終活で準備すること、進め方は?|タイミング・メリット・注意点

最近では終活準備を行う方が多くなってきています。自分も終活準備を行いたいと思っているけど何から始めたらよいかわからないという方もおられることでしょう。そこで終活で何を準備すればよいのかなどを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 終活の準備はどうやって進めていくの?
  2. そもそも終活とは?
  3. 終活で準備すること
  4. 終活の準備をするメリット
  5. 終活はいつから始めればいいの?
  6. 終活の準備をする上での注意点
  7. 終活準備のまとめ

終活の準備はどうやって進めていくの?

人々

そろそろ終活について真剣に考えてみようかと思われている方もおられるのではないでしょうか?
しかし、終活と一口で言っても何をどうすればよいのでしょうか?

そこで今回終活ねっとでは以下のようなことを中心に、終活の準備について詳しく解説します。

  • そもそも終活の意味は?
  • 終活で準備することとは?
  • 終活の準備をすることのメリットとは?
  • 終活はいつから始めればよいのか?
  • 終活の準備をする時の注意点

終活は一般的には高齢になってから始めるとされているようですが、人はいつ何が起こるかわかりません。
年齢にこだわらず終活の準備を始めるとしても早すぎるということはありません。

そこでこの記事では終活の準備に必要な事柄を解説しますので、ぜひお役立てください。

そもそも終活とは?

人々

終活とは人生の終わりに向けての準備活動という意味です。

しかし終活は決して後ろ向きな活動というわけではなく、今までの人生を振り返り残りの人生を幸せに過ごすための活動です。

自分がいなくなった後でも残されたご家族様が困らないように自分の思いや財産をはっきりさせておくための活動とも言えます。

終活の内容に決まりごとはないのですが、一般的には財産や荷物の整理、葬儀やお墓に関する事柄や家族への思いを書き残すなどがあげられます。
他にも自分の人生を振り返ってみたり、やりたいことをリスト化してみるのも良いでしょう。

終活を行うことがプレッシャーになったりストレスを感じたりせぬように、自分らしく自分のペースで行うようにしましょう。

次の章では終活をスムーズに行うために何を準備すればよいかを解説します。

終活で準備すること

お墓

終活をすべて終えるにはかなりの時間がかかります。
言い換えれば終活というものを完璧に終えることは難しいものです。

今のうちからできるところから終活を始めても早すぎるということはありません。

この章では、終活の準備を行う際にやっておきたいことの一部をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

お葬式・お墓の準備

自分のお葬式やお墓のことを準備しておくのも終活の一つです。

生前に戒名をいただける所もありますので菩提寺に尋ねておいてもいいでしょう。

家族葬や密葬など希望するお葬式の形があるのでしたらご家族様に伝えておきましょう。
お葬式の際に参列して欲しい友人の名前や住所などをリストアップしておけば、残されたご家族様もわかりやすくなります。

お墓も生前に購入しておく、あるいは納骨堂と契約しておくなどの準備を行い、どのお墓にするのかご自身で決めておくと残されたご家族の負担を軽減すると思われます。
合祀墓を希望されるのでしたら、どこのお墓にするか永代供養墓なら費用はいくらぐらいかなども調べておきましょう。

遺影の撮影

遺影の撮影をしておくのもおすすめです。

お葬式には必ず遺影が必要なのですが、いざとなるとちょうど良い写真が見つからないものです。
終活の準備をするのでしたら自分が気に入った写真を遺影に使ってもらえるように撮影しておいてはいかがでしょうか?

遺影は葬儀後も家に飾っておくことが多いですので、残されたご家族様が遺影に話しかけたり思い出したりしてくれます。
ご家族様も喜んでくれるような自分らしい写真を残しましょう。

遺言書を書く

遺言書を書くことも考えてみましょう。

財産はないから遺言書の必要はないと思いがちですが、預貯金や骨とう品・宝石などを受け継いでほしい人を明確にしておいた方がご家族様も争わずに済みます。

遺言書は書き方によって無効になってしまう場合がありますので、正しい遺言書の書き方を学んで正確に書くようにしましょう。

遺言書を書いた場合はどこに保管してあるかということをご家族様に伝えておくことが大事です。
いざという時に遺言書が見つからなければ書いた意味がなくなってしまいますので注意が必要です。

自分がいなくなった後も残されたご家族様が仲良く過ごせるように考えておくのも終活の準備をする時に大切なことです。

生前整理をする

終活は残されたご家族様に迷惑をかけないようにするという意味も含まれています。
生活をしているといろいろ物が増えてくるものです。

持ち物を自分自身で生前整理をしておくとご家族様も助かります。
生前整理を手助けして廃棄物も引き取ってくれる専門家もいますので依頼しても良いかもしれません。

生きているといろんな荷物が知らない間に溜まってしまいます。
自分にとっては大事なものであっても、自分の死後受け継いでくれる人がいなければ処分されてしまうだけです。

ぜひ受け継いで大事にして欲しいものと処分しても良いものを自分で整理をして分けておくと残されたご家族様も悩まずに済みます。

終活の一環としてゆっくりでも良いですから生前整理をしておきましょう

人生を見返りこれからの人生を有意義に過ごすためには、荷物の整理をしてすっきりとした気分にしてやりたいことをしていくというのも終活の準備には必要なことではないでしょうか?

以下では生前整理の進め方について解説をしていますのでぜひそちらもご覧ください。
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エンディングノートの作成

終活を行うためにエンディングノートを作成するのはいかがでしょうか?

エンディングノートの書き方は自由です。
デジタル遺品になりうるもののパスワードを書いておいたり、家族へのメッセージや自分がやりたいことをリストアップしてみるなど、ノートを書くことは終活の準備の手助けとなります。

遺言書の存在や財産の詳細、ローンや借金の有無などマイナス資産についても明確にするためにエンディングノートを利用しましょう。

エンディングノートを作成したら保管は厳重にし、自分の死後に読んでもらえるようにご家族様にノートの存在は伝えておきましょう

以下の記事でエンディングノートについて詳しく解説をしていますので合わせてご覧ください。

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終活の準備をするメリット

人々

終活の準備をすると、もう先が長くないのかと暗い気持ちになるので終活など行いたくないという方もおられるかもしれません。
しかし、終活の準備をすることにはメリットがたくさんあります。

そこでこの章では終活を準備することのメリットについて解説します。

残りの人生をより良いものにできる

まず、残りの人生をより良いものにできるというのがあります。

終活の準備を行うということは、まるで余命宣告を受けたかのように感じてしまう方もおられるかもしれません。

終活とは決して人生の後始末をして死を待つだけではありません。

終活の準備で今までの人生を振り返り、やり残したことや伝えておきたいことはないか?を改めて考える良い機会とも言えます。
そして残りの人生をより良いものにできるのです。

残りの人生の毎日を充実した日にして生きててよかった、幸せな人生だったと思えるようにするための活動が終活の準備をすることのメリットと言えます。

ご家族の負担を減らすことができる

終活の準備をしておくと残されたご家族様の負担を減らすことができるのもメリットです。

生前整理や自分の財産の詳細を明らかにしておいたり、遺言書の作成や葬儀の方法、お墓に関することなどを伝えておけば、残されたご家族様も迷うことなく手続きがスムーズに行えます

介護の問題も自分自身がどのような形を望んでいるかを明確にしておくことで、ご家族様の負担を軽減できる場合もあります。

自分の死後にかかる費用の面でも生前に自分でできることを行っておくと、ご家族様も助かることでしょう。

このように終活とは自分自身が残された人生を有意義に過ごすためでもありますし、残されたご家族様の負担を減らしてあげられるというメリットがあります。

加えて、エンディングノートを活用しながら終活の準備を行ってみましょう。

終活はいつから始めればいいの?

困った人々

では、終活はいつから始めればいいものなのでしょうか?

一般的には高齢になってから、あるいは余命宣告を受けてからという方が多いです。

しかし、終活を始めるのに決まった年齢というものはありません
若くても健康であっても終活を行っても良いということです。

実際のところ、若い方は自分の残りの人生や死後のことなど考えられないかもしれません。
しかし終活は自分の死後のことだけを考える活動ではありません。
今までの人生を振り返り、これからの人生を充実させるためにも時には終活をしてみても良いかもしれません。

また、終活は一度行えばそれで終了という訳ではなく、終活は何度でもやり直しても良いものです。
荷物の整理など時間がかかりそうなものは、早くから始めても良いのではないでしょうか?

終活の準備をする上での注意点

困った人々

終活の準備を行う上で注意点などはないものなのでしょうか?
せっかく終活をしても周りに迷惑をかけることになったり、後悔するようなことは避けたいものです。

良い終活の準備を行うために気を付けたいことをご紹介しますので参考にしてください。

悪徳商業に気をつける

最近では終活もビジネスとして広く扱われるようになってきています。

本当に終活のお手伝いをしたいと親身になってくれる専門家の方も多くおられますが、中には終活詐欺と呼ばれる高齢者をターゲットとした悪徳商業も存在しています。

家族に迷惑や負担をかけたくないと終活を行ってみたものの、悪徳商業に引っかかり財産を根こそぎ持って行かれたということもあるかもしれません。

迷惑をかけたくないからと自分一人で判断をして結果として詐欺にあってしまい、かえってご家族様に迷惑をかけてしまえば本末転倒です。

悪徳商業の事例の一部をご紹介します。

  • 家族に少しでも多くの財産を残してあげたいと思い、お金が簡単に増えると勧められ財産を渡したら全く連絡がつかなくなった。もちろんお金は戻ってこない。
  • 終活コンサルタントと言う人を家に招き、終活について相談していると簡単なエンディングノートを作らされ、パスワードやカード番号・財産のすべてを把握され持って行かれてしまった。
  • 葬儀社に生前にお金を渡して自分の死後、葬儀を速やかに行ってもらえるように頼んでおいたが葬儀社そのものが無くなってしまった。
  • 生前整理で荷物の引き取りや処理を頼んだが、後で高額な追加料金を請求された。
  • 生前整理を頼んだが勝手に必要なものまで捨ててしまったり、価値のあるものを無断で持ち去ったりした。

これはほんの一例です。

終活は高齢者が行うことが多く、判断力が鈍っている場合があります。
詐欺の被害にあっていることさえ分からないほど巧妙な手口もありますので、しっかりとご家族の方と話し合って業者の方を選ぶように注意してください。

できるだけ家族と一緒に終活をする

終活を行う際にはできるだけご家族様と一緒に行うのが望ましいです。

どこに何があるかエンディングノートや遺言書はあるのかなども、終活をしてもご家族様が把握していないとあまり意味がありません

生前整理も持っているものをすべて捨てるわけではありません。
自分の死後、残った持ち物をどのように処理して欲しいかなどもご家族様に伝えるためにも一緒に終活を行うことをおすすめします。

終活の専門家に依頼する場合も、説明を受ける時や契約をする際にはご家族様も同席してもらうようにすれば安心できます。

終活は自分の死後、ご家族様に迷惑や負担をかけたくないとの思いで行う活動でもあります。
自分の今の心境を素直に伝えつつ、ご家族様と一緒に終活を行うようにしましょう。

終活準備のまとめ

人々

いかがでしたでしょうか?
終活の準備について解説いたしましたが参考になりましたでしょうか?

この記事では以下のようなことをご紹介しています。

  • 終活とは今までの人生を振り返り残りの人生を幸せに過ごすための活動
  • 終活の準備には、お葬式の形やお墓のことや遺言書の作成、生前整理、エンディングノートの作成などがあげられる
  • 終活の準備を行えばご遺族の負担を減らすことができ、残りの人生をより良いものにできるというメリットがある
  • 終活は年齢にかかわらずいつ始めても良い
  • 終活を行う際には悪徳商業に気を付けてできるだけ家族と一緒に行うのが望ましい

終活の準備は色々ありますが何もすべてきっちり行わなければいけないという訳ではありません。
自分のライフスタイルに合った終活を行い、残りの人生を幸せに送れるようにすることが大切です。

かつては自分の死後について考えたり口に出したりするのはタブーとされてきましたが、最近では積極的に終活を行う人も増えてきています。

自分で満足できる終活を行い、残りの人生を充実した日々が過ごせるようにしましょう。


終活ねっとでは、葬儀のやり方やマナー・お墓や納骨堂の費用相場・遺言書の書き方など終活を行う際に役立つ情報を多数掲載しています。
以下の記事も併せて読んでいただき、ぜひ終活を行う時の参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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