デジタルエンディングノートについてアプリや無料のものを紹介!

今やエンディングノートは終活に欠かせないものになってきています。最近では、紙のエンディングノートだけではなく、デジタルエンディングノートも出てきました。ここでは、アプリや無料ダウンロードのデジタルエンディングノートを紹介します。ぜひ最後までお読みください。

目次

  1. デジタルエンディングノートについて
  2. エンディングノートとは
  3. 無料のデジタルエンディングノート
  4. アプリのエンディングノートもある?
  5. エンディングノートはWordでも書ける!
  6. デジタルエンディングノートまとめ

デジタルエンディングノートについて

人々

皆様はエンディングノートをご存知ですか?

エンディングノートとは、ご自身がご病気になられたり亡くなられた後、ご家族が困らないように、治療方針やご葬儀などの希望、ご親族・ご友人の連絡先、契約しているものなどについて書き留めておくノートです。

今や終活には欠かせないものの一つとなっています。

ですが、エンディングノートをご存知の方でも、実際に書いてらっしゃる方は少ないのではないでしょうか。

「何を書いていいのか分からない」「項目が多くて書くのが面倒」など、書いてみたいけれどなかなか取り組めない方もいらっしゃると思います。

最近では、紙のエンディングノートだけでなく、デジタルのエンディングノートも出てきています。
紙と違って文字の大きさや書体も決められますし、修正も簡単にできます。

「手書きを続けるのは大変」「字を書くのが得意ではないので、読んでもらう時に読みにくいかも」「文章を何回も書き直したいけれど、手書きだと面倒」など、手書きのエンディングノートを敬遠される方でも、デジタルだったら書きやすいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回、終活ねっとではデジタルエンディングノートについて

  • エンディングノートに書く内容
  • 無料でダウンロードできるデジタルエンディングノート
  • アプリのエンディングノート

などについて説明していきます。

ぜひ、最後までお読みください。

エンディングノートとは

お金

いざエンディングノートを書こうとした時、「どんなことを書いていいのかわからない」という方も多いと思います。

ここでは、エンディングノートに書く内容とメリットについて説明していきます。

エンディングノートに書く内容

エンディングノートは、残されたご家族が手続きをすすめやすいということだけでなく、自分自身の人生を振り返るという意味もあります。

ですから、手続き関係のことだけでなく、自分はどういう人間であったかという自分史を記入するということが、エンディングノートの特徴です。

それでは、エンディングノートに実際に書いていく内容を項目ごとにみていきます。

自分史

  • 住所・本籍地
  • 生年月日・血液型・星座・干支
  • 趣味・好きなこと
  • 学歴・職歴
  • 資格・免許
  • 結婚・出産歴
  • 家系図
  • 宗旨・宗派
  • 各年代での思い出
  • 配偶者、子どものこと
  • 両親・兄弟姉妹・祖父母のこと
  • ペットのこと
  • 家族との思い出

メッセージ

  • 夫もしくは妻へ
  • 子どもへ
  • 両親・孫などへ
  • 友人たちへ

医療や介護

  • 保険証の情報
  • 持病・常備薬・病歴
  • かかりつけの病院
  • 告知・延命治療について(病名・余命の告知、延命治療の有無、臓器提供・献体の希望など)
  • 介護について(希望する介護者・介護施設、認知症になった時の財産管理など)

葬儀

  • 喪主・施主をお願いする人
  • 希望する葬儀社や生前契約の有無
  • 葬儀の内容
  • 訃報連絡をしてほしい人の連絡先(家族・親族・友人・知人など)
  • 遺影に使ってほしい写真
  • 希望する埋葬方法
  • お墓について(所在地・管理者・使用者など)
  • 回忌法要について
  • 遺言書について(遺言書の有無、保管場所など)
  • 形見分けについて

財産

  • 預貯金の有無、銀行口座の情報
  • 株式などの有価証券や国債などの有無とその情報
  • 不動産情報とその保険(火災保険、地震保険など)
  • 加入している保険(生命保険、損害保険など)
  • 年金の情報
  • 借入金やローン
  • 貸金庫
  • 電子マネーやポイントカード

デジタル遺品

  • パソコンのプロバイダやメールアドレス
  • 携帯電話の契約内容
  • インターネットサービスのID・パスワード
  • パソコンや携帯電話に保存しているデータ(写真、音楽、電話帳など)
  • インターネットバンキングの情報
  • クレジットカード情報

内容についてのポイント

エンディングノートに書く内容をあげてきましたが、「こんなに書くことが多いと大変だな」と思われた方もいらっしゃると思います。

ポイントとしては一度にすべての内容を書こうとするのではなく、書きやすい項目から少しずつでも書いていくとよいと思います。

書くときに忘れやすいのが、デジタル遺品についてです。
最近では、パソコンやスマートフォンを利用する方が多くなり、それに伴ってデジタル情報をお持ちの方が多くいらっしゃいます。

ですが、使用されているサービスの内容、特に登録情報を確認するためのIDとパスワードを紙媒体に記入している方はそれほど多くないのではないでしょうか。

残された遺族の方々は、こうしたデジタル遺品についても手続していかなくてはならないので、忘れずに情報を残しておきましょう。

また、エンディングノートは遺言書のような法的拘束力は持っていません。
ですから、遺産や相続に関しては、エンディングノートに書くだけではなく、遺言書を作成しておく方がよいと思います。

エンディングノートを書くメリット

エンディングノートを書くことのメリットとして、

  • 自分の希望や思いを家族や友人などに伝えることができる
  • 病気になったり亡くなったりした時に家族の負担が減る
  • 資産状況を把握することができる
  • 介護やデジタル遺品などの問題点について考えることができる

といったことがあげられます。

無料のデジタルエンディングノート

人々

デジタルエンディングノートは、無料でダウンロードできるものもあります。

ここでは、3つのおすすめエンディングノートを紹介します。

エンディングノート|Office スタイル カタログ

マイクロソフトが提供しているエンディングノートです。

Word形式で30ページあります。

自分史、メッセージ、医療、葬儀、財産の5章構成になっており、すっきりしたレイアウトで見やすいものになっています。

写真や書類を貼っておけるスペースやチェックボックスなどがあり、表形式で書きやすいのが特徴です。
すべての内容について、バランスよく書きたい方におすすめです。

自分史・エンディングノート無料ダウンロード

百人百想というエンディングノートです。

自分史・エンディングノートとうたっているとおり、全体の割合として自分史を記入する部分が多いのが特徴です。

Word形式とPDF形式があり、55ページあります。
手書きでも書いておきたい人は、PDF形式のものを利用するとよいと思います。

全ページのうち、31ページが自分史を記入する部分になっています。
各年代(中学・高校・大学など)での思い出や、家族・友人などに関する覚書やメッセージ、家系図などを書くスペースがあり、自分史を丁寧に書きたい人にはおすすめです。

エンディングノート無料ダウンロード版

日刊葬儀新聞社が出しているエンディングノートです。

Word形式とPDF形式があり、全部で130ページあります。
ボリュームがあり、記入する項目が多いため、これひとつで自分の詳しい記録が残せます。

自分史、医療、葬儀、財産については事細かに書くスペースがありますが、家族などへのメッセージ欄は全ページのうち4ページと割合少なめになっています。

残された人たちが困らないように詳しい内容を残したい人や自分の人生を細かく振り返りたい人、エンディングノートに何を記入していいか分からない人などにおすすめです。

アプリのエンディングノートもある?

人々

デジタルのエンディングノートは、ファイル形式だけでなく、アプリになっているものもあります。

例えば、【エンディングノート:デジタル遺品整理 - 家族へ終活の記録】というアプリがあります。
App Storeで無料ダウンロードすることができます。

アプリのため、スマートフォンでちょっと空いた時間に入力できるという便利さがあります。

個人情報を保護するため、通信機能がなく、外部に情報が送られないので安心です。

文字やアイコンも大きめで見やすく記入例が書かれているので、初めての方でも書きやすいのが特徴です。

ただし、注意しておきたいのが、データを新しく追加したり、広告を消したりしたいときには拡張オプションとなり、課金(120円)が必要となります。

エンディングノートはWordでも書ける!

人々

これまで紹介したデジタルエンディングノートですが、フォーマットが決まっていて書きやすいという利点があります。

しかし、「〇〇の項目を追加して書きたい」「構成を変えて個性のあるエンディングノートを作りたい」など、既存のものではなく独自のエンディングノートに記入したいという方もいらっしゃると思います。

紹介してきたデジタルエンディングノートもWord形式のものでしたが、自分のオリジナルエンディングノートを作る場合でも、Wordで書くことができます。

例えば、いくつかの表を挿入し、そこに必要項目を記入していくなどのやり方ですすめていけば、簡単にエンディングノートを作ることができます。

他のエンディングノートを参考にしながら、その項目にあてはまらない事柄を記入し、自分だけのオリジナルエンディングノートを作成するというのもいいのではないでしょうか。

デジタルエンディングノートまとめ

人々

いかがでしたでしょうか。

今回はエンディングノートに書く内容や、デジタルエンディングノートについて説明してきました。

その結果、

  • エンディングノートには、自分史、財産・医療・葬儀に関する希望や情報、家族・友人などに向けたメッセージを記入する
  • エンディングノートを作成することは、自分の希望を家族に伝えられる、万が一の時に家族の負担が減る、といったメリットがある
  • デジタルエンディングノートは無料でダウンロードできるものもあり、マイクロソフトや日刊葬儀新聞社が提供しているものなどがある
  • 最近では、エンディングノートの無料アプリも登場しているが、設定によって課金が必要だったり、個人情報の保管に注意が必要である

ということがわかりました。

「エンディングノートはもっと年を取ってから書いても遅くない」と思われている方も多いと思います。

実際、エンディングノートは終活の時に行うというイメージが強いため、早めに書くことに違和感を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、エンディングノートは病気になった時・亡くなった時に必要な情報だけでなく、自分のこれまでの歴史や現在の状況も記入していきます。
ですから、自分自身を振り返り、今を見つめ、将来に向けてのビジョンを描くきっかけにもなるのです。

エンディングノートを始める時期はいつでもかまいません。

みなさんも一度エンディングノートを作ってみてはいかがでしょうか。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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