家紋の種類や意味を解説。あなたの家紋にはどの花が使われている?

日本には昔から代々伝わっている「家紋」がありますね。さて、あなたは自分の家紋を知っているでしょうか?種類はよくわからないけど、自分の家の家紋は見たことがあるなという人がいるかもしれません。ここでは、その家紋の種類と代表的な紋をいつくが紹介していきます。

目次

  1. 家紋って、一体何??
  2. 家紋のはじまり
  3. 色々な種類の家紋。いつ使う?
  4. 家紋の種類はいくつあるの?
  5. 自分の家紋の種類を探してみよう!

家紋って、一体何??

結婚式などで着物の背縫いの上の辺りや、それぞれの袖に家紋がついているのを見たことがある人、時代劇などで同じく着物や、提灯に家紋がついているのを見たことがある人も多いでしょう。「家紋」とは、それぞれの家で決められた紋所(もんどころ)、つまり紋章のことを言います。

家紋のはじまり

家紋の起源については様々な説があるようですが、一般的には6世紀から7世紀にかけて、その原形ができあがり、平安時代のころ、公家では既に今の家紋とほぼ同じものが存在していたと言われています。家紋は、もともと公家が自分の牛車を他の牛車と区別するために使用したのが始まりで、後に、公家の男たちが家を区別する目印として使用したり、正装した際に衣服にも使用するようになりました。武家の家紋は、戦などをする際、個人を区別するために使用されたのが始まりだと言われています。

色々な種類の家紋。いつ使う?

昔は、自分のものだとわかるように、身の回りのものにつけていた家紋も、江戸時代になると、庶民によって苗字の代わりに「家」の目印として、また、一族の標識として使われるようになりました。

では現在は、家紋をどのように使っているのでしょう。

一般的に知られているのは、着物でしょう。家紋のついている着物は結婚式や公式な行事などに使われます。家紋を入れる位置は決まっており、その家紋の数によって、格式の高低が決まってきます。

訪問着に家紋を入れる場合は、一般的に「一つ紋」といって,背縫いの上の辺りに一つれます。色留袖になると、さらに、両後ろ袖に家紋が入り「三つ紋」、黒留袖になると、これに前身頃の両胸元に加えて「五つ紋」とします。そして、この五つ紋が最高格となるわけです。

着物以外にも、家紋を風呂敷に入れたり、お盆の提灯に入れたり、家の瓦の一部に入れたりと、代々受け継がれてきた家紋を使用する人も少なくありません。

家紋の種類はいくつあるの?

では、家紋にはどんな種類があるのでしょう。家紋のモチーフになるのは動物や植物が多いことから、いかにも日本が昔から自然との関係が深い国だったということがわかりますね。その中でも現在使用されている皇室の「菊の紋」や徳川将軍家の「葵の紋」は有名ですね。実は、今わかっているだけで、家紋の種類は一万以上あると言われています。ものすごい数ですね。ここで有名な家紋をいくつかご紹介したいと思います。

菊の紋

菊は日本を代表する花の一つです。日本へは奈良時代に中国から渡ってきたとされ、平安時代に入ると、菊月と呼ばれる陰暦の9月9日に、宮中の年中行事として菊の宴を行い、不老長寿を願うようになりました。そして、菊の花びらが、太陽の光に似ているため皇室の家紋として使われるようになったと言われています。

葵の紋

時代劇の水戸黄門を見たことがある人は、助さんや格さんが、「エイエイエイ、控えおろう!この紋所が目に入らぬか!」と言いながら、葵の紋がついた印籠を見せるシーンが印象に残っているのではないでしょうか。徳川家が天下統一を果たし、権力を握っていた当時は、それほど権威のある家紋であったことがわかるでしょう。徳川家の紋は「三つ葉葵」ですが、これは、二葉葵という植物がモデルとなりできあがったものです。葵の紋にもいろいろな種類があり、徳川家が天下統一を果たすまでは、松平氏などの他の武士も使用していましたが、家康が将軍になったとき、「三つ葉葵」の紋を使えるのは将軍家とその一門だけとなりました。

鷹の羽の紋 

みなさんの中には「忠臣蔵」という時代劇を見た方も多いかと思いますが、この紋はあの赤穂藩主、浅野内匠頭が使用していたことで有名です。また肥後の菊池一族の家紋でもありました。江戸時代には120家が使用していたほど、人気の高い家紋だったんですよ。

桐の紋

桐の紋は桐の花と葉を形どったものからできています。昔は桐で作った身の回りのものも多く、桐の花は馴染みがある花でした。桐の紋は元々皇室で使われていましたが、後に足利尊氏や豊臣秀吉にもこの紋を与えています。現在は、日本の政府の紋章として使用されていますし、500円硬貨の裏にもついていることは、みなさんもご存じですね。

木瓜紋

木瓜の紋は、鷹の羽紋や桐紋と並び「五大紋」と呼ばれているほど、日本で多く存在する家紋です。この紋は瓜の切り口または地上に作られた鳥の巣が原形だと言われています。木瓜の紋は、歴史上で有名な人物では織田信長や吉田松陰、津田梅子、最近の有名人では木村拓哉などの家紋としても知られています。

自分の家紋の種類を探してみよう!

花

実は自分の家紋を知らないという人は、今から自分の好きな柄を家紋として決めて使うこともできるのです。

どうしても自分の家紋を知りたいという人には、家紋図鑑をもとに、一度そのルーツを探ってみるのもおもしろいのではないでしょうか。

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