終活で身の回りの整理は何をするべき?詳しく解説します!

終活で行う身の回りの整理には、あなた自身にも、遺されるご家族にも大きなメリットがあります。では、いったいどのような整理をすればメリットがあるのでしょうか!?終活として身の回りの整理は、何をするべきか知って、ぜひ実行しましょう!

目次

  1. 終活の身の回りの整理について
  2. 終活における整理とは?
  3. 終活として整理をする必要性とは
  4. 終活として身の回りの整理でするべきこと
  5. いつから身の回りの整理を始めればいいの?
  6. 一人で整理をやりきれない時は?
  7. 終活としての整理のまとめ

終活の身の回りの整理について

人々

自分の死後、遺される家族は行政的な手続きや、御遺骨の対応、相続関係の処理など行うことがたくさんあります。
故人が遺していった物を整理したり、処分したりするだけでも大変なことです。

そのため、終活で身の回りの整理をおこなうことはご家族の負担を減らすことになり非常に重要なことです。

しかし、終活として身の回りの整理をしていく際にどこから手をつければ良いのか、どのように行えば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回終活ねっとでは終活での身の周りの整理について、

  • 終活の中で行うべき整理とは一体なにか?
  • 終活として整理をする必要性とは?
  • 身の回りの整理を始めるタイミングはどう考えたら良いか?
  • 身の回りの整理でするべきことはどんなことがあるか?
  • 一人で整理をやり切れないときはどうしたら良いか?

以上の点を中心にご紹介していきます。

終活で行う身の回りの整理について解りやすくお伝えいたしますので、ぜひ最後までお読みください。

終活における整理とは?

困った人々

終活における整理とは、生きている間に自分の周辺の物事をきちんと整えておくことです。

この整理は、色々な物、事が対象となります。
たとえば、資産や日用品や文書類など「物」として存在するものの整理があります。
その他にもインターネットやデジタル機器などの会員データなど自分に関する「情報」の整理などがあります。

上記のように、整理すべき対象、範囲は幅広くあります。
中には、自分一人では対応しきれない、対応出来ないような整理もあるでしょう。

「立つ鳥跡を濁さず」という意味もありますが、終活として身の回りを整理することは、残された時間をより充実させることにも繋がり、とても有意義なことです。

終活として整理をする必要性とは

人々

実際終活として身の回りの整理を行う必要はあるのでしょうか。

ここでは終活で身の回りの整理をおこなう主な必要性を下記にご紹介いたします。

いざという時に焦らない

まず一つ目にいざという時に焦らないということです。

自分がもし突然数か月の余命宣告を受けてしまうとか、交通事故などで突然身体が不自由になってしまうといったことは誰にでも起こり得ることです。

このような突然の事態に、「あぁ、相続関係の整理をしておけば良かった…」とか「あの写真は誰にも見られたくないなぁ…」などと思っても、もう時間がないかもしれません。

終活として身の回りの整理を行うことは、いざというときに焦らないよう突然の事態に備えておくという意味でも必要性がありますね。

ご遺族の方の負担を軽減できる

二つ目にご遺族の方の負担を軽減出来ます。

たとえば、銀行の預貯金ひとつを考えてみても、自分の死後残される方々が担う負担は相当なものです。
銀行口座を多数持っていれば、それだけ手続きに時間も手間もかかります。
また、この預貯金は相続関連の手続きにも関わってきますので、あわせて相続関係の手続きも進めなければなりません。

他にも不用品の処分や各種登記情報の変更手続きなど、残される方々にはすべきことが多々あります

終活として身の回りの整理を行うことは、残される方々の負担を減らせるという意味でも必要性があるのです。

今後の人生設計に役立つ

三つ目は今後の人生設計に役立つことです。

終活は、なにも自分の死後のことだけを考えるためのものではありません。
終わりを意識することで、より今を充実させ、遺された人生をより良く生きるための終活でもあります。

身の回りの整理を行うことで、自身が置かれている現状がよく見えてきます
たとえば、現在の預貯金や資産の把握を行なうことで、今後の生活に必要な資金が分かり、突発的な入院や介護に必要な資金の確保、余暇・レジャーに回せる資金、孫に回せる資金などのイメージが出来てくることもあります。

終活として身の回りの整理を行うことは、今後の人生設計に役立つという意味でも必要があります。

終活として身の回りの整理でするべきこと

人々

それでは具体的に身の回りの整理でするべきことにはどんなことがあるのでしょうか。

ここでは終活で身の回りの整理でするべきことをご紹介いたします。

持ち物の断捨離

まず持ち物の断捨離をしましょう。

「入ってくる物を断つ、家にあるいらない物を捨てる、物への執着から離れる」という意識を持ちながら、自分の持ち物について整理を行います。

不用品の処分

家具・家電品・趣味の道具・雑貨・食器類・調理器具・書籍類・衣類・装飾品など家の中を確認し、不用品の処分を行います。
「今日は家具の処分をやろう」「今月は家電品の見直しをしよう」というように、物の種類ごとに取り組まれると進めやすいのではないでしょうか。

物によっては、廃棄せずにリサイクルショップなどに買い取ってもらうことで、現金化できることもあります。

写真など思い出の品の整理

写真・ビデオ・DVDなどの思い出の品についても整理を行っておきます。

たとえば、秘密のままにしておきたい写真があれば、今のうちに処分しておくことが必要でしょうし、家族に残したい写真があるのであれば、分かるようにしておく必要があります。

また、自分が最期を迎えたとき、棺の中に一緒に納めて欲しい写真があれば、これも遺される方が分かるように区別しておいた方が良いです。

資産の整理

身の回りの整理は、資産も対象になります。
資産は、相続にも関係し、整理されていないと残される方々にとって大きな負担となってしまいます。
資産として整理が必要となるのは、主に次のようなものです。

財産

まず一つ目に財産です。
財産は下記のような項目に分けることが可能です。

  • 現金・預貯金
  • 不動産(土地や家)
  • 株、国債などの有価証券
  • 保険(生命保険や火災保険など)・個人年金
  • ゴルフ会員権
  • 貸付金・借入金

まずは、財産のリスト作成から始めることをおすすめいたします。

リストは、具体的に詳細まで書くようにしましょう。
リスト化するときには、たとえば土地であれば、住所・地番・面積・地目など細かな点まで、誰が見ても分かるように表記します。

なお、個人的に誰かにお金を貸しているといった貸付金はもちろんのこと、住宅ローンやカードローン、個人的にお金を借りているなどの借入金も財産の一部であることを忘れないようにしましょう。

その他、預貯金に関連して銀行口座のリストも作成し、不必要な口座は解約して出来る限り保有口座は少なくしておくと良いでしょう。

コレクション

美術品、工芸品、古地図、書籍、切手、硬貨・紙幣、玩具などの収集を、趣味やライフワークとしている方もいらっしゃいますが、これらのコレクションも終活としての整理の対象です。

コレクションの中には、骨董的価値のある物、資料的価値のある物、一般的な市場価値は無い物など色々あると思いますが、整理の方法としては次のような方法があります。

  • 同種の収集家に譲る
  • 売却する・オークションサイトに出品する
  • 形見として遺す
  • 廃棄処分する

骨董的価値、市場価値のあるものは、相続財産の対象となることもあり、自分の死後に相続トラブルの火種になる可能性もありますから、注意して整理を行っておきたいところですね。

パソコンなどデジタル上の情報整理

パソコンやデジタル上の情報も整理しておくべきことのひとつです。

パソコンや携帯電話のログインIDやパスワードを設定していませんでしょうか?
インターネット上で、SNSやブログなどの登録、ネットショッピングの会員登録、ネット銀行やネット証券の登録などされていませんでしょうか?

普段は家族にも知られないようにしているIDやパスワードなどのログイン情報かもしれませんが、葬儀後にパソコンやデジタル上の対応で困っているご遺族が多くいらっしゃいます。

まずはなにより、不必要な会員登録があるならば、解約しておくことが重要です。

それからログイン情報などについて、エンディングノートを利用するなどして、後々遺される方々が困らないようにしておくことも必要です。

いつから身の回りの整理を始めればいいの?

遺品整理

それではいつから身の回りの整理を始めればいいのでしょうか。

ここまでご紹介したように身の周りの整理でやっておくべきことはたくさんあります。

これらの整理は、元気に動けるうちでないとなかなか出来ません。

つまり、身の回りの整理は出来るだけ元気なうちに始めるべきです。

中には、定年を機会に始める方もいらっしゃいますし、病気になったことや、子供が独立したことなどをきっかけに始める方もいらっしゃいます。
始めるタイミングは人それぞれです。

「元気なうちに」とは言っても、動き始めるタイミングがなかなか難しいという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、ぜひ今回のこの記事をお読みいただいたことをきっかけに、身の回りの整理を始めていただければ幸いです。

一人で整理をやりきれない時は?

人々

身の回りの整理を行う中で、整理を一人でやりきれないこともあるかもしれません。
一人で無理をして、怪我をしてしまったり、トラブルに発展してしまったりしたら困りますね。
そのようなときは、下記のように誰かを頼ることも大切です。

専門家に相談する

一つ目の手段として専門家に相談するという手段があります。

特に財産や相続に関することは、場合によって法廷闘争になってしまうこともあります。
知識などに不安があるときには、行政書士・司法書士・弁護士・税理士などの専門家に相談をしましょう。

家族と話し合う

一人でやりきれない、出来ないことについては、家族と話し合うこともひとつの対応方法です。
家族の手を借りられることもあるでしょうし、家族と話し合うことで、身の回りの整理について、家族に内容や状況を理解してもらえるという効果もあります。

家族から「これは処分しておいて欲しい」や、「これは分かるようにまとめておいて欲しい」などの希望が出ることもあるかもしれません。

いずれ「遺す側」と「遺される側」になるわけですが、それぞれの立場で話し合い、家族の協力を得ることで、より終活としての整理が進む場合も多いです。

家族と話し合うことはとても意義のあることになります。

終活としての整理のまとめ

人々

今回終活ねっとでは、終活の身の回りの整理についてお伝えいたしましたが、いかがでしたでしょうか?

今回の記事で主に下記の点についてお解りいただけたと思います。

  • 終活における整理とは、生きているうちに自分の周辺にある物事をきちんと整えておくこと。
  • 終活として整理をしておくことは、いざというときに焦らない、ご遺族の方の負担を減らせる、今後の人生設計に役立つという、主に3点において必要性がある。
  • 身の回りの整理は、元気なうちに始めることが重要。
  • 行なうべき身の回りの整理としては、不用品の処分・財産やコレクションの整理・パソコンやデジタル上の情報整理などがある。
  • 一人で整理がやりきれないときには、弁護士などの専門家に相談したり、家族と話し合うことも大切である。

今回の記事以外にも終活ねっとでは終活に関する記事を多数掲載しております。
そちらもあわせてぜひご覧ください。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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