手作りエンディングノートの魅力について徹底解説します!

みなさんはエンディングノートをご存知でしょうか。手作りのエンディングノートは手間はかかりますが思いを込めて作成することができます。今回は手作りのエンディングノートの魅力についてご説明したいと思います。

目次

  1. 手作りエンディングノートについて
  2. エンディングノートって何?
  3. 手作りのエンディングノートもある?
  4. エンディングノートに書くこと
  5. エンディングノートと遺言書の違い
  6. 手作りエンディングノートまとめ

手作りエンディングノートについて

文房具

エンディングノートはいわゆるご家族に残す自分の「最後の言葉」です。
終活が広まる中で「エンディングノートを知っている」という方は60歳以上では半数を超えるそうです。

しかし、その中で実際に「エンディングノートを書いている」という方は6%程しかいないそうです。
自らの死に向き合って自分のお葬式や遺産について考え、必要なことを書き残すということは手間と時間がかかります。
また、エンディングノートに何を書いていいのかよく分からないというのも、エンディングノートを書くに至らない要因かもしれませんね。

しかし、エンディングノートは実はご自身が書きやすいように手作りで作ることも可能です。

そこで今回終活ねっとでは、手作りエンディングノートについて

  • エンディングノートとは
  • 手作りのエンディングノートとは
  • エンディングノートに書くこと
  • エンディングノートと遺言書の違い
  • まとめ

以上の点についてご説明します。
皆様のエンディングノート作成のきっかけとなれば幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

エンディングノートって何?

困った人々

そもそも、エンディングノートとはどのようなものなのでしょうか?

エンディングノートとはご自分の死後もしくは意思疎通機能が損なわれるような病気になってしまった時にご家族に自分の意思や希望を伝えるためのノートです。
つまり、自分の人生を納得のいく終わらせ方ができるように書き残すものです。

死後のお葬式についてや遺産についてだけでなく生前の延命治療についても書き残しておくことで、残されたご家族が難しい選択を迫られた時に、少しでもご家族の負担を減らしてあげることを目的とするものでもあります。

手作りのエンディングノートもある?

ノート

エンディングノートは手作り(手書き)のものとデジタルのものがあります。
どちらも書く内容は変わりません。

デジタルのものは終活サイトなどでダウンロードすることができるテンプレートを利用してパソコンで作成するものです。
テンプレートの多くは無料でダウンロードできますのでパソコンをよく使われる方や手書きが苦手な方はデジタルものの方が書きやすいでしょう。
デジタルのものはパソコン上に保存したままにしておくと、故障によりデータが消えてしまったりパソコンのパスワードが分からずご家族が閲覧できない場合もありますから管理には注意が必要です。

パソコンが苦手な方や自分の気持ちを自分の文字で伝えたいという方は手作りのものになります。
手作りだとより心を込めて作成することができるのではないでしょうか。

では、手作りのエンディングノートについて詳しくご説明します。

ノートは決められている?

エンディングノートは遺言書ではないため、法的に形式や書く内容は定められていません。
そのためノートはどのようなものでも問題はありません

しかし、「何を書いていいのか分からない」というのがエンディングノートを書かない要因と言えます。
ごく普通のノートでは書き進めるのが難しいでしょう。
本屋や文具店などではエンディングノート用の本が販売されています。
市販のエンディングノートは書いておくといい内容があらかじめ項目ごとにまとめられています。
ノートの項目に沿って記入していくことで簡単に作成できて、最低限のことは記載することができるように作成されています。

また、インターネット上ではエンディングノートを無料で印刷することができるものもあります。
しかし、どうしても用紙の枚数が多くなってまとめるのが大変になったりしますので、あらかじめ本の形になっているものの方が管理しやすいのかもしれません。
本になっているものの中でも開いた時にフラットになるものは書きやすくてオススメです。

ノートの書き方

次に、エンディングノートの書き方について見ていきましょう。
ノートに決まりがないように書き方にも決まりはありません。
何をどのような順番で書いても構いません。
とは言え、後でご家族が見て何が書いてあるのか分かるように書くことは心掛けましょう。
また、鉛筆では文字が摩擦等で見えにくくなる場合もありますのでボールペンで書くのが望ましいでしょう。

エンディングノートは書く内容が決められている訳ではないため書き残しておきたいことを書くことができます。
そのため自然と書く量は多くなるでしょうから、書き始めるのは億劫になるかもしれません。
書きたいことや思いついたことを先に書いていき少しづつ必要だと思ったことを書き足していく方法でも、書くべき内容を調べて順番に書いていく方法でも問題ありません。

一度に多くを書こうとせずに少しずつ書き進めるた方がご自分のこれまでの人生・これからの人生、そしてご家族のことに真剣に向き合うことができるのではないでしょうか。
なにより大切なのはご家族のために自分の言葉を書き残すことです。

メリット・デメリット

エンディングノートとは何か、また手作りのエンディングノートのルールや書き方について見ていきましたが、次にエンディングノートのメリット・デメリットについて紹介します。

手作りのエンディングノートのメリット

  • 手を動かしながら考えを巡らせることで脳が活性化される。
  • 手書きの文字にはその時の書き手の心情が表れる。
  • 自分のイラストを加えたり思い出の写真を簡単貼り付けられる。

もちろんデメリットもあります。
手作りエンディングノートのデメリットは以下になります。

  • 手書きだと時間がかかり、書く量も多いため大変である。
  • エンディングノートは個人情報であるため管理に注意が必要である。
  • 文字が読みにくいとご家族に誤って解釈される場合がある。

エンディングノートは個人情報をたくさん記入します。
そのためノートの管理には気をつけなければなりません。

しかし、厳重に隠しておくと必要な時に家族が見つけることができません。
ご家族にあらかじめ保管場所を伝えておいたり、貴重品と一緒に保管しておいたりするのがオススメです。

無料配布している所もある

終活に関心を持たれる方が増えたことでエンディングノートを無料配布しているところもあります。
葬儀会社や墓石の販売会社、保険会社などの終活に関係のある業種の会社では資料請求や相談をした際に無料で配布しているところがあります。

また、無料配布としてインターネット上で無料でダウンロードができるものもあります。
しかしこちらはパソコンとプリンターが必要であり、更に用紙もたくさん必要になります。
印刷したものをご自分で順番にホッチキスで留めるなどして製本しなくてはなりません。
あらかじめ製本してあるものの方が気軽にエンディングノートを書き始めることができるでしょう。

エンディングノートに書くこと

ノート

次に、エンディングノートに書くことについて解説していきます。
エンディングノートに書く内容は様々です。

その中で次にご紹介する内容はご家族の負担を減らすために書き残しておくべき主な内容です。
ご家族が把握できているであろう事でも実際は把握されていないこともありますので、その点を注意しながらエンディングノートを作成しましょう。

ご自身の個人情報

まずはご自身の個人情報についてです。
個人情報は主に以下のことについて記入しましょう。

  • 名前・生年月日・血液型
  • 住所や本籍地
  • 健康保険証や服用している薬の保管場所
  • 持病の有無やかかりつけの病院・担当医師
  • 運転免許証やパスポートなどの保管場所
  • 住民票コードやマイナンバー
  • 延命治療について
  • 臓器提供や献体登録の有無

家族や友人についての情報

続いて、家族や友人についての情報です。
お葬式の時などの連絡をする際に必要になりますので必ず記入しましょう。

  • 家系図
  • 親戚や親しい友人の連絡先

お墓や葬儀について

お墓や葬儀についても忘れずに記入しましょう。

  • 納骨するお墓や埋葬方法
  • 葬儀の内容
  • 葬儀費用について
  • 宗教・宗派
  • 葬儀でかけてほしい思い出の曲

財産について

もっとも重要であると思われるのが財産についてです。
残されたご家族のトラブルになりうる大きな要素ですので必ず書き残しておきましょう。

  • 預貯金(銀行と支店名)
  • 有価証券
  • 不動産(登記済権利証や登記識別情報などの保管場所)
  • 各種カード類の保管場所
  • 生命保険や損害保険の契約内容
  • 公的年金・企業年金・個人年金に関すること
  • 貸金庫やトランクルームの有無
  • 貸付金

ローンや借金などのマイナス財産

ローンや借金などのマイナス財産についても残されたご家族に迷惑をかけないようにきちんと書きましょう。

  • 借金の有無
  • ローンの相手先や契約内容がわかるものの保管場所
  • その他マイナス財産の有無

デジタル遺品について

近年インターネットの普及に伴い、デジタル遺品についての情報もエンディングノートにしっかりと記入する必要があります。
ご自身しかパスワードやIDを知らない場合はご家族に事前にきちんと知らせておきましょう。

  • 携帯電話の契約終了時の連絡先やパスワード
  • パソコンのプロバイダ名・メールアドレス・パスワード
  • 登録しているホームページとそのID・パスワード

以上の他にも、自分の人生を振り返って自分史を書き留めておいたり、ご家族へのメッセージを書き残しておいたりと、エンディングノートに書く内容は正しく「十人十色」です。

手作りのエンディングノートでは自分の文字で書くので特に自分らしい手作りのエンディングノートが作成できます。

エンディングノートと遺言書の違い

困った人々

最後に、エンディングノートと遺言書の違いについて解説します。

遺言書は自分の死後、自分の財産をどうするのかという意思を書き残しおくものです。
遺言書は法的な根拠と効力があります
一方でエンディングノートは、あくまでも個人が書くノートですから法的な効力はありません
となるとエンディングノートは書く意味がないように思えますが、それぞれに特徴があります。

遺言書エンディングノート
法的効力ありなし
書き方規定された書き方でなければ無効になる場合あり自由
内容財産分与葬儀内容や延命治療など

エンディングノートは形式や書き方にとらわれず、自由に自分の意思や希望を伝えることができます。

財産については遺言書に記載し、それ以外はエンディングノートに記載しておくとご家族もわかりやすいでしょう。

また、遺言書は死後の相続にしか影響がありませんが、エンディングノートは死後だけでなく生前の延命治療や葬儀内容について自分の希望や意思をご家族に伝えることができます

手作りエンディングノートまとめ

人々

今回は手作りのエンディングノートについてご説明しました。

この記事では

  • エンディングノートとは万が一の時に自分の意思や希望を家族に伝えるためのものである
  • エンディングノートには手作りのものとパソコンで作成するデジタルのものがある
  • 形式や書き方は決まっていないため自由に書くことができる
  • エンディングノートは市販のものや無料配布されているものもある
  • 遺言書は法的な効力があるが規定に従っていなければ無効となる場合があり、エンデイングノートは法的な効力はないが書き方や形式は自由である。

以上の点についてご説明しました。

エンディングノートを書くのは個人の自由です。
形式や書き方が決まっていないように書き始める年齢も決まっていません。
若い頃から書き始めて年々書き加えたり、修正したりして手作りのエンディングノートを作るというのもいいのではないでしょうか。

この記事が手作りのエンディングノートを書き始めるきっかけやご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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