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禅宗のひとつ、臨済宗の歴史と数珠について

禅宗は、大きく分けて3つあります。臨済宗、曹洞宗、黄檗宗です。そのなかで、臨済宗の歴史と数珠についてご説明いたします。数珠は、宗派によって持ち方や形が微妙に違うものがあります。

臨済宗とは

中国禅宗五家七宗の中の一つになります。
開祖は唐の臨済義玄という方です。
禅宗の臨済宗は、どのような宗派なのでしょうか?

現代に至る流れや、禅宗の歴史も含め、ご説明していきましょう。
自分の宗派の歴史を、詳しく知っておくのも良い事となるでしょう。

禅宗について

大乗仏教宗派の禅宗は、六世紀初め頃に中国へ渡ったインドの菩提達磨が開祖となります。
そこで、禅の教えと、内なる自分の仏性の大切さを伝えました。
そして、第五祖弘忍お弟子の慧能と神秀、この二人が北宗と南宗に分かれました。

日本には、鎌倉時代に北宗と南宗が伝えられましたが、南宗の方が大きく飛躍しています。
それが、曹洞宗と臨済宗、そして江戸時代からの黄檗宗もあります。

歴史

南宗の禅は、五家に分かれ、その中の臨済宗がさらに2派に分かれ、「五家七宗」と言われています。鎌倉時代に栄西という日本の僧が宋にわたり、臨済禅を日本に伝えた、言わば日本での開祖となります。

日本では、禅宗と言えば曹洞宗と臨済宗が大きく展開され、現代に至っています。
ちなみに曹洞宗は、同じころに道元という僧が日本に伝えています。

臨済宗のお数珠について

臨済宗の数珠についてのご説明をいたします。
禅宗として、曹洞宗と臨済宗は、108個の1連の数珠を使います。
二つの宗派の数珠の違いは、曹洞宗には、金属の輪がついています。

本式数珠

本式数珠は、各宗派の正当な形や、大きさに沿って作られています。
臨済宗の本式数珠のご紹介をいたします。
どの宗派でも良い略式とは違い、臨済宗のお数珠を持つことも良いでしょう。

禅宗では、看経念珠というものが基本となっています。
看経念珠とは、親玉が1個で、108個を繋ぎます。
紐は、打紐と言われる組紐を使います。

数珠の原型ともいえるほどのシンプルなものです。
禅宗は、禅を大切に重んじる宗派なので、禅の時に利用しやすい作りとなっています。
そのため、禅を体験するにあたり、宗派に関係なくお持ちの方も多くいらっしゃいます。

臨済宗が用いる荘厳念珠・出頭用数珠についてです。
切り房で色は赤・白を用いています。
他の宗派は、撚り房を使う所が多いですが、臨済宗では、ここに違いがあります。

男性用

臨済宗の男性の本式数珠は、どのような素材が多くあるのでしょうか?
その疑問にお答えしましょう。

基本は、房が組紐となっている数珠が多くあります。

色:黒を基本としたものが多いです。
素材:黒檀、梅檀、緑檀、オニキス、茶色・黒の水晶、菩提樹、屋久杉が多くみられます。
組紐の色:黒・茶、グレー系が多いです。

女性用

臨済宗の女性用本式数珠のご紹介をいたします。

女性の場合、房が組紐になっていないものが多くあります。
作りは同じく、親玉と108個のシンプルデザインです。

色:水晶系の色が多数あります。その他に、黒、茶色、落ち着きのある緑です。
素材:紫檀、水晶、紅水晶が主にあります。
房の色:白、ピンク、紫、が多く利用されています。素材に合わせた色があります。

略式数珠

略式数珠は、どの宗派でも利用できる作りとなっています。
臨済宗でも、略式数珠を用いることができます。
本式は、自家や親族のために、略式は、宗派別の葬儀法事用と両方お持ちすることが良いでしょう。

お数珠の持ち方、使い方

臨済宗の数珠の持ち方をご説明いたします。
数珠と言っても、宗派により、持ち方に違いがみられることがあります。
正しい持ち方・使い方を身につけておきましょう。

数珠を2連にして、左手に持ち、そのまま合掌します。

お数珠の作り方

臨済宗の本式数珠を自分で作ってみませんか?
心を込めた手作りなら、気持ちが仏様にも深く通じるような気がしますね。
感謝の気持ちを込めながら、丁寧に作ってみましょう。

どんな素材で何色にするかが決まりましたら、材料を集めて手作りします。

用意するもの:
親玉(Tホールになった珠1個)。そしてボサ1個。
四天珠4個、主珠108個、房、房を編み込む糸、クリップ、テグス糸。

1、ボサと親玉を繋ぎます。
2、次に、主珠7個を通し、四天珠1個を通します。
3、続いて主珠14個を通し、四天珠1個通します。
4、次に66個主珠を通します。四天珠1個通します。
5、続いて主珠14個を通し、四天珠1個通します。
6、次に、主珠7個を通し、親玉、ボサに通し繋ぎます。

組紐の房は、手作りでも良いですが、経験がない方は購入された方が無難です。

数珠ブレスレットについて

臨済宗専用の108個の数珠ブレスレットがあります。
数珠ブレスレットは、普段手首につけるもので、いつでも仏様と繋がり、自分の内を見つめるための法具の一つです。法事や葬儀に用いることはできません。

臨済宗のお数珠まとめ

いかがでしょうか?禅宗の臨済宗と数珠についてご説明させていただきました。
臨済宗の歴史を知り、本式の数珠で、禅の教えの通り、内なる自分の仏性と繋がってみてください。

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