お墓参りの持ち物って何を持っていけばいい?お彼岸・命日はどうする

お墓とはご先祖様を供養するためのものです。 でも曖昧にお墓参りをして、マナーや持ち物、服装で悩んでいませんか? 正式なお墓参りをして安心してご先祖様に供養して頂きたいですよね。 そこで、ここではお墓参りの持ち物、服装、手順などについて説明していきます。

目次

  1. お墓参りの持ち物について
  2. 普通時のお墓参りへ行く際の持ち物
  3. お彼岸のお墓参りに行く際の持ち物
  4. 親族以外のお墓参りへ行く際の持ち物
  5. お墓参りの手順
  6. お墓参りへ行く際の服装
  7. お参りに行くのに最適な時期は?
  8. お墓参りでのお布施に関するマナー
  9. お墓参りの持ち物まとめ

お墓参りの持ち物について

お墓

お墓参りに行きたいけどマナーは?
お墓参りの持ち物は何?
そもそもお参りに最適な日はいつ?
このような疑問をお墓参りに持っている方も少なくないかと思います。

そこで、今回終活ねっとではお墓参りの持ち物手順などについて紹介していきたいと思います。

  • 普通時のお墓参りに行く際の持ち物
  • お彼岸のお墓参りに行く際の持ち物
  • 親族以外のお墓参りに行く際のお供え物
  • お墓参りの手順
  • お墓参りに行く際の服装
  • お墓参りに行くのに最適な時期
  • お墓参りでのお布施に関するマナー

是非最後までご覧になってマナーを守ってお墓参りをしましょう。
また、終活の中での知識の再確認をしていきましょう。

普通時のお墓参りへ行く際の持ち物

お墓

普通時のお墓参りは以下のような持ち物が必要になります。

これらが基本的な持ち物になりますが、宗派によって必要なものが変わってきますので事前に確認するようにしましょう。

  • 数珠
  • 線香
  • ろうそく
  • ライター・マッチ

数珠

人には108の煩悩があるとされています。
そして数珠玉はそのひとつひとつが108の煩悩を司る仏様とされており、数珠をもつことにより人間のあらゆる煩悩を引き受けてくれます。

なので数珠は本来、珠が108個ついている本式念珠や本式数珠ですが、使いやすさや手入れのしやすさから珠の数が少ない略式数珠と呼ばれるものが一般的には使用されています

宗派によって数珠の持つ意味はそれぞれ違いますが、数珠は持ち主の厄除けのお守りとなりますので出来る限り持っていきましょう。
また、数珠を他人から借りると持ち主の念が移るとされていますので、貸し借りは行わないようにしましょう。

線香

線香は必要最低限の本数ではなく、1束を持っていきましょう

これは、宗派によって線香の本数が異なってくるからです。
自分は1本であっても一緒にお墓参りする人の中には3本立てる人もいる可能性があるからです。

皆さんがそれぞれの宗派でお参り出来るように束で持っていきましょう。

お花

お供え用の花は一般的には菊が良いとされていますが、特に決まりはありません
しかし、バラなどのトゲや香りの強いものは不向きとされているので避けるようにしましょう。

お墓の近所のお花屋さんであれば、お供え用に適した花束を作ってくれるので、そこで購入するのもいいですね。

また、生花は墓地によってはカラスなどが散らかすなどの被害を防止するために禁止され、造花のみと決まっている場所もあります。

こちらは事前に確認してから準備し、ルール違反にならないように注意しましょう。

お彼岸のお墓参りに行く際の持ち物

お墓

お彼岸は春分の日、秋分の日を中日として前後3日間、計7日間の2回あり、特に中日の2日間はあの世とこの世が最も近くなっている日とされています。

基本的な持ち物は普段のお墓参りの際と変わりませんが、お彼岸ではお供え物を持ち物として加えましょう。

お彼岸の際のお供え物はそれぞれ異なりますので下にまとめて紹介します。

また、お彼岸には墓石のお掃除などもする家庭も多いと思います。
お掃除する際の持ち物は以下になります。

  • ほうき
  • ちりとり
  • スポンジ
  • ごみぶくろ
  • 手桶

手桶はお寺などで貸出してることが多いので確認してみましょう。

お掃除する際の流れやマナーは次の項目で『お墓参りの手順』として記載しておりますので、是非ご覧ください。

お彼岸のお供え物

春のお彼岸にはぼたもち秋のお彼岸にはおはぎがお供え物となります。

しかし、これらは中身は同じで名称のみが違うものです。
命名の由来は諸説ありますが、その1つにそれぞれの季節の花の名前に由来して命名されたというものがあります。

この説によると春の花『牡丹』から『ぼたもち』、秋の花『萩』から『おはぎ』になったと言われています。


ぼたもち・おはぎの中身には、俵型や丸状に握ったもち米の周りにあんこをまとわせます。
その昔赤色は邪気を祓う効果があるとされ、ご先祖様があの世から帰ってくる時に悪霊も一緒についてこないようにと『ぼたもち』や『おはぎ』をお供えものとしました。

なので、是非お彼岸の際には『ぼたもち』と『おはぎ』をお供え物とするようになりました。

しかし、お供え物として持っていくのは良いですが、お墓参りが終わり、帰る際には持って帰りましょう
そのまま置いておくと鳥や猫に荒らされたり腐ってしまうからです。

また、地域によってはお供え物を持って帰ると死者も一緒に帰ってくるとされるところもありますので、その際はその場で食べてしまいましょう。

親族以外のお墓参りへ行く際の持ち物

お墓

親族以外のお墓参りに行く場合は、お墓の掃除や花の交換は基本的に納骨されている方の親族が行うため、持ち物は線香、ろうそくとライターのみで大丈夫です。

自分しかお墓参りする人がいないとしてもろうそくも持っていきましょう。
ライターから直接線香に火をつけることはいけないとされているからです。

また、お世話になった人や友人であれば生前に好きだったもの等をお供え物として持って行くことをオススメします。

思い出の品をお供えすることで故人への思いがより伝わるからです。
しかし、お供え物としてもいくか注意点があります。

例えば故人の思い出の品が食べ物や生花だった場合、墓地によってはカラスなどの被害を避けるために禁止されている場合があります。
そのような場合は、故人の親族の方にご連絡して確認してみましょう。

是非お供え物を持っていって、故人との在りし日々を思い出しお墓お参りをしましょう。

お墓参りの手順

お墓

お墓参りにもマナーがあります。
マナー違反なお墓参りをされたらご先祖様も安心して供養出来ませんよね。

なので、ご先祖様に安心して供養して頂けるようにマナーを守ったお墓参りをしましょう。
お墓参りの手順とマナーは以下のようになっています。

墓地・寺院に入る前に本堂の前で一礼

墓地・寺院に入る前に本堂の前で一礼しこれからお墓参りさせていただくことを、ご本尊にお伝えします。

手を清め、手桶に水を汲む

手水舎がある場合、お墓のもとに行く前に手を洗い、身を清めましょう

手と口の清め方は以下のような流れになります。(宗派により必ずしもこの流れでない場合があります。)

  • 右手で柄杓(水をすくう道具)に水をくみ、左手を清めます。
  • 柄杓を左手に持ちかえ、右手を清めます。
  • 柄杓を右手に持ちかえ、左手に水を注ぎその水を口に含み音をたてずに口を清めます。 (柄杓に直接口をつけることは無作法にあたります。お水は飲まずに口をすすぎ、お水は口元を隠し静かに下に捨てましょう。)
  • 柄杓の器部を上になるように立て、残りの水で柄杓の柄の部分を洗います。
  • 最後に柄杓を元に戻してお清めは終りとなります。

基本的に柄灼で水をすくうのは1度なので、多めにすくいましょう。
そして身を清めた後、手桶に水を汲みお墓のもとにまいりましょう。

お墓の前で一礼

これからお墓の掃除をする事を一礼してご先祖様に伝えましょう。

お墓の掃除

お墓の掃除は以下のような流れで行います。
ご先祖様が供養できるように心を込めて掃除しましょう。

  • お墓周りの草むしり
  • 仏花の交換
  • 墓石をスポンジできれいに洗う
  • 雑巾で墓誌や外柵をきれいに拭く
  • 刻字を歯ブラシで掃除する
  • 花立や水鉢の中の水を交換する
  • 墓石全体に水をかけて汚れを流す

墓石は必ずスポンジで洗うようにしましょう。

たわしなどでは墓石の表面コーティングを傷つけるので、汚れがこびりついてスポンジではどうしても落ちないときなどに限り使用するようにしましょう。

合掌・お供え物

掃除が終わったらお供え物を奉納しましょう。
その後、数珠を手に合掌し、感謝に気持ちを伝えたり日々の報告をしたりしましょう。

また、数珠を用いた合掌の際は宗派それぞれの持ち方があるので事前に確認するようにしましょう。

片付け

最後には掃除等に使ったものやゴミをすべて片付けて持ち帰り、きれいな状態にしましょう。

また、お供え物なども鳥や猫に荒らされてしまうので、持ち帰るようにしましょう。

お墓参りへ行く際の服装

お墓

墓地は故人や先祖を祀る厳粛な場ですが、一概に礼服のみということもありません

特に掃除が中心のお墓参りのときに礼服では動きにくくて大変ですからね。

なので、礼服から普段着まで多様な服装でお参りすることができます

ただし香水については香りの弱いものという共通のマナーがあります。
お墓参りに行く際は香りが強めなものは控えましょう。

普段のお墓参りや節目のお墓参りの服装について以下に説明していきます。

普段のお墓参りの服装

普段のお墓参り時には普段着で問題ありません。

しかし、墓地はご先祖様や故人を供養する神聖な場なので、派手な服装やサンダルなどは控えましょう。

掃除中心のお墓参りの服装

掃除中心のお墓参りの際は動きやすく濡れてもいい服装にしましょう。
念入りに掃除するとやはり1時間程度かかってしまいますし、墓石を水で洗う際は水しぶきが服に掛かってしましますからね。

また、夏場の炎天下の中の作業は大変なので帽子などで熱中症対策もしましょう。
帽子などはお墓参りの際に脱いでいれば失礼にはあたりません。

節目のお墓参りの服装

法事や初盆などにおけるお墓参りの服装について以下で見ていきます。

法事

法事は何回忌かで大まかに服装が決まっています。

七回忌までは礼服、十三回忌以降は地味めな平服というのが多いようです。
礼服の際、男性は白いYシャツ以外のスーツや持ち物などは黒でまとめましょう。

女性は黒いワンピースやスーツにし、黒かベージュのストッキングにしましょう。
特にアクセサリーは控えめにし真珠のネックレスとイヤリング、結婚指輪のみで過剰な装飾は控えましょう。

初盆

故人の死後はじめて迎える盆を『初盆』『新盆』といい、丁寧な供養を行います。

初盆は基本的には法事と同様で夏用の礼服となります。
しかし、親族のみの初盆では略式礼服で行われることも多いようです。

また、初盆は8月13~16日ととても暑い時期に行われるため礼服よりも比較的涼しい略式礼服を着ることもあります。
地域によっては初盆の際の配膳等を女性が行うことがありますので、エプロンなども準備しておくと良いです。

お参りに行くのに最適な時期は?

お墓

お墓参りの候補として命日、お彼岸やお盆など様々な日があげられますよね。
しかし、それらも数日の期間がありいつお墓参りすれば?と疑問に思ってしましますよね。

そこで、お墓参りするのに最適な日を以下に紹介していきます。

春秋のお彼岸

お彼岸は春分の日、秋分の日を中日として前後3日間、計7日間の2回あります。

特に中日の2日間はあの世とこの世が最も近くなっている日とされているので、お彼岸にお墓参りする場合は中日にしましょう。

お盆

お盆は先祖が天から帰ってくる時期になります。
初日の13日にご先祖様を迎え、最終日の16日にご先祖様を送ります。

お盆のお墓参りは初日と最終日や何処かの日に1日だけなどいろいろあり、あまり決まりはありません。
なので、都合の良い日にお墓参りをするようにしましょう。

故人の命日

故人の命日には2つの種類があります。
故人が亡くなった日を指す日月命日、亡くなった月を祥月命日と言います。

出来れば祥月命日にはお参りをするようにしましょう。
また、祥月命日であれば法事などがある場合もあります。

年忌法要

年忌法要3回忌以降は故人が亡くなられた年からの数え年となります。
例えば亡くなられた翌年は1周忌ですが、翌々年は満2年でも3回忌となります。

法要自体をいつまでやるかは地域や価値観により違いますが、おおよそ3回忌までは普通行われます。
これは祥月命日と同様に出来ればお墓参りをするようにしましょう。

お墓参りでのお布施に関するマナー

お墓

お墓参りの際には原則としてお布施必要ありません
これは、お坊さんによる読経など行われないことが多いからです。

なので、読経などがある法事法要の際には必要となります。
包む金額としてはあくまで包む側の気持ちなので、特に決まりはありません。

お墓参りの持ち物まとめ

お墓

いかがでしたか?
お墓の持ち物について

  • お墓参りの際の持ち物
  • お墓参りの手順
  • お墓参りの際の服装
  • お墓参りに行くのに最適な時期

をこの記事では紹介してきました。

お墓参りは、この記事で紹介してきたように服装や持ち物など幾つかのマナーがあります。
しかし、最も重要なのはご先祖様や故人を思う心になります。

これからもマナーを守り、心を込めてお墓参りをしましょう。
そして、お墓参りを通して自身の終活を再度見つめ直してみましょう。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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