檀家のお寺にお布施はいくら払えば良いの?葬儀や法要のマナー

皆さんはお布施や檀家のことについて、どれくらい知っていますでしょうか?この記事では、檀家の意味やお布施にまつわる疑問等を解説していきたいと思います。

目次

  1. 喪主はマナーばかりで...
  2. そもそも檀家って何?
  3. お布施について
  4. お布施をどうやって渡すの?
  5. 納得のお寺付き合いを

喪主はマナーばかりで...

葬儀

普段、何事もなく穏やかに暮らしていても、人の死というものは突然起こるものです。

もし自分の家が、どこかの寺院の檀家だった場合。
その寺院のお坊さんにお経を読んでもらいます。
お経を読んでいただいたら、お布施をお渡しするのがマナーです。

そこで「檀家とお布施」に関して以下のような疑問が生まれると思います。

  • 檀家である場合、ない場合にはどのような良い面、不都合な面があるのだろうか?
  • お布施はどのくらいの金額をお渡しすればよお渡しすればよいのか
  • お布施はどのようにお渡しすれば良いのか

これらの疑問についてお答えしていきます。

喪主の仕事を始める前にこの記事を読んでおけば、知らずにマナー違反をしてしまう危険性が減る事でしょう。

そもそも檀家って何?

葬儀

檀家という言葉に聞き覚えはあるでしょうか。

聞いた事はあるし、意味もなんとなく覚えているけれど、いざ人に説明するとなるとこれが意外に難しく感じるかと思います。

檀家とは、お葬式や供養等をお寺にやっていただく代わりに、お布施等でお寺に経済的支援を行う家のことを意味します。
個人ではなく家単位である為、特に意識していなくても既に特定のお寺と檀家になっている場合が多いです。

この項目では、檀家である場合、檀家になっていない場合それぞれの良い面、不都合な面をご説明させていただきます。

檀家であることの良い面

檀家であることの良い面としては、以下のことが挙げられます。

手厚い供養が受けられる

様々な墓地や霊園がありますが、お寺には常に住職がいますので、手厚い供養を受ける事が出来ます。

法要を優先的にやってもらえる

時期によっては、法要を希望する方の依頼が集中する事もあります。
しかし、その場合は檀家の人を優先していただける場合が多いそうです。

不明点を住職に相談出来る

マナーやしきたり等、法事などについて分からない事が多く、不安になる方も多いと思います。
そんな時は住職に、疑問点や不明な部分等について相談する事が出来ます。

檀家になっていない場合の不都合な面

檀家になっていないことで起こる不都合な面として、以下のことが挙げられます。

お坊さんを探す手間が増える

急に身近な人がお亡くなりになった場合、ただでさえする事が山積みなのに、お坊さんを一から探して決めるという手間が増えます。

お葬式や供養等の依頼を拒否されることも

お寺も一般的な会社と同じく収入がなくなれば、経営を続けていく事は出来ません。
その為、檀家にならない方のお葬式や供養等の依頼は断るお寺もあります。

しかし、近年では檀家にならなくとも、葬儀や供養を請け負う所が徐々に増えてきているそうです。

お布施について

葬儀

お葬式や供養の時などに、謝礼としてお坊さんへ渡すものをお布施といいます。
しかし、このお布施に関して、よく分かっていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この項目では、お布施は義務なのか、相場はどれ位なのか、相場以下だと問題があるのか、などについてご説明させていただきます。

お布施って義務なの?

お布施は義務ではありません。

そもそもお布施の金額が明確に定まっていないのは、あくまでお布施をする側の気持ちで決めるものという理由からです。

その為、読経等をしていただいたお坊さんへお布施を渡す時は、義務感からくる気持ちではなく、感謝の気持ちを持って渡すのが良いでしょう。

お布施の相場は?

上記でも述べたように、お布施の金額はしっかり決まっていません。

地域やお寺によって、またお寺との関係性等も合わせると大きく違ってきますので、あくまでも目安としてご覧下さい。

葬儀のお布施

葬儀の時にお渡しするお布施は、だいたい20万円~35万円程度が相場となっています。

四十九日のお布施

およそ3万円~5万円ほどになります。

法要の為にお寺以外の場所へお坊さんを呼ぶ場合、お車代を別に渡します。
お車代は5000円から1万円位です。

一周忌・二周忌のお布施

およそ3万円~5万円程度です。
金額は四十九日とほとんど変わらないようです。

相場以下でも大丈夫?

相場以下の金額をお布施として渡しても問題ありません。

繰り返しお伝えしているように、感謝の気持ちをお布施としている為、金額は関係ないのです。

しかし、どの程度がそのお寺の相場なのか知りたい場合は、住職に直接聞くのが一番良い方法です。

お布施の金額を聞く事は失礼にあたりませんが、お坊さんが答えやすいように「他の方は大体どれくらいのお布施をされているのですか?」といった言い回しにしましょう。

お布施をどうやって渡すの?

葬儀

お布施の用意が出来ても、包み方や渡し方等のマナーが出来ていないとあまり良いとは言えません。

せっかく準備したにも関わらず、どうやって渡すのか分からないという肝心な所でつまずいてしまっては、今までの努力が水の泡となってしまいます。

この項目では、お布施の包み方、お坊さんへ渡すタイミング・渡し方をご説明させていただきます。

お布施の包み方

お布施の包み方は、大まかに分けて2つあります。

奉書紙で包む

お札を半紙で包み、その中包みを奉書紙(上包み)で包みます。
奉書紙で包む際には、上側の折り返しに下側の折り返しをかぶせます。
慶事で行う折り方と同じですが、お布施自体は不祝儀にあたらない為、上記のように折って下さい。

この奉書紙で包む方法が、一番丁寧なやり方だそうです。

白い封筒に入れる

奉書紙がない、奉書紙で包むのが大変そうだという場合、100均やコンビニ等で売られている白い封筒でも問題なく利用できます。

封筒の裏側に住所と氏名と金額を書きますが、より丁寧なマナーとして漢数字を旧字体で記入する事をお勧めします。

表側に「御布施」と書きますが、書かなくても構いません。

お札を入れる時は、描かれている肖像画を封筒の上側になるように入れます。

お布施を渡すタイミング

一般的にはお葬式が始まる前に挨拶と共に渡す事が多いそうです。

当初、予想していたよりも忙しくなり、なかなか時間がとれなかった場合等はお葬式が終わってから渡します。

このように、基本的にはお葬式の前か後のタイミングで渡します。

しかし、葬儀屋にお寺の手配を依頼している場合は、葬儀屋が挨拶のタイミングを決めてくれる為、こちらで気を揉む必要はありません。

お布施を渡す際、「今日は、◯◯の葬儀の為にお勤めよろしくお願いします。」や「本日は供養をしていただいて、ありがとうございました。」等、一言だけでも言葉を添えると良いでしょう。

お布施の渡し方

お布施の渡し方として、直接の手渡しはいけません。
お盆に、準備したお布施を乗せて渡すのがマナーとされています。

更に言うなら、切手盆と呼ばれる黒いお盆であるとなお良いのですが、なければ自宅にあるお盆でも構いません。

しかし、お盆自体がないという場合は、袱紗(ふくさ)でお布施を包む必要があります。

包み方としては、袱紗をダイヤの形に広げてその上にお布施を置きます。
お布施の位置は中央よりも少し右側に配置して、右下上左の順番で包んでいきます。

お坊さんに渡す時は、袱紗のままではいけません。
渡す段階になった時、袱紗を開いて、お布施を取り出して、袱紗の上にお布施を置いて、お坊さんに差し出します。

つまり、袱紗がお盆の役目をするという事です。

納得のお寺付き合いを

寺

いかがでしたでしょうか?
檀家とお布施のことについてお分かりいただけましたでしょうか?

  • 檀家であることによりお寺に便宜を図ってもらえることがある
  • お布施は感謝の気持ちなので、金額など決まったものはない
  • お布施は白い封筒などに入れた上で、手渡しで渡さないようにする

これらのことについてご説明してきました。

ある日突然、喪主を任された時、事前に知識を仕入れる時間もなく、右も左も分からない状態のまま動くと、予想以上に精神や肉体がダメージを負う事になるでしょう。

檀家やお布施等、分からない事や疑問点があるならば、葬儀屋の方や住職の方にどんどん質問して、スムーズに葬儀を終える事が出来るようにしましょう。

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