映画「エンディングノート」について

皆さんは自分の最期のむかえ方について考えたことがありますか?
好きなものをたくさん食べたい、大切な人と一緒に過ごしたい、いままでやれなかったことにチャレンジしてみたい…。
いざ考えようとすると難しいですよね。
今をより良く生きるために、自分を見つめ直し、人生の最期の準備をするという意味での「終活」という言葉があります。
エンディングノートはまさに終活の一環であり、自分を見つめ直すために最適なものなのです。
では、エンディングノートとは具体的にどのようなものでしょう?
イメージで言うと、遺書に近いものが想像できます。
しかし、遺書は家族など残された方のために書くものですが、エンディングノートは家族だけではなく、自分の幸せのために書くものなのです。
つまり、一般的な遺書に残すこと(葬儀、お墓、財産、友人への連絡など)だけでなく、自分が人生の最期までに何をし、何を大切な人に伝えたいのか自由に書くことで、家族の負担を減らすことはもちろん、悔いなく人生の最期を迎えることができるのです。
映画「エンディングノート」はドキュメンタリーとして素晴らしい作品であり、同時にエンディングノートを書くことの良さが伝わってくる映画です。
多くの方がこの記事をきっかけに映画を見て、「終活」の重要性と良さを実感して頂きたく思います。
今回終活ねっとでは、映画「エンディングノート」について
- 映画エンディングノートの概要
- 映画エンディングノートの視聴方法
- 映画エンディングノートの視聴感想
を中心に紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までお読みください。
映画「エンディングノート」の概要

ここでは映画の概要について紹介します。
この映画は一般の営業マンだった男性が、末期がんの宣告をされた後、どのように最期をむかえるのかをドキュメントでとらえた映画です。
営業マンだったことからも、準備を何よりも大切にしていた男性は、エンディングノートを書くことで人生の最期に対してもしっかりと準備しようとします。
それは残された時間を楽しむためであり、また家族に迷惑をかけないためでもありました。
人は人生の最期に何をし、何を残すのか…。
そして、家族に何を語りかけるのか…?
映画は監督であり、また撮影も手掛けている砂田さんの実の家族が題材となっています。
普通、カメラが回っていると素の自分は出せないものですが、主人公である監督のお父様は気さくな方で、終活というテーマにも関わらず笑いが絶えない映画となっています。
映画の詳しい情報や視聴方法は以下に掲載してあるので、ぜひ最後までお読みください。
作品情報
タイトル:エンディングノート
製作国:日本
公開日:2011年10月1日
上映時間:90分
監督:砂田麻美
製作:是枝裕和
プロデューサー:是枝裕和
撮影、編集:砂田麻美
音楽、主題歌:ハナレグミ
上映館:なし
あらすじ
熱血営業マンとして働き続け67歳で退職したサラリーマン。
第二の青春を謳歌しようとしていた矢先に定期検査で胃がんが見つかり余命宣告されてしまいます。突然の出来事に驚きますが、彼は人生最後のプロジェクトとしてエンディングノートを書くことを心に決め、自分の死への準備を進めていきます。
しかし、がん発覚から半年後、突然訪れた最期。
はたして彼はエンディングノートを完成させることができるのか?
そして、最後に家族に残した言葉とは…。
ドキュメンタリーにしかないリアルな感動と人生で本当に大切なものが何か教えてくれる家族愛がこの映画にはあります。
予告編を無料で視聴
予告編は下のリンクから見ることができます。
「エンディングノート」を視聴する方法

この映画の上映期間は過ぎてしまっていますが、視聴方法はいくつかあります。
以下に掲載するので参考にしてください。
DVDを購入・レンタルする
DVDを購入する、あるいはレンタルショップで借りるということは最も簡単な方法の一つです。
この映画は有名な作品なのでどこのレンタルショップでも借りることができます。
レンタルの際は会員証を所持または作成する必要があるので、顔写真つきの身分証明書を持っていくことをお勧めします。
値段が安いことも魅力の一つです。
動画配信サイトで視聴する
ネットで動画配信サイトを利用するのも一つの手段です。
ただし、レンタルショップと異なり、料金は一ヵ月契約すると映画が見放題といった形が大半なので注意が必要です。
(エンディングノートのみを見るために契約するのは金額が高くなってしまうのでお勧めしません。)
他の映画もたくさん見られる方にお勧めします。
「エンディングノート」の視聴感想

最後に映画を見た方の感想をまとめてご紹介します。
「上映中の映画を見たのですが、途中何度も笑い、泣いてしまいました。
そして、最期のエンドロールでなんと、拍手が起きました。
普通映画館で拍手が起こるなどあり得ないことですが、この映画はそれほど素晴らしく、
人間強さと優しさを教えてくれる作品です。」
「エンディングノートを書くことで、
幸せに最期を遂げることができるのだと教えてくれる映画だと思います。
エンディングノートの大切さを知りました。」
映画「エンディングノート」まとめ

終活ねっとでは、今回映画「エンディングノート」について以下のことを紹介しました。
- 映画「エンディングノート」は、末期がんの宣告をされた男性が、、最期をどのようにむかえるのかをとらえたドキュメント映画です。
- DVDを購入・レンタルする以外にも、動画配信サイトで見ることもできます。
- 映画「エンディングノート」は人間の強さや優しさ・エンディングノートの大切さなどがわかる、感動的で素晴らしい映画です。
自分の最期について考えることは難しく、また考えたくない気持ちもあるはずです。
しかし、この映画のように終活をすることで人生をより良いものにし、幸せに最期を迎えられた方はたくさんいらっしゃいます。
この映画を見て、終活の素晴らしさを実感し、一人でも多くの方が実践して頂ければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。