供物に込められた意味を知って正しくお供えしましょう。

供物とは、祭壇にお供えをして故人の霊を慰めるものです。地域や宗教、葬式やお盆などで飾る物の意味が違っていますね。葬式やお盆など大事な場面に合わせて最適な供物を供えることができるように、それぞれの意味を知っておきましょう。

目次

  1. 供物の意味とは?
  2. お盆の供物の意味
  3. 葬式の供物の意味
  4. 供物には何が良い?
  5. 供物の相場
  6. 供物の送り方
  7. 供物の意味のまとめ

供物の意味とは?

仏壇

区物

お盆の供物の意味

お盆に飾る供物にはそれぞれ意味があります。夏に収穫できる野菜で故人をお迎えしようとする、先人の知恵と愛情も込められていますね。ここでは、代表的なお盆飾りのきゅうりとなすの意味について説明しましょう。

きゅうりとなす

きゅうりの意味

足の速い”きゅうりの馬”に乗って、急いで家に帰って来られるようにと願いを込めました。少しでも長くお盆に家で休めるようにと、故人の霊に対する愛の深さもわかります。

なすの意味

お盆が終わって帰りに乗る”なすの牛”には、慌てずゆっくりと帰ってほしい、途中で落ちないようにあまり急がないようにと願いました。
どちらにも、故人に対する優しさと愛情を感じます。地域によっては、なすの牛には荷物を乗せてくると考えられているようですね。

葬式の供物の意味

葬式の供物の意味は、故人の霊を慰めるために会葬者が贈るものです。そのため、故人と縁の深かった順で棺の近くに並べられることが一般的です。葬式の供物にする品物は、地域や風習によって色々ありますね。缶詰の詰め合わせなどを贈る地域もありますよね。

近年では、供物を供花として贈ることが多くなっています。香典と供物は同じ意味を持ちますので、どちらかを贈ることが一般的とされています。どちらかとなるとやはり香典で済ませるという人が多いようですね。

供花

供花の意味は故人と親しかった人が弔意を込めて贈る花のことです。故人の霊を慰めるとともに、祭壇と葬式会場を飾る意味もあります。
一般的には、遺族や親族、特に親しかった知人などが贈ります。

また、遠方で参列出来ない場合や、香典辞退の葬式の場合にも香典の代わりに贈ることがあります。キリスト教では供物という捉え方はありませんので、供花(献花)だけを供えます。

供物には何が良い?

仏壇

供物に適している物とは何が良いでしょう。先に贈ってはいけないとされている物をご紹介しましょう。地域や宗教にもよりますが、ほとんどの場合、肉類や魚類は殺生を連想させるので絶対に贈ってはいけません。また、花でもバラなど棘がある種類の植物は避けるべきとされています。

さて、では最適な物とは?贈る相手のことを考えて重い物やかさばる物は向いていませんね。自分が持ち歩くことが大変な物は相手にとっても同じです。相手が持ち帰ることを考慮すると、個別包装をされているものや日持ちのするものなどが最適です。中でも食べ物を供物に用いることが多いようですね。

宗教による違い

宗教によって供物の意味には違いがあります。それぞれに適した供物を用いましょう。あまりなじみのない神式やキリスト教の場合は特に注意しましょう。

【仏式】・お菓子(日持ちのするもの)・果物 ・線香 ・ろうそく ・生花
【神式】・酒 ・海産物 ・果物 ・お菓子 ・生花
【キリスト教】 ・生花
あまり経験のない神式やキリスト教の葬式の場合、しきたりや意味がありますので供物ではなく香典が無難のようです。

供物の相場

供物にも相場がありますよ。相場を知らないで高すぎる物、安すぎる物を贈ると失敗の原因になりますので気を付けて下さい。
およその相場は5,000円~15,000円です。香典と供物を両方出したいと考えた場合も、相場内にしましょう。喪家側の負担と自分の負担が多くなることは避けたいですね。

供物の送り方

お菓子や線香などの小さい物なら自分で用意をして持参することができます。
また、祭壇に飾るほどの物であれば、会場の配置などで大きさが決まりますので喪家側に了承を取りましょう。式場の飾り方などを考えると、葬儀を執り行う葬儀社に依頼することが多いようです。
大きなものがいきなり届くと配置場所などで困りますね。必ず喪家側に事前に連絡することを忘れないで下さい。
供物は通夜当日の午前中に届くようにしたほうがいいですね。通夜から葬式まで飾ることが出来るように届けてあげましょう。
さらに包装紙やのし紙の表書きを弔事用にして下さい。水引は5本の結び切りを用意しましょう。表書きは【仏式】なら「御供物」「御供」となります。【神式】であれば「御供」として下さい。

供物の意味のまとめ

日本人なら誰でも経験する葬式やお盆、供物の飾りや意味はなんとなく知っていたけれど自信はなかった人も多いですよね。
身内の葬式やお盆を経験してもなかなか身に付かないものです。葬式やお盆は故人との大切な場面です。
供物の意味を知っていれば、失敗することがなくなりますよ。感謝の気持ちを込めて故人に供物を贈って下さいね。

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