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終活のムービーって何?製作の流れや種類・費用について徹底解説!

近年、話題になっているエンディングノートと合わせて、ご自身を映像化して生きた証を残すという終活のムービーをご存知ですか?人生の終わりの日を迎えるための準備として、終活のムービーを考えている方のためにも、製作から費用までを徹底解説します!

終活のムービーについて

映画

今までの終活は、ご自分の葬儀のことやお墓や家など財産の相続について、また、個人の持ちものや家財道具の処分など最期を迎える時のための事前準備でもありました。

その終活ですが、より良い形で自分の人生を終わらせたいなど、個性を優先させた葬儀や供養の仕方へと変化しています。
また最近では、ご自身の終焉について考えることで、終活は今の自分をどう生きるかにつなげるなど、終活の意味合いが少しずつ変わってきています。

最近では、終活に関わるさまざまなことも、終活産業と呼ばれるまで変容と拡大を続けています。

そのように、終活について盛り上がっている中で、話題に上がってきている終活のムービーですが、そもそも終活のムービーとは何でしょうか?

そこで今回終活ねっとでは

  • 終活のムービー製作の流れ
  • 終活のムービーの種類
  • 終活のムービーの費用

以上のことを中心に、終活のムービーについて解説していきます。

暗くなりがちな終活を生き生きとしたものに変え、豊かな人生を送るための「終活」も考えてみませんか?

終活ムービーって何?

映画

では、終活ムービーとは一体なんなのでしょうか?

終活ムービーとは、残されたご家族にむけて感謝のメッセージを伝えたり、また、ご自身の人生の歩みや生きた証としての記録など、ご自分の姿を映像として残すというものです。

終活を進めていくためのエンディングノート、その言葉から派生してエンディングムービーと呼ばれることもありますが、結婚式の最期に流れるエンディングムービーと区別するため「終活エンディングムービー」や「終活ビデオ」とも呼ばれています。

お葬式の多くが仏式とはいえ、無宗教葬や音楽葬など次第に宗教の形にとらわれない自由な形も見受けられるようになりました。

作成した終活ムービーを、ご自身のお葬式や葬儀の参列にきた親族の方々の集まりの場、また、故人を偲ぶ会・送る会で流したり、残された家族への思い出として手渡すなど、その使い方は故人やご家族の方の自由のようです。

また、以前から、自分史という形で書籍化する方法はありましたが、エンディングノートの利用とともに、自分らしく生きたい・逝きたいという方々のビジュアル的な表現方法として、終活ムービーが増えてきているのかもしれません。

映像の記憶媒体も、最近のIT化に伴い、ビデオだけでなくDVDやUSBフラッシュメモリなどいろいろあります。

終活ムービー製作の流れ

フィルム

ここでは、終活ムービー製作の流れについて解説します。

ご自身の思いを文字で表す方法もその人らしさが出て素敵ですが、文字にするにはちょっと苦手と考えている方には、終活ムービーはお勧めかもしれません。

また、タブレットなどを上手く利用できる形で残せば、悲しみにくれる家族への慰みになるかもしれません。

多くの終活ムービーの製作会社では

  • 申し込み
  • 事前打ち合わせ
  • 入金
  • 撮影打ち合わせ
  • インタビュー・企画・撮影
  • 編集
  • 納品

という流れになっていますので、それぞれを詳しく見ていくことにしましょう。

申し込み

インターネットを利用してメールで気軽に申し込むことができますが、終活ムービーの製作会社により内容や金額が違うので、申し込みをする前に、まず問い合わせから始めてみましょう。

また、写真だけでスライドショーを作成する場合と実際にインタビューなどをして映像化する場合や、また希望の撮影場所に出かけての撮影など、製作会社により出来上がりの内容や作成にかかる日数、金額がかなり違うようです。

どういった内容のムービーを作成したいのか、漠然としたイメージしかなくても数社に問い合わせをしながら、ご自分の製作目的を具体化してくれる製作会社を選びましょう。

事前打ち合わせ

事前の打ち合わせでは、製作するムービーの内容、納品される記憶媒体の種類や数、費用などの確認を行います。

終活ムービーを作成する目的なども含めて、どのようなものを残したいのか、しっかりと考えを持っておくと話がスムーズに進みます。

具体的なイメージがわかない場合は、すでに出来上がったものやサンプルムービーなどを見せてもらって、ご自分の中のイメージを膨らませていきましょう。

また、DVDなど納品される時の記録媒体の種類や枚数だけでなく、完成したDVDなどの焼き増しなどに、追加料金がかかるのかどうかも確認しておくと安心です。

事前打ち合わせで終活ムービーの内容がすべて決まりますので、納得のいくまで話し合いの時間を取り、できれば打ち合わせ後の変更についても可能かどうか確認しておくと良いでしょう。

製作会社によっては、打ち合わせ回数が決まっているところもありますので、効率よく打ち合わせができるように準備をしておくことも大切です。

入金

打ち合わせで、ご自身の納得できるムービーの概要が決まれば、契約・発注ということになります。

終活ムービーはオーダーメイドですので、ほとんどが先に入金という形になっているようです。

支払い方法については、それぞれの製作会社によって違いがあり、カード利用不可のところもありますので、事前に確認をしておくと良いでしょう。

製作会社によって、かかる費用だけでなく、内容や映像の長さなどにも差がありますので、終活ムービーの内容と金額を納得したうえで契約しましょう。

撮影打ち合わせ

入金が確認されると、担当者と撮影の打ち合わせを行います。

撮影する場所や日程の調整だけでなく、撮影の時に着る衣装や化粧の有無など、撮影する際の細かい打ち合わせを行います。

また、担当者をディレクターと呼ぶ製作会社もありますので、俳優になった気分も味わえそうです。

インタビュー・企画・撮影

次に、インタビュー・企画・撮影について見ていきましょう。

誰に向けてどういうメッセージを残したいのかなど、具体的なストーリーを作成します。

撮影される方とのインタビューから、ディレクターが台本を作ったり、その人となりを演出してくれるストーリーを作成してくれるところもあります。

自分史のように、生い立ちから現在に至るまでを映像として残したいのであれば、節目や転機などを書き留めておいたり、またその時の写真などを用意しておきましょう。

また、ご自身やご家族のインタビューを収録したり、ゆかりの場所や思い出の場所などで撮影したり、ご希望に沿った形の企画を立てることもできます。

ただし、ロケなどに出かける場合は、別途交通費が発生することがありますので、注意してください。

ですが、動画を使用しない場合は撮影はありません。

編集

インタビューなどの撮影が終われば、写真などの静止画像やインタビューなどの動画に、BGMやナレーション、タイトルやテロップ、エンドロールを付けたりして、一つの作品になるように編集していきます。

もし、お好きなアーティストや曲などがあれば、BGMに入れてもらえると嬉しいですよね。

そして、製作会社によって編集されて完成したムービーを、試写を行って確認し、ストーリーと編集内容に相違があれば修正してもらいます。

納品

修正箇所だけでなく、打ち合わせの時に決めた形で納品されているかも確認できれば完成ですので、その後納品になります。

撮影画像などの個人情報が気になる方は、画像データも渡していただけるのかどうか尋ねておくと安心です。

製作するムービーの内容によって、事前の打ち合わせから納品までかかる日数に差がありますが、良いものを時間をかけて作り、完成度の高い作品を期待するのであれば、一か月ほど日数がかかると思っておくとよいでしょう。

終活ムービーの種類と費用

映像

終活のムービーですが、写真などの静止画像をスライドビューで流していくものから、まるで短編映画のような作品と呼べるものまでいろいろあります。

もちろん、どれだけ手間がかかっているかにより、製作にかかる費用にも随分と差があります。

ここでは、終活ムービーの種類と費用についてどのようなプランがあるのか大まかに見ていきます。

写真スライドプラン

まずは、写真スライドプランについて見ていきましょう。

手持ちの写真を利用して、スライドショーで流れていくシンプルなムービーですので、カメラに向かってお話をするのはちょっと恥ずかしいと思っている方には、お勧めです。
スライドショーに、ナレーションやBGMも入れることができます。

また、ご自身の幼い頃やご両親・祖父母まで、古い写真も記録画像として残せますので、残したい写真だけを選んで、あとは処分するなら生前整理にも繋がります。

映像時間は3分~10分程度が多く、使用できる写真の枚数は25枚~50枚くらい、費用は1万円~10万円くらいまでと、製作会社によりさまざまです。

終活のムービーの中では、最もシンプルでお手頃なプランです。

インタビュープラン

次は、インタビュープランについて見ていきましょう。

インタビュー映像を中心において、写真と組み合わせながらストーリーを作成していくものです。

思い出の写真にご自身の記憶に残るエピソードなどを話しながら、インタビュー撮影を行います。

映像が加わることで、ご自身がよりリアルな姿で残るだけでなく、映像をご覧になった方々にも思い出深いものとなることでしょう。

生きた証として何か残しておきたいと思っている方に向いており、終活ムービーの中では人気のあるプランです。

映像時間は3分~20分程度まであり、製作にかかる費用は7万円~50万円が多く、出来上がるムービーの内容と料金は、製作会社によってかなりの差があるようです。

メッセージプラン

次は、メッセージプランについて見ていきましょう。

写真のスライドやインタビューだけでなく、普段のさりげない生活の様子なども数カット加えて、それを編集し映像として残すというもので、よりストーリー性が高くなります。

短編映画のような完成された作品を残したいという、個性を重視する方に向いています。

映像だからこそ残せるものを意識すれば、ご自身のお人柄だけでなく、ご家族の皆様へ向けてのメッセージとしても印象深いものになることでしょう。

映像時間は20分からご希望に合わせてくれるようですが、製作にかかる費用は30万~100万くらいまであり、製作会社によって差があるとはいえ、かなり高価になります。

プロの方が製作する会社もありますので、製作会社によってはご自身が求めるムービーの形を実現可能にしてくれるかもしれません。

また、同じメッセージプランという名称で、写真のスライドを含まないでメッセージビデオだけを残すという製作会社もあり、その場合は4万円から製作できるようです。

オプション

最後に、オプションについて紹介します。

終活のムービーは、基本的にはオーダーメイドですので、ご自身のいろいろな希望がかなえられます。

ですが、依頼する製作会社により、できること・できないこと、また、できるけれど追加料金の発生することなどに違いがあります。

既存の写真によるスライドショーでも、既定の枚数を超えた場合には追加料金がかかったり、ナレーションを入れる場合がオプションだったりします。

打ち合わせの時に、サンプルビデオなどを見ることができますが、そこに含まれる既定のサービスとそうでないオプションサービスのものをしっかりと区別・確認しておきましょう。

映像時間の延長も、オプションだったりするところもありますので、ご自分の希望をどこまでかなえてくれるか、またどこまでの内容を要求するか、ある程度の線引きも必要になってきます。

終活のムービーまとめ

メッセージ

今回終活ねっとでは、終活ムービーについて解説しました。

以前から、結婚式に新郎新婦のなれそめやデートの様子、そして最後に家族や友人などに感謝の言葉をつづった映像を流す、ウェディングムービーは盛んにおこなわれていました。

映像作品であれば、普段面と向かっては言えない感謝の言葉やその思いなどを映像に託すことが可能になりますが、それはおめでたい日だけに限りません。

多くの方が、ご自身の最期を迎えるその時にも、思い残すことが何もないように、悔いのない人生の終焉を迎えたいと思うことでしょう。

この記事の内容をまとめますと

  • 申し込み → 事前の打ち合わせ → 入金 → 撮影打ち合わせ → インタビュー(企画・撮影)→ 編集 → 納品 という流れをたどる。
  • 大まかに、写真スライドプラン・インタビュープラン・メッセージプランという形があり、手が込むほど費用がかかる。
  • オリジナリティーのあふれた作品を期待できるが、製作会社により、内容や完成度、またかかる費用にはかなりの差がある。

以上のことが分かりました。

世界に一つだけの作品にこだわる方は、時間と予算に余裕をもって、元気なうちから終活の準備をしておくことが必要になってきます。

今では、デジタルカメラやスマートフォン、またパソコンなどの録画機能もありますので、自撮りという形で気軽に映像や音声を残すこともできますが、後々、長く残して欲しい、長く残せるものを作りたいとお考えでしたら、プロにお任せするのもひとつの方法です。

ただし、終活ムービーだけに限らず、ご自身の映像だけでは遺言としての効力はありませんので、遺言を残したいときは、必ず法的効力のある公正証書を作成しておきましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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