猫とおこなう終活とは?猫と飼い主のお別れの仕方まとめ

毎日一緒に過ごしていても、いつかは愛猫との別れがやってきます。その日まで少しでも幸せに過ごすために愛猫と共に終活を行いましょう。愛猫と行う終活の仕方や方法についてお話ししています。終活を行うことで、心の準備や整理ができてきます。

目次

  1. 猫と飼い主の終活について
  2. 愛猫の終活をする意義
  3. 猫の終活でやるべきことは?
  4. 飼い主が先に亡くなった時のための終活
  5. 猫と飼い主の終活に関する本
  6. 猫と飼い主の終活まとめ

猫と飼い主の終活について

葬儀

『終活』という言葉を最近よく耳にするようになりましたね。
終活とは自分の人生の最後まで幸せに送るために行う活動のことを言います。

実は私たち人間と同じように、愛猫にも終活が必要だということをご存知ですか?

今回終活ねっとでは

  • 愛猫の終活ってどのようなこと?
  • 愛猫に終活をする意味はあるの?
  • 具体的にどのようなことをするの?
  • 愛猫にできることはなに?
  • 病気にかかったとき、自分はどうすればいいの?
  • もし、自分が先に他界してしまったら愛猫はどうなるの?

など、猫と飼い主の終活について解説していきます。
終活の一環で愛する猫との終活について考えている方はぜひ最後までご覧ください。

愛猫の終活をする意義

ねこ

愛情を注いできた愛猫と、いつかはお別れをしなければならないと考えたことありますか?
愛猫と自分どちらが先に亡くなるのか、それは誰にもわかりません。

愛猫の終活をする意義とは、愛猫との今後の生活を前向きに送ることができることです。
愛猫が先に亡くなる場合、ペットロスなどの心配が出てきます。
逆に自分が先の場合、残された愛猫の世話は誰に頼めば良いのか、などの心配があります。
こうした心配を今のうちに対処することで、愛猫との生活が前向きに送ることができるでしょう。

今、このようにどちらが先に卒業しても良いように、愛猫との終活を考え始めている方々が増えてきています。

猫の終活でやるべきことは?

困った人々

人の終活についてはある程度理解している方もいらっしゃると思いますが、猫に関する終活についてはわからない方が多いと思います。

そこで今回は、猫の終活でやるべきことについて紹介していきます。

飼い主自身のためにやるべきこと

まずは、私たち飼い主自身のためになにを行えば良いのでしょうか。
愛猫だけではなく、自分自身の終活の為にも、必要となってくる2つのことについて紹介します。

思い出の整理をする

まずは、ご自身の家族となった日からの思い出を整理しましょう。

今まで撮った写真の整理から始めてみませんか。
例えば、我が家の一員となった日から今まで写真を順に整理し、その時のことを思い出しながらひとことコメントを加えたアルバムを作成しておきます。

綺麗に、整理しておくことでいつでも愛猫のことを思い出せますし、愛猫の生きてきた証を残すことができますよ。

他にも、愛猫が好きだったおもちゃや食器など一緒に整理するのも良いですね。

気持ちの整理をする

人の約4倍の速さで歳を重ねていく猫との生活は、長いようであっという間に過ぎてしまうのではないでしょうか。
そのような幸せな日々も、いつかは終わってしまうことを考えておきましょう。

もし、愛猫が亡くなってしまったら

  • 我慢せずに、思い切り泣きましょう・・・悲しみを耐え為に、涙を堪えても癒やされません。思いっきり泣いて、悲しみを素直に表現することで、これから先生きていかなくてはならない人生へのステップアップにしましょう。
  • 人と話す・・・愛猫が旅立った悲しみを理解してくれる家族や友人達と話しましょう。涙が出てきても気にせずに思い出を語りましょう。(気持ちが分らない人と話すと、余計につらくなることがあります)同じような経験をされた方や気持ちが分る方々と話すことで自分の励みにもなりますし、愛猫の弔いにもなります。
  • 聞き手になる方へ・・・アドバイスよりも、相手が気持ちを吐き出す為の場所作りをしてあげてください。

などを、行うことで気持ちの整理が徐々についてくることでしょう。

焦ることはないのです、ゆっくりゆっくり前を向いて進むことが大切です。
愛猫は、あなたを見守っていてくれますよ。

愛猫のためにやるべきこと

あなたがいま、愛猫の為にできることはないでしょうか?
ここでは愛猫のためにやるべきことについて見ていきましょう。

愛猫のためにやるべきこととして

  • ペット保険とは
  • ペット信託とは
  • 供養の方法は?
  • お墓はどうする?

以上のことが挙げられます。

今、ご自身が終活をされている元気なうちに愛猫のこともしっかりと考えておく為にお話ししていきますね。

ペット保険・ペット信託

愛猫の為にできることのひとつはペット保険に入ることです。

猫の、病院代は保険に入っていないと全て実費になるため家計を圧迫する原因にもなります。
人間と同じように、検査やワクチン接種くらいしか動物病院にお世話になることはあまりないでしょう。

しかし、歳を重ねてくると腎臓病や心臓病などの病を患ってしまうことが多いのです。
そのため、幼猫の時から保険に入っておくことをオススメ致します。
月々の保険料や、支払っていただける保険料は保険会社によって異なります
愛猫にピッタリな保険を選んであげましょう。

また、ペット信託もおすすめです。
ペット信託とは、飼い主に万が一(事故やケガ、死亡など)が起きたときに、愛猫が何不自由なく暮らしていける為に資金と住む場所を準備しておく仕組みです。
飼い主が亡くなって、遺産相続で揉めたときなども愛猫の生活費はその資金でまかなってもらえます。
愛猫の飼育は、確実に守られて安心できますね。
信託の契約証書作成は15万円から、公正証書は10万円から作ってもらえます。

供養をする・お墓を建てる

愛猫がなくなった時、その子の亡骸をどうするべきでしょうか?

今回は愛猫の供養方法について3つの方法をご紹介します。

1つめに自宅にお墓を建てて手元供養する方法です。
ご自宅でお墓を建てる場合は、ペット専用の墓石なども販売されています。
人間と同じようにしかりとした立派なお墓で、お墓の費用の相場は15万円くらいです。

2つめに分骨するという方法です。
アクセサリーやリビングにおいて置ける骨壺モニュメントなどがあります。(5千円位~)

3つめに毎日お経を上げてもらえる納骨堂や霊園にご遺骨を預けるという方法です。
納骨堂、墓地は経営社によって異なりますが、1区画猫1匹年間1万5千円位です。

以上のことを参考にしてご自身と愛猫にあったご供養方法を考えてくださいね。

愛猫が重い病気にかかった時はどうするか

もしあなたの大事な家族である猫が重い病気になってしまった時、あなたはどうしますか?

  • 自然に任せる
  • 延命治療を続ける
  • 安楽死選ぶ

などの私たち人間とおなじように選択肢があります。

どの方法を選ぶかは、飼い主次第なのでそれぞれについてご紹介します。

治療を続けず自然に任せる

病気が分かった時点で、通院や入院はさせずに愛猫の生命力や自然治癒力に任せる方法です。
他の方法と違って、愛猫と自然な形で一緒に過ごせる時間が長く持てます。

ただし、覚悟も必要です。
なぜなら日々弱っていく様子を目にするという事と、愛猫がつらく苦しく見える時になにもできない事を痛感してしまうからです。
しかし、猫と一緒に戦っているという実感はあるでしょう。

自宅療養するときは、トイレや寝る場所も愛猫の負担にならないような所に設置してあげましょう。
状況によっては、オムツという選択肢もあります。
お水や食事も、負担にならにような高さに設置しましょう。

愛猫が亡くなってしまうまで、愛猫の好きな物を好きなだけ食べさせてあげても良いのではないでしょうか。

延命治療を続ける

延命治療を続けるという方法は入院や通院で愛猫の命を一秒でも長く持たせることができます。
ただしこの方法は、通院した分の治療費がかかります。

保険に入っていない場合は、全額実費なので治療費がかなり高額になる場合があります。
点滴や治療、血液検査などをしたときで1回約5.6万円かかるところもあります。
そのほかにも、手術が必要になれば手術費や入院費も掛かってきます。

入院費は、病院や治療方法によっても異なりますので入院前に概算をだしてもらうと良いのではないでしょうか。
入院すれば、愛猫の苦しんでいる姿を見ることは減りますが、それだけ、愛猫との時間が減ってしまうことも事実です。

ご自身やご家族が愛猫に対してどうしてあげたいのか、しっかりと話し合っておきましょう。

動物病院で安楽死をお願いする

もうつらい思いをさせたくない、苦しい思いをさせたくないという思いから安楽死を選ぶ方々もいらしゃいます。
安楽死をすることで、愛猫から体の痛みや苦痛を永久に解放してあげれます。
その方法は、血管から薬剤を入れて心臓を止めるという方法です。

安楽死を選択する目安や基準は、あなた自身が決めるしかありません。
非常に迷うところだと思います。
そのために、これからの愛猫の生活がどうなるのか、治療費はいくらくらいかかるのか、家族はどう考えているのかが焦点になってくるのではないでしょうか。

安楽死を選んだ時、その場所に立ち会うことも立ち会わないという選択もできるようです。
愛猫は安楽死処置をしている間、痛みも苦痛も感じず数秒から数分で安らかに眠っていきますので飼い主さんも安心して下さいね。

飼い主が先に亡くなった時のための終活

葬儀

最後に、飼い主が先に亡くなった時のための終活について紹介していきます。

あなたが先に亡くなってしまった時、愛猫の世話を任せられる方はいますか?
もし、住宅の事情やアレルギー、親族がすでにいないなどの理由で任せられる方がいないとき、あなたならどうしますか?

誰もいなくなった時のことを、今お互いが生きている終活中にしっかりと考えてください。

愛猫は、外猫とちがって野生で生きていくことは難しいでしょうし、どなたも世話ができないようですと保健所につれて行かれてしまいます。
どなたにも頼れないときには、動物愛護センターに相談やペット信託を活用して愛猫の生活を守ってあげるのも、あなたの大事な使命ですよ。

猫と飼い主の終活に関する本

葬儀

ここ数年愛猫の終活に関する本が出版されていることをご存じですか?
今回は、特に人気があり読みやすい2冊をご紹介致します。

猫とわたしの終活手帳

まず紹介するのが、猫とわたしの終活手帳です。

東京猫医療センターの院長「服部 幸」氏が執筆した本です。
愛猫と最期まで幸せに過ごすための終活ハンドブックです。
内容は、健康管理やお別れ、安楽死、ペットロスに関わる問題や悩みを分かりやすく簡潔にまとめてあり、読みやすい本です。

猫と私の終活ハンドブック

続いてご紹介するのが、猫と私の終活ハンドブックです。

猫の終活を考える会が執筆したハンドブックです。
高齢を迎える自分と愛猫のことについて執筆されています。
老後猫との過ごし方や高齢猫の健康管理、万が一の時の乗り越え方や対処法などが書かれています。

猫と飼い主の終活まとめ

ねこ

いかがでしたでしょうか。
今まで愛猫と行う終活についてご紹介してきました。

今回の記事では

  • 愛猫の終活は愛猫との今後の生活を前向きに送るために必要であること
  • 猫の終活でやるべきことは思い出の整理、気持ちの整理、ペット保険・ペット信託への加入、お墓を決めておくことなどがあるということ。
  • 愛猫が重病になった時には自然に任せる、延命治療を続ける、安楽死をお願いするなどの選択肢があること。
  • 飼い主が先に亡くなってしまう場合のことも考え、対処しておくことが必要だということ。

などが、お分かり頂けたと思います。
愛猫との別れは、非常につらく悲しいことです。
しかし、乗り越えていかなくてはいけない問題でもあります。

少しでも皆様の愛猫との終活の役に立てれば幸いです。

終活ねっとでは、今回ご紹介したこと記事以外にも終活に関する様々な情報を提供しております。是非一度ご覧になってみてください。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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