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納骨式での食事の疑問を解決!お店選びから、挨拶、席順まで

亡くなった人の遺骨を納めるための納骨式。その後にみんなで食事ををする機会ってよくありますよね。一体どのように段取りをすればよいのでしょうか?お店の選び方や挨拶、席順など気になる納骨式後の食事について解説していきます。

納骨式後の食事の場、何から考えるべき?

和食

納骨式後の食事会に参加したことがありますか?
一般的には納骨式の後、参列者全員で食事をすることが多いようです。

食事も含めて全てお寺で行える場合もありますが、法要とは別に会食の場を準備しなければいけない場合は段取りが大変ですよね。
故人を囲み供養する大切な場ですから、準備はしっかりしておきたいものです。
食事会を一から用意しなければならない場合、何を考えていくべきなのでしょうか?

というわけで、今回は

  • そもそも納骨式後の会食はなぜやるの?
  • お店選び
  • 事前に準備しておくこととは?
  • お坊さんの会食
  • 参列者側のマナー

大きくこの5つのことについてお話していきます。

気になる納骨式後の会食について、詳しくご紹介していきたいと思います。
是非最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。

そもそも納骨式後の会食はなぜやるの?

ありがとう

食事会についてお話する前に、そもそも納骨式後の会食はなぜ行うのでしょうか?

法要などの後の食事会は「お斎(おとき)」と言います。

会食を行う理由は2つあります。
1つは、納骨式では僧侶や参列者など、たくさんの人にお世話になるので、その方々へのお礼として会食の場を設けるという意味があります。
そして2つめに、集まった人々で故人について語り合い、故人を偲ぶという行事でもあります。

故人とこれからの繋がりを大切にするために会食の場が重要であることがわかりましたね。
次項からは、実際にお店を選ぶ時の注意点、会食の進め方、マナーなどについて解説していきます。

お店選び

料亭

食事会は多くの場合、料亭やレストランを利用して行われます。
その場合、お店選びや食事内容はかなり重要になってきますよね。
できれば早めに納骨式の日程を決め、その時点でお店を予約しておくことをお勧めします。

人数の把握

まず人数をきちんと把握しましょう。
納骨式に誰を呼ぶかというのは、特に決まりはありません。

遺族や親族の他に故人が生前お世話になった人、親しくしていた友人などを呼ぶとよいと思います。
納骨式には参加しても、食事会に参加せずに帰る人もいるかもしれません。
そのあたりも確実に把握しておく必要がありますね。

人数が確定したら、早めにお店に予約をしましょう。

時間決め

法要の後の食事会は長時間を要するものではありません。
2時間未満でお開きにすることを目安に考えるとよいと思います。
食事会を別の場所で行う場合、納骨式が終わってから移動する時間も含め、開始時間を設定しましょう。

到着してすぐに会食が始まってしまうと、参列者が一息つく時間がありません。
会食が始まるまでに少し時間をとるのが良いでしょう。
その間に歓談をしたり、トイレ休憩などを取ることができます。

ゆとりを持って開始時間を決めておくことが、参列者への配慮と言えます。

お店の場所・食事内容の比較

お店を選ぶ場合、どこかの会場を借りるのか、ホテルや料亭、レストランを利用するのかをまず決めておく必要があります。
移動に時間がかかるような場所は避けたほうがよいでしょう。
納骨式を行っていた場所から比較的短時間で行ける場所をいくつかリストアップします。
人数が多い場合は、貸し切りなどの対応をしてくれるところを考えてもよいですね。
参列者に子どもがいる場合はその点も考慮しましょう。
お店によってはバス等の手配をしてくれるところもありますが、もしない場合は移動手段も考えなくてはいけません。
駐車場の有無も確認しておくと、後々トラブルを防ぐことになります。

法要後の食事会の場合、以前は精進料理と呼ばれる肉や魚を使わない料理がメインでした。
しかし最近ではあまりこだわらなくなり、ホテルなどで豪華な食事を楽しむこともあります。
どこかの会場を借りて行う場合、仕出し弁当を注文する方法もあります。
いずれの場合にしても、「法要である」「納骨式後の食事会である」ということをきちんとお店に伝えておく必要があります。
料理に「慶事」用のものが混ざってしまうことを防ぐためです。
容器の色も赤や白になってしまわないように、きちんと目的を伝えておきましょう。

会食の相場

納骨式後の会食の相場はだいたい1人あたり5,000円~8,000円程度です。
お店にもよりますが、3,000円くらいから法要用の食事は用意されています。
多くても1万円くらいまでにするのがよいと思います。

また、事前の案内に「食事会がある」ということを明記しておくとよいですね。
もし納骨式にだけ参加し、食事会には参加しない人がいた場合は別途引き物を渡します。

事前に準備しておくべきこととは?

箸

次に、実際の食事の場の進め方について見ていきましょう。
僧侶や参列者に感謝の気持ちを示し、故人を偲ぶ場ですから、失礼のないようにスムーズに進める必要があります。

席順を決めておく

会場の席順にも注意が必要です。
最近では「全くこだわらない」という人も多いですが、席順が原因で思わぬトラブルになることもあります。
席順はあらかじめ決め、席次表などを置いておくとよいと思います。

まず一番上座に座るのは僧侶です。
その隣に法要の当主である施主(せしゅ)が座ります。
僧侶に近い場所から参列者が座り、末席に親族という順で座るのが基本です。

親族は家族など故人と縁が深い人が最も末席に来るようにします。

会食の時間配分

参列者全員の着席を確認したら、最後に僧侶を案内します。
僧侶を待たせることのないよう、必ずその他の全員が揃っているか確認しましょう。
僧侶が着席したら、施主の挨拶、献杯の挨拶と続きます。
献杯の挨拶を依頼する場合は、予めお願いしておくとよいですね。

その後、参列者全員で故人を偲んで黙祷をします。
施主の食事開始の合図があり、会食が始まります。
会食が終わると、再び施主の挨拶があり、お開きとなります。

このように、会食時間には食事をするだけでなく挨拶なども含まれます。
全てを含め2時間以内に終えることができるよう、だいたいの時間配分をしておきましょう。
また、納骨式後の会食は宴会ではありません。
食べ過ぎたり、飲みすぎたりする人がいないように時間や料理の分量に注意しましょう。

引き出物の準備

引き出物の準備も忘れずに行いましょう。
引き出物とは参列者の方々にお土産として持ち帰って頂くための品です。
だいたい3,000円〜5,000円程度が相場かと思います。
引き出物の内容は特に決まりはありませんが、お菓子、石鹸、タオルなどあまり派手でないものがよいと思います。

挨拶の内容

施主は会食の開始時と終了時、2回の挨拶が必要になります。
具体的にどのような挨拶をするとよいのでしょうか?

開始時の挨拶

開始時には、必ず参列者の皆様へ参列していただいたお礼を伝えましょう。
そして無事に葬儀や納骨式を終えられたことを報告します。
最後に故人への思いと、家族が今後どのような思いで過ごしていくかなどを伝えます。
あまり長くなってしまわないように配慮が必要です。

開催時の挨拶の例

本日はお忙しい中、亡き○○のためにお集まりいただきありがとうございます。
葬儀の際には、皆様に沢山のお力添えを頂いたことを改めて感謝申し上げます。

本日、皆様に見守られながら無事に納骨式を終えることができました。
○○を失った悲しみは今も癒えることはありませんが、これからも家族一同力を合わせて頑張っていきたいと思っております。

ささやかではありますが、お食事をご用意させていただきましたので、ごゆっくりお過ごしいただければと思います。

○○との思い出について語っていただければと思います。
本日はありがとうございました。

終了時の挨拶

終了時の挨拶の場合は、まず会食時間がそろそろ終了に近づいていることを伝えます。
そして参列者の方々に、これからも変わらないお付き合いをしていただけるようお願いをします。
最後にもう一度参列のお礼を述べるとよいですね。

終了時の挨拶の例

まだまだお話は尽きませんが、そろそろお時間となりました。
本日ご参列の皆様には、これからも私たちとの変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。

お手元にお礼の品をご用意させていただきましたので、どうぞお忘れ物のないようお気を付けください。
本日ご参列の皆さまには最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。

ここに示したのはあくまで例であり、自分の言葉で伝えたいことを自分の言葉で伝えるのが一番です。
お酒も入る席ですので、もし忘れてしまう危険性のある場合はメモを持っていくのもよいと思います。
もっと納骨式の挨拶例文を知りたい方は以下の記事をご覧になってください。

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お坊さんの会食

お経

会食にいらっしゃる場合

お坊さんが会食に参加される際には、お布施とお車代を渡すのが基本です。
引き物がある場合は、その時一緒に渡すことになります。
引き出物の内容は他の参列者と同じ品物で構いません。

会食にいらっしゃらない場合

お坊さん一日に何件か供養を頼まれることもあるため、会食に欠席される事も多いです。
もし欠席される場合、お布施とともに食事代相当の御膳料もお渡しします。
5000円程度のお弁当を渡す場合もあるようです。

いずれにしても、当日の参加不参加を事前に確認しておきましょう。

参列者側のマナー

葬儀

お招きする側にもマナーがあるように、参列者側にもマナーが存在します。
納骨式などの法要に呼ばれた際、香典や会食の際のマナーにはどのようなものがあるのでしょうか?

香典に包む金額とは

納骨式の香典に包む金額に悩まれる方も多いのではないでしょうか?
納骨式の際に香典に包む金額が故人との関係性によって異なることは、通夜や葬儀の際に香典を渡す場合と同じですが、包む金額は通夜や葬儀の際の香典よりは少な目でよいと思います。

しかし、納骨式を行う際には、

  • 納骨式を四十九日法要を同日に行う
  • 納骨式のみで行う

この2パターンがあります。

四十九日法要と同時に行う場合

納骨式は四十九日法要と同時に行われることが多いです。
まれに一周忌法要などと合わせて行う場合もあります。

四十九日と合わせて納骨式を行う場合は、親や兄弟で1万円~10万円、祖父母で5,000円~3万円くらいです。
叔父や叔母の場合も5,000円~3万円が適当だと思います。
その他の親戚の場合、5,000円~1万円程度です。

事前に納骨式後の会食があると分かっている場合は、食事代の意味も込めて+5,000円程包むとよいと思います。
相場を参考に自分と故人の血族的な関係性を考えた上で決めるようになさってください。

納骨式のみで行う場合

納骨式のみ別日に設定する場合でも、香典は用意したほうが良いでしょう。
納骨式のみの場合は、親類か否かで香典の額に大幅な違いは必要ありません。
納骨式の香典相場は5,000円~1万円程度とされています。

納骨式後の会食がある際は、食事代として+5000円程包みましょう。

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会食の際のマナー

先述したように、法要後の会食は宴会ではありません。
飲みすぎたり食べ過ぎたりに十分注意しましょう。
また、「故人を偲ぶ場」ですから、あまり大きな声で話さず静かに思い出を語るようにしましょう。

当日の急な会食キャンセルなども、用意する側にとってはとても困ることです。
どうしても都合がつかなくなった場合には、事前に連絡しておくとよいですね。

納骨式の食事まとめ

食事

いかがでしたか?
この記事では、納骨式後の会食について詳しく見てきました。

  • 会食の意味は、参列してくれた方々に対しての感謝の気持ちを表すことと、故人について語ることで供養をするという意味があること
  • お店を選ぶ際は時間や場所、駐車場の有無など細かいところまで確認しておくこと
  • 事前準備として席順を決めたり、時間配分を考えたり、引き出物を用意しておくこと
  • 僧侶も会食に参加する場合としない場合の対応
  • 参列者側にもマナーがあること

などを知ることができましたね。
納骨式後の食事会を開く際には、多くの事前準備が必要になります。
まずは日程が決まったら会場を早めに予約することをおすすめします。

料理の内容や会食の進め方など、参列してくれる方々に失礼のないように進めたいですね。
この記事が参考になったならば幸いです。

納骨式や年忌法要についてより知りたい方は、他にも記事をご用意しましたのでぜひご覧になってください。

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