クロスステッチやバックステッチなど刺繍の縫い方を説明

刺繍を始めるのは、とても簡単です。基本の縫い方もシンプルなのと、刺繍を始めるのに必要なのは、糸と針だけなのです。今回は基本となる縫い方と、刺繍の歴史を簡単にご紹介します。

目次

  1. 刺繍の歴史
  2. 刺繍を始める前に
  3. 刺繍の縫い方
  4. 刺繍の縫い方の上達法
  5. 刺繍の縫い方まとめ

刺繍の歴史

刺繍

刺繍の歴史は、衣服の歴史と共にあります。ですが、いつが始まりなのかまだ解明されていません。古くからある文明の遺産の中には、衣服に刺繍を施したものが発掘されています。エジプト文明にもローマ帝国からも発掘されているのです。

日本の刺繍

日本の刺繍の文化は古く、正倉院の宝物の中に刺繍は存在しています。時代は変わり、江戸時代には布製の小物に花柄の刺繍が残されているものが、現在にまで伝わっています。大正時代になって、庶民にも糸や布が気軽に買え、気軽に刺繍という遊び心にも手が届くようになりました。

刺繍の楽しみ

刺繍の施されている衣服が発掘されているのは、低エネ委に埋葬されているということもありますが、日常にゆとりがあり、身の回りを着飾って楽しむ余裕がある階級でした。また、市民だけではなく宗教とも深くかかわりがあり、位が高い宗教者の服には施されていました。

刺繍を始める前に

刺繍の材料

刺繍を始めるときに必要最低限の物は、針と糸のみ。刺繍枠があれば、よりきれいな仕上がりになりますが、なくても十分刺繍は始めることができます。いろいろな色をそろえても楽しいですが、大好きな色の糸1色だけでも十分刺繍は楽しめます。

刺繍はなにに?

どんな刺繍をしたいのか、何に刺繍をしたいのかを目標にします。目標とするものは、服に刺繍をするのか、壁に掛けるための絵として刺繍をするのか、小物に刺繍をするのか。刺繍をするものによってサイズも変わってきます。

刺繍の図案

どんな刺繍をしたいのかによっても図案は変わってきます。花・景色・シルエット・動物・植物・楽器、図案さえしっかりとしていれば、好きなものを刺繍で表すことができます。少しくらいいびつになってしまっても、個性的で素敵な作品に仕上がります。

刺繍の縫い方

クロスステッチ

基本となり、いろいろな応用ができる縫い方です。クロスステッチ専用の布と刺繍枠を使うときれいに簡単に仕上がります。規則正しく表に×印がそろうように針を動かします。後ろ側から針を出し、斜め上に向かって動かします。完成時には裏側には2本の線ができます。

バックステッチ

真っ直ぐなラインやカーブも縫うことができる刺繍の基本となる縫い方です。この縫い方だけでイニシャルや簡単な図案はこれを知っているだけで縫うことができます。縫い方は、本返し縫いと変わりません。表側は後ろに向かって進み、後側は前に向かって進みます。

スレッデッド・バック・ステッチ

バックステッチの表の縫い目に、糸と布の間に糸を通す縫い方です。スレッデッド・バック・ステッチはバックステッチのバリエーションの形で、ラインをより強調できる縫い方で、より目立たせたい場所に使います。バックステッチと色を変えてもアクセントとして個性が出ます。

ランニングステッチ

基本となる縫い方の中で、最もシンプルで簡単に縫えるステッチです。家庭科の授業で波縫いとして知られている縫い方です。無地の物にランニングステッチを施すと、アクセントとしてとても素敵な仕上がりになります。刺繍に使う色によって印象ががらりと変ります。

スレッデッド・ランニング・ステッチ

スレッデッド・ランニング・ステッチはランニングステッチの表の縫い目に糸を波型に通す縫い方です。ランニングステッチと布の隙間に針を通し、波型になるように、糸にゆとりを持たせて引きます。ラインを強調することができる、表情のあるオンリーワンの刺繍になります。

チェーンステッチ

くさりのような仕上がりになる刺繍です。真っ直ぐなラインや曲線が温かみのあるデザインになる刺繍の縫い方です。針を縫い始めの位置から出し隣に針を刺します。2~3ミリ先に針先を出し、糸をかけてから針を引き抜きます。余裕を持たせて糸を引くとチェーンステッチになります。

ブランケットステッチ

ハンカチやランチョンマットのふちを縫うときに使われる縫い方です。針を目立たないところから出し、斜め下に針を刺して糸を針にかけてから引き抜きます。ぐるりと1周同じ糸でもアクセントになります。途中で色を変えてもオリジナリティあふれる1品になります。

レゼーデージーステッチ

レゼーデージーステッチは小さな花になる刺繍の縫い方です。表に針を出し、すぐ隣に針を刺して2~3ミリ先の所から針先を出し、糸をかけてから引き抜きます。余裕を持たせて糸を引いたら、曲線がちょうどいいところで針を刺して糸を止めます。花弁の枚数に合わせて繰り返します。

刺繍の縫い方の上達法

くり返し地道にコツコツ続けるしかありません。誰にあげたいのか、どんな仕上がりになるのかを想像して、縫い続けていくと、刺繍の図案ができあがっていくのが楽しくなります。地道にコツコツのんびりと、楽しむことが上達法です。

刺繍の縫い方まとめ

人々

1針ごとにしか仕上がらない気の長い趣味ですが、出来上がった時の達成感は嫌なことも忘れてしまう感動があります。縫物が好きな人にはとてもおすすめできる趣味です。材料は家にあるもので出来るので、試しに初めて見ませんか?

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