お葬式に持っていく数珠、相場はいくらくらい?

お葬式に持っていく数珠、相場はいくらくらい?

お葬式や法事、お墓参りに行く時に持っていく数珠。実はいろんな種類の数珠があるのですが、その相場はいくらくらいなのでしょうか。今回はそんな数珠の相場について見ていきます。

最終更新日: 2020年02月27日

数珠とは

葬儀

数珠は念仏やお経を唱える時、その数を数えるために用いられるため「念珠」とも呼ばれています。
その珠の数は基本的に108個で、人の煩悩の数だと言われています。

まず、「本式数珠」は珠の数が108個という正式な数珠で、二重にして使用します。
これは宗派によって数珠の様式や使い方が異なります。

次に「略式数珠」というものがあり、これは本式数珠よりも珠の数が少なく、一重にして使いますが、宗派にこだわらず使用できる数珠になります。

それでは、まずはじめに以下で「本式数珠」と「略式数珠」について、また男女で何か違いがあるのかについてみていきましょう。

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「終活ねっと」運営スタッフ

今回「終活ねっと」では、数珠の相場について以下の点を軸に解説します。

  • 数珠とは?
  • お葬式やお通夜に数珠は必要?
  • 数珠の材料は?
  • 数珠の相場
  • 数珠ブレスレットとは?
  • 数珠ブレスレットの相場

知りたい情報や興味のある項目をピックアップしてお読みいただけます。
ぜひ最後までご覧ください。

本式数珠

「本式数珠」は「二輪数珠」とも呼ばれ、珠数の基本の球数108個が基本となり二重にして用います。
各宗派によって様式と使い方が異なり、自分の宗派のものを準備します。
こちらはよりフォーマルな場面で使用することができます。

また「本式数珠」の中には「振分(ふりわけ)数珠」という臨済宗を除く各宗派で用いることのできる数珠もあります。
女性の場合は、結婚をすると嫁ぎ先の宗派に変わる為、振分数珠を用いることが多いようです。

略式数珠

宗派にこだわらずに使用することが出来、「本式数珠」よりも少ない珠数で作られており、一重で用います。
基本的に男性用は大きな珠を使用し、女性用は小さな珠を使用しています。

男性用、女性用

数珠は、男性用と女性用があり混同して使われることはないので注意してください。
男性用は大きな珠を用い重厚感のある色合いで、女性用は小さな珠で淡いピンクなどの柔らかな色合いで作られたものが多いです。

お葬式やお通夜に数珠は必要?

お葬式やお通夜の知らせは突然入ってきます。
「急だったから用意できていなくても良いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、参列する相手先が仏式での葬儀やお通夜を行う場合、数珠を持っていかないと失礼に当たります。

数珠は持つことで仏様と繋がることが出来るとされていますが、この数珠を持っていないと「仏様を鷲掴みにする」という意味合いになり、大変失礼にあたることになるのです。
そして、数珠は個人で持つ物とされており、貸し借りはしない方が良いとされます。

従って、出来れば数珠は前もって自分のものを持っておき、急な場合に対応できるよう、予備の数珠を職場や車に準備しておくなどの対策をしておくと良いでしょう。

数珠の材料は?

では、数珠にはどのような材料が使われているのでしょうか。
価格の相場を見ていく前に、その材料をご紹介します。

木の実

昔から用いられている材料の一つで、星月菩提樹、金剛菩提樹、凰眼菩提樹、龍眼菩提樹などが使用されます。
「菩提樹」とは、その下で釈迦が悟りを開いたとされる樹木です。

木材・香木

木材で作られる場合も様々な色のものがあり、梅の木や黒檀、鉄刀木などが用いられます。
昔から用いられている香木は、希少価値から今では高級材料の一つになっています。

その他(水晶、珊瑚、象牙など)

加工技術が発達し、天然石などの数珠も増えました。
今では多くの種類の石が使われ、色のバリエーションも増えています。

数珠の相場は?

さて、さまざまな種類の数珠を見てきたのですが、その数珠の相場はいくらなのでしょうか。
数珠の価格の多くは使用されている材料で左右され、5,000円以下で購入できる手軽なものから、素材によっては数万円、または十万円以上するものもあります。

「本式数珠」の相場は、だいたい1~3万円のものが多いようです。
「本式数珠」と比べ「略式数珠」の相場の方が若干価格は抑えられ、5千円以下から1万円前後のものが多いようです。
香木や翡翠のように高級な素材になるとその相場は跳ね上がり数百万円にも上るものもあります。
比較的「略式数珠」の方が球数が少ないので相場が安く、「本式数珠」の相場の方が比較的高くなります。

数珠ブレスレットとは

数珠ブレスレットとは、より簡単に数珠を身に着けておけるよう簡素化した数珠です。

腕輪数珠と呼ばれることもあるこの数珠ブレスレットは、仏具というよりお守りとしての意味合いになり、気軽に身に着けることが出来るよう今では様々なデザインのものが作られています。

特に宗派にこだわることなく使用することができ、ファッションとして楽しむことも多くなりました。
数珠ブレスレットは数珠をより簡略化した数珠で、珠の数を108個で作られているものありますが、お葬式やお通夜、法事などの場で正式な数珠として用いることは出来ません。

数珠ブレスレットの相場

ブレスレットの相場は、比較的安く千円~2千円程度のものから、1万円前後のものが多いようです。
この数珠ブレスレットも数珠同様、使用されている材料によって価格が大きく変わります。

数珠と数珠の相場のまとめ

今回「終活ねっと」では、数珠とその相場についてみてきましたが、いかがでしたか。

昔は木の実や木材で作られていた数珠ですが、加工技術が進んだ今では様々な数珠が作られ、その価格や相場も様々です。
比較的持ちやすい「略式数珠」の方が相場が安く、正式な「本式数珠」の相場はやや高くなりますが、「本式数珠」の方がよりフォーマルな場で用いることが出来ます。

数珠について詳しく知る機会がなかなか無く、「葬儀やお葬式の時に慌てて買ったからよく知らずに買った」ということも少なくないかもしれません。
しかし、葬儀やお葬式の場に数珠を持っていかないと失礼に当たることは先に書きましたが、数珠の意味合いを知り、自分で選んた数珠を持って参列することで、きちんとした気持ちでのお参りが出来るのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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