仏壇の「チーン」となるアレ。どのくらいご存知ですか?

仏壇の「チーン」となるアレ。どのくらいご存知ですか?

仏壇の前に座ると、必ずと行っていいほど置いてある金属で出来た丸いおワンのようなものの、名前や使いみちをご存知ですか?そうです、叩くとチーンとなるあれです。子供の頃、よく母親が仏壇に向かって叩いている姿をみて育ちました、あのチーンです!

最終更新日: 2020年12月17日

仏壇の「チーン」となる仏具の名前は?

お仏壇の前に置いている、丸いお椀の形をしたもの名前をご存知でしょうか?
素材は真鍮で出来たものが多く、真鍮磨きで磨くと光りかがやきます。
また、これらは座布団のような台にのっており、横には叩く棒状のものがあります。
このチーンと鳴らす仏具の名前はお鈴(おりん)と言います。

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「終活ねっと」運営スタッフ

今回「終活ねっと」では、仏壇でチーンとなる鈴について以下の点を軸に解説します。

  • 仏壇のチーンとなる仏具の名前は?
  • 鈴を鳴らす回数は?
  • 鈴を鳴らす意味
  • 仏壇以外での使い道は?

知りたい情報や興味のある項目をピックアップしてお読みいただけます。
ぜひ最後までご覧ください。

仏壇のお鈴は、座布団と叩き棒がセットです

仏壇の前に置いてあるお鈴は、お鈴本体と下に敷く座布団「鈴台」そして、お鈴を叩く、たたき棒「鈴棒(りんぼう)」のセットで販売されています。
この叩き棒はまたバチとも言われ、一般的にこの3つが揃って初めてお鈴の役を果たします。

仏壇

「チーン」となる仏具、叩き棒の正式名称は

チーンと鳴らす仏具の名称はお鈴ですが、その横においてある叩き棒の名称は何と言うかというと、あれは鈴棒(りんぼう)、または撥(ばち)、と言います。
この鈴棒(りんぼう)でお鈴の縁をチーンと叩いてお経の区切りの合図やリズムを取る意味で使われています。

チーンと鳴らすお鈴は金で出来た物もある

お鈴の材質は大抵が真鍮製のものが多いが、中には驚きの金でできたお鈴もあります。
一般に仏壇で使われる鈴は、鉢状か壺状をしており、大きさも二寸三分(約7cm)から五寸(15cm)程度の大きさのものが用いられていますが、寺院用では直径が6寸以上のものを用います。

仏壇用で無くて、お寺にある大きいのは?

家庭で用いるのは、お鈴ですが寺院用のは大きさも違うのと、色も違います。
また名称も磬子「けいす」または「きんす」といい、お鈴と違って色も黒く、漆を塗っており、縁も厚くなっています。
この磬子の場合、叩くとチーンという可愛い音でなく、ゴーンと低い音が長く続きます。

鳴らす回数など、マナーを確認しましょう

仏壇

「チーン」とならす回数は?

お鈴を鈴棒で叩く回数は、特に決まっていません。
「これからお参りします」と、ご先祖に気持ちが届くようにチーンと鳴らしましょう。
1回でも2回でもかまいません。
要はあなたの気持ちが大切なのです。
回数については決まっていませんが、間違っても乱暴な叩き方はいけません。

チーンと鳴らす時の注意について

お鈴を鳴らすときは、上から叩くのではなく、本当は横から叩くのが作法です。
鈴棒を逆さにして、親指と人差指で挟んで、軽くお鈴の上の縁を左から振り子を振るように叩くと、チーンといい音がします。
また、周りに置いてある線香や、ろうそくに触ることなく叩けて安全です。

仏壇でお鈴を鳴らすことの意味は?

仏壇でチーンとお鈴を鳴らすことの意味は、仏壇におられるご先祖さまへの挨拶です。
朝、学校や会社にでかける時にも、鈴をチーンと鳴らして手を合わせて「おはよう御座います、今日も行ってきます」と挨拶をして出かける事で、その日の無事を先祖にお願いして出かけるのです。

仏壇にご飯をを供えるときにもチーン

お鈴をチーンと鳴らすのは、なにもお経をあげたり、外出や帰宅した時の挨拶だけではありません。
仏壇に朝のご飯を供える時や、お彼岸やお盆にお供えをするときなどにも、チーンと叩いて「今からお供えをしますので、どうか召し上がってください」と念じながら手を合わせご挨拶します。

仏壇の前のお鈴にも色んな形があります

お鈴にも様々な形の物があります。
一般的には、お鈴台の上に乗ったお椀の形をしたお鈴を能く見かけますが、それ以外にも手で持ち、軽く横に振って鳴らす形のお鈴や、おわん型ではなく球形のものまであります。
現在の住まいに合わせたモダンなお鈴です。

仏壇以外での使い道は?

お鈴は仏壇以外では使いません。
このお鈴はお寺での木魚と同じ働きで、お経をあげる時などに、このお鈴を叩いてリズムをとっているのです。
宗派によっては手に持って振り子のように鳴らすお鈴もあります。
密教ではこれを鈴(れい)といい独鈷鈴(どっこれい)や三鈷鈴(さんこれい)があります。

チーンと効果音として使われる事も

仏壇の前に置かれているチーンと鳴らす仏具のお鈴は、効果音として使われる事もあります。
実際にお鈴の音は心に落ち着きをもたらお鈴す音色です。
心が乱れた時や、落ち着かせたい時などは、仏壇の前に座して、お鈴をチーンと鳴らして黙想すると心が穏やかになります。

色が変ってきたお鈴の手入れ方法は?

お鈴を長く使っていると、酸化して黒ずんできます。
これは、お鈴が真鍮でできている為に起こる現象です。
このお鈴の黒ずんだ汚れは、金属磨き粉を使うと綺麗に蘇ります。
仏具屋さんや、ホームセンターなどでも売っているので時々磨いてあげると喜ばれると思います。

まとめ

仏壇

今回「終活ねっと」では、仏壇のチーンとなる仏具、お鈴について解説しましたがいかがでしたか?

お仏壇の前に置かれている、座布団の上にのっかった、お椀の形をした丸い金属の、お鈴について調べて見ましたが、子供の頃から目にしておりましたが、今回調べてみて初めて、お鈴(おりん)という名前を初めて知ることが出来ました。
このチーンという音色、落ち着きますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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