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墓地の管理はどのように行われているのでしょうか?

全国各地に存在するたくさんの墓地。墓地にもさまざまな種類があり、管理者も管理方法も異なります。その管理はどのように行われているのでしょうか?

墓地の管理はどうやればいいの?

お墓

平成25年のデータによると、日本中の年間死亡者数は1,268,436人でした。全ての人がお墓を建てるわけではありませんが、それに近い数の人々がお墓に入っていると言えそうです。

しかし、その墓地の管理は一体誰がどのように行っているのでしょうか?墓地の種類別管理方法、規約や規定について解説していきます。

墓地管理の仕事をしているのは誰なの?

墓地の管理は誰が行うのでしょうか?

墓地には大きく分けて寺院墓地、公営墓地、民営墓地の3種類があります。これらの管理者はそれぞれに異なります。

墓じまいをしたり、墓を移動させたりするときなどに管理者が発行する書類が必要になりますので、把握しておくとよいかと思います。

寺院墓地

寺院墓地はさらに2種類に分類されます。寺院の境内にある墓地と、寺院とは別の場所にある比較的大規模な墓地のことを言います。

これらの管理者は、どちらも墓地を有する寺院の住職です。寺院墓地を利用するためには、その寺院の檀家になることが条件です。

中には檀家料や離壇料として高額請求をしてくる寺院もありますので、注意が必要です。

行政による公営墓地

公営墓地は地方自治体が管理しており、他の墓地に比べ、利用料が安くなっているようです。

宗教の規定やどのようなお墓を建てるかについても特に決まりはありませんので、そのような点でも人気を集めています。アクセスの便利な所などは特に入手が困難なようです。

利用についてや相談は、自治体の霊園課に尋ねてくださいね。

民営墓地

民間墓地を管理しているのは宗教法人や公益法人です。低料金化が進んでいるようですが、それでも他の墓地より利用料が高めの所が多いです。

少ない条件で墓地を購入できるので、多少利用料が高くても需要があるのかもしれません。中には公園のように癒しの場所として美しく整備されている墓地もあります。

規約や規定はどうなっているのか

お墓を建てる際、場所を勝手に決めてよいわけではありません。お墓を建てる場所、埋葬に関する様々な決まりは「墓埋法(ぼまいほう)」に定められています。

墓埋法

墓埋法は、正しくは「墓地、埋葬等に関する法律」と言います。昭和23年に作られた法律で、それ以前にも明治時代から墓地に関する法律は存在したようです。

墓埋法によると、墓地を作るためにはその都道府県知事の承認を得なければなりません。遺骨を埋葬できるのは承認を受けた墓地だけなのです。自宅の庭や自宅で管理している土地などに埋葬することは、法律違反に当たります。

今の日本では火葬が主流ですが、土葬についても特に法律で禁止されているわけではありません。しかし土地の問題や衛生上の問題から、条例で禁止している自治体もあります。

墓地が定める規則

その他にも各墓地で定めている規則はたくさんあります。しかし、いずれにしても一番に考えなければならないのは利用者が安心して使用できるかと言うことです。

営利目的であれこれと料金を追加したり、破格な利用料を請求することがあってはなりません。利用者のことを一番に考え、円滑に管理を進めるための規則であるべきだと言うのが、一般的な考えではないでしょうか。

資格はあるの?

お墓

お墓に関する資格は墓地管理士をはじめ、お墓相談員、お墓ディレクター、石材技能検定などがあります。ここでは主に石材店などに在籍する墓地管理士の資格についてご紹介します。

墓地管理士

墓埋法の専門家「墓地管理士」とはなんでしょうか?

墓地管理士とは「墓埋法」に関して詳しく勉強し、資格を取得している人のことです。主に石材店などに勤務していることが多いようです。

お墓を新しく建てる際や、移動させる際、お墓の管理などの相談に乗ってくれます。お墓を建てる時には、墓地管理士のいる石材店を選ぶことがかなりのメリットだと言えます。

また、お墓についてや管理について相談する際も、墓地管理士のいるところに相談するのがよい方法かと思います。

墓地管理士になるには、講習を受けたり、通信教育を受けて試験に合格しなければなりません。法律に関する内容が多いので、勉強量はかなり多いです。

実際の試験では、学科試験の他に論文のような試験も行われるようです。

墓地管理に関する求人募集

墓地管理に関する求人は、求人誌やインターネットサイトなどにもたくさん出ています。その他にも石材屋さんなどで資格を有する人を募集している場合があります。

管理ソフトを使う

寺院管理ソフト 天空21

全国の寺院で使いやすさNo.1と愛用されている便利な管理ソフトです。価格は10,000円~60,000円と様々ですが、用途に合わせて必要なものを選ぶことができます。

その他オプションで必要なものを随時追加可能なので、詳しい使い方はサイトを参考にしてみて下さいね。

霊園管理トータルシステム ぼさん

株式会社三菱電機ビジネスシステムが管理している霊園墓所管理ソフトです。公営、民営、寺院どの墓地にも対応可能。

霊園管理に必要な項目がほぼ用意されているので、これ1つで管理可能なソフトです。価格についてはサイト上に記載がありませんので、会社に直接問い合わせが必要になります。

マァート墓地管理システム

こちらも公営、民営、寺院どの墓地にも使える管理ソフトです。利用者の氏名や住所、埋蔵履歴、地図や写真なども管理可能。

ダウンロード料金は18,360円となっており、詳しい使用方法はインターネットから説明書をダウンロードして調べることができます。

その他にも無料でダウンロードできるソフトもあります。無料ソフトはやはり有料のものよりも性能は劣るため、円滑に業務をこなしたいと考えるのであれば多少の出費は覚悟で有料のものをおすすめします。

有料のソフトも上記以外にたくさん存在しますので、ぜひ用途に合うものを探してみて下さいね。

墓地の管理まとめ

いかがでしたか?墓地の管理について詳しく見てきました。墓地を作ったり管理するには、様々な法律に従って行わなければなりません。

ライフスタイルの多様化と共に、墓地の管理環境も多様化してきています。従来通りの管理方法では対応できないようなことも実際に起こってきているのです。

新たにお墓を建てることを検討している場合、管理者は誰なのかを知っておく必要があります。墓じまいをしたり、墓を動かしたり、何かトラブルが起こった時にどこに相談すればよいか分からないと困ってしまいますね。

きちんと整備され、管理されている墓地をうまく選ぶことをおすすめします。

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また、それぞれの専門家の方が

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  • どんな想いでお仕事をなさっているのか?
  • どのような特徴があるのか?

などを、記事形式で紹介しております。

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