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樹木葬で永代供養をするメリットと必要な費用について解説します!

最近、樹木葬での永代供養がメディアにも取り上げられ注目が集まっています。 しかし通常のお墓に入る場合とどう違うのかわかりにくいですよね。 そこで、樹木葬で永代供養をするメリットを解説します。 かかる費用についても詳しく解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

樹木葬の永代供養について

お墓

通常、お墓を購入する場合、子孫に供養してもらうことを前提にお墓を購入しますよね。

しかし、独身でお墓を引き継いでくれる子供がいない、子供が遠方に嫁いでしまった、お墓の管理者が高齢であるためにお墓参りにいけない等、様々な理由でお墓の維持が難しいという方もいるかと思います。

お墓を購入後に管理をしてくれる人がいなくなり無縁墓や廃墓になってしまっては、自分が死んだ後に周りの方に迷惑がかかってしまいます。

そのような、お墓の管理者についてどうすればいいかという悩みを解決できるのが、樹木葬の永代供養です。

しかし、樹木葬の永代供養と言われてもピンとこない方も多いかと思います。

通常のお墓に入っている人がほとんどですし、「樹木葬」「永代供養」という言葉からイメージはできても具体的にどのようなことをするのか想像しにくいですよね。

そこで、今回終活ねっとでは

  • どのような埋葬方法なの?
  • 永代供養とは何?
  • 樹木葬で永代供養するメリット
  • 樹木葬にかかる費用

以上のことを中心に、樹木葬の永代供養について解説して行きます。

終活をする中で、お墓の管理をどうしたらよいか悩んでる方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

そもそも樹木葬ってなに?

お墓

そもそも樹木葬とは何か、わからない方は多いと思います。

樹木葬とは、墓石を使用しないことやご遺骨が自然に帰ることから、自然保護や自然回帰の観点からも注目を集めています。

樹木葬という言葉から、海にご遺骨を撒く散骨のようなものをイメージする方もいるかと思いますが、墓地、埋葬等に関する法律に則って許可を得た区画に埋葬(寺院・霊園によっては散骨)をする方法です。

1999年、岩手県一関市にある祥雲寺(現:知勝院)が許可を得て樹木葬を始めました。
以降、樹木葬ができる寺院・霊園は増え続けています。

都立の霊園内にある「樹林墓地」区画の募集をした際には、500人分の区画に対し、16.3倍の応募があったということですから、樹木葬はかなりの人気ですよね。

また、樹木葬自体が新しい埋葬方法なので、寺院・霊園も現代的な印象のきれいに整備された場所が多いので、その墓地の美しさも人気の要因の一つなのではないでしょうか。

そんな樹木葬について詳しく解説をしていきます。

どのように埋葬するの?

樹木葬とはどのようなものか見てきましたが、では、樹木葬の埋葬はどのように行うのでしょうか?
ご遺骨の埋葬方法は寺院や霊園により異なります。

ここでは、樹木葬の埋葬方法について見て行きましょう。

  • ご遺骨を粉末状にして散骨する
  • そのままご遺骨を埋葬する
  • 土に還る骨壺を使用する
  • 一定期間は建物の中でご遺骨を預かり、その後合祀する

等、樹木葬の方法はさまざまです。
事前に霊園や寺院に問い合わせをして確認し、ご自身に合った埋葬方法を選びましょう。

どのような場所に埋葬するの?

樹木葬の墓地・霊園がどのようなものか見たことがない方も多いかと思います。
一体樹木葬はどのような場所にご遺骨を埋葬するのでしょうか?

樹木葬の埋葬場所についてタイプ別に解説していきます。

里山型の樹木葬

里山型の樹木葬は、都心部から離れた山林の木の下に埋葬する方法です。

自然に溶け込んでいるので、一見するとお墓とは思えないような造りになっているところがほとんどです。

また、最も自然に近いタイプの樹木葬なので、自然保護や自然回帰に興味がある方に人気があります。

他の樹木葬のタイプと比べ土地が広いので、自分で木を植えられる霊園では区画が個別に分けられている場合が多いのもメリットです。

公園型・都市型の樹木葬

公園型・都市型の樹木葬は、お墓の代わりに目印になる木を植えご遺骨を埋葬をする方法です。

里山型と比べると敷地に限りがあるため、寺院・霊園の敷地内にあるシンボルツリーの周りに複数のご遺骨を埋葬する方法をとることが多いようです。

1人につき1本樹木を植えることのできる場合もありますが、場所の問題もあるため対応しているところは多くはありません。

シンボルツリーは、桜・ヤマツツジ・紅葉・ハナミズキ・サルスベリ・ウメモドキ・エゾアジサイなど様々なものがあります。
管理の関係上、高くならない低木を用いる場合が多く、生態系への影響も配慮しているようです。

一番人気はやはり桜の木のようで、桜の木がシンボルツリーであることを売りにしている霊園も多くあります。

ガーデニング型の樹木葬

ガーデニング型の樹木葬は、霊園や、納骨堂内にある四季折々の花や植物が植えられた区画にて、一定期間ご遺骨を預かった後に自然に帰るようご遺骨を合祀をする方法です。

ガーデニング型では、バラをシンボルとして用い英国庭園のようにしているところもあります。

この樹木葬の方法の特徴としては、個々に埋葬できるタイプが多いこと、他の型と比べてアクセスしやすい場所にあることが多いことが挙げられます。
駅などに近いところも多いので、ご遺族の方がお墓参りしやすくなっています

墓地・霊園によっては、自分が好きな植物を植えられます。
樹木は決まっていても、樹木の周りに好きな植物を植えられたりと、墓地・霊園によって規則は様々です。

しかし、注意が必要なのは、植えられる植物に制限がある場合です。
必ず樹木葬の契約前に規約を確認しておくようにしましょう。

樹木葬で永代供養するメリット

お墓

樹木葬では、多くの場合永代供養をしてくれます。
永代供養とは、管理をしている寺院・自治体がご遺族の方に代わり供養をしてくれる方法です。

通常のお墓でも永代供養をしてくれる場合もありますが、なぜ樹木葬で永代供養をするとメリットがあるのでしょうか?

ここでは、樹木葬で永代供養するメリットについて具体的にどのようなメリットがあるのかご紹介いたします。

承継者が必要ない

一般的な墓石の場合、代々家系が続き、子孫がお墓を守ってくれることを前提としています。

しかし、樹木葬はご遺骨が自然に帰る方法なので、墓地を継承する必要がありません。
霊園・墓地を運営している寺院や自治体が管理・供養を行ってくれます。
従って、お墓の承継者が必要ありません
独身の方も増え、核家族化が進んでいる現代社会にのニーズに合った埋葬方法といえるのではないでしょうか。

宗旨・宗派を問わないところが多い

また、樹木葬のメリットとして、宗旨・宗派を問わないところが多いことが挙げられます。

通常のお墓の場合は、墓地や霊園で特定の宗旨・宗派しか受け付けていないというところが多いです。
また、永代供養をお願いしていた場合、契約によっては後継者が檀家でなくなった際には対応ができなくなるというケースもあるようです。

樹木葬の場合は宗旨・宗派などを問わない場合が多いので、霊園・墓地が選びやすくなっています

費用が安い

樹木葬の場合、永代供養費など比較的費用が安い場合が多いです。
全体的に見ても、通常のお墓と比べれば相当安いものになっています。

樹木葬で永代供養するためにかかる費用

お金

最後に、樹木葬で永代供養するためにかかる費用について解説して行きます。

一言で樹木葬といっても様々なケースがあり、価格は10万円ほどのものから200万円するものまでピンからキリまであります。
地域差などもあるため一概には言えませんが、樹木葬をする際にかかる費用の相場は50万円程度といわれています。

一般的な墓石を使ったお墓の相場は200万円と言われています。
墓石と比べれば1/4になるのですから相当費用を抑えられる方法といえるのではないでしょうか。

樹木葬で永代供養をする場合、必ず発生するのは墓地・霊園の土地レンタル料永代使用料です。

場所を借りる代金がかかるのは誰でも予想できると思いますが、そのほかにどのような費用がかかるのでしょうか?

樹木葬で永代供養するためにかかる費用を詳しく解説いたします。

永代供養料

永代供養料は、その名の通り、ご家族や親族の方に代わって、寺院や霊園が永代に渡ってご遺骨を供養をするための料金です。

永代供養料が妥当かどうかチェックする際に見ていただきたいのは、期間と内容です。

永代供養と言われると永遠に供養をしてくれるのではないかと思いますが、実は期間があります。
その供養の期間は墓地・霊園によって異なります。
利用者と相談して決められる場合もありますし、17回忌まで・33回忌まで・50回忌までなど期間を決めている場合もあります。
期間が決められている場合は、33回忌まで供養を行ってくれるところが多いようです。

また、供養の内容も、毎日回向してくれるところもあれば、月命日に供養をするところ、お彼岸・お盆にだけ合同供養を行う等、頻度は異なっています。

そのため、具体的に自分がどのように供養をしてもらいたいかを具体的にイメージをしたうえで墓地・霊園を選ぶ必要があるといえます。

供養の期間・頻度・価格を見て、自分が納得できる墓地や霊園を探してみましょう。

埋葬料

埋葬料は、数万円~10万円程度かかります。
しかし埋葬料は、霊園や寺院、墓地によっては永代使用料に含む場合もあります。

年間管理費

年間管理費については、墓地・霊園により設定は様々です。

  • 通常のお墓と同じように年間管理費の支払いが発生する場合
  • 生前に購入した場合に管理費をいただく場合
  • 一定期間のみ年間管理費が発生する場合
  • 年間管理費不要

樹木葬の場合、年間管理費不要としているところも多いようです。

年間管理費が必要な場合は、費用の相場は5千円~2万円程度です。

亡くなった後に管理費の支払いがされなくなると使用ができなくなってしまう場合もありますので、規約等をきちんと確認するようにしましょう。

オプション料金

オプションとして、植林代や、石板に名前を彫刻して墓碑とするオプションなどがあります。
費用の相場は様々で、中には永代使用料に含まれている場合もあります。

墓地・霊園によってはもともと小さな石碑が添えられる仕様になっており必ず料金が発生する場合もあります。

事前に永代使用料以外にどんな料金が必要か確認をすると良いでしょう。

なお、樹木葬の料金について注意が必要なのは、通常のお墓とは異なり、樹木葬の価格は一人で埋葬することを前提としていることです。
二人で入ったり、ペットと一緒に入ったりした場合、追加で料金必要となりますのでご注意ください。

樹木葬の永代供養についてまとめ

人々

いかがでしたか?

今回終活ねっとでは、樹木葬で永代供養をするメリットと必要な費用について説明しました。

その結果

  • 継承者が必要ないこと
  • 永代供養を行ってくれること
  • 通常のお墓に比べ料金が安いこと
  • 永代供養料・埋葬料がかかること
  • 年間管理費・オプション料金がかかる場合もあること

以上のことがわかりました。

ご遺骨の管理を行ってもらえて供養までしてもらえるというのは、継承者がいない方にとってはとても心強いですよね。

樹木葬の場合、各寺社・各霊園ごとに埋葬方法、価格等が異なっています。
霊園ごとのテーマや特色があることも多いため、自分好みの墓所が見つけられると思います。
自分の好きな木が植えられる墓地・霊園を探してみるのも良いのではないでしょうか?

今回の記事を読んで、樹木葬を終活の一つの選択肢としてご検討いただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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