葬儀・お墓・仏壇・介護・相続・保険など終活の情報を発信する記事サイト

メールの終活っていったい何をすればいいのか?具体的な方法を解説!

1978年に最初のパソコンが発売された後、パソコン通信の時代からコミュニケーションツールの一つとしてメールが登場します。メールは手軽に情報を伝えることができる便利な道具ではありますが、いづれ終活する時が来ます。メールの終活をどうしたら良いのかご紹介いたします。

メールの終活について

mailend

終活と言うと、どうしてもお葬式やお墓のことが浮かびます。
また、自分名義の預金、不動産、株券、レジャー施設の会員権などの資産の身辺整理に目が行きます。

以上の二つに加えて、終活にはメールを始めとするデジタルデータの終活もあります。
デジタル終活にはメールなどのデジタルデータが残ることのリスクや、逆に残ってないことによって家族が困ってしまうリスク双方があります。
インターネット上でのやり取りや、サービスに関係する料金など、家族には分からないことが多いです。
さらに、パソコンやスマートフォンが持つメールやドキュメント、オンラインバンクを始めとするデジタルデータには、様々なサイトの会員情報などの個人情報もたくさん含まれています。

もし何らかの形でこれらのデジタル情報が漏洩したりすると、なりすましや不正ログインが発生し自分だけではなく家族を含めた沢山の人や社会に迷惑をかけるかも知れません。

そのため、自分の人生が突然終わりを迎えることがあってもトラブルが起きないように、メールを始めデジタル情報の終活をする必要があります。

そこでこの記事ではデジタル情報の代表的なひとつであるメールの終活について、三つの内容から学び検証していきたいと思います。

  • 終活とはなんでしょうか?
  • パソコン・携帯メールの終活とは?
  • メール以外の終活とは?

パソコンや携帯のメールの設定は自分以外の人がやってくれたとしても、メールの終活は自分で責任を持って出来るように準備したいものですね。

そもそも終活とは

終活とは

そもそも終活とは何でしょうか?

終活に対して一般的に思い浮かぶイメージは、自分の人生の最後を迎えるためにどう準備をするのかと言うことでしょう。
例えば、お墓や葬儀の形を家族に伝え、遺言を準備したり、身の回りのものを身辺整理するようなことだとも言えます。

人によって終活のイメージは様々ですが、終活とは終末期について考え、最期まで幸せな人生を送れるようにすることと定義することが出来ます。

パソコン・携帯のメールの終活

メールの終活

終活において封筒や葉書など手書きによる手紙類は当然身辺整理の対象です。
現在、幅広く普及したコミュニケーションツールの一つであるメールも身辺整理の対象のひとつで終活する必要があります。

ここではメールを使うデバイスであるパソコンや携帯を中心に触れながら、パソコン・携帯のメールの終活をどうするのかをご紹介いたします。

メールアドレスを整理しておく

パソコン・携帯のメールの終活において、まずはメールアドレスを整理しておきましょう。

メールアドレスの整理の際には、自分用のメールアドレスと相手先のアドレスを整理する必要があります。

様々なシーンで利用されているメールですが、利用者によっては様々な形態のメールアドレスを利用していることもあり、まずはメールの特徴を知っておく必要があります。

メールアドレスにはパソコンやタブレットが主に利用するプロバイダ(モバイル通信の場合も含みます)から提供されるものがあり、携帯の場合にはキャリア(docomoなどの通信事業者)から提供されます。
この場合、電子メールアプリケーション(メーラー)によりメールを送受信し自分のメールアドレスと相手先メールアドレスも管理されます。

次に、GoogleのGmailやYahoo!のYahooメールなどで利用できるフリーのメールアドレスなどがあります。
この方法はWebメールとも呼ばれ、Webサイト上で提供されるメールサービスでWeb上でメールの送受信や自分のメールアドレス、相手先メールアドレスも管理されます。

その他レンタルサーバを利用していたり、独自のドメイン(自前のホームページアドレス)など契約している場合には管理者が設定したメールアドレスもあります。
この場合はプロバイダの場合と同じですが、本人もしくは管理者によってメールアドレスを自由に変更できるのが特徴です。

幾つかのメールの形態がありますが、自分のメールアドレスを整理しましょう。

一定の期間料金の支払いがなければ、メールアドレスは凍結されます。
しかし終活を考えた場合、自らの意思で複数のメールアドレスを持っているのであれば、一つのメールアドレスに集約し、使わないアドレスは削除したほうが良いでしょう。
そして、メーラ上でメールアドレスの削除だけではなく、プロバイダの契約を解除する必要がある場合もありますので多くはプロバイダのホームページにある会員手続きで確認した後、手順に沿って解約の手続きを行いましょう。

次にメーラーとWebメールにある相手先アドレスを整理します。

やはり終活を考えると先に述べたように利用するメールも一つになります。
同じように相手先アドレスも一つに集約し、この先本当に必要な相手先アドレスだけを残すようにしたほうが良いでしょう。

ただし、必要に応じて削除前のメーラーからアドレスをエクスポート(書き出す)することも可能なので状況によってはアドレスをテキストファイルとして残すこともできます。

残ったアドレスは、人生の終焉後自動的にパソコン内のデータを削除するアプリを利用するか、メールアドレスの内容と削除方法をエンディングノートに記したり家族もしくは親しい人に託すようにしましょう。

終活をしたことを伝えておく

自分と相手先のメールアドレスの整理が終わりましたら、メールの相手や家族の方にメールの終活をしたことを伝えることも大切です。

いづれ誰にでも最期はやって来ますが、自分の最期を意識し覚悟しながらも、今を自分らしく前向きに生きていることの証として、終活を伝えるメッセージとしてのメールを登録されている相手に送るようにしましょう。

その他に、エンディングノートにメッセージを残し家族や親しい人に託すという方法もあります。

メール文書を整理しておく

メールアドレスの整理と同じように、メール文書を整理する必要があります。

メールを始めとするデジタルデータ全てに言えますが、データを残すことのリスクと残さないことのリスク双方があります。
メールの文書も残すことによって知られたくないことが出てしまったり、家族が知らなければいけない情報が探せなかったりもします。

やはり、パソコンや携帯のメールの終活を考えると、メールの文書を整理し不要なものは処分する必要があります。
終活を伝えるメールをした後、家族や親しい人に残したいメール文書を抜き出し整理し、それ以外の必要のないメール文書は消去したほうが良いでしょう。

メールアドレスと同じように、パソコン内のデータを削除するアプリを利用するか、エンディングノートにメール文書の取り扱いを記録し家族もしくは親しい人に託すようにしましょう。

メール以外に終活しておくべきこと

高齢者

最後に、メール以外に終活しておくべきことについて解説します。

メール以外にもインターネットバンキングの口座番号やその他利用しているサービスのIDやパスワードは、自分しか知らない事柄です。
また、貸金庫などを利用している場合にも家族でさえ利用方法を知らない場合もあります。
それ以外にも交友関係なども本人以外は知らないことのほうが多いでしょう。

自分の死後、情報が整理され残されていなければ、家族がが口座番号やIDなどの情報を知ることができず困ってしまいます。

そのように、ご自身が亡くなられた後、残されたご家族の方が困らないためにも、メール以外の終活についてご紹介いたします。

メール以外のデジタルデータ

まずは、メール以外のデジタルデータについて見て行きましょう。

コンピュータ、タブレット、携帯などにはメール以外のデジタルデータがあります。

結婚式や入学式などを収めた動画や写真データ、お気に入りWebアドレス、個人用のホームページやブログのIDや登録情報、SNSのIDや登録情報、文書ドキュメント、エクセルファイル、音楽ファイルなど様々なデジタルデータがあります。
利用者により保存されているデジタルデータに違いがありますが、個人情報や各種ログインパスワード情報などを含む場合があり、取り扱いには注意が必要です。

ホームページやLINE、ツイッターなどのSNSを利用している場合には一定期間、終活と終了予定などのメッセージを固定表示し、期間が過ぎたら退会手続きやSNSのアカウントの整理をすることをお勧めいたします。

また、残すべき記念の写真やビデオなどのデータは整理し、DVDやブルーレイディスクなどにコピーしておきましょう。

それ以外の不要なデジタルデータは消去したほうが賢明です。
ただし、所有しているパソコンや携帯にあるデジタルデータは初期化や専用ソフトによって消去しても、データの復元が可能な場合があります。

自分で処理できない場合は、家族や親しい人にハードディスクやその他の記憶メディアを物理的に破壊するよう託すほうが良いでしょう。

銀行口座・財産

次に、銀行口座・財産について紹介します。

銀行口座に関しては、定期預金証書や銀行の普通口座番号やネットバンキングのID、公共料金やクレジットカードによる銀行引き落とし等の情報を整理しましょう。
また、保管場所やIDが分からないために家族が困ることがないように銀行口座に関する情報をエンディングノートに書き記すと良いでしょう。

財産については、所有している不動産の情報、有価証券、ゴルフやリゾート施設などの会員権、資産価値のある自動車や貴金属、生命保険、貸しているお金などをやはりエンディングノートに書き記すと良いでしょう。

ただし状況によっては弁護士の方に相談し、残された家族の間にトラブルが生じないよう法的な効力のある遺言書を準備したほうが良いでしょう。

医療・介護

そして、医療・介護について説明します。

人は誰でもいつかは医療や介護の力を借りる時が来ます。

終活の一つとして介護が必要となる前に介護保険制度について知っておきましょう。
そして、どのような介護サービスがあるのかを知り、自宅介護と施設介護のどちらを希望するのか伝えるか記録する必要があります。
また、終末医療が必要になったとき延命治療や検体、臓器提供などの意思を家族に伝えるか記録しておきましょう。

人間関係

終活を考えると人間関係の整理も必要になります。

友人や知人、親族、仕事関係、町内会、サークルやボランティアなどに人との関係があります。
時間を見つけ書き記して、関係の深さにより入院時や葬儀の時の連絡など整理しておくと家族にとっても安心です。

メールの終活まとめ

高齢者のPC

ここまでメールの終活を中心にお話しをしてきましたが、内容はいかがだったでしょうか。
まとめると以下のようになります。

  • 終活とは終末期について考え、最期まで幸せな人生を送れるようにすること
  • パソコンと携帯のメールの終活とはメールアドレスとメール文書を必要なものと必要でないものに整理した後、終活していることをメールの相手に伝えること
  • メール以外のデジタルデータを始め個人資産や医療・介護、人間関係なども終活対象

すでに終活を考えていらっしゃるが、メールの終活について知らない方が多いのではないでしょうか。

メールの終活は終活においてとても大切なことです。
この記事を参考に、メールの終活をご家族の方とも話し合いながら進めてはいかがでしょうか。

この記事の内容が皆様の最期まで幸せな人生を送れるようにすることの一助になれたとしたら幸いです。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

終活の専門家に相談してみよう

「身近な人が亡くなったらどうしたらいいの?」「終活とは具体的にどんなことをしたらいいの?」「誰か詳しい人に直接相談したい!」と思われる方もいらっしゃると思います。

終活ねっとを運営するにあたり、【お墓・葬儀・仏壇・介護・相続・保険・遺品整理】などなど様々な分野の専門家の方に協力していただいております。
また、それぞれの専門家の方が

  • どのような事をなさっているのか?
  • どんな想いでお仕事をなさっているのか?
  • どのような特徴があるのか?

などを、記事形式で紹介しております。

専門家のページはこちらから

「終活・メール」に関連する記事

「終活・メール」についてさらに知りたい方へ

ランキング

よく読まれている記事です

「終活・メール」に関連する記事

「終活・メール」についてさらに知りたい方へ

近年、何かとブームの終活ですが、その中でもデジタル終活というものも流行しています。終活といえば、最期に備えてお墓を用意したり、これまで保有してきた財産について整理をつけることなどが挙げられますが、デジタル終活とはいったいどのような内容のものなのでしょうか?のサムネイル画像

デジタル終活って一体なに?大事なデータの管理について解説!

データの終活という言葉をご存知ですか?もしあなたが突然亡くなった時、スマホやパソコンのデータはどうなるのでしょうか?第三者に知られたくない情報は入っていませんか?近頃よく聞くようになった「データの終活」について解説していきます。のサムネイル画像

データの終活って一体何?今スマホやPCのデータが危ないって本当?

40代で終活?と思われるかも知れませんが、働き盛りで気力も体力も十分なこの年代だからこそ、素晴らしいエンディングを迎える準備をするのにふさわしいのではないでしょうか。この記事では40代から終活を始めるべき理由とその内容について紹介します。のサムネイル画像

終活を始めるなら40代?40代から終活を始めるべき理由・内容とは

近年終活がブームとなる中、終末期の過ごし方を考えて、いかにして幸せに過ごすかに心を砕いている方も少なくありません。しかし、終活とは具体的に何をすることなのかわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は終活ですることについていろいろと見ていきましょう。のサムネイル画像

終活ですることって一体何?終活をすることのメリットとあわせて紹介

より良いエンディングを迎えるために、多くの方々が終活に取り組まれるようになってきました。その年齢層は幅広く、今では10代20代といった若者からも注目を集めています。若い世代の終活とはどのようなものなのか、若者の将来に役立つ終活について解説していきます。のサムネイル画像

若者も終活を考えるべき?将来役立つ終活について解説します!

ランキング

よく読まれている記事です

終活のことを調べた時にエンディングノートという言葉を目にする方も多いのではないでしょうか?エンディングノートとはいったい何のことでしょう。そこでこの記事では、終活に使うエンディングノートの意味と書き方などをご紹介します。のサムネイル画像

終活で使うエンディングノートって一体何?書き方や入手方法を紹介!

1
近年よく耳にするようになった「終活」という言葉。20代から終活を始めるという人もいるのです。20代から終活を始める意義とは何なのでしょうか?どのような内容にすればよいのでしょうか?20代からの終活について考えてみましょう。のサムネイル画像

20代から始める終活?20代から行う終活の意義・内容とは

2
今、終活で話題になっている墓友と言う言葉をご存知ですか。墓友とは、さまざまな事情から一人でお墓に入る予定の人が集まり、永代供養墓などに一緒に入る友達のことを言います。仲の良い友達とお墓に入ることは終活でお墓を考えるとき、新しい形態と言えるでしょう。のサムネイル画像

終活で今話題の墓友って一体何?墓友の探し方や注意点も紹介!

3
最近では終活準備を行う方が多くなってきています。自分も終活準備を行いたいと思っているけど何から始めたらよいかわからないという方もおられることでしょう。そこで終活で何を準備すればよいのかなどを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。のサムネイル画像

今のうちにやっておきたい終活準備について紹介します!

4
終活という言葉は定着したものの、ご自分の終活の取り組みは何から始めればよいのか?迷ってしまう方は多いかもしれません。そんな時におすすめなのが終活セミナーです。この記事では終活セミナーの内容や主な開催団体について詳しく紹介します。のサムネイル画像

終活セミナーの内容、1日の流れや開催している団体を紹介します

5

目次

目次です

このページの先頭へ

終活ねっと 〜マガジン〜|葬儀・お墓・仏壇・介護・相続・保険など終活の情報を発信する記事サイト