ち着いた色)が用いられるのが原則です。

一方のピンク色は赤色や黄色と同じく暖色と呼ばれる明るさを示す色であるため、葬儀のような場には似合わないうえ、雰囲気を壊してしまいかねません。

このため、袱紗の色も場に応じて選ぶ必要があり、ピンク色のものを葬儀に持参することはNGとされています。
ただし、葬儀ではなく結婚式などおめでたい席であればピンク色のものはおすすめといえます。

お通夜にもピンクの袱紗はNG

禁止

葬儀でもお葬式の前の晩に催されるお通夜であればピンク色の袱紗を用いてもよいのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながらお通夜にもピンクの袱紗はNGとされています。

お通夜もお葬式とともに葬儀の一環であるうえ、お通夜の方が故人が亡くなった次の日ということもあり、ご遺族などが故人を亡くした悲しみから立ち直っていないことが多いためです。
このため、お通夜の場こそなおさらピンク色の袱紗を用いないほうが無難といえます。

葬儀に適した袱紗って何?

葬儀

それでは葬儀の場にふさわしい袱紗として、どのような種類のものを選んで持っていけばよいのでしょうか?
ここでは、葬儀に適した袱紗について見ていきましょう。

葬儀の袱紗はどの色が良いの?

葬儀における袱紗は黒色や青色、紫色といった落ち着いた色(寒色)のものを選ぶとよいでしょう。
落ち着いた色というのは、故人を亡くしたことへの悲しみや気遣いを示し、心を落ち着かせる効果があります。

ちなみにピンク色などの明るい色は逆におめでたい場で嬉しい気持ちを示す効果があるため、結婚式などのお祝いの席に持参するとよいです。

男女兼用なら紫色の袱紗がおすすめ

袱紗の色にもいろいろありますが、その中でも場や性別に関係なく使うことのできる無難なものとして紫色のものがあります。

例えば、葬儀に参列する際に青色など寒色の袱紗を用いるにしても、夫婦で葬儀に参列した際に兼用で使う場合もあります。
そこで、紫色であれば性別に関係なく使いこなすことができます。

ちなみに紫色は結婚式のようなおめでたい場で使うこともできます。
このため、男女兼用なら紫色が非常におすすめです。

正絹ちりめんの袱紗って?

袱紗の中には正絹ちりめんで作られたものもあります。
正絹ちりめんは非常に高価であるため、これで作られた袱紗は冠婚葬祭の場だけでなく、非常に厳粛な公の儀礼の際にも使われます。

導入の項目で例に挙げた国会開会の詔書を包んでいるのも、この正絹ちりめんの袱紗です。

袱紗の包み方について

葬儀

それでは、袱紗を包むにはどのようにすればよいのでしょうか?
最後に袱紗の包み方について見ていきましょう。

ご香典をそのまま包むことができる金封袱紗の場合は、開きが左側に来るようにしたうえで、そのまま表書き側が上に来るようにして包み口を閉じます。

これに対し、爪付き袱紗や台付き袱紗の場合は、まず袱紗をひし形になるように裏返しにして、そのあと中心よりも右寄りに、かつ表書きを上側に向けて置き、右側から包みます。
これは左から開くことができるようにするためです。

ピンクの袱紗についてまとめ

葬儀

葬儀の際に適した袱紗の種類やマナーなどピンクの袱紗について見てきましたが、いかがでしたか?
今回の内容をまとめますと、以下のようになります。

  • 葬儀の際は故人の死を悼む雰囲気を示すために袱紗も落ち着いた色のものを使うことがマナーとされているため、ピンク色のものはNGである。
  • お通夜でもピンク色の袱紗を用いることはタブーとされている。
  • 葬儀に適した袱紗の種類として、まず基本的に青色や黒色といった寒色系のものを用いる。夫婦で参列するといった男女兼用の場合は紫色が無難である。
  • 袱紗の包み方は基本的に左開きになるように心がけることが原則である。

一見すると終活とはあまり関係のない袱紗に関するマナーですが、終末期にもなると親しい方の葬儀に出席することも少なくありません。
その際に袱紗に関するこれらの知識は非常に役に立つといえます。
葬儀やお通夜に出席する際にはぜひこの記事を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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