初めてのお彼岸に準備するお供え物、意味と基本をお知らせします

お彼岸の時に親戚や知人の家を訪問する時にお供え物を持参する習慣がありますが、どのようなお供え物が良いのか、お彼岸とはなにかを含めて解説します。

目次

  1. お彼岸のお供え物は何がいいのでしょうか
  2. お供え物の金額の相場
  3. お供え物をいただく意味
  4. そもそもお彼岸って?
  5. お彼岸の「のし」はどうすればいい?
  6. お彼岸のお供え物についてのまとめ

お彼岸のお供え物は何がいいのでしょうか

おはぎ

お彼岸に、お墓参りをしたり親戚や知人の家を訪問して仏壇にお線香やお供え物をあげて故人やご先祖の冥福を祈る習慣があります。
また、お彼岸といえば「ぼたもち」や「おはぎ」を連想する人も多いと思います。
しかしながら、お彼岸の意味やどのようなお供え物が良いのかについて十分な知識をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。
今回は、お彼岸についてお供え物を中心に調べてみました。

お供え物は「ぼた餅」「おはぎ」が有名

お彼岸のお供え物といえばおはぎとぼたもちですが、古くから食べられている小豆が魔除けの力があると言われる赤い色のため、お赤飯に混ぜたり砂糖と混ぜてあんこにして供えられていました。
それが豊作の象徴である餅と組み合わさって仏様やご先祖に供えられるようになりました。
おはぎとぼたもちは基本的には同じものですが、秋に咲く萩の花が小豆に似ているからお萩と呼ばれ、小豆を春に咲く牡丹の花に見立てて牡丹餅と呼ばれるようになったようです。
なお、春のぼたもちにはこしあんを、秋のおはぎにはつぶあんを使うことが多いようです。

お菓子や果物が一般的

近年では、お彼岸のお供え物として当家がおはぎやぼたもちを供えて、訪ねて来る人たちはお菓子や果物を持参してお供えすることが一般的になっています。確かに、おはぎやぼたもちが大量に集まってしまっても食べ切れないですし、日持ちもしないので困ります。
そこで、日持ちがして、誰が食べても美味しくて、集まった親族が持ち帰りやすい小分け包装されているものが選ばれています。
また、ご自分が住んでいる地方の名産品や、果物の詰め合わせなども喜ばれます。

故人の好みのものが一番

お供え物はいろいろ選ぶことができますが、基本的には故人が好きだった物が良いと思います。
甘党だった故人に辛い物や、お酒好きだった故人が生前ほとんど食べなかった甘いお菓子などをお供えするよりも故人は喜んでくれるのではないでしょうか。

お供えするお花は?

・仏壇へ供える場合
仏壇に供える花は、家族が準備して供えることが一般的です。
そのためお花を持参する時は、盛り花やフラワーアレンジメントにして仏壇の前や横に飾れるものが良いでしょう。なお、花屋にお願いする時は、お彼岸の供花であることを伝えて無作法にならない花を選んでもらえば安心です。

・お墓へ供える場合
お墓参りで供える花は菊などが一般的ですが、必ずしも菊でなくてもかまいません。
お彼岸の時期は花屋などではお彼岸用の花束を販売していますし、自宅の庭に咲いている花でもかまいません。

いずれの場合でも、故人が好きだった花があればそれを供えると良いでしょう。

お供え物の金額の相場

保険・相続

お供え物の金額は、菓子でも果物でもお酒でもおおよそ2,000円から5,000円程度が多く、3,000円前後が最も多いようです。
もちろん故人とのお付き合いの程度により、ご自身の判断で良いと思います。

お供え物をいただく意味

お供え物は仏壇にお供えした後、家族・親族で分け合って食べます。
これは、お供え物をお下がりして家族・親族が食べることで、故人も彼岸という場所でこれを食べることができると考えられているからです。
お供え物を家族・親族がお下がりして食べることが供養になります。

そもそもお彼岸って?

彼岸花

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、春と秋の初めにお彼岸があるのはなぜなのでしょうか。また、そもそもお彼岸とはどんな意味があるのでしょうか。

お彼岸の由来

彼岸とは、仏教において「悟りの境地に達した世界」を言います。反対に煩悩に満ちた現世を此岸(しがん)と言います。
春分の日と秋分の日は昼と夜の長さが同じになり、彼岸と此岸が最も近づくと考えられているため、この時期に彼岸会(ひがんえ)という法要が行われるようになったことから彼岸の風習が生まれたと言われています。

時期はいつ?

お彼岸の時期はそれぞれ春分の日と秋分の日を中日として前後3日ずつの7日間です。
初日を彼岸の入りと言い、最終日を彼岸明けと言います。中日を「おちゅうにち」と呼ぶ地域もあります。

お彼岸の「のし」はどうすればいい?

彼岸花

他家へのお供え物には熨斗紙(のしがみ)を掛けることが一般的ですが、そもそも熨斗紙とは熨斗(のし)と呼ばれるおめでたい絵柄が書かれている紙のことです。現在ではお祝い事以外のお供え物などに掛ける紙も熨斗紙と呼ばれていますが、お祝い事以外では熨斗のない水引だけ書かれた紙を使います。
水引の上段に「御供」または忌明け前であれば「御霊前」、忌明け後であれば「御仏前」と書かれた熨斗紙を使います。
水引は、「結び切り」と呼ばれる両端が切ってある図柄のものを使います。「結び切り」には、「何度もあってはいけないこと、一度だけでよいこと」という意味があります。
水引の色は「黒白」「双銀」「黄白」などがありますが、東日本では「黒白」、西日本では「黄白」を使うことが多いようです。

お彼岸のお供え物についてのまとめ

おはぎ

お彼岸やお盆に関わらず、いただきものを仏壇に供えて、数日後に家族でいただくという家は多いと思います。
お彼岸には親戚・知人が故人や先祖の供養のためにやって来て、お供え物を仏壇に供えて手を合わせてくれます。
お彼岸とお供え物の知識を持ってお客様を迎え、また他家を訪問すれば、故人や先祖への供養もさらに深いものとなることでしょう。
この記事が皆さんに少しでもお役に立てば幸いです。

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