納骨堂の購入の際に絶対に知っておきたいポイントを解説します!

最近では、お墓を新たに建てるよりも納骨堂を購入する方が増えてきています。しかし納骨堂もいろいろあり、どれを選んだら良いか迷いますよね。そこで、納骨堂を購入する時に知っておきたいポイントを解説しますので、ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

  1. 納骨堂の購入について
  2. 納骨堂の購入の流れ
  3. 納骨堂購入にかかる費用の相場と内訳
  4. 納骨堂を購入するメリット・デメリット
  5. 納骨堂を購入したら開眼供養はする?
  6. 購入してからすぐに納骨できる?
  7. 宗教・宗派は注意すべきか?
  8. 納骨堂は生前に購入できるの?
  9. 中古の納骨堂もあるの?
  10. 後継者は必要?
  11. 納骨堂の購入まとめ

納骨堂の購入について

お墓

家族や大切な方が亡くなられた後、遺骨はしかるべき場所に納めることになりますよね。
いつまでに納めなければいけないという決まりはありませんが、一般的には四十九日や一周忌などに納骨という方が多いです。

お墓に納める方もいますが、最近では納骨堂を利用する方も増えています。

納骨堂とは、遺骨を安置できる屋内型の施設、建物のことを指します。
以前は、遺骨をお墓に納めるまでの一時預かりの場所とされていましたが、現在では、購入することができ、永代に渡って使用することができるところもあります。

納骨堂に、遺骨を納骨する時は、お墓に納骨するのと同様に『埋葬許可書』が必要です。
つまり、屋内にはありますが、納骨堂はお墓と同じように考えても大丈夫というわけです。

ロッカー式や仏壇式、墓石式など、いろんなタイプがあり、値段もお墓を一から作るよりは安く付きます。

最近では、お参りしやすく、お手入れがいらないという点で、納骨堂を選ぶ方が増えてきています。子や孫に負担をかけずに済み、雑草対策の必要もなく、天候に左右されずにお参りしやすい納骨堂は、今、とても注目されています。

  • 納骨堂の購入の流れ
  • 費用の相場と内訳
  • 購入のメリット・デメリット
  • 開眼供養について
  • 生前購入とは?
  • 後継者問題
  • 宗教・宗派について

など、具体的に納骨堂を購入するためには、どのような点を注意すればよいかなどを解説しますので、ぜひ、最後まで読んで参考にしてくださいね。

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納骨堂の購入の流れ

お墓

納骨堂の購入を検討している場合は、まず、何から始めるのが良いのでしょう?
納骨堂を購入するための流れとしては、一般的には以下のようになります。

  • お好みの納骨堂を探す
  • 実際に納骨堂を見に行く
  • 気に入った納骨堂が見つかったら、申し込み・契約
  • 納骨する

それでは、それぞれについて具体的に解説します。

お葬式が終わったばかりで、納骨する場所がないので探しているという方もおられるかもしれませんが、慌てる必要はありません。
納骨する時期に決まりはありませんので、よく検討して、自分や家族が納得するものを選びましょう。
この記事を参考にして、自分なりに理解してから動き出しても、決して遅くはありませんよ。

①お好みの納骨堂を探す

一番大事なのは、やはり好みの納骨堂を見つけるということです。
日本では、納骨堂の管理は寺院と公営、民営の3つのタイプがあります。
寺院管理の納骨堂は、宗派が限定される場合がありますが、公営と民営は宗派、宗教は問わずというところが多いです。
公営は、比較的価格は安い方ですが、空きがあまりなく、抽選というパターンが多いです。

また、納骨堂の形も、ロッカー式・仏壇式・墓石式・機械式・位牌式・合祀式の6つのタイプがあります。
家族で代々に渡って利用したい、後継者がいない、費用を安く抑えたいなど、それぞれに希望するところが違いますよね。
なるべく、自分の家の条件に合うところを探しましょう。

周りの環境も大事です。
駅から近く、お参りしやすい。あるいは、郊外できれいな景色が見えて、静かで落ち着きのあるところが良いなど、周辺の状況もよく調べてみましょう。

費用の面も考慮しましょう。
購入の時に支払ったお金以外に、毎年管理費を払わなければいけないところもあります。
使用期間が決まっているところもあり、契約更新の際に、追加料金が発生する場合もあります。

好みの納骨堂を探す際のチェックポイント

好みの納骨堂を探す時は、以下のことに重点を置いてみてみましょう。

  • 宗教に関係なく利用できるかどうか
  • どんなタイプの納骨堂が良いか
  • 永代に渡って利用できるかどうか
  • 交通の便は良いか
  • 立地や環境はどうなっているか
  • 価格や管理費
  • 故人や家族の希望

このようなことを踏まえたうえで、いくつか気になるところを探してみましょう。

②実際に納骨堂を視察しに行く

候補がいくつか見つかったのなら、実際に見学に行ってみましょう。
その際には、迎えに来てもらうことはせず、もし、ここにお参りに行く場合は、どのようなルートで行くのが一番良いかを、自分の足で確認しましょう。

また、実際にお参りする時は、どこの扉から入って、どこでお参りして、どこから帰るか、など、具体的に考えて、見て回りましょう。

もちろん、周辺の環境や施設内の掃除や管理がちゃんとされているかも、チェックポイントです。

③購入の申し込み・契約

気に入った納骨堂が見つかり、購入を決めた時は、申し込みをして契約します。
必要な書類は、納骨堂によって多少違いますが、一般的には契約書記入のために以下のものが必要となります。

  • 本人確認ができるもの(運転免許所やパスポートなど)
  • 印鑑
  • 住民票や戸籍謄本
  • 申し込み手付金

ローンで支払う場合は、口座番号と口座のお届け印が必要です。
契約書を書き込み、場所の確保をして、支払いを行えば、購入は完了ということになります。

④納骨

購入が完了すれば、納骨することは可能です。
納骨する際には、前もって予約をし、当日は、お骨と納骨堂使用許可証、埋葬許可証を持って行くようにします。

納骨式を行う場合は、僧侶や親族への連絡も必要です。

生前購入してキャンセルしたい時

生前に納骨堂を購入したけど、他に気に入った場所が見つかった、お墓を建てることにした、などの理由で、購入した納骨堂をキャンセルすることはできるのでしょうか?

実際、キャンセルすることは可能です。
ただし、キャンセル料がかかるところがほとんどです。
納骨はしていないけど、装飾や彫刻、家紋を入れたりしていると、追加でキャンセル料を取られることがあります。

納骨堂は、お墓を一から建てるよりは安く付きますが、それでもそこそこの値段はしますので、よく考えてから購入するようにしましょう。

納骨堂購入にかかる費用の相場と内訳

困った人々

納骨堂は、お墓を建てるよりは安く付くとは聞きますが、実際はどのくらいの値段なのでしょう?
この章では、納骨堂購入の際にかかる費用の相場内訳をご紹介します。

お墓購入の費用の相場

納骨堂の費用の相場の前に、お墓を建てる時の費用を見てみましょう。

霊園や墓所にお墓を建てる場合は、まず場所代として『永代使用料』が必要です。
「お墓を買う」と表現されることがありますが、正確には場所を借りてお墓を建てているということです。
『永代使用料』は、利便性が高い、借りている区画が広い、などの時は、価格が高くなる傾向となっています。
他には、『墓石代』がいります。
高価な墓石を使ったり、広い区画で石をたくさん使えば、高額になります。
オーダーメイドでお墓をデザインしたり、彫刻を施したりしても費用は高くつきます。
そして『管理料』が必要です。

これらを合わせて、お墓購入の費用の相場は、100万円~800万円ぐらいと、かなり幅があります。
さらに、霊園へ管理費として、年に1万円~1万5000円程度、支払います。
お墓の場合は、屋外にあるので、雑草や墓石の劣化などの心配があります。
これらの対策は、もちろん、自分で行わなければいけません。

それでは、納骨堂の場合の費用の相場はどうなっているのでしょう?

納骨堂購入の費用の相場

納骨堂は、いろんなタイプがあり、一人用と家族用とでも価格が違ってきます。
それぞれの費用の相場をご紹介します。

暮石式の納骨堂

墓石式は、屋内にありますが、普通のお墓のような形をしているものです。
お水をかけたり、生花を供えたり、お供え物を置くこともできますので、普通のお墓とほとんど変わりません。
墓石式は、地下に設置されることが多く、土地代がかかってしまい、他のタイプの物より、価格は高く設定されています。

1人用

墓石式には、1人用というような小さなものはほとんどありません。
少し小さめでも、骨壷は2~3個は納めることはできます。
納骨堂というより、屋内にあるお墓といった雰囲気ですので、お墓を建てるのとほぼ同じぐらいの価格になります。
ただ、雑草や墓石が傷んでくるといったことに悩まされることはありません。
天候に左右されることなく、いつでもお参りに行けるというのはメリットです。
相場は、スペースが狭ければ、150万円~200万円ぐらいです。
年間の管理費が、2万円前後はかかります。

家族用

墓石式は、屋内にあるお墓と言うことですから、家族・一族で一つ、購入される方が多いです。
また永代に渡って、利用することもできます。
スペースが広いと、価格は高くなります。
300万円ぐらいから、駅前など立地条件が良いと800万円ぐらいかかるところもあります。

また、墓石式のデメリットとしては、まだそれほど普及しておらず、先行きが不透明です。
地下に作られていることが多く、地震などで埋まってしまった場合は、遺骨は返してくれないということも考えられます。

仏壇式の納骨堂

仏壇式は、上段にお仏壇、下段には納骨するスペースが設けられているタイプです。
同じ形のものがたくさん並んでいて、その一つを購入するということになります。
お寺が管理するところが多く、檀家にならないと申し込めない場合もあります。
スペースを多く取るため、価格は高めです。
また、お布施が必要な場合もあります。

1人用

仏壇式で1人用というのはあまりありませんが、民営なら小さめの仏壇式の納骨堂があるかもしれません。
価格は、小さめで郊外にあったり、檀家なら、50万円ぐらいのところもありますが、一般的な相場としては、150万円~200万円ぐらいです。
仏壇式は、物を置くスペースが比較的広いので、写真や故人の思い出の品を置くこともできるのが特徴です。
小さめなら、お供え物を置くことも可能です。

家族用

仏壇式は、下段に納骨するスペースが設けられていて、一般的には普通サイズの骨壷なら4~5個は納めることができます。
その為、家族用のお墓として、永代に渡って使用される方も多いです。
かなり場所を取り、仏壇が最初から設置されていますので、価格はかなり高めです。
100万円~300万円ほどで、お墓を建てるのと同じぐらいかかる場合もあります。
ただ、屋内にあるため、雑草対策の必要はなく、気候を選ばずお参りできるというメリットもあります。
仏壇式は、寺院が管理しているところで多く使われています。
僧侶が毎日読経してくださるのがとてもありがたく、供養しているという実感がありますよ。

ロッカー式の納骨堂

ロッカー式は、同じ大きさのお壇がずらりと並んだタイプです。
扉などにオシャレな装飾されているところも多く、お墓の暗いイメージを感じさせません。
個別になっていますので、故人の専用スペースのお墓といった雰囲気で、遺骨を身近に感じることができます。
その反面、コインロッカーのように見えて、その印象を嫌がる方もいます。

1人用

ロッカー式は、納骨堂のタイプの中ではかなり安い方です。
1人用の場合は、30万円前後といったところです。
ロッカー式の欠点は、無機質な感じがしてしまうところで、1人用となると、お壇もかなり小さく、骨壷を納めるだけしかできず、お供え物やお花を置く場所さえないところが多いです。

家族用

ロッカー式でも、少し大きめのところもあり、2~3人用のところなら、50万円前後です。
4~5人用になっても、100万円までで収まるところが多いです。
扉や室内の装飾が綺麗なところは、少し値段が上がります。
駅から近いなど、立地条件の良いところも、高めの価格になります。

年間の管理費は、1万円~1万5000円ほどです。

納骨堂購入の費用の内訳

納骨堂を購入する時の費用というものは、ただ、場所代だけ払えばいいというものではありません。納骨堂は、現在ではお墓と同じ意味ですので、故人が安らかに眠れるよう供養し、冥福を祈る場所でもあります。
その為にも、永代供養や、戒名なども、行わなければいけません。

納骨堂の価格の内訳には、永代供養代・戒名代・銘板や墓誌に彫刻した時の料金などが、含まれている場合があります。
永代供養料と永代使用料は、納骨堂を購入する時に必ずいるものですが、それ以外は、宗教、宗派、納骨堂のタイプによって必要のないところもあります。

つまり、納骨堂の費用は、ほとんどが永代使用料と永代供養料と管理費ということになります。
使用するスペースの広さや、施設がある場所の立地条件によって、価格が上下します。

金額に見合っただけの納骨堂であるかどうか、見極めるのも大事なことです。

  • 永代供養:遺族の代わりに、寺院や霊園が遺骨を管理する供養方法。
  • 戒名:仏教において、仏の弟子になったことを表す名前。
  • 銘板:名前を彫った金属板。ネームプレート。
  • 墓誌:墓石の横に置く石碑のこと。名前や亡くなった日、享年などを彫刻する。

それぞれについて解説します。

納骨堂使用料

納骨堂使用料は、永代使用料とも言い、その納骨堂の場所を購入するための基本料金ということです。
注意してほしいのが、永代というのは永久という意味ではありません。
また、購入するとは言いますが、納骨堂の場所が自分の物になるわけではありません。

納骨堂の中のスペースを使う権利を購入するというのが正しいです。

契約をした時点で支払ったお金は、20年間、あるいは30年間(納骨堂によって違う)利用することができる権利の分ということになります。
最初に払ったお金以外に、管理費として毎年、決まった額を払わなければいけません。

使用期限が来ても続けて利用したい場合は、更新が必要です。
更新した時に、新たに費用が発生します。

簡単に言うと、納骨堂使用料とは、決まった期間の間だけ納骨堂を借りる権利を、先払いするということです。

永代供養料

納骨堂を購入して、遺骨を納骨するということは、納骨堂を管理している寺院や霊園に、管理や供養をおまかせするということです。
そのおまかせする料金のことを永代供養料といいます。
永代供養料は、遺族・親族が自宅で遺骨を保管せずに、お墓、納骨堂に納める場合は、管理している寺院、霊園に必ず支払わなければいけません。

納骨堂の場合は、合祀墓では、3万円~10万円ほどです。
個別に保管するなら、10万円~150万円ほどとなっています。

契約した時点で、使用料と一緒に支払うことになります。
ローンで支払ってもOKのところもあります。

戒名料

仏教において、人は亡くなると、皆、仏様の弟子になります。
その時に、仏様から新たな名前をいただきます。
これが、戒名(法名)ということです。
この戒名をつけていただくのに戒名料が必要になります。

仏様の代わりに、僧侶が付けてくれ、2万円~100万円、お布施として渡します。
幅があるのは、戒名にはランクがあり、高いランクほどお布施は高くなる傾向です。
葬式の際に、戒名をいただいている方がほとんどですので、納骨堂を購入する時に、新たに戒名料としての費用が発生することはありません。

ちなみに、戒名は、生前でもいただくことはできますよ。

仏教以外を信仰している方は、戒名料はいりません。

銘板・墓誌への彫刻料金

銘板や墓誌へ、故人の名前や命日、享年などを彫刻したい場合は、石材店に頼むことになります。
納骨堂を管理している霊園などで、紹介してくれることもあります。

相場は、2万円~5万円ぐらいです。
文字数はあまり関係ありませんが、家紋や特別な模様を彫りたい時は、別途、料金が発生する場合もあります。

銘板や墓誌への彫刻をしなければいけないという規約がある、納骨堂もあります。
逆に、銘板や墓誌は自分で用意しなければいけないところもあります。

納骨堂を購入するメリット・デメリット

困った人々

納骨堂は、最近は利用する人が増えてきていますが、メリットばかりではなく、やはりデメリットもあります。
一度、契約をすると、キャンセルした時にキャンセル料が発生しますので、メリット、デメリットをよく理解したうえで、購入するかどうか検討しましょう。

ここでは、納骨堂のメリット・デメリットを解説しますので、納骨堂の購入を考えている方は、ぜひ、参考にしてください。

メリット

やはり、お墓を建てるよりは費用が安く付きます。
また、屋内にあるので、天候に左右されずにお参りに行くことができます。
納骨堂によっては、24時間お参り可能なところもあります。
トイレやエアコン、照明、休憩室、バリアフリーなど、設備が充実しているところが多いのもいいですね。
年忌法要も、施設内で行うことができるところもあります。
葬儀を行えるところもありますよ。

他には、雑草対策や、掃除、墓石のメンテナンスをする必要がないのもメリットです。
納骨堂は、駅から徒歩圏内に建てられていることが多く、交通の便が非常にいいので、一人や高齢者でもお参りしやすくなっています。

無宗教や無宗派の方でも、利用できるところが多いのも、良い点ですね。

デメリット

ほとんどの納骨堂では、使用期限が設けられていて、期限終了後も続けて使用したい場合は、有料で更新の手続きを行わなければいけません。
位牌式や機械式は、遺骨は別の場所に保管されていますので、遺骨の前でお参りができません。
ロッカー式などでは、まるでコインロッカーのように感じる方もいて、お墓参りをしたような気がしないのがデメリットです。

また、防災や衛生面の理由で、線香や生花の使用が禁じられているところも多いです。
お供え物を置くスペースさえないところもあります。

他には、納骨堂では、利用できる期間が決まっているところが多いです。
20年、あるいは三十三回忌までなどとなっていて、期限を過ぎると有料の更新手続きをしないと、合祀墓の方に移され、供養することになります。
合祀墓に移された遺骨は、返還されませんので注意が必要です。

従来のお墓参りのイメージとは、だいぶかけ離れているということを覚えておきましょう。

こちらの記事はメリット・デメリットについてより詳しく書いてあります。
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納骨堂を購入したら開眼供養はする?

お墓

新しくお墓を建てた時や、仏壇を購入した時には、開眼供養を行わなければいけません。
では、納骨堂の場合はどうなるのでしょう?

そもそも、「開眼供養」「魂入れ」というのは、仏教においての儀式です。
お寺が管理している納骨堂を購入した場合は、そのお寺の檀家になることが多いです。
その場合は、やはり、新しく購入した納骨堂は、僧侶による読経が行われ、「魂入れ」を行わなければいけないでしょう。

しかし、納骨堂には、宗教や宗派、無宗教でも購入できるところもあります。
仏教以外では、「開眼供養」という考え方がないので、必要はないということにもなります。

もし、先祖代々に渡ってお世話になっているお寺がある場合は、納骨堂に引っ越しをしたいがどうすればよいか?と、相談してから実行しないと、後々トラブルになり、開眼供養どころか年忌法要さえ受け付けてくれない可能性があります。

購入してからすぐに納骨できる?

お墓

納骨堂は、契約をしてから、2週間程度で納骨が可能なところが多いです。
これは、名前や備品などの準備が必要なためです。

遺骨は、自宅で保管しても、法律違反というわけではありませんから、家で供養し、納骨堂の準備ができるまで待ちましょう。

納骨する前に、管理しているところに、連絡をして、納骨したい日にちを伝えるようにしましょう。
僧侶や親せきを呼んで、納骨式を行うのであれば、日にちと時間、参列する人数などを伝えて、行っても良いかどうか確認するようにします。
納骨堂によっては、食事ができるスペースを借りることもできるところもありますので、併せて確認しておきましょう。

宗教・宗派は注意すべきか?

お墓

寺院が管理している納骨堂の場合は、そのお寺の檀家じゃないと利用できないところもあります。
中には、宗派は問わないところもありますが、寺院管理のところは、少なくとも仏教を信仰していなければいけないところが多いです。
公営や民営の場合は、宗教・宗派は問わないというところが多いです。

仏壇式は仏教ですが、他のタイプの納骨堂では、仏教以外の宗教を信仰している人も、お参りに来るということを覚えておいてください。

自分の家が仏教だからと、大きな声でお経を唱えたり、宗教独特の儀式を始めたりするのは、避けるようにしましょう。

納骨堂は生前に購入できるの?

お墓

自分が入る納骨堂を、生きているうちに購入することは可能でしょうか?
納骨堂は、購入したからと言って、すぐに納骨しなければいけないということはありませんので、場所だけキープすることはできます。

生きているうちに、自分の納骨堂を購入するなんて、なんだか縁起が悪そうと思われている方もいるかもしれませんが、生前に購入するのはメリットもあります。

仏教では、生きているうちに自分の眠る場所を用意するのは縁起が良いとされています。
また、お墓や納骨堂は、非課税財産となるので相続税の対象から外れます。
現金を相続すると、相続税が課せられますので、その分だけ、お墓や納骨堂購入にあてれば、相続税の負担が軽くなります。
残された家族のためにも、生前に購入するのもいいかもしれません。

他のメリットは、まずは、自分の気に入ったものを選ぶことができます。
そして、自分で予算を決めることができるので、子供に負担をかけずに済みます。

納骨堂を探すためには、見学会に行ったり、抽選になったりと、納得するものを見つけるためには時間がかかるものです。

元気なうちに、自分や家族が満足いく納骨堂を見つけておくのは、大事なことですよね。

注意点としては、施設によっては生前の購入は受け付けてくれないところがあります。
特に公営のところは、空きがあまりないため、遺骨がないと購入できない場合があります。
他には、遺骨が納められていなくても、維持費や管理費などの費用が発生します。
違う場所に気に入った納骨堂が見つかった場合は、キャンセル料を取られますので、よく考えて、家族で話し合って、皆が納得するような納骨堂を探すようにしましょう。

中古の納骨堂もあるの?

お墓

納骨堂というのは、その場所を買うわけではありません。
遺骨を納める場所を借りているという方が、正解です。
その為、使用期間が決まっているところがあり、一度、お金を払ったから永久に使えるというものではありません。
一般的には、20年、50年、あるいは25回忌、33回忌で契約は終了というところが多いです。
期限を過ぎると、合祀墓の方に移され、そこで永代に渡って供養されます。

契約を延長することは可能で、その場合は新たに費用が発生します。

後継者がいない方は、最初から合祀墓に移されるのを理解したうえで契約される方もいます。
合祀墓に移された後の納骨堂は、中古として次の方に権利が回ります。

新しく建てられた納骨堂以外のところは、空き待ちになる場合があり、空き待ちということはだれかが使用した後の中古と言えますよね。

中古ということが気になる方もいるかもしれませんが、中古のマンションや車と同じで、それほど神経質になる必要はないでしょう。

もちろん、ちゃんと以前に入っていた遺骨は、供養されていますので、安心して使えますよ。

後継者は必要?

人々

納骨堂は、管理費を毎年払い続けなければいけませんし、期限が決まっているところが多く、期限を過ぎても使用し続けたい場合は、後継者が契約更新をしなければいけません。

後継者がいない方でも購入できるプランもあります。
もちろん、後継者がいる方は、契約更新の時に名義変更をして、管理費を払い続ければ永代に渡って利用できるということになります。

納骨堂を購入する時に、後継者が必要かどうかは、納骨堂のタイプや家族間での考え方によって変わってきます。

納骨堂の購入まとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか?
この記事では、納骨堂を購入するためのポイントと注意点などを解説させていただきました。

まとめると以下のようなことをご紹介しています。

  • 納骨堂を購入する時は、自分の目で環境や利便性を確認しましょう。
  • お墓を建てるよりは安く済むが、そこそこ高いので契約する時は慎重に。
  • 納骨堂の利用は、永久ではない。使用期間が決まっている。
  • 宗教・宗派を問わないところも多いし、後継者が必ず必要なわけでもない。生前に自分の気に入ったものを、購入することもできる。
  • 納骨堂は、デメリットもあるが、一からお墓を建てるよりは安く済むし、お手入れもいらないので、これからのお墓として、利用する人が増えている。

納骨堂は、これからの時代に合わせた、新しい形のお墓と言ってもいいと思われます。
屋内にあるので、お参りしやすく、掃除の手間もいりません。
駅から近いところも多くあり、お墓を建てるよりは、安くなっています。
お花を持って行く必要のないところもあり、気軽にお墓参りに行くことができるのが魅力です。

その反面、昔ながらのお墓とはかけ離れた形のものもあり、納骨堂を利用するのを嫌がる方もおられます。

お墓を建てるよりは安いとはいえ、それなりに高くつくものですから、後で後悔しないように、気に入ったものを、十分納得してから購入するようにしましょう。

この記事が、納骨堂を購入する時の参考になれば、うれしく思います。

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