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納得のお墓選びは”見学”がカギ!霊園選びのポイントをまとめました

ご自分やご家族が入るお墓は大事な場所です。慌ててお墓を選んで失敗しないよう、事前に見学しご自分の目で確かめることができれば、安心しませんか。この記事では、見学時の確認項目について調べてみました。是非参考にしてみてください。

お墓を選ぶ際の”見学”はすべき?

お墓

ご自分やご家族が入るお墓は大事な場所です。
すでに入ることが決まっているお墓がある方は良いでしょう。

しかし、入るお墓が決まっていない人は、墓地や霊園にお墓を新たに作ったり、納骨堂を見つけなくてはなりません。
では、いざ大切な方が亡くなったという状況になってみた際に、急遽お墓を用意しなくてはならないという状況になった際に、入るお墓がある墓地や霊園への移動時間や費用、周辺の環境などを考える余裕があるでしょうか?

人の死はいつやってくるかわかりません。
事前にご自分の目で確認し、墓地や霊園選びをしたいのではないでしょうか?
最近では、生前に自分や大切な方が入るお墓を決めるために墓地・霊園見学に行く方が増えています。

この記事では、墓地や霊園の見学時に確認すべき項目として、

  • 墓地・霊園を見学する際のチェックポイント
  • 墓地・霊園を見学する際の事前準備
  • 墓地・霊園を見学する際の持ち物

について調べてみました。せっかく足を運ぶのですから、必要な情報を全て得たいですよね。
是非参考にしてみてください。

”見学”の際のチェックポイント

人々

見学に行かれる前に、事前にチェックポイントを抑えておくと、聞き忘れることもなくなります。
また、後日他の霊園との比較もしやすくなります。

今回お伝えするチェックポイントは、

  • 自分や親族の行きやすさ
  • 周辺の環境
  • 管理費
  • 管理会社・管理者の信頼性

この4点です。
どのようにチェックすれば良いのかを次からご説明します。

自分や親族の行きやすさ

人々

郊外になればなるほど、お安い値段の墓地や霊園は多くなります。
しかし、費用が安く済んでも、遠いために故人が眠るお墓になかなかお参りに行けないというのはいかがなものでしょうか?

そのため、お墓の場所はご家族やご親類縁者の皆さまが行きやすい墓地や霊園が好ましいでしょう。

アクセスの問題・駅からの距離

まずは、アクセスの良さや駅からの距離が近い場所ということがお参りのしやすさに繋がるのではないでしょうか?

車をお持ちで運転をしたい場合

車で墓地・霊園に向かいたいと思っている方が見るべきポイントは次の5つです。

  • 現在の家からの走行時間
  • 高速道路のインターチェンジからのアクセス
  • 交通量(お盆やお彼岸等、混雑時の状況も確認)
  • 駐車場の広さ、また駐車場からお墓までの距離
  • 駐車料金はかかるか

公共交通時間(電車、バス等)の場合

車をお持ちではない場合は、電車やバスなどの交通機関を利用してお墓参りに向かうことがほとんどになるでしょう。

  • 便数や始発、最終の出発時間
  • 乗車時間
  • ご自宅からの乗り換え回数
  • 最寄り駅や最寄りのバス停からの距離
  • 最寄り駅、バス停からの道の道幅や舗装状況(車椅子が通れるか、走りやすいか)
  • 送迎バスの有無等

多くの方が遠くてもご自宅から約1時間程度の場所を探されています。
景色がよくても、お墓まで遠いとどうしても行きにくくなるものです。

特に今後親族の方が高齢になられてからのことを考えても、あまり遠くない方がよいでしょう。
見学に行かれる際は、交通アクセスの良さも是非チェックしてみください。

バリアフリー

お墓を選ぶ際は、現在お元気でいらっしゃる方も、高齢になられた時に園内をスムーズに移動できるようバリアフリーの充実度も確認しましょう。

例えば、車椅子でもお参りがしやすいよう、駐車場から参道、墓石までがフラットになっている設計などがあります。
見学時は、バリアフリー環境が整っているかどうかという点にも注目してみてください。

周辺の環境が良いところ

お墓

墓地・霊園の周辺の環境は見学に行かなければわからないポイントです。
例えば、周囲に工場がありうるさい状況では、故人もお参りする方も落ち着いた気持ちになれませんよね?

そうした、周辺の環境においてチェックすべきポイントをご説明します。

故人が安らげる場所

お墓の周辺環境はとても大事です。
見学する際は、周辺に騒音が無いか、治安は良いか、落ち着いた雰囲気かを確認しましょう。

緑の多さや、景色の良さ、また思い出のある土地など故人の方が安らげる場所かどうかも見てみましょう。
海の近くがよい、都会などの人気があるところがよいなど個人によって好みは異なります。

是非、色々なお墓を見学されて、ご自分が安らげると思われる場所を見つけてください。

安心して墓参りができる場所

雰囲気のよいお墓を見つけても、そこが安心して墓参りができる場所かということもチェックする必要があります。

まず、地形の確認です。
お墓が山間部にある場合、土砂崩れ等の心配がないか、湿気はないか、水はけの良さ、日当たりや風通しの良さも確認しましょう。

園内の設備が整っているかどうかも大事です。
園内道路(歩きやすさなど)、水道施設の位置、こう配や長い階段がないか、段差の有無も観ておきましょう。
ご高齢になってから足が遠のくことがないよう、実際に歩いて確認してみましょう。

また、寒冷地では霜によるお墓の劣化も考えられます。
できれば、夏季、冬季の両方に訪問し、通年の天候を確認するのがよいでしょう。

管理費に見合っているか

保険・相続

墓地・霊園にお墓を作った場合、ほぼ確実に管理会社に管理費を納めることになります。
それらのお金が適切に使われて、健全な経営がされているかどうかも確認しましょう。

なお、お墓は経営と管理で事務所が異なる場合もあります。
その場合は、経営と管理どちらの事務所も確認しましょう。

お墓・設備の清掃具合

園内の植え込みや芝生の手入れはされているでしょうか。
墓域・参道・施設の清掃が行き届いているかどうか、また定期的に設備をメンテナンスしているかどうかも確認しましょう。

手桶やひしゃくなどの貸し出しがあるところは、それらの備品もきちんと充実し、欠品や破損がないかなどきちんと管理されていることも確認しましょう。

法要や供養の実際の内容

まず、法要とは、故人の方の冥福をお祈りし、その霊を慰めるために行う仏教行事です。
例えば、次のような行事があります。

  • 初七日(しょなぬか)や四十九日(しじゅうくにち) 僧侶による読経をしたのち、遺族、親族、友人、知人などが参列し、焼香、会食をします。
  • 百か日 故人の命日から100日経過した日に、遺族だけで供養します。
  • 一周忌などの年忌法要
  • お彼岸、お盆などの仏事

納骨のタイミングなども宗教や宗派、土地柄によって異なりますので確認しましょう。

また、供養とは、故人にお供物や花を供えます。
お経やお線香をあげて、手を合わせお参り、ご挨拶することです。

例えば、次のようなものがあります。

  • 開眼供養(かいがんくよう) 新しく、仏壇、お墓、仏像など完成、または購入した際に行う仏教行事です。 僧侶による読経をします。
  • 永代供養(えいたいくよう) 諸事情によりお墓参りをするのが難しい方の代理で、お寺や霊園などの施設が管理、供養をしてくれる新しい供養方法です。 屋内型、屋外型、墓石型などの選択肢があります。

これらの具体的な内容や手順は宗派や霊園によって異なるため、よく確認しましょう。
また、ご自分やご家族の意向に沿うようなサービスを提供してくれる管理者かどうかも見極めましょう。

管理会社・管理者の信頼性

故人が眠られる場所をきちんと守ってくれる霊園かどうかも重要なポイントです。
残されたご家族が安心して、管理者に預けられるかどうかも確認しましょう。

人々

質問に対する回答で判断する

質問した際に迅速に、かつ丁寧に対応してくれるか確認しましょう。
カスタマーサービスの体制が整っているかどうかもチェックすることができます。
また、質問の回答に信憑性があるかどうかも確認しましょう。

掃除や管理が行き届いているかを確認

法要施設、水道施設、休憩所、送迎バス、生花・線香等の売店があり、それらがきちんとメンテナンスされているかどうか確認しましょう。
掃除が定期的に入っている様子があるかもチェックしましょう。

常駐係員の有無や、その係員の対応は丁寧かどうかも重要です。

質問はあらかじめ用意しておく

困った人々

質問をあらかじめ用意しておくと、案内してくれる方とのコミュニケーションをスムーズ進めることができます。
また、いくつかの霊園を確認する際には、あらかじめ用意しておいた質問への対応違いをみることができるでしょう。

いくつか質問すべき内容を列挙したいと思います。

法要や会食の手配方法

民営霊園では、法要や会食の手配を一括で請け負ってくれる場合が多いです。
一方で、公営・市営霊園の場合は、基本的には埋葬の予約しか受け付けていません。
霊園に斎場が設けられている場合にはそちらにて法要や会食の手配を依頼することができます。

見学時に法要や会食の内容まで確認するとよいでしょう。

指定石材店制度について

指定石材店制度は、契約する霊園からは、特定の石材店からしか墓石を購入できないという制度です。
特に民間霊園では、見学する際にどの石材店を指名するかを聞かれます。
それは、この指定石材制度があるためです。
公営墓地やお寺墓地の多くは該当しない場合が多いです。

ご贔屓にしている石材店がある場合は、ご希望の霊園ではその石材店から購入できるのかをまず確認しましょう。
ご希望に沿った霊園を見つけても、購入したい石材店からもし購入できない場合は、残念ですが購入できる霊園を改めて探すか、その霊園の指定の石材店で購入するかを選ばなくてはなりません。

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詳細な供養・管理内容

お墓に関するお悩みは人それぞれです。
その他のよくある質問をみてみましょう。

  • ペットも一緒に入れますか。
  • 先にお墓の土地だけ購入してもいいですか。
  • 彫刻する文字を選べますか。
  • ローンでお墓を買うことはできますか。
  • 管理費や寄付金が納められなくなったらどうなるのでしょうか。
  • 年忌法要は毎年必ずしなければならないのですか。
  • 手続きを詳しく教えて下さい。
  • 墓地使用料や年間管理料は年間いくらくらいでしょうか。また、内訳を教えてください。

供養や管理内容は霊園によって異なりますので、ご自身のご希望に応じて、詳しく聞いてみましょう。

お墓選び・霊園見学時の持ち物一覧

ペン

お墓選びや霊園見学時には、どんなものを持っていけば良いのでしょうか?
お墓や霊園の見学時にあると便利な持ち物を一覧にしましたので、ご確認ください。

  • チェックシート、質問事項のメモ  事前にチェックしたい内容を書きだしておくと便利です。
  • メモ帳とペン  気になったことや質問した内容を書き留めておくと後で思い出しやすいです。
  • カメラ  霊園の雰囲気、気に入った場所や墓石などを写真に収めておきましょう。  後日、ご家族と相談される場合も写真があるとイメージしやすいです。   ご自身が希望されるイメージを具体化する際にも役立ちます。
  • 大き目のバッグ  霊園の資料をいれるのに、便利です。
  • 時計  最寄り駅から霊園まで、駐車場から墓石までの時間を測りましょう。
  • 購入を検討している石材店の資料  見学に行かれる霊園で、その石材店から購入できるか確認しましょう。

メモやペン、カメラはイメージ出来ていたかもしれませんが、霊園見学の際には霊園のパンフレットだけでなく指定石材店のパンフレットなども同時に渡されることもあります。

荷物はあまり持ちすぎず、バッグには余裕をもって見学にいきましょう。

お墓見学のチェックポイントまとめ

お墓

いかがでしたか。
この文章では、お墓を見学する際のチェック項目についてみていきました。

  • 交通の利便性
  • お墓の周辺環境
  • お墓の管理費用
  • お墓の管理会社
  • 事前準備(質問事項や当日の持ち物)

などのことが分かりました。
事前にこれらの情報を集めて、相談されるとご自分や残されたご家族の方も安心ですね。

最近は、より様々なサービスを提供しているお墓が増えました。百聞は一見にしかずです。是非足を運んでご自分の目で見て、ご自身の意向に沿うお墓を見つけて下さい。

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この記事が参考になれば幸いです。

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